テーブルトークロールプレイングゲーム(テーブルトークRPG、TRPG)とは、サイコロなど専用の道具を用いた対話型の卓上遊戯です。
それぞれの役割(Role)を演じる(Playng)遊び(Game)。それをテーブル(table)を囲いながら談話形式で遊ぶのでTRPG(テーブルトークRPG)です。



smile?i=291175世界初のTRPGは1974年にアメリカで発売された『ダンジョンズ&ドラゴンズ』だそうです。これはTRPGだけでなくRPG全体の原型で、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は元祖ファンタジー小説『指輪物語』の影響を受けて作られたため、その後のRPGの分野は剣と魔法の世界のファンタジー が基本となっています。
因みに元はアメリカ発祥の文化で
ある為、アメリカの方が日本より圧倒的にTRPG文化は長く、盛んですな('-'*)b


日本でTRPGが遊ばれるようになるのは遅く1980年代から少しずつ遊ばれるようになりました。しかし海外産のTRPGは、和訳出版されないものも多いため、ヘビープレイヤーの中には、英語で書いてある海外のゲームを個人的に入手して遊んだりする人もいました。
日本産のTPRGで一番初めに火が付いたのは1989年の
『ソードワールドRPG』です。これによって今までTRPGに興味なかった日本人もTRPGの魅力に引きこまれたのでしたー。


TRPGの最大の特徴はその高い自由度です!
ゲームのシナリオ作成も、進行も生の人間が相手となるため、非常に自由度が高いです。この自由度と役割を演じる(ロール)の楽しさこそがTRPGの最大の魅力と言えます。
KP(ゲームキーパー)であれば、ドラクエでもFFでもリングでもどのような物語でも作ることが可能ですし、PL(プレイヤー)ならばその世界の中で最低限の規範を守ればあとは自分の思う行動を取ることができます。そのように世界と物語を作り、役になりきることがTRPGの楽しさなのです。

しかし、その反面TRPGの高い自由度がプレイヤー達を惑わしたり、逆にPLの我儘(マンチ)やKPの横暴(吟遊詩人KP)を発生させやすいという問題もあります。
またゲームの大半が演技とコミュニケーションで成立しているため、黙りこんでしまったりするとシナリオの進行にまで支障をきたすこともあります。

このようにTRPGは良くも悪くもその人次第であることも大きな特徴なのです('-'*)b


そして、本作『ナマクラ+りふれいん!』の基幹システムはホラーTRPGの代表作である『TRPGクトゥルフ神話』をベースとしています。
クトゥルフ神話の主な特徴はだいたいこんな感じ、

  • プレイヤーキャラクターであるところの「探索者」たちは、せいぜい常人より少し専門的な知識を得ている一般人に過ぎません。
  • 対して、脅威となりうる「神話的存在」は正面から立ち向かって打倒できるような相手ではありません。
  • むしろ、直視しただけで「宇宙的恐怖」から発狂してしまうようなおぞましくも強大な相手です。
  • システム的に曖昧な部分が多いためKPの裁量権が強く。さらに判定方法はシンプルであり、KPの判断をダイスに委ねるという意味合いが強いです。
  • そのため、シナリオ進行には一般のTRPGよりもキャラの能力よりロールプレイやリアル知識に比重が置かれます。
  • また他のゲームより個々のキャラクターがわりと簡単に死んでしまいます

このようにクトゥルフ神話TRPGは、矮小な人間である探索者たちが、様々な宇宙的恐怖に晒されつつも生き残ることを目的として足掻く様を楽しむホラーTRPGとなっています。

またこの恐怖を表現するシステムとして、「正気度ポイント(SAN値)」「正気度ロール(SANチェック)」が挙げられます。

これはクトゥルフ神話TRPGの代名詞とも呼べるもので、ゲーム自体はよく知らなくても「SAN値」や「SANチェック」といった通称は知っている方も多いのではないでしょうか。

