(暗転)
一方、南国都市トコナ。
「ただいま戻りました」
「あれー、ベアどこ行ってたの? ここ何日か顔見なかったけど」
相も変わらず砂のお城を作るのに夢中になっていたミレイアは、顔を上げて、そして吹き出した。
「ぷっ……アハハハハハハ!! なにその頭!!」
「……」
「おやおや、どうしたんですベアさん。イメチェンですか?」
「おっおっ、サイコーにイカすおwwww」
「ほう……みゃおん、って感じだな」
ミレイアの馬鹿笑いに、何事か近寄ってきた四天王が口々に感想を述べる。
ベアの頭は、見事なアフロになっていたのだ。
「……少女Qの動向を窺っていた所、彼女はルネーニに入っていきました。どうにか侵入できぬものかと試行錯誤した結果です」
むっつりと、だが明らかに不機嫌なオーラをまとって報告するベア。
ミレイアの呪いで操り人形にされた志乃は結界に阻まれることはなかったが、すでに魔族の配下となった一部の獣人には、しっかりと結界は影響してきた。
一歩踏み入ろうものなら強力な力に押し戻され、体を焼くのである。
ベアは何とか侵入できないものかと、人間の姿のまま突入してみたり、気合で耐えようとしたりしたが、結局無駄だったようだ。
「少女……Q……? なんだっけ?」
「……」
完全に忘れ去っているようで、ミレイアはぽかーんとした顔をしている。
思わず頭痛を覚えるベア。
「ま、そんなことよりお昼にしよーよ。ベアもなんか食べよ」
「それはいいですね。私はスイカが食べたいですね」
「スイカはご飯に入らないお。やっぱ海といったら焼き蛤だお」
「海といえばピチピチビキニパンツのライフセーバーだな……」
和気藹々とくっちゃべりながら浜茶屋へと歩いていくミレイアと四天王。
「………」
ベアは痛む頭を押さえて、無言でそれに続くのであった。
「ただいま戻りました」
「あれー、ベアどこ行ってたの? ここ何日か顔見なかったけど」
相も変わらず砂のお城を作るのに夢中になっていたミレイアは、顔を上げて、そして吹き出した。
「ぷっ……アハハハハハハ!! なにその頭!!」
「……」
「おやおや、どうしたんですベアさん。イメチェンですか?」
「おっおっ、サイコーにイカすおwwww」
「ほう……みゃおん、って感じだな」
ミレイアの馬鹿笑いに、何事か近寄ってきた四天王が口々に感想を述べる。
ベアの頭は、見事なアフロになっていたのだ。
「……少女Qの動向を窺っていた所、彼女はルネーニに入っていきました。どうにか侵入できぬものかと試行錯誤した結果です」
むっつりと、だが明らかに不機嫌なオーラをまとって報告するベア。
ミレイアの呪いで操り人形にされた志乃は結界に阻まれることはなかったが、すでに魔族の配下となった一部の獣人には、しっかりと結界は影響してきた。
一歩踏み入ろうものなら強力な力に押し戻され、体を焼くのである。
ベアは何とか侵入できないものかと、人間の姿のまま突入してみたり、気合で耐えようとしたりしたが、結局無駄だったようだ。
「少女……Q……? なんだっけ?」
「……」
完全に忘れ去っているようで、ミレイアはぽかーんとした顔をしている。
思わず頭痛を覚えるベア。
「ま、そんなことよりお昼にしよーよ。ベアもなんか食べよ」
「それはいいですね。私はスイカが食べたいですね」
「スイカはご飯に入らないお。やっぱ海といったら焼き蛤だお」
「海といえばピチピチビキニパンツのライフセーバーだな……」
和気藹々とくっちゃべりながら浜茶屋へと歩いていくミレイアと四天王。
「………」
ベアは痛む頭を押さえて、無言でそれに続くのであった。
(アイキャッチ:しのしの)