――十七時
現在の時刻は夕方、五時半。 オレンジ色の空が澄み渡る。
恋々高校グラウンドでは、野球部員たちが練習中。 大きな声を出して、主将の小波を中心にノックを受けている。
誰もが夢を見ている甲子園を目指し、毎日のように汗を流す。
恋々高校グラウンドでは、野球部員たちが練習中。 大きな声を出して、主将の小波を中心にノックを受けている。
誰もが夢を見ている甲子園を目指し、毎日のように汗を流す。
その恋々高校野球部員の殆どが練習に参加している中、一人だけベンチに座っている部員が居た。
「………」
そこには疲れきった表情をした早川あおいが、ベンチからグラウンドをぼんやりと眺めていた。
本日、何度絶頂を迎えただろうか。 もう覚えてないほどだ。
彼女の体力自体は回復したものの、精神力までは回復せず、本日の練習は殆ど休んでいるだけ。
本日、何度絶頂を迎えただろうか。 もう覚えてないほどだ。
彼女の体力自体は回復したものの、精神力までは回復せず、本日の練習は殆ど休んでいるだけ。
結局、彼女はセーラー服のままベンチに座っていた。
あおいは視線を横に移す。 そこには加藤先生が腕を組んで部員たちを見ていた。
その表情はまさに監督と言わんばかり。 メガホンをもって弛んでいる生徒に檄を飛ばす。
つい一時間前の先生……あんな事をしていた先生は想像できなかった。
その表情はまさに監督と言わんばかり。 メガホンをもって弛んでいる生徒に檄を飛ばす。
つい一時間前の先生……あんな事をしていた先生は想像できなかった。
「………」
後ろに振り向くとはるか。 そのはるかの視線も、部員たちが動くグラウンドに向いている。
だがあおいにはその視線が、こちらに突き刺さるかのように感じていた。
数回ほどあおいの方向へ向いてくるはるかの視線は、彼女にとって気恥ずかしかった。
だがあおいにはその視線が、こちらに突き刺さるかのように感じていた。
数回ほどあおいの方向へ向いてくるはるかの視線は、彼女にとって気恥ずかしかった。
あおいは小さく嘆息した。
数十分後。
あおいは少し尿意を覚え、加藤先生にお手洗いに向かうことを告げた。
はるかの横を通り過ぎようとした瞬間、ポツリと聞こえたこの一言。
あおいは少し尿意を覚え、加藤先生にお手洗いに向かうことを告げた。
はるかの横を通り過ぎようとした瞬間、ポツリと聞こえたこの一言。
「………着けてないね」
「………ッ」
「………ッ」
たった一言、その一言があおいの歩みを止めた。
はるかは加藤先生に歩み寄り、一度お辞儀をした。
はるかは加藤先生に歩み寄り、一度お辞儀をした。
「先生、私もお手洗いに行きます」
「あら…二人揃って……。 まぁ良いわ、行ってらっしゃい」
「ありがとうございます。 あおい、行こう」
「……う、うん……」
「あら…二人揃って……。 まぁ良いわ、行ってらっしゃい」
「ありがとうございます。 あおい、行こう」
「……う、うん……」
嫌な予感がした。
とても嫌な予感がした。
とても嫌な予感がした。
お手洗い室の中、あおいとはるかは向き合っていた。
はるかの視線が鋭い。 親友でもあるあおいでも、ここまで真剣なはるかは今まで殆ど無い。
既にトイレは済ましているのだが、一向にお手洗い室から出られる気配がない。
それは、はるかが一人ここにいるだけ。 それだけであおいの自由は失われていた。
はるかの視線が鋭い。 親友でもあるあおいでも、ここまで真剣なはるかは今まで殆ど無い。
既にトイレは済ましているのだが、一向にお手洗い室から出られる気配がない。
それは、はるかが一人ここにいるだけ。 それだけであおいの自由は失われていた。
「………」
「………」
「………」
無言で、数分の時が流れる。
あおいにとってものすごく嫌な数分の時。
この沈黙を破ったのは、はるかの行動。
あおいにとってものすごく嫌な数分の時。
この沈黙を破ったのは、はるかの行動。
はるかは素早くあおいの後ろに回り込み、彼女のスカートのポケットから二つの道具を取り出した。
つい一時間前まであおいの下半身を苛め続けた、バイブとローター。
つい一時間前まであおいの下半身を苛め続けた、バイブとローター。
流石にあのまま保健室に置いておくのはまずい、と考えあおいはスカートの中に隠し持っていたのだ。
唇を噛む。 はるかの場合、そんなことはどうでも良いのだ。
はるかはそれを触りながら、彼女に言い放つ。
唇を噛む。 はるかの場合、そんなことはどうでも良いのだ。
はるかはそれを触りながら、彼女に言い放つ。
「何で、取ったの?」
「……ッ!」
「我慢してて、って言ったのに」
「……ッ!」
「我慢してて、って言ったのに」
嘘を付いてもこの雰囲気から逃れられない。 あおいは保健室で起きた出来事を話した。
はるかの表情をあまり変わらない。 ただ少しうなずきながら彼女の話を聞いていた。
はるかの表情をあまり変わらない。 ただ少しうなずきながら彼女の話を聞いていた。
「……と、言うわけ」
「そうなんだ。 …なら仕方ないわ」
「………」
「そうなんだ。 …なら仕方ないわ」
「………」
「ところで……なんでボクがそれを付けてない事が分かったの?」
「ベンチに座ってからあおいの表情があまり変化しなかった。 それと、さっきこっそりローターの電源を入れたんだけど、気が付かなかった?」
「………」
「そうしたらスカートのポケットが振動したから」
「ベンチに座ってからあおいの表情があまり変化しなかった。 それと、さっきこっそりローターの電源を入れたんだけど、気が付かなかった?」
