【2015年4月18日(土)20時15分頃~23時30分頃に渡り行われた第四回セッションのログです】
KP:【んじゃ前回のシーンからセッション開始するね~】▼
白沢功:隠さんでもええじゃろに。似たもの同士▼
CHIKA
HIBIKI:ハクタクって聞いた時、もしかしてって思ったけど、まさかねぇ。世間は狭いもんだ▼
NOBU
MORINAGA:はぁ・・・?▼
白沢功:ほぉ。ここを訪れたは偶然ちうわけか?▼
CHIKA
HIBIKI:ああ、ごめんごめん。ちょっとした有名人なんだこの爺さん。・・・・・・だよな?▼
KP:シークレットダイス
白沢功:フン。まあええわい。偶然ちうことにしといてやる▼
KP:PLみちるはここで、帰宅してきて下さい▼
MICHIRU:おじい様、ただいま戻りましたぁ~▼
白沢功:ああ。▼
MICHIRU:こんにちは、モリナガさん、と・・・、・・?▼
CHIKA
HIBIKI:・・・?▼
NOBU
MORINAGA:おかえりー▼
MICHIRU:あ、いえ・・・こんにちは▼
CHIKA
HIBIKI:お邪魔してます。
どっかで、お会いしたこと・・・ありましたかね?▼
MICHIRU:いえ、初めまして~。おじい様、こちらの方は?▼
白沢功:地図屋らしいわい▼
MICHIRU:そうでしたか、あ。申し訳ありません、ボクは白沢みちるともうします。▼
CHIKA
HIBIKI:国土地理院の佐藤チカと申します。この度は、地形調査でこの地を訪れました▼
白沢功:なぁ、ノブさんよぉ。▼
NOBU
MORINAGA:ん?どうしたんだい。じいちゃん?▼
白沢功:すまんがの。ちいと、この嬢ちゃんと話をするでなぁ
別に聞いとってもええが
なに
つまらん話じゃから、手間を取らすに及ばん、今日はありがとうなぁ、野菜。ありがたく頂戴致す。▼
MICHIRU:あっモリナガさん!▼
NOBU
MORINAGA:喜んでくれてよかった! ん どうしたんだい?みちるちゃん。▼
MICHIRU:隣の座敷でお茶でもいかがですか?
美味しい羊羹があるんですよ~~。
まぁまぁ行きましょっ^^▼
NOBU
MORINAGA:ん、ありがとう。 いただいてくよー。▼
KP:(PLみちると3人で話したかったがここでまさかの分断wwwwwwよかろう)
MICHIRU:モリナガさんっねぇねぇ▼
KP:(どうすんの?PLみちるはそっちでRPやるの?)
MICHIRU:(やりますwww)
NOBU
MORINAGA:なんだい?▼
MICHIRU:(聞き耳たててちょいとしゃべる、みたいな)
KP:(PLみちるとPL森永は隣の部屋へ移動しました)
MICHIRU:コソコソ・・・ボクたちなんだか蚊帳の外だったじゃない!ココでお話聞いちゃおうよ・・・ふふっ▼
KP:んと、PL響からのRPでどうぞ▼
CHIKA
HIBIKI:白沢功。白沢家、第11代目当主。だっけか?あの娘さんは跡取りかい?▼
白沢功:ああみえて、みちるは立派な男子(おのこ)じゃちうに▼
CHIKA
HIBIKI:OH―▼
白沢功:なんしにこの村へ来た・・・・・・▼
CHIKA
HIBIKI:公務員てのは嘘じゃないよ、ただまぁ、地図は作ってない。
簡単に言や、あんたらがオフェンス。あたしらはディフェンス側の人間だ。
とは言え、あんたらの一族とここで出会うってのも単なる偶然じゃない気がする。
・・・・・・話が出来過ぎてんだよなコレ。
つか、あたしがココへなにをしに来たかって?
