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あねくろ@臨時まとめ
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あねくろ@臨時まとめ

みんな一緒に

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
1:気配がしたような……気のせいか


[舞人]
「いや、なんか気配がしたような……」
[ルーシィ]
「気配?」
[モナ]
「っ!!」
[その他]
モナははっと我に返り、慌てて壁の向こうへ引っ込もうとして――

[その他]
ぐいい~~んっ!

[モナ]
「はわっ!?」
[その他]
器用なのか不器用なのか、半脱ぎだったパンツに足を取られ、空中で滑ってコケたのである。
思わず悲鳴を上げるモナ。
[舞人]
「この声……」
[ルーシィ]
「モナちゃ……んんっ!?」
[その他]
声の発生源に視線をやった二人が硬直した。
[その他]
空中にすっ転んだモナ。
お尻を高く突き上げた格好で、空中に突っ伏している。
ちなみに、パンツは半脱げ。愛液でテカる割れ目がモロだし状態である。
[モナ]
「ふっ、ふわわわっ!?」
[舞人]
「も、モナ……お前なにやってんだ」
[その他]
ちなみに、そういう舞人とルーシィも素っ裸である。
[モナ]
「ちょ、ちょっとお散歩ですぅ」
[その他]
慌てて姿勢を正し、苦しい言い訳をするモナ。
だがもちろん、パンツ半脱ぎ、股間を濡らしながらでは説得力皆無である。
[ルーシィ]
「モナちゃん、もしかして……」
[舞人]
「いや、もしかしなくてもそうだろ……」
[その他]
言い訳の甲斐も無く、(当たり前だが)デバガメ行為が露見してしまった。
[モナ]
「は、はぅぅ……」
[その他]
一瞬にして透けた頬が朱に染まっていく。
[モナ]
「ふえぇぇぇぇっ!!」
[その他]
モナは神速でパンツを履きなおし、ダッシュで踵を返す。
もう舞人たち二人のほうがよっぽど恥ずかしい格好であることなど失念している勢いである。
[ルーシィ]
「ちょ、ちょっと待ってモナちゃん!」
[その他]
意外なことに、逃げ出したモナの腕を掴んで引き止めたのはルーシィだった。
[舞人]
「お、おいルーシィ?」
[モナ]
「ああああ、離してくださいですぅ! お邪魔しましたですぅ、ごめんなさいですぅ、もうしないですぅ!!」
[その他]
モナはわんわん泣きながら腕を振り解こうとするが、ルーシィの力には及ばないようだ。
[ルーシィ]
「待って、落ち着いてよモナちゃん!」
[その他]
もう半分ほど壁にめり込んでいるモナをぐいぐいと引き戻すルーシィ。
素っ裸の少女が泣きながら消えようとしている幽霊を引き止めている。
実にカオスな光景である。
[モナ]
「落ち着けないですぅ! モナはいけない子ですぅぅ、いっそこのままぁぁぁ!」
[その他]
もう死んでるのにいっそこのまま、どうしようというのだろうか。
[ルーシィ]
「だからモナちゃん、落ち着いてよ。ボクたち、何も怒ってるわけじゃないんだし」
[その他]
ね、と同意を求める様に視線をよこすルーシィ。
[舞人]
「お、おう……ただ、意外だと思ったけどな」
[その他]
舞人はとりあえず同意しておく。
だが、ルーシィの真意がぜんぜんつかめない。
[モナ]
「うううう……怒ってないなら黙って穴に入らせてくださいぃぃ……」
[その他]
頭を抱えて丸くなって蹲るモナ。
よほど羞恥に耐え切れないらしい。
[舞人]
「俺は穴に入ってたけどな」
[ルーシィ]
「マイトッ!!」
[舞人]
「アナコッポラッ!!」
[その他]
シモネタに走った舞人のわき腹に、ルーシィの肘がめり込む。
[ルーシィ]
「あのさ、モナちゃん」
[その他]
舞人を黙らせたルーシィは、丸くなったモナに優しく語り掛ける。
[ルーシィ]
「その、ね? ひとりでするより……みんなでしない?」
[モナ]
「ふぇぇぇっっ!?」
[舞人]
「な、なんだってー!? さ、さんぴぃっ!?」
[その他]
ルーシィの想像を超えた大胆発言に騒然となる。
今まで良い子の模範ともいえる性格のルーシィがこれである。
舞人たちの驚愕も納得だ。
[舞人]
「ルーシィ、俺はそんな子に育てた覚えは……」
[ルーシィ]
「ち、違うよっ、そういうことじゃなくて! 勘違いすんな!」
[その他]
ルーシィも自分の発言が過激すぎたことに気づいたように、真っ赤になって弁解する。
