ストックホルム線-市内環状線 - オルビス国家運営

ストックホルム線は、北欧評議会鉄道公団が運営する鉄道路線である。
通称はストックホルム環状線。法定名称は鉄道公団1号路線。略称は環状線、ストック環状、スト環など。
ストックホルム市の中心駅であるストックホルム中央駅を出発し、市内を一周する。

ストックホルム環状線 - 鉄道公団1号路線
路線全長	94.1km
開通	1年 2月26日
総工費	580万CD
種類	普通鉄道
起点	ストックホルム市・ストックホルム中央駅
終点	ストックホルム市・南オスタマルム駅
接続する主な路線	中央新幹線、東海新幹線

概要

北欧評議会域内整備計画(第一次)によって建設された鉄道の1つ。国内では3番目の鉄道で、普通鉄道としては2番目。(中央線が初だが、増資により新幹線化されたため国内では唯一の普通鉄道。)

首都であるストックホルム市の600万人輸送を実現するため、国外からの融資によって建設された鉄道である。鉄道公団の全路線の中で乗客数が1位であり、ストックホルム中央駅からの各新幹線との接続にも一役買っている。
1周は約94km、所要時間は内回り・外回り共に1時間45分程度。ラッシュ時は快速列車も運行されており、その場合だと約50分で1周が可能である。

利用者層は学生から社会人、高齢者まで多岐に渡る。これは学生街・官庁街・オフィス街・商業街がすべて沿線に含まれていることが理由とされている。近年では環状線で出会う男女のストーリーが映画化され、物語の聖地としても名を馳せている。

歴史

北欧評議会成立以降、ストックホルム市の交通環境は車社会が中心であった。600万人が車で移動するため道路は大渋滞だった状況を踏まえて、ストックホルム市長と行政執行委員長はストックホルム市の交通環境を大きく変えていく事が急務であるという共通認識を図った。

翌日に北欧評議会域内整備計画が発表され、ストックホルム市の交通についてもギリギリのところで盛り込まれることとなった。
「環状高速道路の建設」「環状鉄道の建設」という二大目標が掲げられ、この路線は後者の目標達成のために建設された。総工費は580万CD。利用状況からさらなる増資も検討されている。

路線

沿線概況

ストックホルム環状線～ファーラン駅 (0.0km～12.6km)

この区間の沿線には公的機関が多く立ち並ぶ。
ストックホルム中央駅を出発すると、すぐにゼーテルマルム国立病院前へ到着する。
ゼーテルマルム国立病院は元々鉄道公団の記念病院であったが、立地が非常に良いことから国が買い取った。

その先にはストックホルム市の中心地である市役所庁舎が見える。
ここは請願駅といわれていて、市役所の利便性を確保するために市がお願いしたとされる。

4.4km地点には商業施設が見える。北欧最大の家具小売店、「IDEA」の本店だ。
世界最大規模の家具販売店舗として君臨するため、工事費用の大半をIDEAが負担して建設した請願駅である。

5.6km地点には謎の財団の建物が聳え立つ。
この財団は公団との関わりが深いとされており、公団側が勝手に設置した駅とされている。
財団の規模も収入も不透明で、駅の利用者も非常に少ないことから、マニアの中では「闇の駅」とも呼ばれている。

7.3km地点には国内最大の病院であるストックホルム国立病院が見える。
世界最先端の医療サービスを提供するために厚生省肝いりとされている事業だ。事実、「緊急列車」と呼ばれる救急車の鉄道バージョンのようなものもしばしば運行される。

ファルスタは官庁街だ。金融関係の省が固まっている。

ストックホルム大学駅～南エーケレー駅 (14.5km～45.3km)

この区間は学生街として名を馳せている。
事実、ストックホルム市内にあるほとんどの大学がこの沿線にキャンパスを置いている。

ストックホルム大学駅はおのずと知れた名門大学・ストックホルム大学の学生のために設置された駅だ。
利用者は意外にも多く、公団側も驚いているという噂もある。

ドレッピケン国立公園には環境を研究する学生らが多く集う。
ドレッピケン発の研究者も近年では生まれており、環境研究の聖地になる日もそう遠くはないのかもしれない。

北欧大学は国内1位の学力レベルを誇る名門大学だ。その他にも国際平和大学、ストックホルム産業大学、グラデクバルン経済大学、首都大学ストックホルムなどが沿線に位置している。

トレンジア駅～鉄道公団駅 (47.1km～75.0km)

この区間はビジネス街(オフィス街)としての一面が非常に強い。
公団4社がすべてこの区間に本社を置いているほか、ストックホルム国際空港が位置することで北欧一の医薬品メーカーであるアストラが本社を置いたことを皮切りに、ハレンド自動車など有力企業が本社を置くようになった。

その関係でホテル街がまずは広がる。
高級ホテルであるローベンズ・ホテルやトレンジアホテル、ローベン駅から徒歩3分の場所には国鉄ホテルが存在する。

空港に近づくにつれ、企業の本社が多くなる。
各企業は倉庫とセットで本社を建築しているため即時輸送が可能となっている。

また空港と近いことから、シェーベリ駅西口には北欧評議会臨時議事堂が設置されている。
有事の際に臨時として議事堂が利用できるようになっている。

ラヘール駅～危機管理センター駅 (77.5km～84.6km)

北の官庁街だ。
教育や内務など、処理が非常に多い省庁が固まっている。また危機管理センター駅は特別駅指定となっており、平時には解放されないこととなっている。
危機管理センター駅を出て東に250m進むと、北欧評議会危機管理センターの第二十八庁舎3Fに直結するようになっている。(第一～二十七庁舎は各地に存在し、全四十庁舎のうちの一つ。)

トルスピーク駅～ストックホルム中央駅 (86.2km～94.1km)

この区間は商業街と呼ばれる。
スケル・ヒルズ、国鉄百貨店を筆頭に複数の百貨店が本店を置く。
北欧一格式の高い王国ホテルも存在するなど、他地域との違いが鮮明となっている。