マイヤーとシュリのサイドストーリー
飛ぶ鳥は跡を濁さないのではなく、掃除されている
薄暗い建物に明かりは二つあった。一つは暖かい橙に近い色のもので、それはこの屋敷の主の部屋を意味している。
そうしてもう一つ。まるで魔法光のような色の、薄青い光は建物の一階から漏れていた。
ふっとその光が消え、辺りは再度暗くなる。
まるで、その光は命の灯火にも似ていて深くため息をつく度に抜け落ちるような、そんな温度の感覚に似ていた。
漆黒の影。それが彼にはふさわしい言葉だと思う。美しい砂金色の髪に深紅の瞳。これは砂漠に住まう美しい魔性の生き物たちの総意で、何よりも絶対に存在しうる最善の悪である。
その答えを打ち立てたかつての学者達に、ある種別の意味での敬意を払って彼を出迎えた。
声はない。その声は全て彼自身の命を繋ぐために使われている。きっと耳障りの良い声なのだろうな、と思った。
それはきっと目の前の男に、自身の思い出を重ねているからだ。
そうしてもう一つ。まるで魔法光のような色の、薄青い光は建物の一階から漏れていた。
ふっとその光が消え、辺りは再度暗くなる。
まるで、その光は命の灯火にも似ていて深くため息をつく度に抜け落ちるような、そんな温度の感覚に似ていた。
漆黒の影。それが彼にはふさわしい言葉だと思う。美しい砂金色の髪に深紅の瞳。これは砂漠に住まう美しい魔性の生き物たちの総意で、何よりも絶対に存在しうる最善の悪である。
その答えを打ち立てたかつての学者達に、ある種別の意味での敬意を払って彼を出迎えた。
声はない。その声は全て彼自身の命を繋ぐために使われている。きっと耳障りの良い声なのだろうな、と思った。
それはきっと目の前の男に、自身の思い出を重ねているからだ。
「シュリ、悪かったな。こんな仕事をさせたいわけじゃなかったんだが」
つい二ヶ月ほど前に拾ったこの男は、言葉を失ったもののその力を失っては居ないようだった。
本来大地を蹴り、歌を歌い、平和を願うその民族である彼らに、誰かの命を奪うような真似をさせることは如何なものか。
そう考えていたのは彼を拾って一週間くらいまでの間だけだった。
かの男は何を頼んでも表情一つ変える男じゃなかった。人を殺せと言っても、子供を殺せと言っても。
はたまた、貴族の物好きに体を開いてやれといっても、何一つとして文句も言わず、ただ戻ってくるときは笑顔だった。
その笑顔がまるで作り物のようで、彼の被る仮面が剥がれ落ちること無いのかと色々考えては行動をさせても、崩れない。
鉄壁とはこの事だと思う。
本来大地を蹴り、歌を歌い、平和を願うその民族である彼らに、誰かの命を奪うような真似をさせることは如何なものか。
そう考えていたのは彼を拾って一週間くらいまでの間だけだった。
かの男は何を頼んでも表情一つ変える男じゃなかった。人を殺せと言っても、子供を殺せと言っても。
はたまた、貴族の物好きに体を開いてやれといっても、何一つとして文句も言わず、ただ戻ってくるときは笑顔だった。
その笑顔がまるで作り物のようで、彼の被る仮面が剥がれ落ちること無いのかと色々考えては行動をさせても、崩れない。
鉄壁とはこの事だと思う。
『できれば、子供は勘弁してね』
「うん?」
「うん?」
同じ笑顔からはこぼれたことのない言葉に、思わず目をこらす。彼の口は音を出さない代わりに、とても読唇しやすいようにゆっくりと動いた。
「子供は嫌か?」
『苦手なの。あの手の年頃の子供と、そして僕らくらいの女の人は』
『苦手なの。あの手の年頃の子供と、そして僕らくらいの女の人は』
初めて言った彼の不満は、殺すことへの不満ではなくて。その標的に対しての答えだった。
何とも面白いというのはこのことで、見た目からは想像出来ないほど的確にこなされる仕事は、この男が『ある意味』でぬるま湯で生きてこなかった証だろう。
