KAIJU(怪獣.kaiju.Japanese)Giant Beast. JAEGER(yager.German)Hunter |
上記の文字が表示された後、背景は宇宙空間になる。
ローリー「ガキの頃、俺は自分がちっぽけに思うたび孤独に感じた時、星を見上げたものだった。エイリアンはいるんだろうか?と思った。俺は間違った方向を見ていたんだ」
上記の解説をした後、宇宙空間では無く、海底の中心から青い雷らしきものが発生する。
ローリー「地球外生命体はある日突然、海の底からやってきた、太平洋のプレートに崩落が生じ、異次元への扉が開いたのだ。時空の裂け目だ」
海底の亀裂から時空の裂け目が発生する。
ローリー「俺が15の時、最初に怪獣がサンフランシスコを襲った」
サンフランシスコにKaijuが現れゴールデンゲートブリッジを破壊する、戦闘機部隊がKaijuに攻撃するものの怯まず破壊される。
ローリー「Kaijuは数万人の命を奪い、3つの都市を破壊しつくした後、陸空軍の総攻撃によって海岸56kの地点で仕留めた」
人々が逃げ惑う中、ニュースの映像となりゴールデンゲートブリッジが殆ど跡形も無く分断された光景が写され、中心には青い液体が流れる。
場面は変わり、Kaijuの襲来に逃げ避難する人々や、破壊された町の形跡を調査する部隊とKaijuの死体を調査する場面になる。
ローリー「それで終わりの筈だった…」
全国でKaiju発生のニュースが流れ、様々な国の首相・大統領がそれに対する演説をした後、Kaijuの犠牲者らと思われる墓がある墓地が写される。
ローリー「怪獣は過去の記憶になった筈だった」
白骨化したKaijuの頭が展示されてる博物館が写った後、とある日本のリゾートでKaijuが襲撃し人々は悲鳴を上げるとともに逃げ、ニュースでは海周辺にKaijuが襲撃した内容が報道され、大きな足跡を見る人々。
ローリー「だが、それから僅か6ヶ月後、マニラを2体目の怪獣が襲った。」
キャスター「強力な毒素を含む怪獣の血液による土壌汚染が深刻な問題になっています。」
怪獣の死体ならびに怪獣の毒素ことカイジュウ・ブルーを取り除こうとする、防護服を着た作業員。
ローリー「3体目はメキシコ、続いて4体目」
Kaijuの死体を運ぶ空母と煙が上がりKaijuに破壊された都市の方向に向かってKaiju打倒を誓う兵士達。
ローリー「そして我々は知った、これは決して終わらない、まだ始まりに過ぎないと」
Kaijuの襲撃に逃げる人々と対策を強要する民間人のデモの光景が写り、国会でKaiju対策の国際会議をする政府関係者ら。
ローリー「対抗する兵器が必要だった。世界は力を合わせ資源を供出しあい、対立関係を忘れて大きな目的のために一丸となった」
変わってとある首都でKaijuに対する策の看板が写される。
ローリー「モンスターと戦うため人類はもう一つのモンスターを作り出した。イェーガー計画が生まれた」
とある工場でロボットことイェーガーが製造され、イェーガーの動作テストをする人間。
変わって映像が白黒になり実験による事故で急遽、検査する技術者ら。
ローリー「最初は問題が起きた、イェーガーと神経を繋ぐ操縦システムはパイロットの負担に大きすぎたのだった。そこでパイロットは2人となった、右脳と左脳でコントロールするシステムだ。」
2人の操縦パイロットのモニターが映し出された後、Kaiju打倒の祝福のパレードの光景となり、イェーガーが映し出される。
ローリー「我々は勝ち始めた、イェーガーは次々とKaijuを倒し、勝敗はパイロットの腕次第」
