はじめに
トップ画面の「新しく始める」ボタンを押して、RimWorld生活を開始しましょう。
シナリオの選択(Choose Scenario)
最初の画面は、プレイするシナリオを選択する画面です。ここでいうシナリオとは、あなたの物語の始まりをどうするかを、あなた自身が選択するということです。
Crashlanded 不時着した三人の生存者
3人の入植者が、惑星に不時着したところから始まるシナリオです。RimWorldの標準的なシナリオです。
初心者は、まずはこのシナリオを選択するのがよいでしょう。
The Rich Explorer 一人の装備に恵まれた冒険者が宇宙に旅立ちます
たった一人の入植者が新天地を求めて惑星の開拓を始めるシナリオです。
技術力があり、最初から持っているアイテムがやや多いですが、ゲームに慣れてから選択するのが良いでしょう。
Lost Tribe 5人の原住民で復活を試みます
惑星に土着する部族の民として、5人から始まるシナリオです。
生産品や技術が低いので、ゲームに慣れてから選択するのが良いでしょう。
以下では、「Crashlanded」を選択した場合について説明します。
AIストーリーテラーの選択
RimWorldの世界では、ランダムに起こる
イベントに対処することが基本になります。
世界にイベントを起こすのは「
AIストーリーテラー」という一種の人工知能をもつアバターという設定になっています。
AIストーリーテラーは3人用意されており、各々の特性に応じてさまざまなイベントを起こします。
カサンドラ クラシック
標準的なストーリーテラーです。状況に応じて刺激的なイベントを提供してくれます。
フェーベ ベースビルダー
ゆったりと入植地を作り上げるなら彼女を選びましょう。難易度の上昇が緩やかです。
ランディ ランダム
彼はとても気まぐれで、状況にかかわらずさまざまな難易度のイベントが起きます。
各AIストーリーテラーの選択とともに、更に、物語の難易度を選べます。
上から順に「フリープレイ」「基地建設」「荒涼とした大地」「挑戦」「過激」が用意されており、基本的に、下に行くほど難易度が上がります。
なお、AIストーリーテラーと難易度は、ゲーム中にいつでも難易度が調整できます。
十分に慣れてから難易度を上げても構いませんので、初心者は、「フェーベ ベースビルダー」で「フリープレイ」を選択するのが良いでしょう。
画面の一番下には「Permadeathモード」にチェックが入っていない状態になっています。このモードにチェックを入れると、
セーブした所からやり直す事ができなくなります。お好みで選択してください。
惑星を創造
続いて、惑星を創造する画面になります。
「起源の種」の欄には、ランダムで日本語か英語の単語が入っています。
「リセット」または「ランダムな種」ボタンを押すと、単語がランダムに変わります。
起源の種はいわゆる「マップのシード値」を表しています。この欄の文字列が同じならば、同じ惑星が生成されますので、同じ地形を何度も利用したり、他のプレイヤーに渡したりしたいならば、この文字列を記録しておいてください。
「大きさ」の欄は、惑星の大きさ(マス目の数)を表しており、変更できます。
右下の「創造する」ボタンを押すと、次の画面に進み、惑星が実際に自動生成されます。
プレイヤーは、ここで自動生成された惑星の開拓を始めることになりますが、正直ここで悩む必要はありません。なぜなら、たいていの惑星は、寒冷地、温帯地、熱帯地、乾燥地を含んでいるため、惑星の作成時点で有利、不利は発生しづらいからです。
しいて言えば、村を建設したい環境の場所が含まれているかどうかを確認する程度でしょう。
もし、気に入った惑星でない場合は、「戻る」ボタンで戻ってくることができます。
降下地点を選択
続いて、降下する地点(入植を行う地点)を選択します。
マウスのスクロールホイールで地図をズームイン-アウトできます。キーボードのW,A,S,Dで地図を動かし、好きな地点をクリックしてください。
選択する
バイオームによって難易度が大きく変化します。十分に注意しましょう。
あなたの選択した1マスが、入植地になります。現時点では、開始したゲーム中で、ここで選択したマスの周囲に移動する事はできません。
このため、選択した1マスの情報のみに注目すれば良いでしょう。
選択したマスに関する以下の情報には特に注意してください。
温帯森林、針葉樹林、サバンナ、熱帯雨林、砂漠、極限の砂漠、ツンドラ、大氷原などがあり、
基本的にはこの順序でプレイの難易度が上がります。