何とも面白いというのはこのことで、見た目からは想像出来ないほど的確にこなされる仕事は、この男が『ある意味』でぬるま湯で生きてこなかった証だろう。
「シュリ、お前」
『うん?』
「どこにも行くなよ?」
『うん?』
「どこにも行くなよ?」
思った通りにはき出したその言葉に、男は目を伏せるだけだった。
彼にこの仕事を振ったのは、別に何の意味も無い筈だった。だが、自分に突っかかってきた部下の言葉に唖然とさせられたのも事実である。
自分は彼に固執している。そのために、今までの仲間を邪険に扱っていると。そんなつもりは無かったが、よくよく考えてみれば確かにそうなのだろう。
揺れる砂金色の髪が、彼女に似ているからではなく。直感で。
この男は使える、と思ったからだ。道具として、何よりも自分が飼う家畜として。
彼にこの仕事を振ったのは、別に何の意味も無い筈だった。だが、自分に突っかかってきた部下の言葉に唖然とさせられたのも事実である。
自分は彼に固執している。そのために、今までの仲間を邪険に扱っていると。そんなつもりは無かったが、よくよく考えてみれば確かにそうなのだろう。
揺れる砂金色の髪が、彼女に似ているからではなく。直感で。
この男は使える、と思ったからだ。道具として、何よりも自分が飼う家畜として。
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思えば相手に縛られる言葉を彼は期待している。そして、その言葉に縋って良いものかどうかをとても考えている。
襤褸雑巾のようになって帰ってきた日の夜、自分はとうとうこの男を捕まえる言葉を思いついた。
ゆるゆると伸びてきたその手を強く引いて抱き寄せる。彼は温度を恐れる。何よりも自分を愛してくれると思わせる人間達を愛している。
だからこそ恐怖するのだ。それを失うことを、何よりもの恐怖に感じるから。
襤褸雑巾のようになって帰ってきた日の夜、自分はとうとうこの男を捕まえる言葉を思いついた。
ゆるゆると伸びてきたその手を強く引いて抱き寄せる。彼は温度を恐れる。何よりも自分を愛してくれると思わせる人間達を愛している。
だからこそ恐怖するのだ。それを失うことを、何よりもの恐怖に感じるから。
「シュトリ、お前を」
『名を呼ばないでくれ』
『名を呼ばないでくれ』
否定するのは、その名前を呼ばれて引き留められると知っているからだ。
「私はお前を手放したくなどないんだ」
『ローマイヤー、貴方は間違っている。僕は貴方の恋人じゃない。僕を見て彼女を思うのは理解する。でも、僕は貴方の人形でもないんだ』
『ローマイヤー、貴方は間違っている。僕は貴方の恋人じゃない。僕を見て彼女を思うのは理解する。でも、僕は貴方の人形でもないんだ』
それは別離を意味する言葉だと分かっている。かの男にとって、一つの場所に留まることこそ現実的な悪である。
そっと引き離された手を、追いかける指を持たなかったのは自身だ。
その指を例えば繋いでいたならば、きっと彼は別離を望んだりなどしない。たとえ、誰かの代わりでもそこにいたいとねがうのだ。
そっと引き離された手を、追いかける指を持たなかったのは自身だ。
その指を例えば繋いでいたならば、きっと彼は別離を望んだりなどしない。たとえ、誰かの代わりでもそこにいたいとねがうのだ。
「お前は私の側にいられないと、そう言うんだな?」
「そうだよ」
「そうだよ」
言葉を発するのに彼は何のためらいもなかった。音を放てば、自身の身が傷つくことを知っているのに。
彼は決して賢くはない。不器用で賢明だ。何よりもそれは彼自身が理解している彼の姿だ。