イェーガーがKaijuを倒すシーンの後、Kaiju打倒に歓喜する人々。
ローリー「パイロット達はロックスター並の人気を集め、地球の危機はイベントに変わり、Kaijuは玩具となった」
Kaiju打倒に藁を燃やして、Kaijuが再来しないのを誓う村人、Kaijuとイェーガー関連の玩具とその商品の宣伝の後、Kaijuの襲撃災害による復興のシーンとなり、Kaijuの亡骸周辺に立てられたスラム街、とある村でKaijuの体らしきものを警戒する部隊、バラエティ番組で司会者がKaijuの着ぐるみを着たスタッフと一緒にアピールする。
ローリー「人類の危機は去ったかに見えた…だが…あの日全てが変わった。」
変わって米国の基地の寮。
アナウンス「ジプシー・デンジャーチーム8番ドックに集合せよ、Kaiju出現、コードネーム「ナイフヘッド」カテゴリー3」
Kaiju登場の警告と共にローリー・ベケットは起床する。
ローリー「兄貴起きろ!裂け目に動きがあった!起きろって!出動だぞ!」
ローリーはKaiju出現を機に兄ヤンシー・ベケットを起こそうとする。
アラスカ 2020年 怪獣戦争 7年目。
ヤンシー「嬉しいね」
ローリー「おはよう、Kaijuはカテゴリー3、最大だ。コードネームはナイフヘッド」
ヤンシー「何時だ?夜中の?」
ローリー「やろうぜ!5匹目を倒すぞ!」
ベケット兄弟は拳を合わせる中、兵士らの呼びかけとドアのノックが響く。
兵士「ベケット兄弟、出動の時間だぞ!」
ヤンシー「おい坊や」
ローリー「?」
ヤンシー「調子に乗るなよ」
ヤンシーは先に8番ドックへと向かい、変わって兄弟並んで8番ドックへと向かう。
ローリー(何年か前なら俺たちは人気のヤンシーが英雄になるなんて考えられなかった絶対)
ベケット兄弟が8番ドックへと着くと、作業員らの敬礼と共に扉は閉まる。
ローリー(学校じゃ運動部のスターじゃなかったし、成績も良くなかった。でも喧嘩だけは負けなかった、そして特別な才能があるとわかった、ドリフトへの適合性があったのだ。)
ベケット兄弟は作業員にパイロットスーツに着替えられ、その兄弟はヘルメットを被ると、内蔵されたデータリンクジェルがスーツに充填され、それぞれの素顔が写される。
アナウンス「データリンクジェルをヘルメットからドリフトスーツに充填します」
全ての作業が終わると、コクピット内部が起動し、2人が登場すると作業員は起動する準備を始める中、メッセージが発せられる。
テンドー「おはよう兄弟」
ローリー「やあテンドー」
ヤンシー「昨夜のアリソンとのデートはどうだった?色男」
管制官であるテンドー・チョイはイェーガーコクピット内にいるベケット兄弟と話す。
テンドー「彼女のボーイフレンドに嫌われてね。」
ローリー「酷い目に合わされるぞ」
テンドー「男はやるときにはやらんのよ」
スタッカー「ドロップだテンドー」
テンドーの前に環太平洋防衛軍 (PPDC) の司令官であるスタッカー・ペントコストが来る。
テンドー「ドロップします。」
テンドーはコンピューターを操作する。
テンドー「ベントコスト司令官の命令が来た。ポッド確認、準備良し!」
作業員はポッドドアをロックする。
作業員「ポッドドアをロック」
ヤンシー「準備よし!」
ローリー「ドロップ準備完了!」
ジプシー・デンジャーの頭部が降下し本体に合体される。
オペレーター「ドリフトを確認しました」
スタッカー「パイロットをシンクロナイズ」
オペレーター「パイロットシンクロ開始」
アナウンス「パイロット、シンクロナイズを開始します」