探索者たちは何らかの怪異に遭遇する度に正気度ロールを行い、成功・失敗に応じてそれぞれに見合った正気度ポイントを失います(例えば「1/1D6」の場合、成功時には1点、失敗時には6面ダイス1個の出目と同じ点数の正気度ポイントが減少します)。

これによって、正気度ポイントが0に近付けば近付く程、その探索者は正気を失い狂気へと向かっていくのです(´☣౪☣)b
基本的に正気度ポイントは減る一方であるため、探索者を長く続けていく者ほど破滅に近づいてゆく様が表現されるという寸法です。

 


そしてTRPG『ナマクラ+りふれいん!』はクトゥルーのシステムだけを利用したオリジナルもりもり卓です。
基本ルールを踏襲している以外は全く別物のゲームですのでご注意ください。

ですので、ハウスルールどころか、かなり異なったシステムも混ぜこじゃになっています。

そしてTRPG『ナマクラ+りふれいん!』では、新しい事や面白そうな事はどんどん採用していきます!
PL様からご提案があればどうぞ御遠慮なくどんどんKPにご要望なさってみて下さい!


【この卓のKPの性質】

 

キーパーぴこたん
1980年兵庫県神戸市生まれ

職業:お医者さんのようなもの
SAN:2/99

STR

CON POW DEX APP SIZ INT EDU
(筋力) (体力) (精神) (俊敏) (外見) (体格) (知性) (教養)

16

17 2 16 12 10 16 17

 

 ・世界観や時代背景に則したRP(ロールプレイ)である限り、多少マンチぎみな提案であってもわりとOK出したりします(判例法主義者なんですよ僕w)。

 ・頑張ってRPして盛り上げようとなさるPL様にはわりと贔屓ぎみですw

 ・一方でPL様の全体的なバランスが脳筋プレイに偏っているなと感じた時点で難易度ルナティックな敵NPCとの遭遇が多発したりします。

 ・このKPは論理的な思考を好みますが、対照的にルー二ーなプレイ(笑いを狙っていく感じのおばかプレイ)も好みます。

 ・某リプレイ動画の詐欺師『L』とか女学生『安心院さん』みたく目星も心理学も言いくるめも使わずに己がRPだけで道を切り開くようなプレイをこよなく愛しています。
  (但し、あまりにも独りよがりだったり、他のPL様に不快感が生じそうになったり、進行に支障をきたすと判断した場合は、自重をお願いしたりはします)

 ・突貫や進行重視ではなく、速度ぐだぐだであってもしっかりとした丁寧な論理的思考による展開を推奨したりします。

 ・ドラクエみたいな味気ないプレイをされた場合、ドラクエみたいな味気ないシナリオをお返しします(※別にしちゃいかんとは言いません)。

 ・分岐処理やダイス判定はかなり厳密に定義していますが、アドリブ進行も極めて大好きなのでちゃんと伏線回収なさるのであれば突拍子もないRPでもOKです。
  (この判断はどの卓でも難しい判断になりますし、膨大な書き溜め、アドリブのセンス等々、KPが瀕死になる難所なのですがw考えがあってのことならば許可です)
  ※とは言え、最低限の進行上、一応の空気は察して下さい。明らかに卓を崩壊させるような行き当たりばったりな行動には制限を加える場合もあります。

 ・導入NPC(物語冒頭にイベントのきっかけをつくるNPC)だからまさか敵とか黒幕じゃないだろうwとか考えているようなら、たぶんクリアできませんw

 ・通常、現実世界において常識的(物理的・論理的)に考えて起こり得ない事象は、おそらくRP許可されません。
  (逆に、常識的に考えて起こり得るような事象は、たいていRP許可されます。)

 ・本来、このKPは舞台:現代を好みます(逆に、なんでもありな感じのファンタジー世界を好みませんw)。

 ・『魔法』という概念について、非常識極まりないので、登場させる予定は今のところありませんw
  (TRPGパラノイアで瞬間転送装置を利用するくらいの覚悟がおありならw まぁチートでなければ提案として受け付ける場合もあります)