だが、自分は分かっている。彼が理解している彼の姿など、ただの幻想でしかないのだと。そうでなければ、ここまで自身が固執するわけもない。
彼は優しい生き物で、無害な存在。というわけではない。
籠絡し、他者を絡め取り、優しいその声で耳打ちし、最悪なストーリーへ誘う蛇だ。
彼は決して賢くはない。不器用で賢明だ。何よりもそれは彼自身が理解している彼の姿だ。
だが、自分は分かっている。彼が理解している彼の姿など、ただの幻想でしかないのだと。そうでなければ、ここまで自身が固執するわけもない。
彼は優しい生き物で、無害な存在。というわけではない。
籠絡し、他者を絡め取り、優しいその声で耳打ちし、最悪なストーリーへ誘う蛇だ。
「お前が私の側に居られないのは、私がお前に固執するあまり、今までの部下達から批判を受けているからだ」
「まさにその通りだな」
「ならばそんな批判など、なくしてしまえばいい」
「まさにその通りだな」
「ならばそんな批判など、なくしてしまえばいい」
その手っ取り早い方法が自身の除去だと彼は言う。そう、その通りなのだ。
多くの中から特別が生まれれば、それは不平不満の原因となる。そんなものは当たり前なのだ。
それを分かっていながら彼を特別扱いしているのは、間違いなく彼を気に入ったという事実と…彼は自分に限りなく近いと思ってしまったからだ。
多くの中から特別が生まれれば、それは不平不満の原因となる。そんなものは当たり前なのだ。
それを分かっていながら彼を特別扱いしているのは、間違いなく彼を気に入ったという事実と…彼は自分に限りなく近いと思ってしまったからだ。
「ローマイヤー、僕は…」
「私はお前を手放したりなどしない。何度も言わせるな」
「私はお前を手放したりなどしない。何度も言わせるな」
これが答えだと言わんばかりに、翌日。
全ての部下の首を刎ねて、庭に飾ってやったら彼は盛大にため息をついた後、悪戯に笑った。
全ての部下の首を刎ねて、庭に飾ってやったら彼は盛大にため息をついた後、悪戯に笑った。
「最高、そして最低な男だなお前」
もしもネタ
もしも、F様をシュトリが殺すことになったら
「貴女はどうして、僕を救ってくれるのです?」
「私は別に貴女を救いたいわけじゃないわ」
「私は別に貴女を救いたいわけじゃないわ」
さら、と告げる彼女を見つめて、彼女が自分越しに違う何かを求めているのに気付く
「そう」
「どうしたのよ」
「貴女も僕をいらないの」
「そんなことは言ってないわ」
「どうしたのよ」
「貴女も僕をいらないの」
「そんなことは言ってないわ」
ふぅ、とため息をつくFを横目に空を見上げたあと、上空のPに目線を移す。
「僕は昔、自由になりたかったの」
「ふぅん、何から?」
「最初は国だった。自分を取り囲む石造りの塔から逃げ出したかった。だから全部壊してしまったんだ」
「まさかとは思うけど、壊してから初めて分かった、とか言わないでよ?」
「…そうじゃない。僕は壊してしまって、初めて世界を知ったんだ。今まで見てきたものが全てとても狭くて、堅苦しいものであったことを、家族を殺し、国を滅ぼして初めて気付いた」
「ふぅん、何から?」
「最初は国だった。自分を取り囲む石造りの塔から逃げ出したかった。だから全部壊してしまったんだ」
「まさかとは思うけど、壊してから初めて分かった、とか言わないでよ?」
「…そうじゃない。僕は壊してしまって、初めて世界を知ったんだ。今まで見てきたものが全てとても狭くて、堅苦しいものであったことを、家族を殺し、国を滅ぼして初めて気付いた」
目線をFに戻す
「大事なものっていうのは、意外と重たいものだものね」
「…貴女にとっては、家族だったりするの? F様」
「どうして?」
「貴女は自分の部下をとても大事にしている。美しいものを好み、執着するもの全てをその手に収めてきた」
