カード能力解説 > 天騎士シリーズ

マルス ユーリ ハルトマン BGCOLOR(yellow):CENTER:~エミリア ヴィオラ
レアリティ ☆4~7
カードタイプ バランスタイプ・単体
スキル効果 nターンの間、自属性カードの通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにする。
Lスキル効果 同属性のカードの体力をn倍(☆7では攻撃力も強化)にし、通常攻撃時のみ連鎖係数をm倍にする
とくもり能力 なぞり消し数をn個増やす(とくもりサポートスキル、いつでも発動)
コスト 8,20,40,54
へんしん合成 ☆4→☆5:ぷよアイス☆4、☆4、☆5、☆5、魔導書☆5
☆5→☆6:ぷよアイス☆5、【☆5】、☆6、【☆6】、魔導書☆6
※【】は副属性色。その他は主属性の色。

解説

マルチプレイ正式リリースと同時に登場した。☆6になると副属性が付与される初めてのシリーズ。
今回は公式ページで正式シリーズ名をはじめから出している。
また、公式ページのキャラ説明も普段以上に詳しい。

約2年間、ガチャ実施時の表記上の理由で、初実装から再販が一度もされず幻のカードと言われ、
リーダースキルスキルともに上位互換カードも出ており再販は厳しいものと思われていた。
しかし再販を望む声は多く、2017年12月に約2年ぶりにガチャに再登場した。
再登場に伴い、スキルリーダースキルも上方修正された。
2016年12月22日よりボイスが実装された。
2018年1月11日より☆7が実装された。
2021年4月24日のガチャラインナップ更新より、魔導石ガチャから常設で出現するようになった。
2023年3月14日にとくもりとっくん解放。同時に各スキルが上方調整。

最大の特徴は初の副属性付加カードであること。
副属性については副属性のページを参考。

ステータス

☆6 Lv99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
マルス 3226 1914 552
ユーリ 3179 1877 629
ハルトマン 3273 1839 569
エミリア 3226 1839 629
ヴィオラ 3179 1914 569
☆7 Lv120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
マルス 4839 2776 746
ユーリ 4769 2722 849
ハルトマン 4910 2667 768
エミリア 4839 2667 849
ヴィオラ 4769 2776 768

同じくバランスタイプのあやしいクルークより攻撃が200程高いが他は低めであり、にも関わらずデッキコストは12も高い。
単純なステータス値だけでなく、副属性の分までデッキコストに加味されているのだと思われる。

このことは副属性が付かない☆4、☆5では、あやしいクルークとデッキコストが等しいことからも伺える。

デッキコストは「剣士アミティ」より重く設定されており、登場当時は「くろいシグ」の48に次ぐ高コストだった。

スキル

レアリティ 効果 ぷよ数
☆4 1ターンの間、自属性カードの通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにする 60
☆5 2ターンの間、自属性カードの通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにする
☆6 3ターンの間、自属性カードの通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにする 55
☆7 3ターンの間、自属性カードの通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにし、
色ぷよを消したときに発生する数値を1.1倍にする
40
とっくん 2ターンの間、味方全体の通常攻撃をどの色の連鎖でも攻撃するようにし、
色ぷよを消したときに発生する数値を1.3倍にする
スキル発動に必要なぷよ数60個は全てのキャラクターカードで最大のものだが、
2017年12月に上方修正が行われ、☆6のみ必要ぷよ消し数が55個に減らされた。
2023年3月14日に☆7が50個、とっくんが45個から上方調整。またどちらにも発生する数値がアップする効果も追加された。

通常攻撃のみ、同属性のカードがどの色のぷよを消しても攻撃できるようになる(ワイルド状態)。
通常スキル魔人シリーズと同等の発動数でチャンスぷよを作らない下位互換。
とっくんスキル魔界シリーズより発動数が多いが効果範囲は全カードでレガムントの☆6のものと同じ。
そして、上記の通りレガムントスノヒメ乙姫セリリの☆7も必要ぷよ消し数と毎ターンチャンスぷよ生成のある上位互換ともいえるスキルを持っている。

リーダーとして使わない場合は魔界シリーズスキルと同じく、
大連鎖チャンスや、童話シリーズなどのスキルを使って複数色のぷよの分離同時消しを狙うのが基本的な使い方となるだろう。
やみくもに消してもぷよ消し数55個に見合った大ダメージにはならないため、上級者向けのスキルといえる。
下記のデッキ考察にもあるように、このスキルを最大限に生かすには他カードのスキルによるアシストが必要なのも難点である。