逆に問おう
なんでアンタらはこんな厄介な土地に陣地を据えてる?あんたらの里は東北辺りだったろう?▼
KP:シークレットダイス(白沢功)
白沢功:ままならん浮世よなぁ。そちらが表ならば我らは裏。
立場は違えど、此度も、護るもんは存外と一緒かもしれんのぉ▼
CHIKA
HIBIKI:ああ、どうやらそのようだな・・・・・・。
KP聞き耳したい)
KP:ええで)
CHIKA
HIBIKI:1D100<=75 聞き耳(響)
Cthulhu : (1D100<=75) → 59 → 成功
あの子は、『ソレ』のことを知ってるのかい?▼
白沢功:アンタが気にすることではあるまい▼
CHIKA
HIBIKI:(ちょいKP密話)
KP:あいよ)
(PL響とKP密話中)
PL響の申請を却下します。ただし、一部密話の内容を採用します。条件としてPL響は密話の内容を明かして下さい)
CHIKA
HIBIKI:物語の根幹部分で情報1―3の開示に繋がりかねないけどKPいわくOKらしい)
KP:壁の向こうで聞き耳立ててるお二人さんは(特にPLみちる)はこれからの会話の情報を共有したとみなします。▼
CHIKA
HIBIKI:あっそ
じゃあズバリ聞いちゃうけどさ。この土地の水源。特に地下水脈ってなんかあんの?▼
白沢功:あるかないかで言うなら、・・・・・・ある。▼
CHIKA
HIBIKI:へー。教えてくれるんだ意外ー▼
白沢功:オマエさんはそういう眼をしとるんだよ・・・・・・。同類相哀れむよしみじゃと思おて、まぁ聞いとれ▼
CHIKA
HIBIKI:本音は情報交換狙いなんだろ・・・まぁ、いいよ。手っ取り早いのは好きだ。
この土地に何があるのかアタシらも掴みきれちゃいない。
わかってんのは、ここ数ヶ月。月夜原市内で殺人事件及び失踪事件が多発してるってことだけだ。
失踪はともかく、連続殺人の方は99%関連犯だ。アタシらはコレが宗教絡みの犯行だと考えてる。
その連中は、犯行をやめる気はネェらしい。
儀式めいた手口なんだが、これが段々と板についてきててな。
団体に間者(スパイみたいなの)を潜らせてるが、どうにも妙なことになってきた。
経緯と詳細は省くが、この宗教団体は、ずばりココ。
この集落で何かをしたいらしい。
ただ、核心部分は未だ不明だ▼
白沢功:この土地はちいと特別でな
地脈だの霊脈だの言う話じゃから、話半分に聴けばええが
水に由縁する神話について調べてみればこことの関連性は見えてくる。
早い話が、オマエさん方のような若い連中で言うと所のパワースポットってやつじゃろうかの
ある種の力がここで拮抗しとる▼
CHIKA
HIBIKI:風水とかそういうのか?▼
白沢功:ほう。こんなご時世に、こんな与太話を真面目に聞くのだな
ワシの見立てじゃあ、ぬしぁ現実主義者じゃと思うたが▼
CHIKA
HIBIKI:あんたら程じゃないが、アタシらだって十分裏の世界の人間だってこったよ▼
白沢功:じゃったらもう一つ教えてやる
オマエさん方がどこの何者か知らんが
このワシを知っておるなら
余計な手出しは無用・・・・・・。▼
CHIKA
HIBIKI:なるほど情報交換どころか、実に現実的な説得術だな。
事実をありのままに告げ、されど核心部分には触れず、
自らを曝け出すことで相手を威圧してみせたか・・・・・・。
残念だけどなじーさん、アタシら公務員てのは国民の血税で喰ってんだ。
給金分の仕事はせにゃならんのさ▼
白沢功:ここをどこの誰が狙っておろうが
またそれがどれほどの手練であろうが
どれほどの多勢であろうが
白沢の名は伊達でないことを教えてやるだけじゃよ
ぬしらとて
或いは・・・・・・▼
CHIKA
HIBIKI:例外じゃねぇってかい?