「……そうね。でもそれが間違いだとは思わないわ」
「勿論、僕も思っていないですよ」
「…貴女にとっては、家族だったりするの? F様」
「どうして?」
「貴女は自分の部下をとても大事にしている。美しいものを好み、執着するもの全てをその手に収めてきた」
「……そうね。でもそれが間違いだとは思わないわ」
「勿論、僕も思っていないですよ」
緩やかに笑う。
「僕は、貴女と自分が似ていると思っていた。根本的なところで、きっと凄く似たり寄ったりなのではないかと」
「そう?」
「でも、違ったみたいです。僕は貴女の求める者にはなれないし、貴女の望むものを与えることは出来ないでしょう。そして貴女もそう。僕が望むものを与えてなどはくれない」
「…貴女の求めるものって」
「僕が求めるものは、貴女のように貰えなかった愛情を注いでもらうような行為じゃない。愛して欲しいわけじゃなかった、僕はそれに気付くのに今の今まで掛かっていたんです」
「そう?」
「でも、違ったみたいです。僕は貴女の求める者にはなれないし、貴女の望むものを与えることは出来ないでしょう。そして貴女もそう。僕が望むものを与えてなどはくれない」
「…貴女の求めるものって」
「僕が求めるものは、貴女のように貰えなかった愛情を注いでもらうような行為じゃない。愛して欲しいわけじゃなかった、僕はそれに気付くのに今の今まで掛かっていたんです」
そう、最初から分かっていたのではないか。
たとえ愛情が無くても育ててくれて、情もある人間達を殺して。
自分を守ってくれた存在達を失って。
それで悲しかったとか、そういうことではなく。自分はそこに依存できないことに心を揺らしていたのだと。
たとえ愛情が無くても育ててくれて、情もある人間達を殺して。
自分を守ってくれた存在達を失って。
それで悲しかったとか、そういうことではなく。自分はそこに依存できないことに心を揺らしていたのだと。
「大事なものを作れば、人は弱くなる。関係を持てば、それを守らずには居られない。僕らは人間だから」
「………何を言いたいの」
「僕は貴女を大事だと思ってしまった。僕を無条件で助けてくれた、貴女は僕に何を求めているのかは分からないけれど…でもね、F」
「………何を言いたいの」
「僕は貴女を大事だと思ってしまった。僕を無条件で助けてくれた、貴女は僕に何を求めているのかは分からないけれど…でもね、F」
すっと手を伸ばして、ゆっくりと眼を細める。
「貴女を美しく保存する方法は分かっているから、どうか」
ーーーーーー美しく、愚かな貴女のままで眠って
(と氷漬けにしたあと、首をはねて妹の所に首だけ届けに行こうと思っていました、途中まで)
もしも、B●B最終章で、シュトリが生き残っていて、T君を殺したあとのRさんにあっていたら(関係者は全てアルファベットで表記しています)
「ほら、見ろ。そなたのいう神はこんな残忍な方法でそなたの友人を殺してしまったな」
「思ったよりも性格が宜しくないんだね、P。別に僕は気になど」
「思ったよりも性格が宜しくないんだね、P。別に僕は気になど」
本当に気にしないとこの口は言えるのか。
既に精神と体がバラバラになっておきながら、僕は何を言おうとしているのだろう。
既に精神と体がバラバラになっておきながら、僕は何を言おうとしているのだろう。
「シュリ」
「何だい?」
「動けぬ脚で、あの男と戦おうとすれば確実に死ぬぞ。奴は契約者で、そして何よりお前は術者。あの男は前線で体を張って戦うように見える」
「僕が敵討ちをするって?」
「あぁ、いまにもするという顔をしている。まるで、何かに裏切られたと誹る子供のようだ」
「何だい?」