「………」
「そうしたらスカートのポケットが振動したから」
気が付かなかった。
一つ気が付いたのは、そこまで自分が疲労している事。
疲れているから振動音に気が付かなかった事ぐらい。
はるかは腕時計を見て、現時刻を確認。 彼女のデジタル時計は5:58を示していた。
一つ気が付いたのは、そこまで自分が疲労している事。
疲れているから振動音に気が付かなかった事ぐらい。
はるかは腕時計を見て、現時刻を確認。 彼女のデジタル時計は5:58を示していた。
「もうすぐ六時ね。 そろそろ最後の全体でのランニングが始まるね」
「う……うん」
「流石に最後まで休んでいる訳にもいかないから、今から着替えてランニングに参加して」
「……分かった。 体力だけならもう回復したし」
「う……うん」
「流石に最後まで休んでいる訳にもいかないから、今から着替えてランニングに参加して」
「……分かった。 体力だけならもう回復したし」
至って普通の言葉に、あおいは安堵した。
普通に練習できる。 そう思っただけで荷が軽くなる。
普通に練習できる。 そう思っただけで荷が軽くなる。
――しかし、はるかの次の言葉でそれはかき消された。
「それと、走るときはこれも付けてね。 二輪刺しで体力と精神を養うの」
――十八時
グラウンドを何周しただろうか。
そんな事、あおいにとってどうでも良かった。
一歩動く毎に下半身に刺さっている異物は、彼女に強く刺激を与え快楽を齎す。
呼吸が荒い。 はるかと加藤先生以外の生徒たちは、彼女を心配しながらランニングを続けていた。
そんな事、あおいにとってどうでも良かった。
一歩動く毎に下半身に刺さっている異物は、彼女に強く刺激を与え快楽を齎す。
呼吸が荒い。 はるかと加藤先生以外の生徒たちは、彼女を心配しながらランニングを続けていた。
(…ううっ…あ…くぅ……)
唯一彼女にとって良いことは、ローターもバイブも振動していない事。 もしこれが振動していたら、今以上に何もできなかっただろう。
しかし、振動してなくとも彼女の限界は近かった。
自分も平静を装うとしても、身体全体が震えとてもじゃないが耐えられない。
しかし、振動してなくとも彼女の限界は近かった。
自分も平静を装うとしても、身体全体が震えとてもじゃないが耐えられない。
(あっ…! いやぁ……頭の中が真っ白に……ッ)
一歩、また一歩。 その度に襲い来るのは快楽の波。
足を動かす度にに二つの玩具が、あおいの性感帯を刺激する。 それは彼女自身も感じている。
それは乳房にある蕾が証明していた。 そして下半身も溢れんばかりの蜜で満ちていた。
足を動かす度にに二つの玩具が、あおいの性感帯を刺激する。 それは彼女自身も感じている。
それは乳房にある蕾が証明していた。 そして下半身も溢れんばかりの蜜で満ちていた。
流石に見ている側も限界だったのだろうか、二人の男子生徒があおいの場所で立ち止まった。
「……あおいちゃん、大丈夫かい?」
「………」
「………」
主将の小波だ。 となりには彼の親友である矢部も一緒だった。
矢部は眼鏡をきらりと光らせたが眉毛を下げた。
矢部は眼鏡をきらりと光らせたが眉毛を下げた。
「あおいちゃん、だいじょうぶでやんすか? 流石のオイラも心配でやんす!」
「…だっ、……大丈夫。 少し息が…切れただけ……」
「本当かな? 今日のあおいちゃんは、元気になったり辛そうになったりだろ……。 俺、ものすごく心配なんだ」
「だっ、大丈夫だから……。 小波君と…矢部君は、…先に……走ってて……」
「でも…やっぱり心配でやんす」
「……分かった。 でもあおいちゃん、限界だったら無理言わないで休んでね。 行こう、矢部君」
「…だっ、……大丈夫。 少し息が…切れただけ……」
「本当かな? 今日のあおいちゃんは、元気になったり辛そうになったりだろ……。 俺、ものすごく心配なんだ」
「だっ、大丈夫だから……。 小波君と…矢部君は、…先に……走ってて……」
「でも…やっぱり心配でやんす」
「……分かった。 でもあおいちゃん、限界だったら無理言わないで休んでね。 行こう、矢部君」
二人は加速し、あっという間にあおいの前方に走っていった。
あおいは安堵した。
あおいは安堵した。
(……あの二人は勘が良いから、…ばれたかと思った……)
ゆっくり足の動きを再開する。 だが襲うのは二輪刺しの玩具の刺激。
再び快楽は押し寄せる。 あおいは歯を食いしばりながら必死に耐える。
再び快楽は押し寄せる。 あおいは歯を食いしばりながら必死に耐える。
(ああぁ! ……声…でちゃう…っ)
何とか一歩、地を踏み締めるが震える足は、もう言う事を聞かない。
二つの玩具は彼女の二つの下半身を幾度も刺激する。 何度も何度も擦り、擦り続ける。
その度に平静を装うとするが、最早快楽に支配された早川あおいは、普段の早川あおいには戻れない。
二つの玩具は彼女の二つの下半身を幾度も刺激する。 何度も何度も擦り、擦り続ける。
その度に平静を装うとするが、最早快楽に支配された早川あおいは、普段の早川あおいには戻れない。
――そして、遂に絶頂は目の前に……。
(もう……っ、だ……ダメ……ッ!)
あおいが地面に座り込んだ瞬間、身体は痙攣を始め下半身には性感の波が押し寄せる。
彼女の身体はもう耐えられる力は残っていなかった。
彼女の身体はもう耐えられる力は残っていなかった。
(ダメッ…で、でちゃう……っ!! はあああぁぁっ!!!)