ジプシー・デンジャーの完全な最中調整が終え起動し、基地の扉が開いて発進寸前となる。
ローリー「ジプシー・デンジャー出動準備よし!」
スタッカー「こちら司令官のベントコスト、ドリフト開始」
テンドー「ドリフト開始、ドリフト開始まで15秒、14、13」
ジプシー・デンジャー コクピット内。
ヤンシー「さあ、俺の頭に入って来い」
ローリー「先にどうぞ、うちよりも優先しなきゃな」
アナウンス「パイロット、シンクロナイズ実行中、ブレインハンドシェイクを開始します」
ドリフトが開始されると、ベケット兄妹の記憶の一部が真っ青になって写る。
ローリー(ドリフトとはイェーガーの核心的OS、戦闘機の操縦神経システムを基つぎ開発された。2人のパイロットの記憶は溶け合い、心身一体となる、繋がりが深いほど強くなれる)
オペレーター「ハンドシェイクコンディション確認中」
テンドー「ハンドシェイクは強く安定しています」
ローリー「右脳調整中」
ヤンシー「左脳調整中」
ベケット兄弟は動作テストを行う。
アナウンス「確認完了、転送します」
ジプシー・デンジャーは右平手を左拳に突きつける。
スタッカー「アンガレッジ海上防衛線を死守するんだいいな」
ヤンシー「了解しました、ですがまだ民間船舶がいます。」
スタッカー「いいか、200万の市民の命がかかっている、住人の船に構ってられんいいな」
ヤンシー「了解」
ヤンシーの言葉にローリーは不安を抱く。
ローリー「冷たいな、俺、思うんだけど」
ヤンシー「脳は繋がってるからわかる。」
ローリー「釣りに行こう」
スタッカー「行くぞ!どうした気合い入れろ!自分の心配してろ数を!」
ジプシー・デンジャーはベケット兄弟の動きに合わせて海上を歩く。
ローリー(自然の猛威と戦うことは出来ない。ハリケーンが向かってきたら逃げなければならない。だがイェーガーに乗ってる時はハリケーンに戦うことが出来るしかつことも出来る)
アラスカ沖 16キロ。
そこには嵐に漂っていた船がおり、船員らは中への避難の準備をする。
船内。
船長「沖までの距離は!?」
船員A「アンガレッジまで11キロです!」
船員B「浅瀬まで辿りつくまで無理かもしれない」
船員A「無理に決まってる!」
船長「11キロに島があるぞ」
船員A「いえ、距離は3キロです!1.5キロ近づいている!」
船長「島が動くだと!どういうことだ!?」
センサーが早く反応する傍らにガラス越しには島ではなくKaijuの背中が写っていた。
船長「Kaijuだ」
船長「面舵いっぱい!」
船員「わかってます!」
船長「逃げるんだ!急げ!」
船の船長を筆頭とする乗組員らはKaijuから逃れようとする。
海底に潜んでたKaiju「ナイフヘッド」が露出し咆哮とともに現れる。
船員「まずいぞ!」「今度は何だ!」
船員らはKaiju登場に慌てる中、前方にイェーガーであるジプシー・デンジャーが現れその船を手で掴み安全地帯へと隔離させようとする。
アナウンス「船を確保」
ヤンシー「今すぐ脱出しよう!」
ローリー「了解!」
アナウンス「トルクをロック」
ジプシー・デンジャーはKaiju「ナイフヘッド」の攻撃を受けながらも船を安全な場所へと移した後、ナイフヘッドと戦い、両手を落としナイフヘッドに激しい打撃を与える。
ナイフヘッドはジプシー・デンジャーの右腕の噛み付くものの、振り払われ。体勢を立て直したジプシー・デンジャーは反撃体勢となる。
ローリー「やれ撃つんだ!」
ヤンシー「わかってるって!」
