海王星の旋風


 艦隊はウートガルザ・ロキを目指すため、敵襲を避けるために海王星経由で航行している。

 この辺りは時速2000kmの風が吹いており、移動するのも困難である。


 不意に、海王星の地表から所属不明の艦隊が近づいてきた。
 すぐさま警戒態勢を敷き、戦闘準備を行った。


 その時である、グランゼーラ革命軍の上層部から通信が入った。


 上層部は、グランゼーラ革命軍を解体し、基地グリトニルを本拠地とした
 「太陽系解放同盟」を発足したと宣言した。
 彼らは連合軍の弾圧に苦しむ人々の解放を目的とするらしい。
 そのためにはバイド兵器の使用もいとわないと言う。

 この通信は敵味方の区別なく配信された。
 キースンの演説が全宇宙に放映されたのだ。


 突然に、しかも最悪のタイミングでグランゼーラ革命軍は消滅した。

 隊員達は一様に動揺している。
 そして目の前にいる艦隊こそが太陽系解放同盟の奇襲艦隊だった。

 私は皆を叱咤し、戦闘を開始した。

⇒はじめる

太陽系解放同盟艦隊に敗北


 太陽系解放同盟の奇襲艦隊に敗北した。
 一旦退却し、態勢を立て直す。

 敗北の原因を分析し、次に活かさなければならない。

⇒帰還する


破壊と誕生


 太陽系解放同盟の奇襲艦隊を撃退。

 戦いが終わり、隊員達に改めて革命軍が消滅したことによる動揺が広がった。


 艦隊内の太陽系解放同盟に反発する隊員達が大挙して司令室に集まってきた。

 その先頭にはクロフォード中尉がいる。
 ハルバーの腹心であった彼女はバイド兵器の廃絶を望む人々には人望がある。
 彼女は私に歩み進んできた。

 彼女と初めて会った時のことを思い出した。


 彼女は、私にハルバー司令官の跡を継ぎ、グランゼーラ革命軍の総司令官となって
 太陽系解放同盟を打倒して欲しいと言った。
 またそれを望んでいるのは、ここにいる者だけでなく、
 太陽系のバイド兵器廃絶を望む人が同じ考えなのだとも。

 彼女の後ろにいる隊員達は皆、私を熱い眼差しで見つめていた。


 私は皆からハルバーの後継者として見られていたらしい。
 その期待がひしひしと伝わってきた。

 私は…

+ 皆の意気に感じ、快く承諾した
皆の意気に感じ、快く承諾すると、艦隊全体が歓声に包まれた。
クロフォード中尉の目に涙が浮かんでいるように見えた。

+ 自身はなかったが、承諾した
自身はなかったが、承諾すると、艦隊全体が歓声に包まれた。
その後色々な人に褒めちぎられ
自身を持つよう言われた。

+ 乗り気ではなかったが承諾した
乗り気ではないまま承諾すると、皆戸惑っていたが、
除々に艦隊全体が歓声に包まれていった。

+ 安請け合いをして承諾した
安請け合いをして承諾すると、皆私を怪訝そうな目で見ていたが、
やがて艦隊全体が歓声に包まれていった。

+ 私には無理だと断った
私には無理だと断った。
司令室は騒然となり、私は艦内の様々な人から説得された。

最初は意地を張って断り続けたが、やがて根負けして渋々承諾した。
艦隊全体が歓声に包まれた。


 我々グランゼーラ革命軍は、太陽系解放同盟を打倒するため、
 冥王星の外側にある基地グリトニルに向かう。

⇒出発する




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最終更新:2010年01月27日 04:14