自分でも感じる。 下半身の秘部から熱い蜜が溢れ流れている事が。
あおいは膝立ちの状態で、呆然と空を見つめていた。
あおいは膝立ちの状態で、呆然と空を見つめていた。
「先生、あおいを保健室に連れて行きます」
「分かったわ。 早川さんの事をお願いね」
「はい(……あおい、もうちょっとだけ…頑張って)」
「分かったわ。 早川さんの事をお願いね」
「はい(……あおい、もうちょっとだけ…頑張って)」
――十九時
その後、はるかに連れられ再び保健室へ。
そこで休憩。 しかし、はるかから二つの玩具を取る許可は無かった。
その休憩中に時間は流れ、本日の練習は終了。 既に部員たちは帰宅済みだ。
そこで休憩。 しかし、はるかから二つの玩具を取る許可は無かった。
その休憩中に時間は流れ、本日の練習は終了。 既に部員たちは帰宅済みだ。
はるかはマネージャーの仕事の為、一時間ほど学校に残るらしい。
その際に、はるかから「一時間後……更衣室で待ってて」と言われた。
彼女はふらついた足取りで更衣室のドアを開け、近くの椅子へ座り込んだ。
その際に、はるかから「一時間後……更衣室で待ってて」と言われた。
彼女はふらついた足取りで更衣室のドアを開け、近くの椅子へ座り込んだ。
「………」
静かな室内、誰も居ない。 何時もなら着替えてさっさと帰宅している所だ。
しかし今回は違う。 勿論はるかが残ってと言われた事は守る、友人として当然だ。
それより、今のあおいは何時ものあおいとは違う。
しかし今回は違う。 勿論はるかが残ってと言われた事は守る、友人として当然だ。
それより、今のあおいは何時ものあおいとは違う。
「…あっ……はぁ…ん…っ」
――今の彼女の快楽の波は、収まる事を知らないのだ。
(ダメっ…ダメなのに…っ、…手が…ボクの手が……)
誰も居ない、ここなら誰か視線も気にしなくても良い……あおいの手は自然と下半身へ。
まず膣に挿入っていたローターを取り出し、続いてバイブも取り出そうと手を伸ばす。
深く突き刺さっていたバイブも、彼女の大量の蜜によって意図も簡単に動く。
嫌らしい水音をたてて、彼女の下半身からバイブは取り出された。
まず膣に挿入っていたローターを取り出し、続いてバイブも取り出そうと手を伸ばす。
深く突き刺さっていたバイブも、彼女の大量の蜜によって意図も簡単に動く。
嫌らしい水音をたてて、彼女の下半身からバイブは取り出された。
「あぁっ…!! …ふぁ…はぁ…、…ぁ、…ふぅ……」
二つの玩具を床に置き、ゆっくり胸を触り始める。
両手で優しく胸を揉む。 これだけで声が多少漏れていた。
今まで声を我慢していた反動か、その声は自分の耳に鋭く吸い込まれた。
続いて既に固くなっている乳房の突起を軽くつまみ、二つの指でコリコリと弄る。
両手で優しく胸を揉む。 これだけで声が多少漏れていた。
今まで声を我慢していた反動か、その声は自分の耳に鋭く吸い込まれた。
続いて既に固くなっている乳房の突起を軽くつまみ、二つの指でコリコリと弄る。
「うぁ……ッ! …あ、…ふあぁ…ッ……!」
刺激を強めていく。 少しずつ、そしてまた少しずつ加える力を加えていく。
その度に彼女の熱い喘ぎ声は声量を増し、室内に響き渡る。
その度に彼女の熱い喘ぎ声は声量を増し、室内に響き渡る。
そして先ほど取り出したローターを手に取り、一度軽く舐めた。
先ほどまで彼女の秘部に刺さっていたローターは、彼女自身の愛液でべとべとだった。
急に羞恥心を覚えたあおいだが、それもすぐさま性感に変わった。
先ほどまで彼女の秘部に刺さっていたローターは、彼女自身の愛液でべとべとだった。
急に羞恥心を覚えたあおいだが、それもすぐさま性感に変わった。
「はぁ…、……あぁ…はぁ……」
……我慢、出来ない。
あおいの右手に持っているローターが、彼女の秘部に近づいたその時…
あおいの右手に持っているローターが、彼女の秘部に近づいたその時…
「――――ッ!!」
視線の先、ドアが僅かに開いていた。 そこから眼を覗かせていたのは……。
「…小波……君?」
「………っ!」
「………っ!」
無言。 静寂がドア一つの間に立ち込める。
「…入って。 入らないと怒るよ」
観念したのかガラリ、とドアが開く。
あおいの視線に入ってきたのは、彼女の予想通り小波、そして矢部だった。
小波と矢部は彼女の顔を見ず、すぐさま頭を下げた。
あおいの視線に入ってきたのは、彼女の予想通り小波、そして矢部だった。
小波と矢部は彼女の顔を見ず、すぐさま頭を下げた。
「ごめん……、忘れ物しただけなんだ」
「オイラはその連れ添いでやんす…でもあおいちゃんが……」
「………」
「オイラはその連れ添いでやんす…でもあおいちゃんが……」
「………」
左手で下半身を押さえながら、二人を眺めるあおい。
ある意味で、この二人で助かったのかもしれない、他の生徒だったら何をされるか分からない……あおいはそう思った。
ある意味で、この二人で助かったのかもしれない、他の生徒だったら何をされるか分からない……あおいはそう思った。
「……いいよ、許してあげるから顔を上げて」
「…本当にごめん……、…誰にも言わないから」
「勿論よ! 言ったら承知しないから!」
「ひいぃぃ! ごめんでやんすぅ!」
「………」
「…本当にごめん……、…誰にも言わないから」
「勿論よ! 言ったら承知しないから!」
