ジャラ ジャラ ジャラ……

璃乃
「まさか女の子4人で雀卓を囲むことになるとは思わなかったわぁ」
「まさか女の子4人で雀卓を囲むことになるとは思わなかったわぁ」

真座利
「迷宮電器店で麻雀牌を見つけたからね!
ちょっとやってみたくなったんだよ」
「迷宮電器店で麻雀牌を見つけたからね!
ちょっとやってみたくなったんだよ」

ネプティス
「なんで電器店に麻雀牌があるの?」
「なんで電器店に麻雀牌があるの?」

慧
「何故麻雀牌はあって全自動卓はないのか……」
「何故麻雀牌はあって全自動卓はないのか……」

真座利
「いいじゃんソコわぁ、手積みのほうが麻雀やってるって感じがして」
「いいじゃんソコわぁ、手積みのほうが麻雀やってるって感じがして」

ネプティス
「あの……麻雀とか、
ネットでちょっとやっただけだからわからないこと色々あると思うけど……」
「あの……麻雀とか、
ネットでちょっとやっただけだからわからないこと色々あると思うけど……」

真座利
「いいのいいの!
私もほとんどやったことないし!」
「いいのいいの!
私もほとんどやったことないし!」

璃乃
「みんなで楽しくやりましょう」
「みんなで楽しくやりましょう」
ジャラ ジャラ ジャラ……

璃乃
(……とはいえ、志乃のために絶対に勝たなくては……
『フローレンス・アンド・ザ・マシーン』の能力で洗牌の最中にすべての牌に別々の香りをつけた……!
(……とはいえ、志乃のために絶対に勝たなくては……
『フローレンス・アンド・ザ・マシーン』の能力で洗牌の最中にすべての牌に別々の香りをつけた……!
かなりかすかな香りだし、判別することができるのも私だけ……!!)

璃乃
「スン ススン スンスン ススススン」
「スン ススン スンスン ススススン」

慧
「なんか制汗スプレーのCMのババアみたいにめっちゃ鼻うごいてる」
「なんか制汗スプレーのCMのババアみたいにめっちゃ鼻うごいてる」

真座利
「気持ち悪っ」
「気持ち悪っ」

慧
「……」
「……」
タンッ


真座利
「ああっ、それポォン!」
「ああっ、それポォン!」

慧
「……っ、ずいぶん調子よさそうね」
「……っ、ずいぶん調子よさそうね」

真座利
「うへへへ、そんなことないよー」
「うへへへ、そんなことないよー」

慧
(思いっきり顔に出てるわね……河には字牌が極端に少ない
(思いっきり顔に出てるわね……河には字牌が極端に少ない
……大三元か?)

真座利
「ささ、もう一回慧ちゃんのツモ番だよ!」
「ささ、もう一回慧ちゃんのツモ番だよ!」

慧
「……」
「……」
タンッ


真座利
「ポォーーーーンッ!
あれぇ慧ちゃん河見えてないのかなあ、このままじゃアガっちゃうよ?」
「ポォーーーーンッ!
あれぇ慧ちゃん河見えてないのかなあ、このままじゃアガっちゃうよ?」

慧
「別に、アガらなければ意味がないから。
私のツモも増えるし……それに」
「別に、アガらなければ意味がないから。
私のツモも増えるし……それに」

真座利
「それに?」
「それに?」

慧
「今のあなたの手で……アガることなんてできるのかな?」
「今のあなたの手で……アガることなんてできるのかな?」
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

璃乃
「あ、あああっ!!」
「あ、あああっ!!」

ネプティス
「真座利の手牌……数が少ないぞ!!」
「真座利の手牌……数が少ないぞ!!」

真座利
「えっ?」
「えっ?」

慧
「あれあれ?
今ポンした私の『白』、どこにいっちゃったのかなあ……?」
「あれあれ?
今ポンした私の『白』、どこにいっちゃったのかなあ……?」

真座利
(な……ポンしたはずの『白』が……2枚しかないッ!
1枚が……消えた)
(な……ポンしたはずの『白』が……2枚しかないッ!
1枚が……消えた)

慧
(『アイス・エイジ・4(第四間氷期)』
(『アイス・エイジ・4(第四間氷期)』
……『白』をわざとポンさせて……その『白』を消した!)