「動けぬ脚で、あの男と戦おうとすれば確実に死ぬぞ。奴は契約者で、そして何よりお前は術者。あの男は前線で体を張って戦うように見える」
「僕が敵討ちをするって?」
「あぁ、いまにもするという顔をしている。まるで、何かに裏切られたと誹る子供のようだ」
ふわり、と地面すれすれに脚を降ろしたPを横目に、首を振る。
「歩く力はあるまい」
「魔力装甲をする」
「それでは、武器に乗せられる魔力がなくなるだろう」
「それでも、聞きたいことがあるんだ」
「魔力装甲をする」
「それでは、武器に乗せられる魔力がなくなるだろう」
「それでも、聞きたいことがあるんだ」
背中に出ていた翼は消える。魔力で装甲したので、脚には魔法で覆われているようなエフェクトと手には槍。
「死ぬぞ」
「構うものか」
「そなたは妾が殺す約束だ、シュリ」
「ならば、殺される前に僕を殺せ、P」
「構うものか」
「そなたは妾が殺す約束だ、シュリ」
「ならば、殺される前に僕を殺せ、P」
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「あらぁ、シュリくんじゃないの。どうしたの、すごくキラキラしたのを手に持って。君は暗部だったから、武器はそんな大ぶりの持ってなかったじゃない?」
「……お久しぶりです、Rさん。息子さんとお嫁さんは元気?」
「……お久しぶりです、Rさん。息子さんとお嫁さんは元気?」
ふわりと笑ったRが手をひらひらと振って
「面白いこというねぇ、シュリくんは。俺にお嫁さんも息子も……」
「そこに倒れてんのが、お前の息子だよ! どいつもこいつも、契約して、力を欲して理解しようとしたのを理解し合わないで!!」
「な、にを言ってるの?」
「Tは、お前を許せていなかった。死んだ妻を忘れて、生きていると錯覚して。いまも尚現実か逃げていたお前を許せなかった。Tは、Tは。
お前が大事で、口でいうのとは違って。誰よりも家族であるお前や母親を愛してた。だから……許せなかったのに」
「シュリくん??」
「お前が穏やかに殺したそれは、お前の息子なんだと言ってるんだ。きっと理解できないし、記憶から失われてしまっているのならば、それが契約の代償に奪われたんだろうよ。そこのドラゴンとの契約で、お前は何よりも守らなきゃいけなかったものを自らの手で殺したんだっ!!」
「そこに倒れてんのが、お前の息子だよ! どいつもこいつも、契約して、力を欲して理解しようとしたのを理解し合わないで!!」
「な、にを言ってるの?」
「Tは、お前を許せていなかった。死んだ妻を忘れて、生きていると錯覚して。いまも尚現実か逃げていたお前を許せなかった。Tは、Tは。
お前が大事で、口でいうのとは違って。誰よりも家族であるお前や母親を愛してた。だから……許せなかったのに」
「シュリくん??」
「お前が穏やかに殺したそれは、お前の息子なんだと言ってるんだ。きっと理解できないし、記憶から失われてしまっているのならば、それが契約の代償に奪われたんだろうよ。そこのドラゴンとの契約で、お前は何よりも守らなきゃいけなかったものを自らの手で殺したんだっ!!」
その言葉と同時にRから武器が振るわれる、それをはじき飛ばすように光り輝く、槍を振るう。
「ちょっと落ち着きなさいよ、ね?」
「………そうですね、そうなんだ。これが僕への代償だったわけだ」
「………そうですね、そうなんだ。これが僕への代償だったわけだ」
それが神の与えた、最後の慈悲ではなくて。
最初から、神を呪った自分への粛正だったのだ。
最初から、神を呪った自分への粛正だったのだ。
「どうか、僕を殺して。そして貴方も僕に殺されて?」
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