「ひいぃぃ! ごめんでやんすぅ!」
「………」
反省している二人を見て、心の中でほんの少しだけ安堵。
その二人を尻目に、あおいは中断された快楽の波を思い出した。
流石に彼等に見られた瞬間は沈んだが、今日の出来事はそれすらを忘れさせる、再び快楽を求めだす。
その二人を尻目に、あおいは中断された快楽の波を思い出した。
流石に彼等に見られた瞬間は沈んだが、今日の出来事はそれすらを忘れさせる、再び快楽を求めだす。
「じゃあ許してあげるから……一つだけお願いがあるんだけど」
「……何? 許してくれるなら何でもするよ」
「でやんす」
「……何? 許してくれるなら何でもするよ」
「でやんす」
「……ボクを、気持ち良くさせてくれるかな……?」
「…じゃあいくよ、あおいちゃん……」
「うん……」
「うん……」
小波の手にはローターが握られており、それは振動しながらあおいの秘部に近づく。
秘所に玩具が当たった瞬間、身体を震わせ、艶めいた声で喘いだ。
矢部は今のあおいの声に興奮したのか、あおいのジャージを脱がし、乳房をもみ始めた。
秘所に玩具が当たった瞬間、身体を震わせ、艶めいた声で喘いだ。
矢部は今のあおいの声に興奮したのか、あおいのジャージを脱がし、乳房をもみ始めた。
「…あぅ! ハァ、…ンンッ…!」
「見事な貧乳でやんす! 触り心地最高でやんす!」
「うる……さいっ! んあぁっ!」
「見事な貧乳でやんす! 触り心地最高でやんす!」
「うる……さいっ! んあぁっ!」
小波のローターはあおいの陰核を捉え、振動を続ける。
「あおいちゃん凄い……とてもエッチだよ」
「…そんなこと……ないっ……! ……はあっ…!」
「…そんなこと……ないっ……! ……はあっ…!」
口ではそう言うが、身体は幾度と無く痙攣を繰り返し、性器は愛液を床へ降らせていた。
快楽を感じているのか、あおいの口からは涎が流れ出ていた。
快楽を感じているのか、あおいの口からは涎が流れ出ていた。
「…ボクだけ感じちゃダメ……だね…。 二人にも同じことを……」
あおいは二人のズボンのチャックを下げそこから彼らのムスコを取り出した。
朝の痴漢の時は気持ち悪いだけだったが、今は何とも無い。 二人のムスコを上下に扱き始める瞬間、二人の手が止まった。
朝の痴漢の時は気持ち悪いだけだったが、今は何とも無い。 二人のムスコを上下に扱き始める瞬間、二人の手が止まった。
「あおいちゃんの手…暖かくて……気持ち良いよ…」
「うおおぉぉ…、これが夢にまで見た手コk」
「黙れ眼鏡! ……気持ち良くしてあげるから続けてよ」
「うおおぉぉ…、これが夢にまで見た手コk」
「黙れ眼鏡! ……気持ち良くしてあげるから続けてよ」
当然の如く、限界まではち切れんばかりになっていた二人のムスコは、限界に近かった。
それはあおいも同じ。 再開した二つの動きは容赦なくあおいを快楽の絶頂へ導く。
小波は人差し指と中指、二つの指を彼女の膣に挿入してかき混ぜるように激しく動かした。
それはあおいも同じ。 再開した二つの動きは容赦なくあおいを快楽の絶頂へ導く。
小波は人差し指と中指、二つの指を彼女の膣に挿入してかき混ぜるように激しく動かした。
「ダメッ、小波君! そんなに激しくしちゃ…! ボク、…でちゃうよぉ!」
「俺も…もう限界…ッ、あおいちゃんの手が気持ち良過ぎて…っ!」
「オイラも…オイラも、もう…!」
「俺も…もう限界…ッ、あおいちゃんの手が気持ち良過ぎて…っ!」
「オイラも…オイラも、もう…!」
三人とも絶頂に近い。 互いが互いにラストスパートをかける。
あおいの腰が小刻みに動き、小波の指を求める。
彼女の下半身は「グチュグチュ」と嫌らしい水音をたてていた。
あおいの腰が小刻みに動き、小波の指を求める。
彼女の下半身は「グチュグチュ」と嫌らしい水音をたてていた。
「ボクっ…! もう…限界……っ! き…、気持ち良い…っ!」
「くっ…、あおいちゃん、出ちゃうよ……あおいちゃん…ッ!」
「オイラ……もう…ダメでやんすぅぅぅ――!!」
「くっ…、あおいちゃん、出ちゃうよ……あおいちゃん…ッ!」
「オイラ……もう…ダメでやんすぅぅぅ――!!」
「……じゃあ、あおいちゃん。 また明日」
「…でやんす」
「……うん、また明日」
「…でやんす」
「……うん、また明日」
その後、三人は所謂後片付けを行った。 当たり前だが、出したものをそのままにする訳にはいかない。
顔を赤らめながら三人は黙々と後片付けを終え、小波と矢部はすぐさま帰っていった。
残ったあおいは、ジャージからセーラー服に着替えながら、先ほどの出来事を振り返っていた。
顔を赤らめながら三人は黙々と後片付けを終え、小波と矢部はすぐさま帰っていった。
残ったあおいは、ジャージからセーラー服に着替えながら、先ほどの出来事を振り返っていた。
(まさか二人とあんな事になるなんて……。 しかもボク…自分であんな事を……)
ボッ、と赤い顔が更に赤くなる。
おかしい、普通におかしい、絶対におかしい。
彼女はブンブンと頭を振って自己嫌悪に陥った。
おかしい、普通におかしい、絶対におかしい。
彼女はブンブンと頭を振って自己嫌悪に陥った。
――二十時
「………」
時刻は八時、残っている生徒は誰も居ない。 ただ野球部の更衣室だけは電気が灯っている。
