カード能力解説 > グレートパプリスマルス

パトロールのマルス あかいパプリカマルス グレートパプリスマルス
レア度 ☆5~7
カードタイプ こうげきタイプ・単体
スキル能力 3ターンの間、このカードの通常攻撃を「こうげき」×10の全体攻撃にする
Lスキル能力 赤属性と緑属性の攻撃力・体力を強化する
Bスキル能力 なし
コスト量 18,38,52
変身合成 ☆5→☆6:【☆6】真っ赤なパプリカ×5

解説

第6回プワープチャレンジの報酬キャラとして登場。

ステータス

レアリティ たいりょく こうげき かいふく
☆6 Lv99 3700 2070 221
☆7 Lv120 5458 3312 270

スキル

nターンの間、このカードの通常攻撃を「こうげき」×mの全体攻撃にする

☆5で1ターン「こうげき」×6の全体攻撃化。
☆6で2ターン「こうげき」×8の全体攻撃化。
☆7で3ターン「こうげき」×10の全体攻撃化。
必要ぷよ消し数は40個。

まものシリーズなどが持つ全体攻撃を自分だけにした代わりにミクダヨーなどが持つ本人のみのエンハンスを自分にかける、黒崎一護異邦の使いリチャードのようなエンハ+通常攻撃変化の複合系カード……ではなく、その中身はかざみどりのザラなどと同様に通常攻撃変化の中にエンハンス効果が組み込まれた全体攻撃化スキルという、何気にぷよクエ初のエンハ内蔵型全体攻撃スキルである。本人のみに全体攻撃化が乗るスキルも本カードが初。

黒崎一護とは性質が似ているスキルだが明確に違うところが1点あり、こちらはエンハンスが内蔵されているため通常・条件ともにエンハンスを複合できる点が光る。
倍率が高くやターン数も十分な長さを持ち、ぷよフェスキャラのスキルだと言っても遜色ない……どころか敵の数が多いと先述のかざみどりのザラをも大きく超える可能性を持つほどとイベント報酬カードとしてはあまりにも異質で、高性能なスキルとなっている。

敵が単体だと全体化が意味をなさなくなるものの、攻撃力の増加分はしっかり機能するため通常攻撃限定だが高倍率を乗せた重い一撃を叩き出せるようになるので敵の数が少なくても完全には腐らないのがほかの全体化にない強み。
ちなみに、この場合でも剣士アミティの8連撃よりも単発でダメージ量を上回る。

参考:グレートパプリスマルス(コンビなし)→攻撃3312×10=33120
   剣士アミティ(ガールズコンビを編成)→攻撃3367×8×1.2=32323.2

マルス側のコンビが乗っておらず、主属性のみで比較した状態ですらこれなので、(デッキ編成の関係でやや難しいが)コンビが乗るようにした場合や副属性を加味した比較の場合はさらに差が開く。

リーダースキル

赤属性カード(と、☆7のみ緑属性カード)の攻撃力・体力強化

☆5は攻撃と体力2倍。
☆6は攻撃と体力2.5倍。
☆7で攻撃力3.2倍、体力3倍。

スキルが極端に飛んでいるものの、こちらは倍率が抑え目になっている。
イベント報酬らしく、追加効果も特にないが倍率は報酬カードとしては高め。
こちらの面では範囲がかざみどりのザラと完全に被り倍率で劣るため下位互換。

コンビネーション

「ボーイズ」「天空」「はばたき」
☆7のみ「パプリス」も乗る。

パプリスが乗る☆7カードは本カードが初。
本家マルスと同キャラ扱いとなっているため、スキル上げは比較的しやすいがどちらもやや入手が難しい部類であり、利点とはなりにくい。
いっそワイルドさん(40)を利用して本体を残してスキル上げするのもいい。
それよりもスキル方向で相性の良い本家と競合してしまうのが難点とも取れるかもしれない。同様のスキルが欲しい時はアザウィアカーン、ワイルド化と同じ枠の日向翔陽&影山飛雄を使うことで同種問題を回避できる。

デッキ考察

スキルが本人のみの強化となるため可能な限りこのカードを軸にして戦っていきたい。
その為にはともにコラボキャラであり入手の難しいカードではあるが木之本桜影山飛雄があると圧倒的な高倍率をもっと強くすることができるので持っていたらこのカードの隣に置いて使うと良いだろう。
前者の方が倍率が高くターン数も長い、グレートパプリスマルスと主属性一致であるなど利点が多いが、後者の場合はコンビを崩しにくくワイルドさん(50)を必要とせず両方を☆7にしやすいなど、あちらとは違ったメリットを持つ。両方持っている場合は属性一致でスキル周期を揃えられる前者の方が使いやすいだろう。
両方とも持っていない場合はできるだけ高倍率を持つエンハンスキャラを用意し、活躍させやすい環境を作るなど工夫が必要。

本人のみの全体攻撃化なので周りと噛み合いさえすればどんなデッキのサブにも組める。
敵の数が多いクエストであれば大活躍が見込める。理論上は敵の数が2体以上で倍率を上回れるが、敵の数が2体など単体ではないが敵の数が少ない場面だと全体攻撃のため対象指定ができない欠点が目立ちやすくなる。もとが高倍率なため火力で押せる場面なら全く問題ないことも多いが
かざみどりのザラの攻撃回数を上回る4体以上の敵が出る場面ならこちらの方が総合火力が上とみて良い。

かざみどりのザラが手元にいない場合、単体相手でも来るまでの繋ぎとして代用することが可能な程度のスペックはある。
この場合はかざみどりのザラの代役として組み込む形となるため、ザラが手元に来たらグレートパプリスマルスをそのまま置き換えるだけでデッキの基盤が完成するためお手軽。

評価

イベント報酬カードとしては明らかにぶっ壊れているスキルを持つ。
ワイルドさん(40)で変身できるキャラとしては明らかに頭一つ飛び抜けた性能をしており、手に入っているのであればぜひとも☆7にしてあげたいカードとなっている。
クエストデッキで最大ダメージを叩き出す際に最高倍率の観点でこのカードが使われることが多いことからも、その異質さが分かるだろうか。

通常攻撃を無効化される場面では全く役に立たない、特訓ボードの関係で状態異常盾がつかないなど弱点がないわけではないが、それらを差し置いても刺さる場面におけるスキルの殲滅力は強烈。
ぷよフェスキャラと同等以上の動きが可能なため、通常攻撃変化キャラが乏しい時や枠に困った時は育てておくと良いだろう。

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最終更新:2022年10月04日 06:02