璃乃
「少牌の場合は確か……そのあとずっとツモ切りするんだっけ」
「少牌の場合は確か……そのあとずっとツモ切りするんだっけ」

真座利
「もおおおおおお、慧ちゃんでしょおお!!
持ち出しの牌消さないでよ!!」
「もおおおおおお、慧ちゃんでしょおお!!
持ち出しの牌消さないでよ!!」

慧
(これで1人は脱落……そしてもう1回私のツモ番!)
(これで1人は脱落……そしてもう1回私のツモ番!)
チャッ

慧
「……」
「……」
タンッ


ネプティス
「……あっ、ロン!
「……あっ、ロン!
ロン!
ローーン!!」

慧
「何っ!?」
「何っ!?」

璃乃
「あっ!」
「あっ!」

ネプティス
「やった……やったよ、私……アガったんだあ……
「やった……やったよ、私……アガったんだあ……
はははは、『四暗刻単騎』だぁ!!」


真座利
「うっそおおおお!
ネプちゃんも役満テンパってたの!?」
「うっそおおおお!
ネプちゃんも役満テンパってたの!?」

慧
「…………」
「…………」

璃乃
「…………」
「…………」

ネプティス
「はははは、私がトップだ、やったぁ……」
「はははは、私がトップだ、やったぁ……」

慧
「ネプティス、言いにくいんだけど……」
「ネプティス、言いにくいんだけど……」

ネプティス
「……え?」
「……え?」

慧
「それ、チョンボなんだ……ネプティスはすでに2巡目で八萬を切ってる」
「それ、チョンボなんだ……ネプティスはすでに2巡目で八萬を切ってる」

ネプティス
「……………………」
「……………………」

真座利
「役満テンパって緊張して、捨て牌確認してなかったんだ……」
「役満テンパって緊張して、捨て牌確認してなかったんだ……」

ネプティス
「そ、そんな……」
「そ、そんな……」

璃乃
「ほ、ほら! 楽しくやりましょう!
せっかく四暗刻だったんですもの、罰符じゃつまらないでしょ?
「ほ、ほら! 楽しくやりましょう!
せっかく四暗刻だったんですもの、罰符じゃつまらないでしょ?
今のはナシにして次のツモからまたチャンスを待ちましょう!」

慧
「そ、そうだね……楽しくやろう」
「そ、そうだね……楽しくやろう」

真座利
「ほらネプちゃん、罰符払わなくていいから八萬切って!
「ほらネプちゃん、罰符払わなくていいから八萬切って!
続けよう」

ネプティス
「う、うん……ありがとうみんな」
「う、うん……ありがとうみんな」
タンッ

璃乃
「私のツモ番ですね……あっ」
「私のツモ番ですね……あっ」
チャッ
タンッ

璃乃
「ツモ、『小四喜』、親の役満ですね」
「ツモ、『小四喜』、親の役満ですね」


ネプティス
「があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
「があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

真座利
「うわ、璃乃さんも役満かよ……」
「うわ、璃乃さんも役満かよ……」

慧
(スタンド能力でガンつけた牌を積み込みしてやがったな……)
(スタンド能力でガンつけた牌を積み込みしてやがったな……)

真座利
(罰符で場を流したくなかったんだ)
(罰符で場を流したくなかったんだ)

ネプティス
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
最終結果
璃乃 79200点
慧 14800点
真座利 5600点
ネプティス 400点
慧 14800点
真座利 5600点
ネプティス 400点
出演トーナメントキャラ
No.6297 | |
【スタンド名】 | ネクスト・アルカディア |
【本体】 | ネプティス・アヌヴィッシュ |
【能力】 | 対峙したものの能力に合わせて「定向進化」する |
No.5405 | |
【スタンド名】 | フローレンス・アンド・ザマシーン |
【本体】 | 奏 璃乃(カナデ リノ) |
【能力】 | 様々な「香り」を生み出す |
No.5858 | |
【スタンド名】 | アイス・エイジ・4 |
【本体】 | 阿須名 慧(彗)(アズナ ケイ) |
【能力】 | 対象の物体を一定時間無敵にした後、消滅させる |
No.7492 | |
【スタンド名】 | プラスチック・スマイル |
【本体】 | 蘇亜橋 真座利(ソアバシ マザリ) |
【能力】 | 息を吹きかけたものを「膨らませる」 |
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