その中に居るあおいは、はるかを待っている。 時間が掛かっているのか、中々やってこない。
少し退屈になっていた。 時間は有限である。
その時、カチャリと音を立ててドアが開く。 ドアの隙間からはるかの顔が見えた。
その中に居るあおいは、はるかを待っている。 時間が掛かっているのか、中々やってこない。
少し退屈になっていた。 時間は有限である。
その時、カチャリと音を立ててドアが開く。 ドアの隙間からはるかの顔が見えた。
「ごめん、少し遅くなった」
「ううん、平気っ」
「ううん、平気っ」
はるかはドアを閉めて鍵を掛ける。 あおいは思わず顔を歪めてしまった。
だがはるかは何時もの表情であおいに近づき、彼女の目の前で近くの椅子に座る。
だがはるかは何時もの表情であおいに近づき、彼女の目の前で近くの椅子に座る。
「今日はお疲れ様」
「うん、はるかこそお疲れ様」
「今日は色々あって大変だったと思うけど……」
「う…、ううん! 全然大丈夫だよ」
「…そう、なら良かった」
「うん、はるかこそお疲れ様」
「今日は色々あって大変だったと思うけど……」
「う…、ううん! 全然大丈夫だよ」
「…そう、なら良かった」
そして互いに今日起こった出来事を話し始めた。
……とは言ってもあおいにとって今日は、凄まじい特訓に耐える事ばかりだったが。
十分の時が過ぎ、さてと、とはるかが呟き改めてあおいに視線を向けた。
……とは言ってもあおいにとって今日は、凄まじい特訓に耐える事ばかりだったが。
十分の時が過ぎ、さてと、とはるかが呟き改めてあおいに視線を向けた。
「それじゃああおい、特訓の補習を始めるわよ」
「え……、終わりじゃないの?!」
「え……、終わりじゃないの?!」
まさかのはるかの言葉に動揺を隠せないあおい。
はるかは「クスリ」と笑いあおいに飛びつき、意図も簡単に彼女の唇を奪う。
唇と唇が触れ合う。 舌と舌が絡み合う。 長い長いディープキスの開始の合図。
床に倒れこみ、舌をあおいの口の奥、また奥に侵食させる。
はるかは「クスリ」と笑いあおいに飛びつき、意図も簡単に彼女の唇を奪う。
唇と唇が触れ合う。 舌と舌が絡み合う。 長い長いディープキスの開始の合図。
床に倒れこみ、舌をあおいの口の奥、また奥に侵食させる。
あおいは次第に力が抜けていき、はるかが唇を離すときにはぼんやりとした視線で彼女を見ていた。
「ふふっ、あおい……やっぱり可愛い」
「はっ…恥ずかしい事……言わないで……」
「はっ…恥ずかしい事……言わないで……」
二度目の接吻は、先ほどより軽めで何度も繰り返す。
何度も繰り返すうちに、早くもあおいは下半身をもぞもぞと動かす。
はるかがあおいから唇を離すと、瞳を潤ませながらあおいが訴えてきた。
何度も繰り返すうちに、早くもあおいは下半身をもぞもぞと動かす。
はるかがあおいから唇を離すと、瞳を潤ませながらあおいが訴えてきた。
「はるか……早くここを弄って…ボク、もう我慢できないよぉ……」
だがはるかは恍惚な笑みを浮かべ彼女に言った。
「ダメ。 まだ胸とか色んな所…触ってないからね」
「…はぁ……、はぁ……はるかぁ…」
「…はぁ……、はぁ……はるかぁ…」
はるかの舌は、あおいの耳、首筋、手足の指、等を擽って行く。 それがあおいにとって、こそばゆくてとても切ない。
昼休みにはるかと絡んだ時の段階とは、比べ物にならないほどあおいは敏感になっているのだ。
昼休みにはるかと絡んだ時の段階とは、比べ物にならないほどあおいは敏感になっているのだ。
その証拠に、既にあおいの声はとても荒く、セーラー服の上からでも分かるように、乳首が固くなっているのだった。
はるかは突起を人差し指で撫でる様にしてくりくり動かした。
「あおい、凄く敏感…」
「あぅ……だ…だって……」
「だって何? セーラー服の上からでもくっきりと、あおいの可愛いところが立っているのが分かるよ」
「…っ! …だめっ…はるかぁ……」
「あぅ……だ…だって……」
「だって何? セーラー服の上からでもくっきりと、あおいの可愛いところが立っているのが分かるよ」
「…っ! …だめっ…はるかぁ……」
はるかはあおいのセーラー服を脱がし、小さい乳房を鷲掴みする。
すると先ほどまでの彼女とは思えないほどの大きな声。
乳首を摘んだり捏ね繰り回したりすると、面白いように彼女は喘ぐ。
すると先ほどまでの彼女とは思えないほどの大きな声。
乳首を摘んだり捏ね繰り回したりすると、面白いように彼女は喘ぐ。
「…ぁ! はるかぁ! …何これ……凄く…切ないよぉ…!」
「あおいの喘ぐ顔、可愛いからもっと見せて……」
「あおいの喘ぐ顔、可愛いからもっと見せて……」
今度は舌で彼女の突起の先端をチロチロ突いたり甘噛みし、もう片方の乳首は指で弄くる。
先ほどより感度が良いのか、あおいの声は艶めきを増した。
かと思えば次の瞬間、彼女の身体が震える。
先ほどより感度が良いのか、あおいの声は艶めきを増した。
かと思えば次の瞬間、彼女の身体が震える。
「…ふぁ…ぁっ……ぅ…ぁ…っ!」
そう。 あおいは軽く絶頂を迎えたのだ。
はるかは舌と指を放し、あおいの震えが治まるのを待った。
はるかは舌と指を放し、あおいの震えが治まるのを待った。
「……あおい、軽くイッちゃった?」
「…ぁ…はぁ…、…はぁ…ぁ…はぁ……、…んっ……」
「…ぁ…はぁ…、…はぁ…ぁ…はぁ……、…んっ……」
