-バグの存在はわかったが、これでは原因がわからない。
私は、次の少年に橋を渡るように命じた。
先に消えていった少年をみていたので、橋に飲み込まれる瞬間に
それを回避するように、魔法を使った。しかし無駄だったようだ。
飛翔しようかとした少年は、橋からあらわれた無数の手によって、
橋に飲まれていった。
先に消えていった少年をみていたので、橋に飲み込まれる瞬間に
それを回避するように、魔法を使った。しかし無駄だったようだ。
飛翔しようかとした少年は、橋からあらわれた無数の手によって、
橋に飲まれていった。
-やはり根の深いバグだ。
私は『トレース』を残る二人の少年にかけて、同じように送り出
していく。
一人の少年は、魔法の盾『use strict』を行使したが、それはまっ
たく無効であったようだ。
もう一人の少年は、瞬間移動の呪文で回避しようとしたが、渓谷の
向こう側に出現するはずが、橋の中央に出現してしまい、同じように
飲まれた。
していく。
一人の少年は、魔法の盾『use strict』を行使したが、それはまっ
たく無効であったようだ。
もう一人の少年は、瞬間移動の呪文で回避しようとしたが、渓谷の
向こう側に出現するはずが、橋の中央に出現してしまい、同じように
飲まれた。
そして、私が残された。声が聞こえる。
『異世界から来た者よ。われは最悪のバグ。汝が持つ魔法ではわれに
傷一つ負わせることができない。CPANへ向かうことなく、このま
ま引き返すが良い。』
傷一つ負わせることができない。CPANへ向かうことなく、このま
ま引き返すが良い。』
私は内心つぶやいた。
-最悪のバグ?冗談だろ。
最悪のバグとは、回避不能なバグのことを言う。
橋の一つや二つ、私には乗り越えられる。
私は図書室の奥にしまってあった魔道書を取り出した。
橋の一つや二つ、私には乗り越えられる。
私は図書室の奥にしまってあった魔道書を取り出した。
#ifdef__cplusplus
extern "C"
{
#endif
#include"EXTERN.h"
#include "perl.h"
#include "XSUB.h"
#ifdef __cplusplus
}
#endif
extern "C"
{
#endif
#include"EXTERN.h"
#include "perl.h"
#include "XSUB.h"
#ifdef __cplusplus
}
#endif
普通の『パーラー』には聞き覚えの無い呪文を唱えていく。
『うぉぉぉ・・・そ、それは、禁呪文XS!? バカな、それはかつて
失われたはず!!』
失われたはず!!』
私の複雑な詠唱が渓谷に響き渡る。
『しかし禁呪文XSといえども、私は倒せん!!!』
-倒す? お前は倒さないよ。
私はせせら笑った。
そう、私が必要なのは橋を渡ることなのだ。CPANとつなぐ
橋を渡ることだ。
カーネルのバグで機能せず、存在がバグになった『プロキシー』
などに何の用事があろう。禁呪文XSで、『パールゥ』に許されて
いないゲートを開いて、自らをパケットとして送るのだ。
魔王もそのことに気づいたようだ。
そう、私が必要なのは橋を渡ることなのだ。CPANとつなぐ
橋を渡ることだ。
カーネルのバグで機能せず、存在がバグになった『プロキシー』
などに何の用事があろう。禁呪文XSで、『パールゥ』に許されて
いないゲートを開いて、自らをパケットとして送るのだ。
魔王もそのことに気づいたようだ。
『私との戦いを回避したことは誉めてやろう・・・。しかし、汝が
禁呪文XSを持ち出したことで、この世界の調和は崩れる。そして
我々が世界を闇に包む時代が来ることになるのだ!!!』
禁呪文XSを持ち出したことで、この世界の調和は崩れる。そして
我々が世界を闇に包む時代が来ることになるのだ!!!』
その言葉に、私は注意を払わなかった。
既に私は、渓谷の向こう側に移動しており、『プロキシー』に
用事が無かったからだ。
既に私は、渓谷の向こう側に移動しており、『プロキシー』に
用事が無かったからだ。
こうして、のちにデスマーチと呼ばれるたびを完了した私は、
CPANにて眠っていた多くの力を手に入れた。
CPANにて眠っていた多くの力を手に入れた。