あらすじ
いつでも飛魚亭に集まっているPCたち、一体何してるんすかね?
そんなところに何やら珍しく困り顔の
ニャングオウさんがミアキスっぽい少女を伴って来店する。
開口一番に「力を貸してほしい」とか言うし、少女は見た感じ奴隷っぽい。
厄ネタの匂いを嗅ぎ取った一同がニャンさんに問いただす。「買ってきたのか」「ベルは知っているのか」「そこまで堕ちたか」「見損なった」信頼がなさ過ぎて涙がでそう。
まあなんだかんだでニャンさんが経緯を説明、どうやら少女は
マオウで、人族の街で揉めていたところをニャンさんが助けてきたらしい。
ここまでなら美談で片づけてもいいが、奴隷の脱走を助けることは犯罪だし、お巡りさんの仕事を邪魔するもの犯罪だからこのままだと捕まってしまう。やってしまったねえニャンさん。
ドールの二の舞を演じるのは勘弁なので貴族や奴隷、法律とかに詳しそうなユキを頼りに来たという。
(ベルだったら「ユキいない? ……まあベルでもいいか」「失礼ですね、それが人にものを頼む態度ですか?」「ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ」「やけに素直ですね、どうしたんですか?」「ちょっと今回は私の手に余るというか、私だけの話じゃないからね」「そんなに大きな話なんですか?」「たぶん……。でも手が届くなら助けたいんだ」「それ、助けた後のこと考えてますか?」「うん、そっちでもベルには手伝ってもらいたい」「全部私頼りですか、嫌だって言ったらどうするんですか?」「手伝ってくれるって信じている」「はー、本当に勝手ですね、あとで何かおごってもらいますから」みたいなやり取りをする予定だった。少し残念)
何の話してたっけ?
このあと変態貴族の屋敷に押し入って悪いことしているの見つけて退治して結果的にどうにかなった。
あと話の流れでニャンさんは福祉施設、ベルさんは神殿の経営を始めた。まだ事業は始まったばかりだが、ベルさんの経営手腕はガバガバであることが判明している。たぶん象徴として顔と名前だけ貸しているほうがいい。重要な判断をしちゃダメなタイプの人。
感想
ニャングオウさんがみんなに頼み事をする話がどうしてもやりたかった。あと
ニャングオウさんに憧れる人も出したかった。あらかじめNPCで出したキャラをあとでPCとして使うのも面白そうだなって思ってた。本当は黙っているつもりだったけど、君たちはすーぐNPCに変な設定つけるから先に宣言しておきます、
マオウは私の子です。
GMの都合を汲んだところもあると思うけど、あのヨナが「報酬は要らない」って言ったのが今回のハイライト。何かしら譲れない思い(あるいは特に決まっていないふわっとした設定)があるんやろなあ。そしてたぶんロキリくんは何も知らないんやろなあ……。
もうひとつのハイライトがリンゼの3桁ダメージ。すでに界隈ではケイの火力がヤバいと噂になっていたが、リンゼも大変なことになってきた。これからのGMは耐久面の調整に苦労しそう。
そして置き去りにされる
ニャングオウさん。回避はヨナに及ばず、火力はケイ・リンゼに及ばず、魔法もユキに及ばない。スカーフィが似た境遇だけどあっちは戦闘以外で役に立つ。
ニャングオウさんの未来はどこだ?
気付いたらミラ(ハロルのほう)の口が悪くなってた。特に
ニャングオウさんに対して当たりが強くない? そのお方はお前の仲間が認めた英雄様やぞ。
あとどうやらハロルの声は周りも聞こえる仕様になった模様、分かりやすくてよろしい。
これは誓って意図していなかったけど、ユキと
マオウが時空を超えて感動の再開を果たしていた。もしかしたらそういう運命の下に生まれたのかもしれない。
ケイが有能面していた。無免ライダー。
最終更新:2021年12月25日 23:38