あおいが唇を震わせていたのを確認し、はるかはにっこりと笑みを浮かべスカートを捲った。
そこには小さい水溜りが出来ていた。 彼女の蜜の水溜りが。
その奥には、彼女の秘所が切なそうにヒクヒクと愛液を流していた。
そこには小さい水溜りが出来ていた。 彼女の蜜の水溜りが。
その奥には、彼女の秘所が切なそうにヒクヒクと愛液を流していた。
はるかはあおいのスカートを脱がし、そして今まで彼女に快楽を与え続けていた二つの玩具を手に取った。
「あおい、ローターをここに当てて。絶対動かさないでね」
「…ぁ…、…う……うん…」
「…ぁ…、…う……うん…」
既に息絶えたえのあおいにはるかが指示する。
あおいはローターの電源をONにし、はるかが指示した場所…陰核にローターを当てた。
そしてはるかは持っていたバイブを一気に彼女の膣に押し込んだ。
あおいはローターの電源をONにし、はるかが指示した場所…陰核にローターを当てた。
そしてはるかは持っていたバイブを一気に彼女の膣に押し込んだ。
「ひゃああぁぁぁッッ!!!」
あおいは仰け反るように身体を捩った。
彼女の膣壁は、バイブの侵入を歓迎するかのように締め付ける。
元々愛液でぐっしょりと湿っている彼女の膣内は、はるかによって容易にバイブが出し入れされる。
彼女の膣壁は、バイブの侵入を歓迎するかのように締め付ける。
元々愛液でぐっしょりと湿っている彼女の膣内は、はるかによって容易にバイブが出し入れされる。
「だめっ、はるかぁ! 強すぎるよぉ、う…ああぁぁっ!!」
「補習だから、これぐらい強くないと駄目」
「でもっ…、幾らなんでも…これは……ンンッ!!」
「補習だから、これぐらい強くないと駄目」
「でもっ…、幾らなんでも…これは……ンンッ!!」
更衣室にはあおいの艶めいた喘ぎ声、彼女の秘部の嫌らしい水音が響く。
先ほど軽くイッたにも関わらず、早くも第二の絶頂が目の前にやって来る。
先ほど軽くイッたにも関わらず、早くも第二の絶頂が目の前にやって来る。
……それが頂に上るまで、一分も要らなかった。
…グチュ……グチュ…ブチュ…!
「いやぁ……! また……また…出ちゃう…っ! …ふああぁ……っ!!」
「沢山出してね、あおいの大事な物。 ……全部、見ててあげるから」
「沢山出してね、あおいの大事な物。 ……全部、見ててあげるから」
「ゃあ…っ、…来る…、また来る………来ちゃうっ……!」
はるかから、バイブから、ローターから来る快楽が彼女を飲み込む。
「ふぁっ…! ゃあああぁぁぁ―――っ!!!」
あおいの膣内から溢れ出るように愛液が、潮を吹くかのように放出した。
「……まだ終わりじゃないよ…、あおい。 …むしろこれから」
はるかはあおいの腰を持ち上げた。
あおいの視線に飛び込んで来たのは、自分自身の秘所。
あおいの視線に飛び込んで来たのは、自分自身の秘所。
「ふぁ……や…やぁ……」
「良く見えるでしょ。 あおい、まだまだ補習は続くよ」
「良く見えるでしょ。 あおい、まだまだ補習は続くよ」
はるかは指で彼女の陰核を優しく愛撫する。
するとあおいの身体は痙攣するかのように震えた。
するとあおいの身体は痙攣するかのように震えた。
「……これが良いの?」
今度は指に愛液を絡めながら、あおいの膣内に入れて刺激を繰り返す。
敏感になった彼女はすぐさま快楽を得る。
敏感になった彼女はすぐさま快楽を得る。
「どうかな…、あおい」
「ふあ…っ! い、いいよぉ…! 気持ちいいよぉ…」
「ふあ…っ! い、いいよぉ…! 気持ちいいよぉ…」
はるかの指は彼女の喘ぎ声と共に速くなる。
「あっ! やめっ…、うあぁっ! も、だめ…っ!!」
「もうイッちゃうの? ……分かった」
「もうイッちゃうの? ……分かった」
はるかの指の運動はより俊敏になり、彼女の刺激をより強くする。
何とか我慢しようと歯を食いしばるあおいだが、エクスタシーは待ってくれない。
何とか我慢しようと歯を食いしばるあおいだが、エクスタシーは待ってくれない。
「ら…らめぇ……、もうだめ…っ!」
「イク時はちゃんと言ってね、あおい」
「も、もう……、我慢できない……っ! イクっ…、イっちゃう!!」
「イク時はちゃんと言ってね、あおい」
「も、もう……、我慢できない……っ! イクっ…、イっちゃう!!」
彼女の秘所からは愛液の雫が溢れ出した。
はるかは横たわるあおいを起こし、彼女のスカートを脱がした。
そして自分も服を外し、鞄から液体の入ったビンを取り出しあおいの身体全体へ塗り始めた。
そして自分も服を外し、鞄から液体の入ったビンを取り出しあおいの身体全体へ塗り始めた。
「は…はるかぁ……? これ…何?」
おずおずと液体の事を聞くあおい。 するとはるかの口が開く。
「特訓の効力を更に良くするためのローション」
自分の手のひらにローションを塗り、自らの身体にも塗っていく。
塗り終えた瞬間、はるかはあおいへ覆い被る。
塗り終えた瞬間、はるかはあおいへ覆い被る。
お互いの乳房にある突起が擦れ合う。
「ひゃぁ!」
はるかはあおいへ軽くキスを繰り返す。 唇を放すと、はるかは緩やかに微笑んだ。
「良いでしょ、これ。 ……あおい、もっと感じて」
「ふぁ……はぁ…、は…はるか…」
「ふぁ……はぁ…、は…はるか…」
先ほどより滑らかになったあおいの身体をはるかが玩ぶ。