まぁ、どのみち好きにするさ・・・・・・。
君もそう思うよな?みちるちゃん(少し声音を上げて壁の向こう側に話しかけるよ)▼
MICHIRU:あははっやっぱり、ですよねぇ~
(障子をガラッ)▼
NOBU
MORINAGA:え?▼
MICHIRU:もちろん
おじい様にはわかってましたよね。
サトウ・・・さん、ちょっと試してみました、ゴメンナサイ。
でもやっぱり「流石」ですね。▼
KP:PL森永は今の会話を聞いて、その内容がどの程度理解できたかを判定します。
知識とアイデア両方に成功したら、少し理解できたことにしていいですお)
NOBU
MORINAGA:【ういうい】
KP:1D100<=45 森永アイデア
Cthulhu : (1D100<=45) → 85 → 失敗
NOBU MORINAGA:【(
^)o(^ )】
KP:この時点で失敗なのでじゃあ
森永が先ほど盗み聞きした会話の内容は、ほぼ全部イミフでした。乙
こないだの時もそうだったけど、PL森永はダイスの女神様になんか悪いことした?
セクハラとか▼
TAKESHI
YANAGI:【ひYな視線を送ったとか】
NOBU
MORINAGA:【ちょと触っただけやのに】
白沢功:のぶさんよ。すまんかったの・・・・・・。
まぁ、こういう日和じゃで、忘れてくれ▼
NOBU
MORINAGA:ん?よくわからないけど気にしないでよ じいちゃん!▼
CHIKA
HIBIKI:・・・・・・。そんな呑気でいられるとは限らないかもしれないわよ?▼
MICHIRU:まぁ、モリナガさん。羊羹包んだから、持ってってね~▼
NOBU
MORINAGA:え、ありがとう。みちるちゃん。
のんきではいられないようなことがあったんですか?▼
白沢功:まあ、そういうワケじゃから、佐藤さんとやら、お引取りいただこう▼
CHIKA
HIBIKI:・・・・・・。そうね、今日のところは失礼するわ
さっきは案内ありがとね。帰りは迎えを待たせてるから結構よ。
じゃあ、いずれまた・・・・・・▼
NOBU
MORINAGA:そうかー 仕事頑張りなよ!▼
CHIKA HIBIKI:RP終わり)
KP:なければ柳のシーンになりますので
この場のRPとして
何か有ればどうぞ?▼
NOBU
MORINAGA:あわただしい人だったなぁ・・・。
自分もそろそろ仕事に戻らないと。▼
【RP終了】
MICHIRU:すごい血の匂いがした・・・。でも、「正義」の目をしてた。
あっなんでもないよ!それじゃあモリナガさん、またね!▼
終了です】
NOBU
MORINAGA:またねー▼
KP:ちなみにPLみちるは、竜水脈関連の話や、この土地の地脈・霊脈の前提知識を
情報1-3及び、情報3―2に準ずるハンドアウトとして後日配布します▼
KP:このシーンはこれで終了です。
次はPL柳ですけども、こっから探索パートになりますので
PL柳の場合特に、行動指針はシーンの最初に告げて下さい。
NPCや背景を用意しますので
んで、どうしたい?▼
TAKESHI
YANAGI:【え、もしかして一人で自由に動いてくださいってことですか?】
KP:一応さ、絡みがありそうなNPCなら同行うんぬんを判断します
どこへ行きたいのか、誰と行きたいのか、提案して下さい。▼
TAKESHI
YANAGI:【じゃあ、NPCマキノを誘って、小見川翔子が働いていた飲食店に茶しばきに行きますよ】
KP:PL柳はNPCマキノに同行を願い出るに際して、成否を幸運(POW×5)で判定します
1D100<=70
Cthulhu : (1D100<=70) → 10 → スペシャル
なんでこんな無駄なとこでまで君はダイス運がいいわけ?)