[ルーシィ]
「モナちゃん、寂しかったんだよね……400年もひとりぼっちで」
[モナ]
「あぅ……」
[ルーシィ]
「そしてボクたちと仲良くなれて、嬉しかったんだよね」
[その他]
ルーシィの言うとおりだった。
幽霊になって以来、失うことのない命で数百年の時をひとりきりで過ごすという狂気のような孤独。
愛と勇気だけならぬ、恨みと妬みだけが友であったモナ。
そんな彼女にとって、初めての友達ともいえる舞人とルーシィ。
[ルーシィ]
「ボクも……お母さんたちが亡くなってから、ずっとひとりだった」
[その他]
ルーシィはぽつりぽつりと話し続ける。
[ルーシィ]
「そして魔王に負けてからはもっと孤独だった」
[その他]
舞人は魔王に負けてからのルーシィのことを、あまり多く知らない。
実際のところ、ギコナの住人たちは自分たちの町に勇者が逃げるように移り住んできたことを知っている。
だが、魔王に負けたという事実を理由に、誰一人かかわろうとはしなかった。
役立たず。能無し。恥曝し。
見えないところで何度中傷されただろうか。
孤独に耐え切れず、交流のきっかけにならないかとルーシィは街の付近で暴れまわる魔物を自主的に退治した。
その甲斐あってギコナの周辺にはモンスターは減ってきたが、住民と交流が生まれたかといえばそうではなかった。
魔王に負けた腹いせに、勇者がザコモンスターを乱獲してレベルアップ作業に励んでいるという噂を耳にした日には泣きたくなったものだ。
[ルーシィ]
「別に感謝してほしかったわけじゃないけど、堪えたなぁ……」
[その他]
どうやってもひとりぼっち。
それに耐え切れなくなったルーシィは、小さな悪事に手を染めるに至ったのだという。
[ルーシィ]
「それでもひとりぼっち。そんなときだよ、マイトに出会ったのは」
[その他]
その出会いは舞人にとって情けないにもほどがあった。
[ルーシィ]
「でもね……それでもボクと普通に接してくれたことが凄く嬉しかった。こんなに大好きになっちゃうくらい、凄く……」
[舞人]
「ルーシィ……」
[ルーシィ]
「だからボク、モナちゃんの寂しさが分かるつもり。そりゃあ、400年っていう長い時間は想像もつかないけど、それでも……」
[モナ]
「はいですぅ……そこまで言ってくれるだけで、私は……」
[その他]
モナはルーシィの言葉を打ち切って、ぽろぽろと涙を零し始めた。
[モナ]
「ホントに嬉しかったですぅ……あんなに怖がらせてた私を、こんな風に受け入れてくれて、とっても……」
[その他]
べそべそと泣きじゃくるモナを抱きしめ、その背中を優しく撫でるルーシィ。
[モナ]
「でも、嬉しいけど不安で……怖くて……うらやましかったですぅ」
[ルーシィ]
「不安で……うらやましい?」
[モナ]
「はいですぅ……もし次に目を覚ましたとき、何百年も時が過ぎてるんじゃないだろうか、とかぁ……」
[その他]
そういわれて初めて、舞人は同じ時を生き続けることが出来ない人間と幽霊の違いを痛いほど感じ取った。
[モナ]
「明日になったら、自分の存在がこの世から消えてるんじゃないかとか……」
[その他]
モナは続ける。
[モナ]
「人のぬくもりが……懐かしくて……愛し合える二人が羨ましくて……愛し愛されることの心地よさが……」
[その他]
後半はもう声になっていなかった。
声を上げて、ルーシィに縋り付いて泣きじゃくるモナ。
[舞人]
(……デバガメとか覗きオナとか3Pとか……不謹慎だな、俺。自重しろ)
[その他]
そんな二人を見て、妙に冷静にセルフツッコミをかます自分がいることに気づく舞人。
事態は思っていたよりハードでヘビィなようだ。
[ルーシィ]
「モナちゃん……ボクたちが一緒にいるかぎり、モナちゃんを孤独にはしない。ぬくもりが欲しくなったら、ボクたちが分けてあげる」
[モナ]
「ルーシィさぁん……」
[ルーシィ]
「ホントはこういうこと、よくないって分かってるよ。でも……ボクはモナちゃんの孤独がよくわかる。だから……」
[舞人]
「もう何もいうな、るー……。モナも……」
[その他]
舞人は二人の体をそっと抱きしめた。
[舞人]
「俺は何も出来ないへっぽこだけど……」
[その他]
二人を抱く腕に力がこもる。
[舞人]
「お前たち二人を孤独になんてさせない。それくらい、俺にだって……な」
[ルーシィ]
「マイト……」
[モナ]
「マイトさぁん……」

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