はじめに
- 勝手なことで、申し訳ありませんが、グラップラー技能を大きく改訂したいと思いますので、新たにページを作成します。
- ユメノヨイさんの「ソードワールド エレクトラ」の「グラップラー技能」を引用・参照させていただいてます
概要
- 自らの身体を鍛え上げ、その過程で獲得した「リザルト(成果)」で戦いなどを行う者たちの技能(みたいなもの)です
- いろいろな種族・民族に伝わっていることにもあり、呼び名も由来も習得している能力も様々です
名前の由来
グラップラー(ダナーン地方・ベルディア地方)
- かつての古代魔法王国に反逆した蛮族たちが編み出した体術が、故郷の解放された島にも伝わり、重い鎧を着て戦うことが難しい環境(亜熱帯や砂漠、海上など)の戦士や盗賊たちに習得されています
モンク(フォーレスル地方)
- 「戦乱の大周期」において、虹色の大蛇ルーミスが率いる神獣の民の軍勢を撃退した、暗黒神の大神官たちに憧れた古の民の神官戦士が習得することが多いです(※真実であるかどうかは不明です)
ブロウラー(上記の地方以外)
- 神獣や部族から与えられた役割を果たすために、戦士や野伏が習得することが多いです
- 彼らは、優れた身体能力を持ち、かつ好戦的な者が多いことから喧嘩屋(ブロウラー)と呼ばれています
採用理由
- 格闘技にもいろいろあるため
- 打撃系と組手系に分けるべきだろうか?
- 特技を選択させるようにすべきか?
条件/制限
- ミュルミドンは、(身体が外骨格であるため、柔軟な動きが得意ではありません)選択できません
- 身につけている防具が、合わせて筋力の半分以上である場合、この技能の能力を行使できないものがあります
レベル(相応の地位)と成長に必要な経験点
レベル | 相応の地位 | 必要経験点 | ※同時取得することで |
軽減される必要経験値 | |||
1 | 駆け出し | 1,000 | -500 |
2 | 1,500 | -500 | |
3 | ようやく一人前 | 2,000 | -1,000 |
4 | 目立つ存在 | 3,000 | -1,000 |
5 | 熟練者 | 4,000 | -1,500 |
弟子を取る人が多いレベル | |||
6 | 5,000 | -2,000 | |
7 | 7,000 | -3,000 | |
8 | 9,000 | -4.000 | |
9 | 12,000 | -5,000 | |
10 | 伝説級の人物 | 15,000 | -6,000 |
※ ファイター技能、ビーストマスター技能の何れかと同時取得することで、必要経験点が軽減されます
使用できる特殊能力
リザルト(成果)
- 自らの身体を鍛え上げ、その過程で獲得した一つの能力です
- レベルが1つ上がるたび、3つのリザルト(成果)を獲得できます
- レベル1の状態では、3つのうち2つが、自動習得分になります
- 詳しくは、リザルト(成果)の一覧をご覧ください
戦闘時における能力
ワンハンドウェポン
- レベル1での自動習得分です
- 筋力の半分以下の片手用武器を装備している場合、「攻撃力修正」と「追加ダメージ」に、この技能の数値を加算できます
- 自分が装備している防具が、筋力の半分以下である場合に限り、「回避力修正」に、この技能の数値を加算できます
- 盾を装備していると、視界が遮られるため、この技能による戦闘は使えません
ブロウバトル
- レベル1での自動修復分です
- 格闘戦を行う場合に限り、「攻撃力修正」と「追加ダメージ」に、この技能の数値を加算できます
- 盾を装備していると、視界が遮られるため、この技能による戦闘は使えません
- パンチ
- この技能を用いてパンチ(素手)による攻撃を行う場合、「攻撃力+1」、「打撃力0」、「クリティカル値11」の武器として扱います
- 逆手の修正は受けません
- キック
- この技能を用いてキック(蹴り)による攻撃を行う場合、「攻撃力-1」、「打撃力10」、「クリティカル値11」の武器として扱います
完全版の戦闘オプション
- 射撃武器を扱う〔狙撃〕は使用できません
独自の戦闘オプション(特殊な素手戦闘)
- リードアタック
- このオプションを使用することを宣言した場合、3ターン以降の相手の攻撃を見切り、回避力が「+1」の追加修正を受けます