TAKESHI
YANAGI:【ダイスの女神に紳士だからさ】
KP:というわけで、PL柳はNPCマキノと小見川翔子が働いていた飲食店に来ました。
昭和90年6月3日AM14:38
RPどうぞ▼
TAKESHI
YANAGI:【カウンターの席の椅子を引いて】
ささ、どうぞ、マキノさん▼
マキノ:あら、紳士なのね柳さん▼
TAKESHI
YANAGI:綺麗な女性には私は紳士ですよ
それはさておき、私がこの店にあなたを誘った理由はわかりますか?▼
マキノ:午前にアナタが置いていった資料、ちゃっかり見たからわかるわよ?▼
TAKESHI
YANAGI:そうです、ここは、あの資料にあった小見川翔子さんの職場。
まあ、まずは一人ずつ、探っていこうかと思って、マキノさんにもお力をお借りしたい次第です▼
マキノ:それはまぁ、南野くんからもお願いされてたからいいのだけれど
南野くん。今、監察医のところへ行っているわよ?そっち行かなくてよかったのかしら?▼
TAKESHI
YANAGI:まあ、そちらの方は南野さんにお任せしましょう
どうせ私には専門外の話を聞かされるでしょうから、私は私で簡単な調査だけでもと思いまして
単刀直入に言いますが、あの資料を見てなにか気づいた点などありますか?▼
マキノ:さぁ、ちらっと見ただけですから▼
TAKESHI
YANAGI:ところで、マキノさんは占いを信じる方ですか?▼
マキノ:何占いかにもよるわね▼
TAKESHI
YANAGI:星占いですよ星占い。▼
店員:いらっしゃいませ、ご注文お決まりでしたらお伺いします▼
TAKESHI
YANAGI:ああ、私はホットコーヒーで▼
マキノ:ジャーマンポテトとフレンチフライ。あとこのパリパリシーザーサラダと、グリルチキン和風ソース。
それとそうねバニラツイスト。クリームコーラ・・・・・・、以上で。▼
店員: よ、よろこんでぇ・・・・・・。(店員は復唱して去っていった)▼
TAKESHI
YANAGI:いやぁ、すごい食欲ですね~
マキノ:星占いねぇ・・・・・・。アタシは土星人らしいわよ
生まれた年月日と時間で、土星人だとか金星人だとか、ユニークよね▼
TAKESHI
YANAGI:あー、それ知ってます。あの怖いおばさんが死の宣告をするやつでしょ!
ですが、私が言っているのは12星座の典型的なやつですよ▼
マキノ:雑誌に載ってるアレなのね。
シンプルイズベスト
あれはあれで見ちゃうわねぇ▼
TAKESHI
YANAGI:私はもともとそんなのには興味なかったのですが
あの資料を見てちょっと信じちゃいそうになりましたね
だって、死亡あるいは行方不明になったのって加茂灘学園の生徒、
それも射手座の人ばっかりなんですよ。きっと運勢が悪かったんでしょうね▼
マキノ:だとしたら、日本全国で射手座の方のお葬式ブームが来るわねぇ▼
TAKESHI
YANAGI:そりゃそうか~、じゃあ加茂灘学園の射手座というところがポイントなんでしょうかね▼
マキノ:あの資料を持ち込んだ女の人って
アレをどういう基準でリストアップしたのか、よね▼
店員:ホットコーヒーお持ちしましたー▼
TAKESHI
YANAGI:それを今から確かめましょう。
あぁ、店員さんちょっとお聞きしてよろしいですか?▼
店員:あ、はい。なんでしょうか▼
TAKESHI
YANAGI:ここで働いておられた小見川翔子さんについて
小見川翔子さんはどこの学校におられたのでしょうか?▼
店員:あぁ、またその話ですかぁ・・・・・・
お客様。刑事さんですか?▼
TAKESHI
YANAGI:また?・・・・・・まあ、そのようなものです▼
KP:シークレットダイス 心理学(店員)
店員:失礼ですが刑事さんにはちょっとみえないのですが・・・・・・▼
TAKESHI
YANAGI:え、そうですか・・・
まあ、刑事ではないですね
いわゆる探偵のようなものですよハッハッハ▼
【言いくるめふってよろしい?】
KP:うい)
PL柳の見た目に対するプロフィールが派手なホスト風ということなので
特に服装について変装等の申し出がなかったので、言いくるめマイナス20補正で振りますけどよろしいか?)