山岳地帯が初心者にはおすすめです。防衛に必要なタレットを作成する為の鉄を掘り当てる可能性があります。
平原地帯は鉄の入手が貿易頼りになる事と、岩を壁にして防衛にかかるコストを抑えられないので難易度があがります。
植物が生長する期間です。この期間は農地で作物が育つ期間でもあります。特に「なし」というのは一年を通して気温が低く、
温室を作らないと農業はできないため注意しましょう。
マップサイズ
「高度な設定」をクリックすると、マップサイズを選択できます。
大きくすると重くなります。マシンスペックと相談して広さを決めましょう。 標準的な広さであってもゲームは十分楽しめます。
キャラクターの作成(入植者の選択)
初期入植者を設定できます。シナリオによって初期入植者の数は変わり、「Crashlanded」シナリオの場合は3枚のタブが確認できます。
「ランダム」ボタンを押すことでキャラクターがランダム生成されます。
入植者はゲームを進めると勧誘などで増やすことができますが、能力などは運任せとなります。
以下の点に注意して初期の3名は慎重に選択しましょう。
亀の甲より年の功。年齢が高いと能力も高いですが、健康リスクが伴います。特に、足腰が悪いと移動速度が遅くなるため、
戦闘や移動を伴う作業などに多大な影響が出ます。ランダムボタン横の「i」ボタンで健康状態が確認できます。
若くても何らかの障害を抱えている可能性もあります。必ず確認しましょう。
苦手や欠点はいろいろな弊害を生みます。特に苦手な作業があると、初期の人数が少ないうちに誰かが倒れると、その作業ができる
入植者がいなくなってしまうことも考えられます。[[スキル]]は「-」がなくなるまでがんばりましょう。
性格の組み合わせによってはほかの入植者に対して悪影響が出る可能性もあります。
才能・性格についてはマウスカーソルを合わせることで詳細が確認できます。
スキルの炎マークは大きいほどその作業の経験値が入りやすくなります。入植者ごとに得意なスキルがバラけていると作業が振りやすいです。
とくに、研究、工芸が得意な入植者は一人ずつそろえるべきでしょう。工芸については、高度な生産物は高レベルが要求されるためです。
いよいよ不時着!?
不時着と同時にいくばくかの資材と、ライフル、ピストル、ナイフがばら撒かれます。
まずは、画面右下の「||」(一時停止)ボタンを押して、一呼吸いれましょう。
この右側にある再生ボタン、2倍速再生ボタン、3倍速再生ボタンを押すと、ゲームは再開します。
マップをスクロールするにはw,a,s,dキーです。マウスホイールでズームイン-アウトもできます。あたりを見渡してみましょう。
最初の一歩
資材のアクセスを許可しよう
ゲームを始めたばかりの初心者が最も疑問に感じる点ですが、RimWorldでは、世界に存在するアイテムはすべて、 そのアイテムを入植者が取り扱うことを許すかどうかを、ゲームのプレイヤー自身が決めることができます。
これを一般に「アクセス」といいます。
ゲームを開始したと同時に降ってくる初期の資材は、アクセスが禁止されており、アイテムの下の方に赤い「×」マークがついています。
このマークがついていると、入植者は、食べたり、移動したりなど、全ての取り扱いができませんので、アクセスを「許可」に設定してください。
各アイテムをクリックすると、画面の下部に「手」のアイコンが表示されます。
アイコンをクリックする、もしくはショートカットキー(「F」)を押すたびに禁止(×)と許可(v)を切り替えることができます。
ということで、まずは全ての初期資材のアクセスを許可設定にしましょう。
なお、画面上にある同じ種類のアイテムは、ダブルクリックすると全部いっぺんに選択でき、いっぺんにアクセスを切り替えられますので活用してください。
武装しよう
次に、入植者に武器を拾わせ、装備させてください。
まずキャラクターをクリックし、次に、武器を右クリックしてください。すると「(武器の名前)を装備する」と表示されますので、選択します。
各キャラクターのスキル(「特性」で確認できます)に合わせて、ナイフなどの近接武器、またはピストルなどの遠隔武器を装備させましょう。
「才能・性格」の欄に「格闘家」の表示があるキャラクターにはナイフを装備させましょう。
なお、間違えたりなどして装備をいったん外したい場合は、キャラクターをクリックして左下の「装備」ボタンを押すと表示される装備品の欄で 各装備品の右側にある「↓」ボタンを押します。すると、装備品をその場に落とします。
入植者の様子がおかしい?