- このオプションは、対戦相手を変えたり、他の戦闘オプションや魔法、またはタレント等を使用すると、効果を失います
- カウンター
- 回避判定が自動的成功(6ゾロ)となった場合、攻撃をしかけた相手に反撃することができます
- 回避の直後に、通常の攻撃判定/回避判定を行ってください
- 行動済み、未行動の如何に拘らず、それとは別に1回余計に攻撃ができます
- 射撃・投射武器に対するカウンター攻撃はできません
- カウンターグラップルとの併用はできません
- カウンターグラップル
- 回避判定が自動的成功(6ゾロ)となった場合、攻撃をしかけた相手を掴む(自動的に組み合う)ことができます
- 掴まれた相手は、次ターンより「回避力修正-2」となります
- 攻撃側は、次ターンより、完全版の戦闘オプション「締め/締めの継続」や「押さえ込み」、独自の戦闘オプション「スローダウン」の何れかを行うことがでみます
- 射撃・投射武器に対するカウンター攻撃はできません
- カウンターとの併用はできません
- コンボ
- 攻撃判定が自動的成功(6ゾロ)となった場合、ダブルパンチとキックを追加で行うことができます
- 両手が素手の場合のみ、行うことができます
- それぞれの「攻撃力」に-2の修正を受けます
- ジャンピングキック
- 跳びあがってから相手に蹴りつける足技です
- 以下の修正を受けます
- 「攻撃力修正-2」(跳び上がるため)
- 「打撃力修正-2」(軸足がなく、踏ん張りが効かないため)
- 「クリティカル値修正-1」(通常より高い位置(頭部)跳び上がるため)
- これを使用した次ターンの「回避力」は、-2の修正を受けます
- スープレックス
- 相手の背後に回り腰の辺りを両腕でしっかりとクラッチし、ブリッジして後方へと反り投げる技
- スローダウン
- 相手と組み合った後、投げ飛ばすことができます
- 攻撃側が持ち上げられる相手の重さは、【重量挙げ(グラップラー)】で持ち上げられると判定されたものに限られます
- 成功ロールは、攻撃側と防御側(相手)の「グラップラー技能」+「筋力ボーナス」のいずれか大きいほうです
- 攻撃側が投げ飛ばすことができた場合
- 打撃力10、クリティカル値12
- 防御側(相手)が投げ飛ばされた場合
- 「冒険者レベル」でのみ、ダメージを減少させることができます
- 「生命力による抵抗ロール」も行います
- 「目標値」10(から「生命力に受けたダメージ」を差し引きます)
- 失敗したら、気絶します
- カウンターグラップル
- 回避判定が自動的成功(6ゾロ)となった場合、攻撃をしかけた相手を掴む(自動的に組み合う)ことができます
- 掴まれた相手は、次ターンより「回避力修正-2」となります
- 攻撃側は、次ターンより、完全版の戦闘オプション「締め/締めの継続」や「押さえ込み」、「アームジョイント」の何れかを行うことがでみます
- ディスアームとの併用はできません
- リービング
- 相手から「組み合う」ことをされた場合、成功ロールで相手側より大きな数値を出せれば、脱出することができます
- 成功ロール
- 【自身】「ライトファイター技能レベル」+「敏捷度ボーナス」
- 【相手】「冒険者レベル」+「筋力ボーナス」
- 素早い動きで、体を回転させたり、押し込んだり、体を沈めたりすることなどにより、相手からの「組み合い」から離脱するイメージです
他に所有している独自の能力
受身
- 判定能力 = 敏捷度 (成功ロールは行われない)
- 装備制限 = なし
- 概要
- 落下によるダメージ(「落下した高さm×3」)から「防御ロールの結果+冒険者レベル」の数値を軽減します
軽業
- 判定能力 = 敏捷度 (再判定あり)
- 装備制限 = あり
- 概要
- 綱渡りや、木の枝から枝への飛び移るなど、身体のバランスや俊敏な動きが必要とされる行動の判定に使用します
重量挙げ(グラップラー)
- 判定能力 = 筋力 (再判定なし)
- 装備制限 = なし
- 概要
- (目安として)筋力×6㎏以上のものを持ち上げる時に判定できます
- 「1.」で算定される最大数値より重いものを持ち上げる場合、対象が数値より10㎏重いごとに、「目標値+1」の修正を受けます
- 金属鎧を着用中の場合は、「1.」の半分までです