乳首を捏ね繰り回しているかと思えば、人差し指で彼女の身体をなぞる。
ローションで滑らかになっている身体……今までと違った性感があおいを襲う。
ローションで滑らかになっている身体……今までと違った性感があおいを襲う。
「っ! ふあぁっ! …ぁ…はぁ…っ!」
その指はいよいよ彼女の秘所に下りて行く。 もう片方の手は彼女の突起を苛めていた。
ゆっくりと膣の周りで円を描き、すぐさまあおいの中に滑り込んだ。
ゆっくりと膣の周りで円を描き、すぐさまあおいの中に滑り込んだ。
一本の指が性器に侵食していく。 それを中で指を動かすとそれに比例するかのようにあおいの性感は増す。
「ひゃああっ! はるかの……指がぁ……っ!」
バイブとは違う、細やかなはるかの指が彼女の膣を刺激する。
はるかは更に指を一本増やし膣に、同時にもう片方の穴に指を突っ込んだ。
はるかは更に指を一本増やし膣に、同時にもう片方の穴に指を突っ込んだ。
自分の蜜……そしてローションによって十分に潤っているあおいの二つの穴は、簡単に指を受け入れた。
「は、はるかぁ…! …そっちは…お尻の……っ!!」
「二つ同時に責められると、凄く気持ちいでしょ?」
「ひゃぁ!! う…うん……、はるか…もっと、…もっと…っ!」
「二つ同時に責められると、凄く気持ちいでしょ?」
「ひゃぁ!! う…うん……、はるか…もっと、…もっと…っ!」
その言葉に反応するかのように、指はあおいの中をかき混ぜていく。
今まで何度も身体の外へ放出した快楽の蜜は、再び彼女の膣で溢れてくる。
今まで何度も身体の外へ放出した快楽の蜜は、再び彼女の膣で溢れてくる。
「ほら……あおいのここがピクピクいっているよ」
「…あぁぅ! だって……、止まらないんだもん……っ!」
「…ぅん、分かっている」
「…あぁぅ! だって……、止まらないんだもん……っ!」
「…ぅん、分かっている」
遂にはるか自身が我慢できなくなったのか、床に転がっていたバイブを手に取り自分の下半身に挿入した。
そしてスイッチをONにしたバイブは、グネグネと動きはるかの中で蠢く。
そしてスイッチをONにしたバイブは、グネグネと動きはるかの中で蠢く。
「ああっ…! あおい…あおい……っ!」
「……はるかぁ…これ、いいよぉ! 凄く良いよぉ…っ!」
「……はるかぁ…これ、いいよぉ! 凄く良いよぉ…っ!」
長い髪が左右に揺れる。 はるかの興奮が増すことによって、手の動きもどんどん素早くなる。
お互いの膣が指を、バイブを求め合い、感じ合う。
お互いの膣が指を、バイブを求め合い、感じ合う。
あおいは更なる性感を得ようかと胸を揉み、くにくにとピンク色の突起を弄る。
その手は震えている、どうやら絶頂は近いようだ。
彼女たちの火照っている頬が、これ以上無いほど赤くなる。
その手は震えている、どうやら絶頂は近いようだ。
彼女たちの火照っている頬が、これ以上無いほど赤くなる。
「はるか……ぁ! もう…ボク、ダメ…っ! 限界だよぉ!!」
「私もそろそろ……、出ちゃう…!」
「私もそろそろ……、出ちゃう…!」
二人の身体が飛び跳ねる。 その瞬間、中から熱いものが迸った。
「あおい…あおい……っ! ひゃああぁぁっ!」
「ダメッ! …はるかっ…、イクっ、イっちゃうよぉ…、ふぁ……ふああぁぁっ!!」
「ダメッ! …はるかっ…、イクっ、イっちゃうよぉ…、ふぁ……ふああぁぁっ!!」
二人同時に、最上のエクスタシーに達した。
これ以上は限界……、早川あおいはオーガズムに浸りながら横たわっていた。
はるかはゆっくりとあおいに口付けを交わし、微笑みながら彼女に言った。
はるかはゆっくりとあおいに口付けを交わし、微笑みながら彼女に言った。
「補習はこれでお終い。 お疲れ様、あおい」
「…ぁ」
「シャワー浴びて、帰ろっか」
「…ぁ」
「シャワー浴びて、帰ろっか」
何故か、これだけで終わらない気がする。 あおいは朦朧とする意識の中でそう思った。
――二十一時
「ただいま……」
力無く発した声が家の中に入る。 階段を上りベッドに転がった。
食欲が沸かない。 お腹が空いていても食べ物を口に運ぼうとは思わない。
ベッドに転がっているあおいがまず、今日の出来事をひっくるめて一言。
食欲が沸かない。 お腹が空いていても食べ物を口に運ぼうとは思わない。
ベッドに転がっているあおいがまず、今日の出来事をひっくるめて一言。
「疲れた……」
既に瞼は重く、このまま寝てしまいそうになる。 それでも良いか…と思い、あおいは目を閉じた。
まどろみが彼女を襲う……がそれは電話の着信音によってかき消された。
まどろみが彼女を襲う……がそれは電話の着信音によってかき消された。
「……ん、電話…?」
こんな時間になんだろう、と眠たい身体を叩き起こしながら電話を取る。
着信の相手ははるか。 電源ボタンを押すと、あおいの睡魔が吹き飛ぶような嬌声が聞こえてきた。
着信の相手ははるか。 電源ボタンを押すと、あおいの睡魔が吹き飛ぶような嬌声が聞こえてきた。
「ふぁ……あおい…あおい……っ」
「……はるか? どうしたの!?」
「……はるか? どうしたの!?」
わけが分からない、何故はるかが喘いでいるのかが分からない。
あおいは止めさせようと声を送るが、はるかは更に声を喘がせる。
それがあおいにとって、とてもくすぐったい。 徐々に息が荒くなっていく。