ゲーム開始時、状況によっては、宇宙酔いなどの後遺症を発症している入植者もいます。
仕事をせずにうろついたりするばかりで、動きが遅くなったり、あたりに嘔吐したりと、心配になりますが、 ゲーム開始時点でそのまま死んでしまうという事はほとんどありませんので、とりあえずは気にしないで大丈夫です。
拠点の場所を決める
当面の生活の拠点の場所を決める必要があります。
一時的な場所でもよいですが、移動の手間を考えると、身軽なうちに、後々まで考えておくほうが苦労は少なくなります。
以下のポイントをチェックしましょう。
水辺に多い泥のタイルには建築物や農地が作成できません。泥から離れた場所に拠点を作りましょう。
農業ができる(農地として選べる)土がある場所を拠点に選びましょう。
土のタイルの中には、数は多くはありませんが、他よりも色が濃い土があります。カーソルをあてると「肥えた土」と左下に表示されます。
肥えた土で育てる農作物は、育成速度があがるため、もし十分な肥えた土の土地が確保できるなら、その近くに拠点を考えるとよいでしょう。
RimWorldでは、多くの敵が拠点を狙ってやってきます。十分な広さを確保しつつ、防衛しやすい場所を考える必要があります。
防衛は拠点を壁で囲う事が基本になりますが、防衛体制を整えるには多大なコストがかかるため、拠点が山や壁面の近くだと、必要な資材が少なくなるメリットがあります。また資源(主に鉄)も確保しやすくなります。
マップを観察していると、たまに「シュー」と湯気を噴き出している穴が幾つか確認できるでしょう。これが間欠泉です。
環境によっては間欠泉から噴出す蒸気が暖房の代わりになります。また、膨大な電力を生み出す地熱発電を行うには間欠泉が不可欠です。
あまりに遠すぎると利用するのが大変ですが、近すぎても邪魔なため、ほどほどの距離にあるのがベストです。
温室の熱源にするのであれば近くでも問題ありません。
最初にやること
資材置場の指定=「ゾーン」の指定と資材の運搬方法を学ぼう
拠点を決めたら、入植者たちに、落ちてきた資源を運搬するよう指示しましょう。
運搬したい目的の場所を指示することで、入植者は、自動的に手近なアイテムを場所に運んでくれます。
あなたが選んだ拠点まで、落ちてきたアイテムを運搬してもらいましょう。
アイテムを集めて保管しておく場所を「備蓄ゾーン」といいます。 RimWorldでは「ゾーン」を指定することで、 様々な活動場所や、アイテム集積の場所を入植者に指定することができます。
画面下部の「
アーキテクト」ボタンを押し、「ゾーン」を選ぶと、右側にズラリと各種ゾーン設定アイコンが表示されます。
「備蓄ゾーン」アイコンをクリックし、拠点の近くで地面をドラッグして範囲を選択すると、地面の色が変わります。これが備蓄ゾーンです。
ゾーンは、いくつでも指定することができます。
escキーを押して「ゾーン」メニューを閉じて、いま設定したゾーンをクリックして選択すると、左下にゾーン情報と「保管」ボタンが出ます。
このボタンを押すと、この場所に保管するアイテムを細かく設定することができ、入植者はこの指示の通りに運びます。
まずは初期設定のままでよいでしょう。
入植者は、手近なアイテムを指定したゾーンに運び始めます。
マップを見渡すと、「砂岩」や「大理石」など、拠点の構築に邪魔な岩があちこちにゴロゴロと落ちていることに気付くでしょう。
これらの岩は、後々、拠点を作る際に必要になるのですが、邪魔な場合は、とりあえずどかしておきましょう。
岩をクリックして、「運搬する」ことを入植者に指示します。(※ダブルクリックすることで一度に画面内の岩を選択できます)
運搬する先は、「廃棄ゾーン」を指示することで指定できます。入植者はこれらの岩を指定の廃棄場所まで運んでくれます。
寝床の確保=「建築」の方法、「家具」の設置方法を学ぼう
小屋を建て、寝床を設置し、最初の夜に備えましょう。
(1)まずは、6マスx5マスくらいの小さな小屋を作ってみましょう。快適ではないですが、未開の惑星で野ざらしで寝るよりましです。
「アーキテクト」→「建築」ボタンを押すと、「キャンセル」「解体」「ドア」「壁」の各ボタンが表示されます。
「壁」ボタンをクリックすると、その場に「シルバー」「スチール」「木材」の選択肢が表示され、どの材料で壁を作るか指定できます。
