羊たちの沈黙 (映画) (吹替版)のオープニング

|THE SILENCE OF
THE LAMBS|(文字黒、背景緑)

バージニア州 クワンティコ近くの森。
霧が深くたちこめる森林の中で女性のクラリス・M・スターリングが綱をつかんで坂を登る訓練をしており登り切った後、走ってアスレチックとなる網を登って通過し丸太を飛び越えようとする中、誰かに呼びかけられる。

教官「スターリング!×2。クロフォードさんのオフィスに出動だ」
クラリス「はい」

クラリスがそういうと貼られてた「痛みを、苦悩を、苦痛を、愛せ(翻訳字幕)」という樹木を通過しFBI訓練施設に戻る。

変わって訓練施設内の行動科学課。
クラリスはクロフォードのオフィスに入る。

黒人捜査官「クロフォードに用かい?」
クラリス「はい」
黒人捜査官「すぐ、来ると思うから部屋で待つといい」
クラリス「ええ」

クラリスは会議室となる部屋を見回る中、事件である「ビル 生皮を剥ぐ 5人目の犠牲者」と書かれた事件の新聞とそれに関する写真を見る中、主任捜査官であるジャック・クロフォードに呼びかけられる。

クロフォード「スターリング。クラリスか?おはよう」
クラリス「おはようございます」
クロフォード「訓練中に突然呼び出して悪かったね。なかなか優秀らしいな。トップクラスだって?」
クラリス「さあ、まだ成績がまだ張り出されませんので」
クロフォード「君にうってつけの仕事があるんだ。ま、仕事というよりは使い走りかな…かけて」
クラリス「ええ」

クラリスは椅子に座る。

クロフォード「君はバージニア大学で私を気に入ったね」
クラリス「はい」
クロフォード「フーバーの頃のFBIの公民権の扱いを厳しく突いてきたが、Aをやろう」
クラリス「Aマイナスです」
クロフォード「ええ…心理学と犯罪学を先行…主席で診療所で夏の実習…アカデミー終了後は行動化学科の私の元で働きたいとあるが…」
クラリス「私の希望ですぜひとも…」
クロフォード「今は収監中の連続殺人犯の行動心理データをとって、未解決の事件にも役立つしね。殆どの囚人が何だに強力的だ。君は怖がりの方か?」
クラリス「いや…別に…」
クロフォード「一番の大物が協力を呼び掛けている。今日、その収容施設に行ってくれ」
クラリス「その大物って?」
クロフォード「精神科医のレクターだ」
クラリス「人喰いレクター…」
クロフォード「君に口を開くとは思えんが…とにかくやるだけやってみたい。話しが無理なら観察報告だけでもいい。独房で本人の様子…もし、彼が絵でも書いていたら何を書いてるか…これまでのレクターの資料だ」

クロフォードはクラリスにレクターの資料を差し出す。

クロフォード「それに質問事項と身分証明書だ。水曜の朝、報告のメモをこのデスクに」
クラリス「わかりました…あの、すみません一つだけ…何故、急に?レクターは何年も前に刑務所にいます。あのバッファロー・ビルと何か関係あるんですか?」
クロフォード「なるかどうかは君が監察してほしい」
クラリス「はい」
クロフォード「但し、非常に危険な男だ。収容施設のドクター・チルトンから具体的に仕方の説明があるが、どんな理由があろうかと決してそれを無視してはいけない。それから…個人的な事は一切話すな、予想をもつかないやり方で取り入ってくる。くれぐれも彼の実態を忘れないことだ」
クラリス「それを知らないと…」

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最終更新:2018年10月01日 22:49