中規模流星群


 この辺りには幾つもの流れ星が流れている。


 ふと私は、流れ星が出現してから消滅するまでの間に、願い事をしてみようと考えた。

 私は願った。

+ 地球に還ることができますように
地球に還ることができますように…。
ただひたすら、そう願った。

+ 人類が無事でいますように
人類が無事でいますように…。
我々が最後の人類などということは、考えたくもない。

+ もう戦いはしたくない
もう戦いはしたくない…。

この願いは、叶うことが無いような気がした。

+ もっと強い相手と戦いたい
もっと強い相手と戦いたい…。

この願いは、願わずとも叶うような予感がした。


 その時、流星群の向こうからバイドの群れが現れた。

 私はただちに皆に戦闘準備を命じた。

⇒はじめる

流星群のバイドに敗北


 流星群地帯に現れたバイドの群れに敗北した。

 今は一旦退却し、態勢を立て直そう。

⇒帰還する

流星群のバイドを撃退


 流星群地帯に現れたバイドの群れを撃破した。


 私は戦いの中で、人類の天敵であるバイドを倒すことだけが、
 今の我々と地球人類とをかろうじて繋ぎとめているように思えた。

 宇宙の広さが、これほどまでに我々と地球人類とを遠ざけている…。


 これまで移動した道のりはまったく無駄ではないはずである。
 (少なくとも、そこに地球が無いことは分かっている)


 我々は前に進んでいる。

 そう信じよう。


 私は流れ星に、もう一つだけ願い事をしようと思った。



 とても大切なことだったと思うのだが、忘れてしまった。

⇒出発する


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  • もう一つの願い事で“とても大切なこと”とは何か?一つは地球に帰ることだが、もう一つは何だろう? -- 名無しさん (2018-02-17 23:37:59)
  • 副官恋愛ルートなら、一緒に結ばれるという願いなのかも 恋愛不成立ルートなら…なんだろう、平和な世界…? -- 名無しさん (2018-02-23 14:33:06)
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最終更新:2018年02月23日 14:33