初期設定では「スチール」となっていますが、RimWorldではスチールは大変貴重なため、「木材」で壁を作りましょう。
地面をドラッグすると、木材の壁の建築を計画します。
建築計画があると、入植者が資材を持ってきて、壁を作り始めるでしょう。
四方を壁で囲むと、入植者は、その中に自動的に「屋根(roof)」を付けてくれます。
(2)作り終わった壁(もしくは計画中の壁)に、出入りする「ドア」を取り付けましょう。
「アーキテクト」 →「建築」で、「ドア」をクリックして、材料「木材」を選び、壁をクリックします。
(3)床を作ってみましょう。
「アーキテクト」→「フロア」を選ぶと、様々なタイルを地面に敷くことができます。最初は木材で作れるフローリングが良いでしょう。
フローリングを選んで、地面をドラッグすれば、入植者が木材を持ってきて敷いてくれます。
(4)ろうそくを立てて、部屋を明るくしましょう。
屋根を取り付けた部屋は、光源がないと、真っ暗になります。暗い場所は入植者の「心情」を下げます。
「アーキテクト」→「家具」ボタンをクリックすると表示される各種家具の中の「Torch lamp」をクリックして、部屋の中をクリックします。
(5)最後に、入植者の寝床を確保しましょう。
「アーキテクト」→「家具」にある「寝床」を指定すると、ベッドではありませんが、当面の寝る場所を指定することができます。
寝床を指定しないでも入植者は眠りますが、心情が下がるため、必ず指定しましょう。
なお、寝床を始めとする家具は、設置する前に「R」キーを押すことで、置く向きを変えることができます。
寝床を3つ置いたら、どの寝床に誰が寝るかも指定しておきましょう。
寝床をクリックすると、「囚人用ベッドに設定」「医療用ベッドに設定」「所有」「解体」の各ボダンが表示されます。
「所有」をクリックすると、ウィンドウが開き、入植者の誰が寝る寝床かを「指定」ボタンで指定できます。
指定を完了すると、画面を最大にズームすると、寝床に入植者の名前が表示されるはずです。
寝床は、家具というよりは、単に寝る場所の指定のため、資材は消費しません。ただし、心地良いものではありません。
また、同じ部屋に複数の入植者が寝ると、音が気になって良く眠れず、心情を下げます。狭すぎる寝室も同様です。
生活が安定してきたら、入植者ごとに広めの個室とベッドを作ってあげましょう。
食料の確保=「狩猟」、「調理」、「農業」を学ぼう
入植者たちは、しばらくの間は、落下してきた「非常用食品」を食べることで飢えをしのげますが、早目に食料確保を始める必要があります。
農業で作物が育つには数日かかるため、手っ取り早く食料を確保するために、当面は動物の狩猟に頼る必要があります。
マップを見渡すと、生き物が点在しているでしょう。草食の動物は、体力も弱く、襲い掛かってくることも少ないため、 狩猟に適しています。
まずはネズミ、ウサギ、鳥などの手近な小型動物を見付けて、クリックしてみてください。 「狩猟」「飼いならす」のボタンが表示されます。
「狩猟」をクリックすると、その動物に、狩猟対象を示す赤い狙撃マークが付きます。複数の動物を対象にもできます。
入植者のうち1人が獲物を追いかけていき、ピストルなら射撃で、ナイフなら近接攻撃で獲物を仕留めるでしょう。
入植者のスキルがそこそこであっても、なかなか銃弾が命中しないこともしばしばあります。
ゲームに慣れてくれば、効率のよい狩り方なども思いつきますが、まずは温かい目で観察してあげてください。
なお、このゲームでは、遠隔武器の銃弾の数に制限はありませんので、気にしないで大丈夫です。
遂に獲物の命を奪うと、仕留めた獲物はそのまま備蓄ゾーンに運搬してくれるはずです。
持ち帰った獲物はそのままでは食べることはできません。まず解体して「食肉」(生肉)に加工する必要があります。
そのための施設として、拠点に「食肉加工台」を設置しましょう。
「アーキテクト」→「製造」をクリックすると製造に関連する様々な施設が表示されます。この中から選んでください。
なお、これも初期状態では「スチール」が材料に選ばれていますが、木材でも作れます。
設置した食肉加工台をクリックすると、左下に「加工」ボタンが出ます。これをクリックで、「新しい加工」が行えます。