ジプシー・デンジャーはプラズマキャノン発射態勢に入り、至近距離からナイフヘッドに発射され、ナイフヘッドは沈む。
環太平洋防衛軍 (PPDC) 司令室。
テンドー「プラズマキャノンを使った模様、11キロ沖にプラズマ反応あり!」
スタッカー「ジプシー!どうなってる!」
ヤンシー「任務完了です、ぶち込んで5匹目仕留めました。」
スタッカー「私の命令を無視するとは!」
ヤンシー「お言葉ですが、怪獣を倒して船員を救いました」
スタッカー「すぐ基地に戻れ」
ローリー「わかりました」
ベケット兄弟は笑顔で基地に戻ろうとした瞬間、司令室では緊急連絡をする。
テンドー「怪獣反応が上昇!やつはまだ生きています!」
スタッカー「ジプシー!まだKaiju反応はあるぞ!怪獣はまだ生きている!船を掴んでそっから逃げろ!聞いてるのか」
ベケット兄弟はスタッカー司令官の報せに警戒すると同時に船を見守る。
スタッカー「聞いてるのか!船を掴んでそっから逃げろ!」
スタッカーのメッセージが発せられるのも束の間、ナイフヘッドが現れ、ジプシー・デンジャーは咄嗟に攻撃を受け止める。
ヤンシー「やれローリー!」
ローリー「任せろ!」
プラズマキャノンで再び攻撃しようとする中、ナイフヘッドがそれを押さえ頭突きでジプシーの左腕を破壊する。
ローリーはそれに合わせ左腕に激しい痛みを受ける。
テンドー「どうするんですか!?これ!?」
ジプシーの左腕が海に落ちる中、ナイフヘッドがジプシーの頭部を突き破る。
ヤンシー「まずい頭部を突き破られた!ローリー聞くんだ…」
絶体絶命の最中にヤンシーがローリーに説明しようとする中、ヤンシーがナイフヘッドに捕らえられる。
ローリー「うわぁぁぁぁあ!兄貴!」
ローリーは絶望する中、1人のパイロットがいなくなった事でローリーの体に大きな負荷が襲う中、命懸けでナイフヘッドと戦うものの、頭部がジプシーの胸部を貫くものの、ローリーは動じずプラズマキャノンで倒そうとする。
アナウンス「プラズマキャノン充填中」
ローリーの叫び声とともにナイフヘッドに向けて発射される。
環太平洋防衛軍 (PPDC) 司令室。
テンドー「プラズマキャノンで通信回路が焼ききれました。」
オペレーター「応答がありません」
司令官のスタッカーは無言のまま背中をテンドーなどのオペレーターに向ける。
オペレーター「どうしますか!?」
とある寒冷地帯の海原。
親子2人が金属探知機で資金になるものを探してた。
父「そのゲージから目を離すんじゃないぞ、何を探してるかわかるか?船ごと一隻見つけたいんだ、良く探せ」
それを言う中、金属探知機に激しく反応する。
父「待て×2、待って!そこだ!そこを掘るんだ!」
父の言葉に子供は掘る。
父「これはなんだ?」
子供「古い玩具だよ、いつもガラクタばっかり」
子供がそれをいうなか、金属探知機が再び反応し激しくなる。
父「反応が!?なっ!?こりゃたまげた…」
親子2人が見たのはKaijuとの戦いでで大破したジプシー・デンジャーで力尽きたように倒れ、親子2人は駆けつける。
父「そこにいろ!」
父の言う通りに子供は待機し、父は見物する中、頭部コクピットから負傷したローリーが現れる。
父「君、手を貸そうか?」
ローリー「兄貴…×2」
兄であるベケットの事をうろたえた声で叫ぶ中、ローリーは倒れる。
父「急いで助けを呼んでくるんだ!。しっかりするんだ!しっかりしろ!助けを呼んできたから安心しろ!今、助けが来るからな!」
場面が変わり兄・ヤンシーの墓らしきオブジェクトが動き落ちて映画のタイトルが表示される。
最終更新:2017年01月02日 16:12