TAKESHI
YANAGI:【了解】
KP:1D100<=50 PL柳 言いくるめ
Cthulhu : (1D100<=50) → 49 → 成功
KP:(・д・)チッ
TAKESHI
YANAGI:【失敗しなければどうということはない】
店員:は、はぁ・・・小見川翔子はうちの従業員でした。
彼女、生前確か
えと
加茂灘学園の卒業生だって、言ってたと思いますよ▼
TAKESHI
YANAGI:でしょうね、そうだと思いました。そんな気がしました。
それで、彼女は加茂灘学園についてなにか他に変わったことは言っておりませんでしたか?▼
店員:いいえ別に▼
TAKESHI
YANAGI:そうですか、まあ、そうかもしれませんね
その他になにか、警察の人に聞かれたことはありますか?▼
店員:前いらした女性の方は、ええと確か
タナカ。タナカチカさんと言ったかなぁ
なにかの宗教にハマってなかったか?って。そういう感じのことを頻りに訊ねられました。▼
TAKESHI
YANAGI:なんとお答えに?▼
店員:ええまぁ
そういえば、確か小見川さんに何度か、宗教勧誘みたいな話はされましたけどね▼
TAKESHI
YANAGI:どんな内容だったか覚えておられますか?▼
店員:詳しいことは聞いてないんですよ。僕あまり宗教には興味が無いので、聞き流してましたし▼
マキノ:ちょっとウエイターさん
店員:あ、はい▼
マキノ:アタシのお料理はいつごろここへ到着するのかしら?▼
店員:あ!す、すいません!厨房見てきます!▼
TAKESHI
YANAGI:マキノさんそんなにお腹すいていたのですか?▼
KP:店員さんは俄に忙しくなり始めた店内の喧騒に消えていったよ▼
マキノ:いえ?お昼は食べたわよ?▼
TAKESHI
YANAGI:それだけ食べて太らないのはすごいですね▼
マキノ:食べられるときに食べておく。これが基礎なのよ▼
TAKESHI
YANAGI:今の店員さんとの会話でなにかわかったことはありますか?▼
マキノ:聞いたとおりでしょうね▼
TAKESHI
YANAGI:あの資料に書かれた人物の選定基準ですが
確定ではありませんが、ある程度推察はできました▼
マキノ:へぇ▼
TAKESHI
YANAGI:マキノさんほどの人ならわかるでしょう?私がマキノさんに説明するのは恐れ多いですよ▼
マキノ:ほーなのね(もぐもぐ)▼
TAKESHI
YANAGI:あとは、南野さんに期待するとしましょう。
ここで私ができることはきっとこの程度だと思いますので▼
マキノ:資料について、一つ確かなことがあるわよ▼
TAKESHI
YANAGI:ほう、なんでしょう?▼
マキノ:あの資料を持ってきたというその女の人。
あんな意図的に抽出された名簿を携えて来るのだから、当然どいう基準でアレを作成したかなんて
当人にはよーくわかってるわけよね。
そのヒトは意図的に
そう
意図的にアナタや、或いはその協力者に対して自分の後追いをさせようとしている。
言いようによっては、試されているとも受け取れるわよ?これ▼
TAKESHI
YANAGI:私はどちらかと言うと武闘派なので、そういったことを期待されても困るところなのですが
マキノ:そう。そこよね・・・・・・。あれだけの資料を作成できる人物なら
その女性はこういう事をアナタにさせたいわけじゃあない
そういう理屈になる。
自分の捜査過程を追体験させても、アナタのようなヒトにはそんなの何の意味もないものね。
では、狙いは他にある?▼
TAKESHI
YANAGI:さあ? どうなんでしょうか
マキノ:いいえこれは質問であって質問ではないわ
TAKESHI
YANAGI:まあ、彼女のお遊びだと思って、付き合ってあげますよ▼
マキノ:ここまでは前提よ
TAKESHI
YANAGI:ほう
マキノ:アタシはね、こう思うの。
これだけの情報収集能力と、捜査能力を持つ個人、或いは組織は
まぁきっと警察関係者しかありえないのでしょうけども、その人物はアナタに
或いはアタシ達に、足で稼ぐ捜査をして欲しいわけではない。
だってそうよね?