「食肉加工」「ペットフード作成」が選べますので、「食肉加工」を選んでください。
料理を行える入植者が、自動的に貯蔵庫から死体を運び、食肉加工します。加工が終わると、生肉(食肉)ができ、 自動で備蓄ゾーンに運んでくれます。
食肉加工すると、周囲に毛皮などを落とすことがあります。これも備蓄ゾーンに片付けておき、衣服の材料に使えます。
生肉はそのまま食べることもできますが、入植者がそのまま食べるとお腹を壊してしまいます。
火を通して、調理する必要があります。そのための施設として、「カマド」を設置しましょう。
「アーキテクト」→「製造」から「カマド」を設置してください。
なお、カマドで調理するには、燃やすための木材が若干必要です。
カマドをクリック→加工をクリック→「新しい加工」ボタンをクリックしてください。
作れる料理の一覧が出ますが、最初は「簡単な食事」を選んでください。
簡単な食事を1食分作るには、生肉や野菜などの食材の数が合計10個必要です。足りない場合は、更に狩猟を指示してください。
調理を担当する入植者が、備蓄ゾーンの生肉を拾ってきてカマドに運び、調理を始めます。
なお、食肉加工、調理ともに、「ー」「+」ボタンなどで複数回の作業をまとめて指示することもできます。
狩猟、調理を続ける傍らで、「農業」を始めてみましょう。
作物が育つには時間がかかりますが、収穫の量や安定度は狩猟を超えます。
農地を「農業ゾーン」で指定することで、入植者たちは栽培、収穫などに自動的に従事するようになります。
まずは拠点近くの8x6マスくらいに、備蓄ゾーンを指定したのと同様に「農業ゾーン」を指定してください。
岩地や沼地は選べません。また「肥えた土」がある場合は作物が育つのが早いので、ゾーン指定におすすめです。
指定したゾーンをクリックしてみてください。幾つかのボタンの中に「Plant:ジャガイモ」というボタンがあります。
このボタンをクリックすることで、メニューから別の農作物に変更することが可能です。
新たに作られた農業ゾーンでは、初期状態でジャガイモの栽培が最初に割り当てられています。
まずはこのままでジャガイモ作りに挑戦して構いません。慣れてきたら、様々な食材に挑戦してみてください。
農業ゾーンには、入植者が作物を植え始めます。栽培開始に、種などは特に必要ありません。
作物は昼間に日光があたっている間、徐々に大きくなっていきます。
収穫できるようになったら、入植者が収穫を行い、備蓄ゾーンに運ぶでしょう。
特に変更を指定しない限り、収穫を終えた農業ゾーンには、再び同じ種類の作物を植え始めます。
なお、一時的に収穫を止めたり、再開したりするには、ゾーンをクリック→「伐採の許可」をクリックしてください。
毎日の糧を得る方法の1つに、狩猟、農業とは別に「ペーストディスペンサー」という製造機械もあります。
これを設置しておくと、入植者がペースト状の食物を取り出し、摂取することができます。
調理の必要がないので手軽ですが、気分が下がり、良い効果はありませんので、利用はあまりお勧めしません。
入植者に仕事を割り振ろう
食料の確保が安定してきたら、各入植者に仕事を割り振る方法を学びましょう。
これまで、入植者が作業をしてくれないことはなかったと思いますが、各入植者は適当に作業を選んでいる訳ではなく、 初期設定のプレイヤーの指示に従って仕事をこなしています。
入植者が持っているスキルに仕事の割り振りを合わせると、効率が良くなりますので、割り振りを変えてみましょう。
画面下部の「優先順位」をクリックすると、行に全ての入植者名、列に仕事名が並んだ表が表示されます。
初期設定ですでにチェックが付いており、チェックの付き方が入植者ごとに違うのが分かると思います。
このチェックを変更することで、入植者がその仕事を行うか行わないかを指定することができます。
基本的に、左に行くほど、優先度が高い作業になり、複数の作業の必要性が同時に発生した場合、左側の作業を優先します。
また、表の上にある「詳細な設定」にチェックを入れると、各作業の優先度を1(再優先)~4(優先しない)、無印(仕事をしない)から選べるようになります。
慣れないうちは簡易設定のままで構いませんが、収穫や運搬など、特に優先したい仕事がある場合、詳細な設定が便利です。
