どこか違う世界よりやってきたエーフィ。
「セーブデータ」の消滅によりその世界は消えてしまった。
同時に消えるはずだったのだが、たまたま近い位相に存在したこの世界に引き寄せられ再構築された。
しかしこの世界では前にいた世界の言葉が通じない。
ただし同じエーフィ種とであればある程度の意思疎通が可能である。(相手になんとなく分かってもらえる程度。学校でしか英語習っていない人がネイティブの発音聞く感じ)
ボールに入っているところを
ヴォルケーノのメンバーに発見され、保護された。
ギルド内ではペットのような扱いを受けている。
元バトルタワーメンバーの一匹
戦闘を繰り返してきたため戦闘能力は高い
ただし相手を「ひんし」にすることが目的のバトルだったため殺し合いの経験は無い
戦闘経験は豊富なため模擬戦ではかなり強い
ただし、殺し合いになる可能性のある場では怖気づいてしまい全く役に立たない
首輪はマスターから貰ったもの
この世界に来てからの唯一のつながりであるためはずそうとしない
実は計算が得意
電卓並みのスピードで加減乗除を行うことが可能
しかし言葉が通じないために役に立つことは少ない
表情は堅いが感情は顔に出る
結構涙もろい
最近
カラオケ機能が搭載(?)された
本人は歌詞の意味など理解していないが、時々歌いだす
リズムは楽しんでいるようである
イーブイとしてこの世に生を受ける
周りには麦わら帽子をかぶった人がいっぱいいた
その中でも浮いた格好をしているマフラー兄さんが、僕の親らしい
ご主人様かな?
…
先輩がパソコンから出された
なんだか日の目を見るのが久しぶりみたい
それなりに張り切っている
でも、何度か野生のポケモンと戦ったらまたしまわれてしまった
パソコンの中って、どんな世界なんだろう
…
ご主人がいっぱい飲み物をくれた
甘くておいしい
でも、最後のほうはちょっとお腹苦しかった
いくらなんでも20杯は多すぎる気がする
…
僕も野生のポケモンと戦うことになった
足や頭に変な機械を取り付けられる
重い きつい 動きにくい 辛い
なんでこんなことしなきゃいけないんだろう…
でも、ご主人のため頑張る
…
ご主人が変な機械を外してくれた
体が軽い
こんなに動きやすかったっけ
なんだかご主人が急に優しくなった
いっぱい遊んでもらっていっぱい撫でてもらって、毛づくろいまでしてくれて
気付いたら、僕は姿が変わっていた
…
先輩が四天王と戦うのを見ることになった
なんか変な機械をまた頭につけられる
すごい戦い
見てるだけなのに、そのイメージが伝わってくる
自分もできそうな気になってくる
なんだか、強くなったような気がした
…
変な円盤を頭にくっつけられた
なんだかイメージが流れ込んでくる
力の使い方が分かった気になった
草を出したりできる、面白い
あと変なおじさんにも技を教えてもらった
なんでこの人はポケモンの技を知ってるんだろう
でも、僕よりもきれいに使ってた気がする
悔しい
…
とても高い塔に連れてきてもらった
久しぶりの実戦
相手の実力は僕と同じくらいだという
先輩の戦いを見てはいるけど、ちゃんと動けるのだろうか
…
僕は、結構強いのかもしれない
とにかく相手よりも先に強力な攻撃を叩きこむ
変な円盤の技やおじさんの技を使って勝ち進む
…
負けた
そんな甘い世界ではなかった
ご主人も悔しそうにしている
僕が、頑張らなきゃ…
…
負けた、負けた、負けた
強い
とても強いポケモンがいる
自信を失いそうになる
高いところにいけない
ご主人は高い所に行きたがっている
それなのに、いけない
…
勝ったり負けたりする
これが勝負なんだ
でも僕は、ご主人のためにも勝たなきゃいけない
…
ついに、勝った
リボンをもらった
つける場所がなかったので、首輪につけてその首輪をもらった
かっこいい
…
勝ったり負けたり
繰り返し
それでもご主人は上を目指す
だから僕も上を目指す
ご主人を高い所に連れて行ってあげる
…
またリボンをもらった
ご主人もすごく喜んでくれた
こんなに喜んでくれたご主人を初めて見たかもしれない
僕も嬉しくなる
明日もまた勝っていこう
そういって僕たちは眠った
…
そして
僕たちの世界は
消えた
目覚めたとき
そこにご主人はいなかった
変な人がいた
ポケモンなのか人間なのかも分からない
なにか話してる
…なにか
分からない
僕の知らない言葉
ここはどこ?
ご主人は?
なんで僕はここにいるの?
最終更新:2011年02月28日 19:00