 ・親しみのあるPC(プレイヤーキャラクター)との死別は誰しも辛いものです。また気心の知れた仲間との突然の別れは少なからず精神的な喪失感を伴います。
  ましてや、それがお気に入りの異性キャラクターだったりすれば鬱展開必死でしょうね・・・・・・。なんであれ、死とは、とても受け入れ難い悲劇です。
  ですが、死体は死んでいます!絶対にご都合主義な蘇生は許可しません。ザオリク?教会?なにそれおいしいの?
  ※もし自分が死んじゃった場合(ゲームオーバー)は、新しいキャラシを作り直してもらってシナリオ途中からリトライしてもらいます。

 ・ステ振り無制限、値の入替自由でキャラシ作って貰ってOKです。が、長所だらけの完ストキャラよりも短所をRPでカバーするようなスタイルってかっこいいものです。

 ・探索プレイ重視です。これは僕の好み云々ではなくて、この辺はやはりクトゥルーを踏襲してますから、突貫とか戦闘は極力避けて頂いた方が生き残れます。
  (どんな武闘波チートキャラをメイクされたとしても、バランス調整の為に敵NPC難易度設定が極悪化するだけですから意味はありませんよw)


まぁ色々と注文の多いKPですがwそう難しいことじゃないですよ。ようは、辻褄が合わないような適当なプレイでは誰も満足できないでしょう?ということです。

え?こんなのKPの自己満足じゃないか横暴だッ!!

ええ!無論そうですよw けどねKPってこういうモンですよw ある程度諦めてみて下さい。すると、矛盾するようですが案外、極めて高い自由度が約束されます。
逆に申し上げるならば、最高の自由度をご提供したいが為に制限と制約が存在します。
ルールが無ければ戦略性は介在しません。設定が無ければモノガタリとしての輪郭は保てません。

TRPGのゲームマスターはコンピューターではないのです。TRPGのゲームマスターは人間です。
TRPGに「ようこそ!ここはアリアハンです」と馬鹿みたいに繰り返すだけのNPCなんてどこにもいません。

殴ったら殴り返してくるかもしれません。煽てたら気を良くしていいことを教えてくれるかもしれません。
嫌われたら嫌いかえせ!逆に、愛したければ全力で愛してもらって構いません。設定された文言だけ返してくる条件反射人形とは異なるのです。

TRPGの遊び方は無限です!


リプレイ動画にありがちな妄想卓プレイを実際の卓でやったら敬遠された方もいらっしゃるかも知れません。
RP頑張り過ぎてつい力が入り過ぎた結果、他のPLにどん引きされた方もいらっしゃるかも知れません。

いいんです!(CV.かびら)
文字チャット限定卓ですから恥ずかしさも半減しますしねw
僕の卓では、今まで望んでも出来なかったあんなプレイやこんなプレイ(意味深w)
やっちゃっていいんですッ!!

フラグ建てたらいいんだろ?みたいなセオリー通りのギャルゲー攻略に物足りなさを感じていませんか?
ひとん家の引出やつぼの中を漁りまくるだけの、なんちゃって冒険活劇に満足していますか?
スライムをぷちぷち潰して小銭稼いで魔王ぶっ殺すのが望みですか?


   諸君 私はリアルなプレイを  地獄の様なリアルプレイスタイルを望んでいる
   諸君 私に付き従うプレイヤー諸君
   君達は一体 何を望んでいる?

   更なる自由を望むか?
   情け容赦のない 糞の様な仮想現実を望むか?
   鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な思考遊戯を望むか?


   よろしい  ならばTRPGだッ!!
 



まぁwともあれ
無様でもいいと思うんです。不細工で惨めなプレイスタイルでも大いに結構!

考えてみたら、人生ってそんなもんです。

この卓のKPはわりとそういうプレイヤーを望んでいます。
さあ!一緒にテレビゲームとしてのRPGの常識を捨てようではありませんかッ!

         KP ぴこたんより

 


 

最終更新:2015年04月18日 06:07