二度手間だし、だいちくだらないわ。
これが単なる嫌がらせでないのならば、これには意味があり・・・・・・。
そうなるともちろん、あの資料にも他のヒントがある。▼
TAKESHI
YANAGI:なるほど、まだ情報が隠されているというわけですね▼
マキノ:それもあるのでしょうけれどアナタさっき言ったじゃない。
あのリストの法則性は、射手座。
そこにリストがあり、リストアップされた人々がいる
法則性の本来的目的は、数式をただただ建造することにあるわけではない筈だわ
式とは答えを出すためのもの。
あのリストが式だとして、その先にはまだ見ぬ『解』がある筈よね▼
TAKESHI
YANAGI:もしかして、このリストの中に怪しい人物がいるとかそういう話でしょうか?▼
マキノ:どこの推理小説よソレw▼
TAKESHI
YANAGI:あれ、そうではないのですか・・・残念▼
マキノ:では、視点を少し変えてみましょう。これが連続失踪・殺人事件であるとして、犯人に類似性が認められるというのならば
もしそうなら、未だ解決に至っていないであろうこの事件の犯行者は、ここで殺人を打ち止めにするのかしら?ということ・・・・・・。
仮にこれからもずっと続くのだとして、ならば、次はいつ誰が犠牲者になるのかしら?
これが数式を読み解くということになるわね▼
TAKESHI
YANAGI:なるほど、では、次の犠牲者になりうる人物を探せばよいのですね▼
マキノ:そうね。そしてそれは『誰か』とは別に『いつ』なのか。『どこで』なのか。
なるほど確かに射手座生まれの犠牲者達・・・・・・。
この犯行には確実に秩序がある。
たとえどれだけ猟奇的な凶行であっても、我々が理解できない秩序であったとしても
犯行者にとってそれは『切実で厳正な秩序』なのかもしれない・・・・・・。
ならばこの一連の事件は、必ずまた起こる。
問題はその法則性ね。
今のところ提示された資料から読み解いた法則性は2つ。
①事件は私立加茂灘学園を主軸として起こっているということ。
②そして犠牲者達が射手座生まれの人物ということ。
次にどこへ行けばいいのか・・・・・・。まぁ選択肢はそう多くないということね。
お料理が冷めてしまったわ(むしゃむしゃ)▼
TAKESHI
YANAGI:まあ、より確実に動くために南野さんの帰りを待ちましょう▼
マキノ:南野くんて鉄砲玉みたいなトコあるから、一回飛び出してくと当分帰ってこないわよ?▼
TAKESHI
YANAGI:それはいけませんね。なら、南野さんを追いましょう▼
マキノ:南野くんと合流するなら加茂灘学園が近道だと思うわよ?▼
TAKESHI
YANAGI:南野さんも答えにたどり着くということでしょうか▼
マキノ:というか、例の資料に記載されてた監察医ってね。
今、加茂灘学園に客員で来てるのよ▼
TAKESHI
YANAGI:あーそうなのですか、なら間違いないですね▼
KP:じゃあ、ある程度いい感じで一区切りつきましたので、本日は終了となります▼