そして初の全体ワイルドスキルであったので初登場や☆7進化が実装されたときは、
しばらくこのシリーズ一択という状況もあったが、
上記の通り、現在では後発でこのスキルの上位互換ともいえるスキルを持っているカードも多い。
ただしフェス限キャラは入手や☆7進化の難易度もあちらの方が高く、
主属性が同じでもタイプやコンビネーション、副属性の違いで差別化は可能。

リーダースキル

レアリティ 効果
☆4~5 自属性カードの体力を1.5倍にし、通常攻撃時のみ連鎖係数を3倍にする
☆6 自属性カードの体力を2倍にし、通常攻撃時のみ連鎖係数を4倍にする
☆7 自属性カードの攻撃力を1.2倍、体力を3.5倍にし、通常攻撃時のみ連鎖係数を4倍にする
とっくん 自属性カードの攻撃力を2.5倍、体力を3.5倍にし、通常攻撃時のみ連鎖係数を2倍にする
2023年3月14日に☆7が体力2.4倍、とっくんが体力2.4倍、攻撃力2.2倍から上方調整。

自身の主属性と同色のカードを対象とした効果で、体力と、通常攻撃時の連鎖補正がアップする。
なお、魔導剣士シリーズは連鎖補正5倍の類似スキルを持つ。

連鎖補正時の攻撃力倍率一覧
連鎖数→ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
倍率補正前→ 1.0 1.4 1.7 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 3.0 3.2 3.4 3.6 3.8
連鎖補正4倍→ 1.0 2.6 3.8 5.0 5.8 6.6 7.4 8.2 9.0 9.8 10.6 11.4 12.2
連鎖補正4倍×攻撃1.2倍→ 1.2 3.12 4.56 6.0 6.96 7.92 8.88 9.84 10.8 11.76 12.72 13.68 14.64
連鎖補正2倍×攻撃2.5倍→ 2.5 4.5 6.0 7.5 8.5 9.5 10.5 11.5 12.5 13.5 14.5 15.5 16.5
(参考)攻撃2.5倍 (童話など)→ 2.5 3.5 4.3 5.0 5.5 6.0 6.5 7.0 7.5 8.0 8.5 9.0 9.5
(参考)攻撃3倍 (ボス!?など)→ 3.0 4.2 5.1 6.0 6.6 7.2 7.8 8.4 9.0 9.6 10.2 10.8 11.4
※童話及びボス!?倍率補正後の数値は、補正式「ダメージの合計×2.5」「ダメージの合計×3」を連鎖倍率補正に換算した場合のもの。

余談だが、説明文に忠実に解釈すれば、上記どおり4連鎖の攻撃力は(1.0+1.0×4)=5.0倍になるが、「ファミ通app」では井上Dは「4連鎖で8倍になる」と間違った説明をしていた。(記事の翌日に訂正)
 おそらく(1.0+1.0)×4=8倍と計算したのであろうが、この式で倍率を計算すると、
1連鎖で威力4倍・2連鎖で威力5.6倍という、ぶっ壊れスキルということになってしまう。

魔導剣士シリーズと同様、このカードによる連鎖補正は、
たとえば3連鎖ならば「ダメージの合計×3.8」ではなく、「1連鎖目のダメージ×1.0+2連鎖目のダメージ×2.6+3連鎖目のダメージ×3.8」となる。
そのため、「最終的に何連鎖したか」でなく「何連鎖目に自色ぷよを消したか」が最終ダメージに影響する。

このリーダースキルの効果は乗算されるため、リーダーとサポート共に同色の☆6天騎士を使った場合、連鎖補正は16倍となる。
ただ、この場合でも1連鎖目の攻撃力倍率は1.0倍であるため、大ダメージを与えるには2連鎖目以降に自色ぷよを消すなどの高度なプレイングが要求される。

当然ながら連鎖が組めなければ意味がない。プレイヤーの腕や盤面に大きく左右されるのが欠点。
連鎖に自信がなければチャンスぷよや連鎖のタネと組み合わせたい。

とくもりサポートスキル

なぞり消し数をn個増やす
Lv.1~6は1個、Lv.7~10は2個。いつでも発動。


コンビネーション

このシリーズ共通のコンビネーションとして「天空」があり(当初はシリーズ専用の「天騎士」だったが、「天空」を持ったフェイ登場の時期までには変更された)、絵柄の通り全員☆5から「はばたき」が乗る。
その他の詳細は各カードを参照。

