俺たちは天使じゃない (1989年の映画) (吹替版)のエンディング

処刑寸前のボビーの策略によって、刑務所を脱獄したネッドとジムは神父だと勘違いされ、修道院で様々な仕事をする中、脱獄犯の行方を追ってた刑務所長率いる警官らがやってくるが、2人はやり過ごす中で障害児を持つ女性のモリーと出会い、ネッドはモリーに抱き、町の祝祭の中で行方不明だったボビーが銃撃で撃たれ収監され2人を脅し脱獄し、モリーの娘を人質に逃げようとするが保安官の銃撃で射殺され、その拍子でモリーの娘は激流のある川に落ちるがネッドは飛び降り抱えて、落ちた聖母像を浮き輪代わりにしてなんとか救出に成功した。

ジムはモリーの娘を母親に預け、保安官が聖母像を持ち上げる。

ネッド「大丈夫だ。戻って橋を渡るぞ、それがおれの使命と言うことだ」
モリー「お礼を言います。娘の命の恩人です。ありがとうございました」
ネッド「礼を言うなら、神様にだ」

するとモリーの娘がレヴェスクに何かを話す。

スキンの神父「口を聞いてる奇跡だ!聞いてるぞ」
モリーの娘「この…人…」
ネッド「ルーシーが口を聞いてるわ!」
モリーの娘「この…人…ダツ…ゴグ」

娘が指名手配書を見て顔に見覚えがあったのかネッドとジムは逃げられないと固まる。
すると神父の1人が違う言語で話す。

ネッド「どうか秘密にしといてくれお願いだ」
スキンの神父「そうはいかん」
ネッド「頼む、互省だから見逃してくれ」

2人にはわからない言語で神父は話す。

ネッド「頼む、この故に及んで裏切るな」
スキンの神父「彼は脱獄していたようです」
レヴェクス「改宗と言う事か?」
ジム「いえ…その…」
レヴェクス「改宗者なのか?」
ネッド「実は2人とももとをただせば、るーてー派で…」
レヴェクス「神はお許しになる。」

レヴェクスはモリーの娘を助けた計らいとしてか2人を見逃し許した。
変わって教会周辺の修道院内。

ネッドとジムの2人は十字架にくくられているキリスト像を見ていた。

ネッド「さあ時間だ」
ジム「何か変だな。俺ここにいたい気がする。変だな…」
ネッド「あんまり脅かすなよ…行くぞ」

神父らが手動で鐘を鳴らし、二人は外を出る中、その神父がやってくる。

神父「ブラウン神父、寂しくなりますね。」
ジム「俺も寂しい気がするけど。仕方ねえ」
神父「祈祷に出ていくのか…」
ジム「出ていきてえな。最後…でも俺たちはカナダへ行かなきゃならないんだ」
ネッド「さあ帰ろう。ブラウン」
ジム「もう少しここにいて…」
神父「ブラウン神父、昨日の説教は良かったですね」
ジム「そうか?それはうれしいな」
神父「ライリー神父とご一緒に?」
ジム「おれたちはいつも…いつも…」

するとネッドが戻ってくる。

ネッド「ブラウン様」
ジム「それじゃあ」
ネッド「ブラウン神父」

2人はカナダへ行こうと街中を歩く。

ジム「あそこでも暮らせそうだな」
ネッド「お前な、先知になってるだけだって。少し落ち着いて考えてみろよ。全くもう、国境を越えてから男に十字を切ってやれ、それで自由の身だいいな?」
ジム「OK」

レヴェクス神父は二人に続きサヨナラのあいさつをするとジムは手を振り、国境付近へ行く中、娘を抱えてるモリーと出会う。

モリー「お礼を言わなくちゃね」
ネッド「いいよそんなもん」
モリー「あれが奇跡というものなのね」
ネッド「あ?まだ寝てるか?」
モリー「お医者は昼まで寝てるだろうって。
ジム「そりゃいいわ」
ネッド「俺たちの事、何か言ってたな」
モリー「ちゃんとしゃべってたわ。あんたが奇跡をおこなったのよね。」
ネッド「そう思いたけりゃ、そう思う。でもそのことで俺に喧嘩を売るなよ」
モリー「喧嘩なんか売ってないじゃない!。実はその反対で私、感動しているのよ。心から感動しちゃって、心から感謝してるのよ!。ちょっと…」
ネッド「ちっとも変じゃないさ」
モリー「こういうのはどう?。私が感動して修道院に入ろうかと思ったくらいなの」

するとジムは立ちどまり目の前にある修道院で自分の罪を償うことを考えるようになる。

ネッド「修道院に?」
モリー「そうなの」
ネッド「そうか…。本当に入りたいか?」
モリー「他に言い考えがある?」
ネッド「言い考えね…うん、そうだな…」

するとネッドはジムが立ち止まっていることに気付き、手話で何かを話すと、二人は同時に手を挙げる。

ネッド「よしそうだ、これがいいな。これが一番だ。」
モリー「いい考えがあるのね。だったらあたしにも教えて」
ネッド「そのうちにな。ちゃんと教えてやるよ」

ジムは修道院で住むことを決め、モリーとネッドはカナダの国境超えた中、ネッドは修道院にいるジムに気付き別れの挨拶として手を振り、2人ともそれぞれ新たな人生を歩んだところで終わる。

(終)

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最終更新:2017年11月09日 20:32