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キングオブさかな王子

レアリティ ☆6~☆7
カードタイプ かいふくタイプ・単体
スキル 1ターンの間、紫属性カードの攻撃力をn倍にし、
さらに相手単体にこのカードの「こうげき」×1の属性攻撃を与え、
mターンの間、「怯え」「麻痺」状態にする。
Lスキル 紫属性カードの全能力を3(2.5)倍にし、相手に与えるダメージを70%の確率で2倍にする
コスト 48,60

解説

2019年12月のぷよフェスにて登場。
海の王様という意味合い……のはずだが、相変わらず扱い上は王子のまま。

ステータス

レアリティ たいりょく こうげき かいふく
☆6 Lv99 4120 2110 1820
☆7 Lv120 6593 2954 2912

スキル

1ターンの間、紫属性カードの攻撃力をn倍にし、
さらに相手単体にこのカードの「こうげき」×1の属性攻撃を与え、
mターンの間、「怯え」「麻痺」状態にする。

必要ぷよ消し40個。

☆6で攻撃力3倍、4ターン。
☆7で攻撃力4倍、5ターン。

下町の聖獣拳士のように味方へのエンハンスと敵への状態異常を同時に発生させるスキル。
また、ひとつのスキルで2つ以上の状態異常を発生させるスキルは初となる。

スキル攻撃の倍率が、この系統のスキルの中ではかなり低い方だが
付与する状態異常の方がメインの効果なのでほぼ影響はない。
効果範囲や効果ターンの同じしゅんげきのルルーなど他のフェス限キャラよりはエンハンスの倍率も小さい。
しかし単体の相手に対しては状態異常によるダメージ増加も重なって、
☆7では最初の一撃が12倍それ以外のダメージも8倍と、スキル1つの効果としては驚異的な火力増加が可能である。

逆に言えば相手が複数体の場合や状態異常耐性持ちの相手には、あまり向いていないスキルと言える。
単純なエンハンス倍率では情報調整後のフェーリにも抜かれてしまった。

エンハンスは1ターンしか効果が無いがターン経過の無い攻撃スキルを使う分には問題なく、
特に麻痺の効果を最大限活かせる同色の大勇者ラグナスのスキルとの相性は非常に良い。

攻撃に付随する状態異常なので、「怒り」で攻撃を外したときは状態異常を付与できない。
「まやかし」状態では攻撃を当てても状態異常を付与できない。
これらのときはエンハンスだけが残る形になる。

紫属性で麻痺が目的の場合は、怒り耐性を付けられるシェゾ ver.ぷよ番隊や攻撃を伴わない異邦の使いサリヴァンなどの方が使いやすい場合もある。
持っている人はそれぞれを使い分けるのも良いだろう。

リーダースキル

紫属性カードの全能力をn倍にし、相手に与えるダメージを70%の確率で2倍にする

☆6で2.5倍
☆7で3倍。

攻撃と体力の倍率は他のフェス限キャラと比べて低めだが、回復にも同じだけの倍率がかかり、
何よりクリティカルが発生するので、攻撃倍率の期待値だけなら☆6で4.25倍、☆7で5.1倍と
他のフェス限キャラと比べてもかなり高いものである。

しかしあくまで期待値であり、実際のダメージが安定しない点はやはり大きなデメリット。
特に麻痺にした相手には最初の一撃でのダメージが大きく、そこでクリティカルが出ないリスクはかなり大きい。

チャーミードラコと同じく体力3倍とフェスにしては低いのが弱点。

コンビネーション

「ボーイズ」「スイマー」「トラベラー」を所持。
さかな王子(人間)さかな王子(魚)の両方のコンビネーションを持つ。

デッキ考察

本人が回復タイプなので、癒しの天使ニナを軸にした紫単色回復デッキのエンハンス枠に入れられるのは他のキャラに無い利点と言えるだろう。
強いて言うなら単色向けには回復力も強化するアガーテサビクが存在するが、コストが高い分ステータスでは優位に立てる。

もちろん先述のスキルで説明してある通り、紫単色デッキのエンハンスや麻痺担当をすることで敵の足止めをしたり他スキルとの併用で高打点を叩き出すなどの連携もできるので、麻痺をどのように扱うかにもよって運用の仕方も変わるカードと言える。
シェゾ ver.ぷよ番隊と違いスキルにエンハンスや怯えも含まれるので麻痺にかけた後に直接攻撃をする方が良いケースも多い。
麻痺をかけた相手を直接殴る動きの場合、怯えの同時付与を加味すると動き方はむしろしんげつのシェゾ(☆7)に近いものと解釈すると良いだろう。
(あちらとの違いは軽減が複数ターン有効でエンハンスが切れても与ダメージが増える代わりにかけられる対象が単体かつ軽減率50%どまりな事)

評価

相手が単体であることが分かっていて、かつ怯えや麻痺が有効ならば非常に強烈なエンハンス持ちとして扱える。
複数の敵を相手にする場合は麻痺をどう扱うかをよく考えて運用したいカードと言える。
とことんの塔など状態異常を無効化する相手には無力と、苦手な相手もいるため高難易度向けのクエストではなく敵への大ダメージを要求する場面で輝くカードである。
刺さる場面がピンポイントだが、使い方次第でダメージソースとしては最高クラスの代物となる。
実装当時はぶっ壊れと評価されるほどだったものの、最大まで生かせる場面が限られるため収まるべきところに収まっているのが現状。
決して万能なカードとは言えないものの、刺さる相手にはとことん刺さるカードなので入手出来たら手元のカードを組み合わせて大ダメージを叩き出せるように編成を考えてみると良いだろう。

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最終更新:2022年10月04日 06:49