入植者には「この仕事をあの入植者にさせたい」といった指示を直接行うこともできます。
たとえば放置されているアイテムをすぐに運搬させたい場合、させたい入植者をクリックで選択した状態でアイテムを右クリックし、 出てくるメニューから「いますぐ○○を運搬する」を選んでください。
その他の作業も同様です。
仕事の割り振りや直接指定とは別に、入植者全体に下す命令を指示できます。
「アーキテクト」→「命令」を選ぶと、様々なボタンが下に並びます。ここでは、「解体」「採掘」「伐採」など、必要な指示を 範囲指定でまとめて下すことができます。
特に、木材調達のための「伐採」はよく使うことになるでしょう。
伐採は、生えている木を含む範囲を指定することで、成長しきっている木のみを伐採することを指示することができます。
また、成長途中の木や下草も含めて範囲指定して伐採したい場合には、命令メニューで「刈り取り」を選んでください。
(※「ある1本の木が邪魔だから倒したい」場合などは、その木をクリックして「伐採」を選ぶ方が簡単です)
余裕ができたら:充実した村経営のヒント
ここまでが、初心者が生活が一応安定するまでに必須の知識です。
このまま自分で試行錯誤していくのも醍醐味ですが、余裕が生まれたら、 以下のヒントを参考にして、更に充実した村の経営を目指してください。
詳しい方法は、適宜、関係のあるページを開いてみてください。
最終目的は「ロケットの建造」「惑星の脱出」です!
電力の確保
電力の確保は村に様々な恩恵をもたらします。
- 入植者にとって、季節により変わる過酷な気候状況は最もストレス源です。電力を確保することで最も簡単で効果のある改善は、クーラーによる冷房やヒーターによる暖房です。
- 電力の確保には、火力発電、風力発電、太陽光発電などがあり、研究をすすめることで地熱発電も行えるようになります。バッテリーによる蓄電も可能です。
研究
最初から建築できるのは一部のものです。研究設備を設置し、研究を行うことで、様々な新たな施設や改善が可能となります。
食料の供給を確保したら、序盤から積極的に行いましょう。
住環境の改善
入植者の果てしない労働を支えるためにも、住環境を快適に保つことは重要です。
- 建物を建てるか、岩をくりぬいて居住地や作業部屋を作成しましょう。なお、岩をくりぬくより、燃えやすいですが木造建物を建てるほうが圧倒的に早いです。
- 人は暗闇を畏怖の対象としています。暗闇での生活はストレスになります。可能な限り明かりを準備しましょう。
- 入植者個別の「欲求」に気を配りましょう。個室にベッドを作り、広間には食事をするための机といすを準備しましょう。
- 汚い環境での生活は苦痛です。可能な限り掃除を心がけましょう。また、土の地面よりはぬくもりを感じられる床のほうが心地よいです。掃除は優先順位が低いため、仕事の割り振りをよく考えましょう。
- 外まで無駄に掃除を行うと気付いたら、「コロニー」ゾーン設定を変えてみましょう。入植者はコロニーゾーンの掃除を行います。
- 美術品や鉢植えは心を癒します。手っ取り早い環境改善にはうってつけです。
- 娯楽は人の心を豊かにします。輪投げ棒やチェス台、ビリヤード台があれば入植者はとてもリフレッシュします。しかし同じ娯楽では飽きてしまいます。複数の娯楽を用意しましょう。
- 各入植者の一日のタイムスケジュールを設定しましょう。夜行性の入植者がいる場合は夜に仕事をするように割り振ってあげましょう。研究を途切れなく続けるために、夜型のスケジュールの人と交代制を組むのも手です。
食糧の備蓄
- 食糧の備蓄はとても大事です。原因不明の疫病や毒ガスで農作物が全滅することもありますし、ソーラーフレアの影響で調理器具が使用できなくなることがあります。クーラーを設置した冷蔵・冷凍室をつくり、食料は十分備蓄しておくべきです。
- 冷蔵室を整備し、5℃以下に下げると備蓄した食料が長持ちするようになります。0℃以下に設定すると、冷凍され、無期限に保管することができるようになります。
- 食料(動物の死骸を含む)を格納する冷蔵庫ゾーンと木や鉄その他物資ゾーンと分けると良いでしょう。
- 寒冷地では植物が育ちません。寒冷地で農業を行うためには熱源を確保し、温室を作る必要があります。また、室内では日光が当たらないので「太陽灯」が必要となります。