デッキ考察

スキル・Lスキル共に単色向けかつ通常攻撃に特化しているため、
基本的に、単色デッキで童話漁師聖獣拳士などの通常攻撃に適応したカードと組むと良いだろう。
また、チャンスぷよを生成するシリーズのキャラクターもおすすめ。連鎖のタネでの威力もこのカードのLスキルなら十分な火力が出る。

リーダーとして使う場合、スキルを発動しても1連鎖目が弱いというリーダースキルの仕様上、
相当の大連鎖を作らないと童話やボスといった一般的な攻撃力アップ系リーダー時の総ダメージに勝てないのが現状である。
また、ボス!?魔導学校等の攻撃スキルには倍率がかからない点に注意。

ちなみに、先述のファミ通appでの運営レポートによると、おすすめデッキは、
「天騎士・童話・漁師・すずらん+α・チャンスぷよ生成・天騎士」。
☆6時にすずらん+α(場合によってはぷよぷよ~ん・なぞぷよ組)に特定ガチャ限定の童話、ひいては地味に全色を揃えにくい漁師と、なかなかの入手難度である。
ただ、実用性も確かなものであるため、上級者にとってのモデルにもなっているようだ。

強力なリーダースキルを持つフェス限定キャラが各色揃っている人にとっては、
リーダー以外でのスタメンとしての起用が向いていることも多い。
特に現在最強クラスの単色リーダーである蒸気初代蒸気魔導のフルパワースキル発動のタイミングは、
こちらが☆7である場合はあちらの方が遅い上、スキルの効果ターンの長さも活かせるのでかなり相性が良い。

またこのスキルを使う上でも必須とされる、ネクストぷよ変換やなぞり消し数増加のスキルも種類が増えており、
雅楽師のようにスキル発動時にチャンスぷよも生成するもの、
はなざかりのチキータや、しろいフェーリ、ひらめきのクルークの☆7のようにチャンスぷよ生成に加えて高い同時消し係数を持つものを使えば、
これまで以上にワイルド化のスキルを活かしやすくなるだろう。

さらにに蒸気と暗闇の塔の攻略では最大ダメージがスコアミッションに関係することもあり、
きぐるみ騎士団なども合わせて、通常攻撃強化のスキルが重要になっている。

評価

リーダースキルを活かすにあたっては、5連鎖以上での特定色ぷよ消しを連続して行うのは至難の業。
ボス!?のように体力値には影響されないものの、プレイヤーの腕と盤面の運が大きく絡むことを考えると、安定して高威力を出すことは難しい。
「盤面に直接影響を与えるスキル」を持つカードが、連鎖補正効果対象にならない点が大きく影響しており、結果的にデッキ構築が難しいのが現状。
逆に、火力をある程度自身で調節することもできる点は、どのリーダースキルにも劣らない利点とも言える。

また、強力で扱いやすいリーダースキルを持つフェス限定キャラクターが多数存在している現在では、無理にリーダーとして運用せずとも、
ワイルド化のスキル自体の需要も高まっているので、スタメンとして十分な活躍が見込める。

スキルの初動が遅いため、収集クエ・特殊素材探しのような5ステージ以下のクエストでは、無いものと思って連れていくのが前提。
どちらかというと、とことんの塔やギルイベといった長期戦で活躍が見込めるカードといえる。
カードプールが揃っていないとなかなか扱いが難しいカードだが、育成して使いこなせればかなり強力なカードである。

各カード考察

マルス
2015/10/19の天騎士ガチャで登場。
コンビネーションは「ボーイズ」「天空」「はばたき」。「あっちっち」は除外。
手にしているのは槍。

ユーリ
2015/11/16の天騎士ガチャで登場。
コンビネーションは「ボーイズ」「天空」「はばたき」「剣士」。

ハルトマン
2015/12/25の天騎士ガチャで登場。
コンビネーションは「ボーイズ」「天空」「はばたき」「剣士」。

BGCOLOR(yellow):CENTER:~エミリア
2016/01/11の天騎士ガチャで登場。
コンビネーションは「ガールズ」「天空」「はばたき」。
手にしているのは斧。

ヴィオラ
2016/01/25の天騎士ガチャで登場。
コンビネーションは「ガールズ」「天空」「はばたき」。
手にしているのは矛。

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最終更新:2023年03月13日 23:06