J・エドガー (吹替版)のエンディング

FBI長官であるジョン・エドガー・フーヴァーは長年にわたり黒人・キング牧師や大統領・ニクソンなど様々な政治家などを威圧にかけ脅迫し続けたが、時代の変化の中で通用しない勢力相手の登場により失敗に終わった。

変わってクライド・トルソンはJ・エドガーの自宅へ行き、骨とう品などに囲まれた亡き妻のアンナ・マリー・フーヴァーの写真が入っているスタンドの所へ行く。
それからトルソンは振りかえり扉を閉め、無口のままで部屋を見渡しコレクションを見る中、ベッドで上半身裸で倒れているJ・エドガーを見る。

トルソンは慌ててそばにあった布をJ・エドガーにかけると、悲しみ涙を流す。
変わってニクソン大統領がJ・エドガーの訃報を報道する。

ニクソン「国民の皆さん私はJ・エドガー・フーヴァーを死を報(しら)されく深い悲しみを禁じ得ません。彼はアメリカの48年間尽くした偉大な人物であり、8人の大統領のもとFBI長官として怯みない献身と果敢な能力を国に捧げました」

ニクソンが演説すると同時にFBI捜査官らがJ・エドガーの自宅を捜索に中へ入るシーンになる。

ニクソン「私が初めて議員となり、ワシントンに来て以来。25年の間、彼は私のもっとの友人でありアドバイザーでした。世界最高の捜査機関であるFBIを産んだJ・エドガー・フーヴァーにアメリカの全国民は大きな恩がありません」

FBIはJ・エドガーに関連する資料を探す中、何者かによって証拠隠滅されたのが空であった。

ニクソン「これはまぎれもない事実です。私は政府の建物すべて反旗を掲げるよう指示しました。エドガーの死をこころから悼みます」

変わってヘレンがJ・エドガーの悪行がFBIに白日の下にさらされるのを恐れてかそれに関する書類をシュレッダーで全て処分するシーンとなる。

ニクソン「国を脅かした敵と戦い続けた彼の不屈の勇気を受け継ぎ、FBIの旗は未来永劫と翻ることでしょう。FBIはアメリカという偉大な国にそびえる不滅のモニュメントなのです」

ヘレンが書類を持ち上げる中で「エレノア・ルーズベルト 極秘ファイル」と書かれてあった書類があった。
変わってトルソンはJ・エドガーの遺言を見ていた。

J・エドガー(遺言のメッセージ)『もっとも愛しい顔さえ色あせる間に今でもあなたの目やからかう微笑みはまぶたに残っています。あなたの唇の柔らかな感触も私の唇に感じます。』

|極秘ファイルの内容は
誰にも知られることはなかった
トルソンはフーバーの家を相続し
棺を覆った星条旗を受け取った
フーバーの墓のそばで
トルソンも眠る(翻訳字幕)|(背景黒、文字白)