2章
フリータイム:図書館
月歌(さて、何を読もうかな?)
【選択肢】恋愛小説
(恋愛小説を呼んで、感受性を高めよう)
(ふーん、年頃の女の子ってこんなこと考えてるんだー)
(って、あたしも年頃の女の子じゃん!)
(読み終わったが、自分が普通の女の子とかけ離れた存在と知ってしまった…)
(ユッキーに会いたくなった…ユッキーもそんな存在だろうから…)
(以下、確率でユッキー出現)
ユキ「なんだ、月歌も来てたのか。」
月歌「ユッキーーー!!」
ユキ「なんでいきなり抱きついてくんだよっ…。」
月歌「だって、ユッキーも普通の女の子とかけ離れた存在じゃん?」
ユキ「いきなりひでー言われようだ…。それでどうして抱きつかれるんだよ…?」
月歌「だって、あたしも普通の女の子とかけ離れた存在だから。」
ユキ「そりゃ、お前はちげーよ…。人気アーティストだったじゃん…。あたしはただのハッカーだったよ…。」
月歌「異常なところは変わらないじゃん?」
ユキ「やめろ。とち狂ったふたりみたいに言ってくるな。」
月歌「ふー、助かったぁ。」
ユキ「助かってないわ。そのうちあたしら犯罪犯しそうだわ。」
フリータイム:スタジオ
月歌(さて、何をして過ごそうかな)
【選択肢】楽器の手入れ
(楽器の手入れをしよう。ユッキーの相棒のドラムを綺麗にしてやる)
(ドラムは運動量が多いから、汗が飛んで器材についちゃうんだよね)
(だからこまめに手入れしないとサビが…)
(めちゃくちゃ綺麗!ユッキー手入れに余念がない!)
(いやいや、こちとら元プロだ)
(初心者が見逃しがちなテンションボルトやキックペダルの可動部分は、オイルやグロスを差して…)
(完璧に整備されてるーー!ユッキーすげーーー!!)
(…自分のギター磨いとこ)
3章
フリータイム:図書館
月歌(さて、何を読もうかな?)
【選択肢】グラビア雑誌
(新しい雑誌の特集は…グラビア!?軍は正気か!?)
(これは検問しなくちゃ!)
(ユッキーとか着たら、公序良俗違反になっちゃう)
(いやー、眼福眼福)
4章
フリータイム:図書館
月歌(さて、何を読もうかな?)
【選択肢】自己啓発書
(部隊長として、デキる人間になりたい。自己啓発書で能力を高めよう)
(カタカナが多すぎてわけがわからない)
(世の中のできるリーダーはこんな難しい言葉を使いこなしているのか)
(あたしもこういう言葉を使えるようになればリーダーとしてひとつ高みへ上れるはず!)
(いや…こうじゃないな)
(ミーもこういうフレーズをスピークできれば、リーダーとしてワンナップできるはず!)
(おっ、ユッキーがいる。さっそく試してみよう)
月歌「ヘイユッキー、ユーも図書館でヒューマンパワーをレベルアップさせてるのかい?」
ユキ「は?なんでちょっと昔の芸人みたいになってんだよ。」
月歌「ミーはこのブックを読んでリーダーとしてネクストステージへジャンピングしたんだ。」
「ヘイヘイ、ミーのオーラにユーのテンションもアップしてるんじゃない?」
ユキ「ああー、お前が手に持っているその本でだいたいの事情は察したよ。そのうえで率直な感想を伝える。」
「馬鹿にしか見えねーぞ?」
月歌「月歌ちゃーーーん、ショック!」
フリータイム:スタジオ
月歌(よし、何をして過ごそうかな)
【選択肢】ドラムを叩いてみる。
(いつもバンドを支えてくれているユッキーの気持ちを味わってみよう)
はあ、はあ、はあ…。
(ドラムってこんなに疲れるの!?)
(これを未経験からこなしているユッキー、化け物だな…)
(やはりあたしの見込み通り、ハッカーにはドラムの才能があったか)
(改めて、いいメンバーに恵まれたんだな。新生She is Legendは)
最終更新:2022年08月06日 15:36