入植地の防衛
動物の襲撃、 原住民の攻撃、宙族の襲来、古代の船など、村には脅威となる存在が定期的に訪れます。入植地の防衛は欠かせない問題です。
- 入植地を壁で囲うことで、敵の進入口を限定できます。また、一定期間襲撃に耐えると敵は引き返します。
- 土嚢を作ったり、瓦礫を置くことで遮蔽物として使用でき、防御力が上がります。
- タレットを研究し設置しましょう。敵は近い脅威を優先的に攻撃するため、いざというときのおとりにもなります。
- 襲撃アラートが来たら必ず確認しましょう。即座に攻めてくるタイプや少し時間を置いて攻めてくるタイプ等が判明します。
アイテムの耐久力
アイテムには耐久力があり、使用したり風雨にさらされたりすると耐久力が減ります。
特に、医療品や弾薬など、緊急時にしか使用しないが普段から備蓄しておかなければならないものは、屋外に放置すると自然消滅してしまうため、
必ず室内に保管するようにしましょう。特に医薬品は貴重です。一時的にでもいいので室内に保管するようにしましょう。
貿易について
マップ上の資源は有限です。ゆくゆくは生産物と資源の取引で必要な資源を手に入れることになります。
- 定期的に訪れる行商の一行は、入植者を右クリックしたあと、「?」マークのついた人を右クリックして交易を選んでください。
- 交渉のスキルが高いと、高い値段で売り、安い値段で買うことができます。
- 貿易メニューでは、数字の上を左右へドラッグすれば大量取引も簡単です。
- 研究を進めると「貿易用ビーコン」と「通信機」を設置することで惑星間貿易ができるようになります。自動では交易できないため、イベントが発生したら、通信機を右クリックして貿易を指定してください。
お金を稼ぐ
RimWorldの世界では、基本的には物々交換ですが、「シルバー」が通貨の代わりになっています。トレード画面で物々交換する際はシルバーで品物の交換レートを定めています。
シルバーを蓄えることがお金の代わりになります。シルバーは少量ですが採掘でも取れます。
- 芸術品や武器の作成は非常に時間がかかりますが、貿易で一攫千金も夢ではありません。良いものができたら売りましょう。なお、設置している芸術品は売れませんので、撤去してください。
- 大量の食材の備蓄や、家畜も、取引数が増えれば良い収入源になります。
- 入植者の心情が全体的に下がるリスクがありますが、ペットや捕虜を売ることもできます。
衣服の作成
RimWorldの世界における衣服は、ファッション以上に暑さ寒さ対策として必須の要素です。またほとんどの入植者は、服を着ないだけで心情が下がります。時間はかかりますが、ミシン台で衣服を作りましょう。
- 衣服の材料は狩猟した動物の毛皮や綿花ですが、詳細を選ぶことで、ある程度出来上がりの色を指定できます。特に指定しない場合、必要数を確保できた材料で優先的に作り始めるでしょう。
- 衣服にも耐久力があり、着ていると徐々に低下します。ボロの服を着ていると、入植者の心情は下がります。擦り切れてきたら変えてあげましょう。
- 暑さに耐えるには、DusterとCowboy hat、寒さに耐えるにはParkaとTuqueがお勧めです。
- 特性に「ヌーディスト」を持つ入植者は、服を着ていると逆に心情が下がります。画面下の「割当」メニューで「nudist」を選んであげましょう。
入植者を増やす・捕虜にする
あなたの村に、入植者を増やし、働き手を増やしていく事が重要です。
ときおり、脱出ポッドが落下したり、襲撃者を撃退した際、死亡しないで重傷の状態になることがあります。
これらのキャラクターは、「捕虜」にすることができます。傷を治し、友好的な態度をとり、食事を与え、村に入らないか「勧誘」してみましょう。
- 小部屋を作り、ベッドを置くことで捕虜の監禁部屋にすることが可能です。捕虜は基本的には勝手に逃げません。
- 捕虜の勧誘に成功すると入植者として仲間になります。能力に魅力がなければ開放したり、処刑することも可能です。
- 傷を負って動けなくなった襲撃者を勧誘する際は健康欄を必ず確認しましょう。臓器が潰れていたり手足が吹っ飛んでいたりする場合は治療の必要性が出てきます。
最終更新:2016年12月04日 19:49