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あねくろ@臨時まとめ

ルーシィ編その5 出会い

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だれでも歓迎! 編集
[その他]
などという考えが脳裏をよぎった次の瞬間、

[???]
「ロストルム!」

[その他]
しゅばっ!!
【演出:刃が閃く】

[ブタバナ]
「だおおお……」
[その他]
突如として響く少女の声。
少し遅れてブタバナの断末魔の声。

[舞人]
「おっ……?俺、生きてる?」
[その他]
舞人は自分の蝋燭がまだ燃えていることに気づき、安堵のため息を漏らす。
[???]
「……君、大丈夫?」
[その他]
少女の声がした。
舞人は声の主に視線を向けて驚いた。
そこにいたのは、どう見ても自分よりも年下の少女だった。
しかも、ドリルのような武器でブタバナを串刺しにしていたのだ。
[舞人]
「チェンジゲッター!」
[その他]
脊髄反射的にドリルに反応して、気づいたように少女の全身を凝視する舞人。
[舞人]
(テラ美少女wwwwwwww)
[その他]
そして、ちょっと気の強そうな感じがするものの、文句なし、掛け値なしの美少女だった。
そして何より、服の上からでもわかるほどの豊かな胸を持っていた。
少女は下心ミエミエの舞人をじろじろと眺めまわしてから問答無用で一言、
[少女]
「そんな立派な鎧着て武器持ってるくせに弱いんだ」
[舞人]
「ストレートだな……」
[その他]
言葉の刃が舞人をえぐる。
[少女]
「この辺は安全っていっても野良モンスターなんていつどこから出てくるかもわかんないんだかんね。さっさと帰ったほうがいいよ」
[その他]
少女はそういうと、手にしたドリルを一振りする。
すると、見る間にドリルは形を崩し、あっという間に何の変哲もないリボンになり少女の太腿に巻きついていく。
[舞人]
「ちょwwwなにその秘密道具wwwww」
[少女]
「ボクのことはどうでもいいだろ?早く帰んないともう日が暮れちゃうぞ」
[その他]
そう言い捨てて少女はきびすを返す。
[舞人]
「ボク?……ちょ、ちょっとまったぁぁぁ!!」
[少女]
「な、何さ?」
[その他]
思わずびくっと立ち止まり、顔だけで振り返る少女。
[舞人]
「うら若い少女かつ巨乳。そして一人称がボク……人それを……じゃなくてwwwww」
[少女]
「……もう、何なのさ君は。気持ち悪いなぁ……」
[舞人]
「お前、勇者ルーシィだな!!!」
【効果音:バァーン!】
[その他]
バァーン、と書き文字が躍る勢いで、某ナルホド弁護士的に指を突きつける舞人。
[ルーシィ]
「……そんな昔の話は忘れたよ」
[舞人]
「特定しますた」
[ルーシィ]
「……何語?」
[舞人]
「気にするな」
[ルーシィ]
「……へんなやつ。君こそ何者?ボクのこと知ってるみたいだけど……」
[その他]
警戒の色をあらわにする少女ルーシィ。
[舞人]
「俺か?ふっ、聞いて驚け」
[ルーシィ]
「むしろ見て笑えって感じだよね」
[舞人]
「……」
[その他]
某ひきこもり協会を敵に回しそうな発言に舞人が一瞬何ともいえない顔で硬直する。
[舞人]
「ごほん。……聞いて驚け!」
[ルーシィ]
「言い直した」
[舞人]
「うっせいっ!俺は異世界から召喚された期待の星、勇者舞人様だぞ!」
[その他]
バァーン、と某ホームページを見て練習しておいたジョジョ立ちでカッコよく(本人的に)決める舞人。
[ルーシィ]
「……異世界の?勇者?」
[舞人]
「おっおっ……なにその淡白な反応?まさかこんなド田舎にはまだ噂が伝わってないとか?」
[ルーシィ]
「いや、噂くらいは届いてるよ。ルネ王が魔法で勇者を召喚した、って……」
[その他]
だが、ルーシィの目は明らかに疑惑のそれだった。
[舞人]
「もしかして信用されてないですか?」
[ルーシィ]
「そりゃあね。確かにここらじゃ見慣れない顔のつくりだけど、どうせ東方の人でしょ?嘘つくんならもっとマシな嘘ついたらどう?」
[舞人]
「いやいやいやいや、かなり大マジなんですけど」
[その他]
最初から信じようとしていないルーシィの態度に、必死に縋り付く舞人。
[ルーシィ]
「もー……しつこいなぁ……そんなにいうなら、証拠見せてみなよ」
[舞人]
「証拠?」
[ルーシィ]
「そ、勇者の証拠。見せてくれたら、信じたげる」
[その他]
この展開、どこかで見たことがあるような……。
[舞人]
「そうだ、まるっきり俺とルネのときの展開じゃねーかwwなら話は早いぜ!」
[その他]
あのとき、ルネがやってみせたようにすればいいのだ。
舞人は張り切って両手を天に翳した。
[舞人]
「世界中のツンデレのみんな、オラにツン気を分けてくれ!」
[ルーシィ]
「……なにしてんの?バカみたい」
[舞人]
(今に見てろよこの男女wwwwwww)
[その他]
舞人は十分もったいぶって、高らかに叫んだ。

[舞人]
「 ツ ン デ イ ン ! ! 」

(効果音:ツンデイン用雷鳴音)
[その他]
ぴしゃああああああああんっ!!!!

[ルーシィ]
「うっ……!?」
[その他]
ルーシィの表情がはじめて驚愕に彩られる。
[ルーシィ]
「こ、これって……ツンデイン?」
[その他]
この魔法がどういったものか、自分自身がよく知っている。
勇者としての証ともいえる、勇者にしか使えない魔法。
[ルーシィ]
「こいつ、本当に……」
[舞人]
「ど、どうだ……恐れ入ったか……ガクリ」
[ルーシィ]
「なっ!?」
[その他]
ニヤリと不適に笑った舞人は、そのままふらふらと倒れてしまった。
何事かとルーシィがあわてて駆け寄ると、舞人は目をぐるぐると回して気絶していた。
ルーシィは舞人の体を抱き起こし、短く呪文を唱えた。
[ルーシィ]
「ペロス!……これはMPゼロ!?」

[その他]
異世界の勇者とフォスタリアの勇者の出会いは、こんな感じだった。

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