あおいは止めさせようと声を送るが、はるかは更に声を喘がせる。
それがあおいにとって、とてもくすぐったい。 徐々に息が荒くなっていく。
「は…はるか…ぁ、や、やめてよ…」
「ほらあおいも……、一緒に…感じよ……?」
「ほらあおいも……、一緒に…感じよ……?」
その言葉が引き金。 あおいは携帯を左の耳に当てながら、右手をスカートの中を入れる。
あおい自身が驚くほど、下半身は彼女の愛液でたっぷりと濡れていた。
羞恥を感じながらも、見事に膨れ上がった陰核を指で弄る。
あおい自身が驚くほど、下半身は彼女の愛液でたっぷりと濡れていた。
羞恥を感じながらも、見事に膨れ上がった陰核を指で弄る。
「うあっ……!」
すぐさま嬌声を出してしまった。 はるかが電話向こうで微笑んだような声を発した。
あおいは自分の蜜で指を濡らし、人差し指と中指で膣を苛め始める。
第二関節まで指を挿れ、ゆっくりと出し入れを繰り返す。
あおいは自分の蜜で指を濡らし、人差し指と中指で膣を苛め始める。
第二関節まで指を挿れ、ゆっくりと出し入れを繰り返す。
「ふぁ……あぁっ!」
「凄い…今日のあおいは凄いよぉ…ぁ…っ」
「凄い…今日のあおいは凄いよぉ…ぁ…っ」
彼女の思考は、性感を感じる度に消えていく。
指のピストン運動は加速していき、身体は快楽を得ていく。 グチャグチャ、と水音が自分の耳に聞こえるほど秘所は快楽で満ちていた。
と思えば、電話口から同じような水音が聞こえる。 どうやらはるかが自分の音を聞かせているのだ。
指のピストン運動は加速していき、身体は快楽を得ていく。 グチャグチャ、と水音が自分の耳に聞こえるほど秘所は快楽で満ちていた。
と思えば、電話口から同じような水音が聞こえる。 どうやらはるかが自分の音を聞かせているのだ。
「どう…、あおい……っ。音……聞こえた?」
「…うん……っ、き…、聞こえたよ……」
「あおいの音も…聞かせてほしい……」
「…うん……っ、き…、聞こえたよ……」
「あおいの音も…聞かせてほしい……」
はるかのリクエストに答えるかのように、携帯電話を下半身に持っていく。
そして勢いよく指を動かす、それは部屋中に響き渡るかのように。
幾度も押し寄せる快楽を堪えながら、あおいは絶頂を迎える前に携帯電話を再び耳元に当てた。
そして勢いよく指を動かす、それは部屋中に響き渡るかのように。
幾度も押し寄せる快楽を堪えながら、あおいは絶頂を迎える前に携帯電話を再び耳元に当てた。
「あおい……感じちゃっているんだ。 ……かわいい」
「…そう言うはるかこそ、同じくらい…か…感じちゃっているのに……」
「ふふっ……、…ぁ、ぁあぁっ!!」
「…そう言うはるかこそ、同じくらい…か…感じちゃっているのに……」
「ふふっ……、…ぁ、ぁあぁっ!!」
絶頂が近いのか、はるかの声色が変化した。
その声に反応したあおいの性感。 乱暴に膣の奥を指で掻き混ぜる。
その声に反応したあおいの性感。 乱暴に膣の奥を指で掻き混ぜる。
限界が近いのはあおいも同じ。 身体が、声が、全てが震えだす。
「だ…だめっ! もう駄目、来る、来ちゃうよぉ!」
「あおい、あおいぃ……っ!」
「あおい、あおいぃ……っ!」
「やぁ…! も…、…ッ! …ら、らめぇ…! …あぁ、あああぁぁぁ―――っ!!」
「私、も……、や、ぁ、ふぁあああ…っ!!」
「私、も……、や、ぁ、ふぁあああ…っ!!」
――二十二時
「……本当にお疲れ様、あおい……
と言う言葉までは聞こえていたあおいの聴覚だったが、それ以降は聞こえなかった。
その後。
あおいの下半身は三日間痛み、彼女はその苦痛に耐えていた。
しかしその後、制球力が増していたと言う。
あおいがはるかに聞いた話によると、あの特訓によって、精神力は勿論、体力、持久力、そして下半身が強化されたと言うらしい。
しかしその後、制球力が増していたと言う。
あおいがはるかに聞いた話によると、あの特訓によって、精神力は勿論、体力、持久力、そして下半身が強化されたと言うらしい。
勿論あおいは首を捻るばかりだったが、「投球が良くなったので、まぁいっか」 と言う発言を残したらしい。
あおいちゃんのとある一日 おしまい。
後書き
やぁ兄弟 (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウス兼あとがきへ。
この『彼女の愛液』はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
ようこそ、バーボンハウス兼あとがきへ。
この『彼女の愛液』はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「やっと完結」なんだ。 済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このSSを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思って、彼女を特訓させたんだ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このSSを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。
そう思って、彼女を特訓させたんだ。