ビクター・ナボルスキーはある目的でアメリカに来た中、母国クラコウジアで戦争が起きた事でパスポートが無効になり空港で暮らすことになり様々な職員と交流した中でフライトアテンダントのアメリア・ウォーレンと親しくなり、ジャズファンの亡き父ディミタルに代わってベニー・ゴルソンのサインを手に入れることが目的ある事を伝えた後、クラコウジアで終戦となり、ビクターは空港の外に出ようとするが特別ビザによる入国を拒否するフランク・ディクソンに阻まれる中で仲間らの説得でビクターは空港の外に出てアメリアの別れの挨拶をする中でフランクは彼を捕えようとするも計らいとしてか見逃した。
変わって夜のニューヨーク。
とあるバーでベニーを筆頭とするミュージシャンらが演奏準備をする。
ベニー「じゃあ、キラージョーをやろう。問題なかったから行けるだろう」
そんな中、ライブステージの元にビクターがやってくる。
ビクター「ベニー・ゴルソンさん?」
ベニー「あ、そうだ」
ビクター「ゴルソンさん。僕はビクター、クラコウジアから来ました。父はデミタル・アスナル・ナボロスキーの大ファンでした」
ベニー「ああジャスファンか嬉しい」
ビクター「是非サインを貰えますか?」
ベニー「悪いが、後でもいいかな。もう、演奏をはじめなきゃならない。」
ビクター「ええ。待ちます」
ベニー「それじゃ。後で」
ビクターはベニーの演奏する音楽を聴いた後、外に出てベニーのサインが書かれたコンサートのチケットを見る。
ビクター「タクシー!×2」
ビクターはタクシーを呼ぼうと手を振り、通りかかったタクシーは止まりビクターは乗ると同時にベニーのサインが書かれたの紙を缶に入れる。
運転手「どちらまで?」
ビクター「もううちへ帰る」
ビクターは笑顔になってそう言った後、缶の蓋を閉める。
最後はビクターの乗ったタクシーが空港へ向かおうとしたところで終わる。
最終更新:2018年11月05日 21:46