ホグワーツ魔法学校にある秘密の部屋でジニーを使って生前のトム・リドルの姿の亡霊で再び復活しようとしたヴォルデモートの野望はハリーがトムの日記にバジリスクの牙を刺し、トム・リドルの亡霊が消えたことで再び阻止される。
事件収束後、アルバス・ダンブルドアは秘密の部屋の事件の件においてハリーと話し合っていた。
ダンブルドア「君にお礼を言いたい。君は真の信頼を示してくれた。そうでなければフォークスは呼び寄せられまい。それからもう一つ。君は何か悩んでいるようじゃが。違うかね?ハリー?」
ハリー「僕はその…あることに気づいてしまったんです。認めたくないけどトム・リドルと僕には似通った点がある」
ダンブルドア「ああ、そうじゃのう。君もまたパーセルタングを話せる。なぜならばヴォルデモート卿がそれを話せるからじゃ。わしが思うにやつは君に自分の力の一部を移したのじゃ。君にその傷を負わせた夜に…」
ハリー「ヴォルデモートが力の一部を僕に移した?」
ダンブルドア「ああ、思いがけずじゃろうが…そうなのじゃ…」
ハリー「じゃあ、やっぱり僕はスリザリンに入るべきだった…」
ダンブルドア「だが、なぜ帽子はグリフィンドールに入れたか?」
ハリー「僕が頼んだから」
ダンブルドア「その通りじゃよ。そこが君とヴォルデモートの違いじゃ。自分は何者かは能力で決まるのではない。どんな選択をするのかじゃ。君が本当にグリフィンドールに属するという証拠が欲しいのならこれをよ~く見るがいい。気をつけてな」
ダンブルドアがそういった後、ヴォルデモートとの戦いで使った剣をハリーに渡す。
ハリー「ゴドリック・グリフィンドール」
ダンブルドア「そう、真のグリフィンドール生だけがこの剣を出せる」
ダンブルドアがそう言った後、ルシウス・マルフォイが校長室に入ってくる。
ハリー「ドビー!」
ルシウスのそばにいたドビーに気づいたハリーは呼びかける。
ハリー「じゃあ君のご主人って…君、マルフォイの家に仕えてるの?」
ルシウス「お前のお仕置きは後だ。どきたまえ、ポッター。お戻りだとは本当でしたな」
ダンブルドア「アーサー・ウィーズリーの娘が連れ去られたと聞いて理事たちがワシをここに呼び戻したのじゃ」
ルシウス「バカな…」
ダンブルドア「何じゃと…?」
ルシウス「この私はが心を砕いているハートの先にもこの学校の繁栄と…そして…もちろん生徒たちのことです。誰の仕業が判明したのでしょうね?どうです?」
ダンブルドア「したとも」
ルシウス「それで…誰かね?」
ダンブルドア「ヴォルデモートじゃ」
ルシウス「ああ…」
ダンブルドア「今回は誰かを手先にして行動したようじゃがな。これを…使ってじゃ…」
ルシウス「なるほど…」
ダンブルドア「幸いにも、ポッターがこれを見つけてくれた。 ヴォルデモートの昔の学用品が罪のない生徒に二度と渡らねばいいが…何かあれば裏で火を通したものはただでは済まさぬ…」
ルシウス「では…この先も…ポッターくんがいつも救ってくれることを祈りますか?」
ハリー「ご心配なく。そのつもりです」
ルシウス「来い、ドビー、帰るぞ」
ドビー「そんなのあんまりでございます…」
ルシウスはドビーを乱暴に指示した後に校長室を出た後、ハリーはダンブルドアに話しかける。
ハリー「先生、これを頂いていいですか?」
ハリーがそういった後、学校を出ようとするルシウスを呼びかける。
ハリー「マルフォイさん!×2。これはあなたのでしょ?」
ハリーはトム・リドルの日記をルシウスに渡す。
ルシウス「私の?何のことかわからんか」
ハリー「お分かりのはずですダイアゴン横丁であなたがこの日記をジニーの鍋に入れたんだ」
ルシウス「そう思うのかね?では証明するが良い、どうかね?ふん…。来い、ドビー」
ハリー「開いて」
ハリーの言う通りにドビーがトムリドルの日記を開く。
ルシウス「ドビー!」
ドビー「ご主人様がドビーに靴下をくださった」
ルシウス「何…そんなもの…」
ドビー「ご主人様がドビーに着るものをくださったこれでドビーは自由!」
ドビーがそういう中でもらった靴下はハリーのであった。
ルシウス「よくもわしの召使いを奪いおったな!」
ルシウスがそう言うと、杖を取り出す。
ドビー「いけない!ハリー・ポッターには手を出すな!」
ルシウス「アバダ…」
ルシウスが魔法を言う瞬間、ドビーは魔法で彼を吹き飛ばす。
ルシウス「お前の両親もおせっかいな愚か者だった。覚えておくがいいポッター。お前もそのうち親と同じ不幸な目に遭うことになるぞ」
変わって学年度末パーティーの光景となる。
ダンブルドア「宴を始める前にまず拍手を送りたい。 スプラウト先生とマダム・ポンフリーにマンドレイク薬で石にされた者達を見事元に戻してくださった」
(拍手)
「ありがとう」
先生がそういった後、入り口の扉が開いて 釈放されたルビウス・ハグリッドがやってくる。
ハグリッド「お前さんたちのおかげだ。 ハリーがいてくれたんで、ロンも…もちろんハーマイオニーもだ…でなきゃ俺は例のあそこから出られんかった。礼を言わせてくれ。ありがとう!」
ハリー 「ホグワーツにはハグリッドがいなきゃ…」
ハリーがそう言うとハグリッドに抱きつくと拍手の音が全体に鳴り響き、生徒らがハグリットのもとに集まり。その場所から出る形でホグワーツ城全体が映る。
最終更新:2023年09月08日 22:39