断章 遠い海の色
Day1 深夜
ユキ「は・・・?なんだよそれ?」
月歌「ついさっきまで噛んでたガム。」
ユキ「なんでそんなもん触らないといけねーんだよ!」
タマ「めっちゃ揉んだから指が月歌さんの唾液まみれ!」
つかさ「でもかつての人気アーティストの噛んだガムよ・・・そう考えると相当な価値よ・・・。」
可憐「捨てるのはもったいない。」
タマ「ユキさん、もらったらどうですか?」
ユキ「もらうかよ!!ファン通り越してただの変態だろ!!捨てろよ!!」
つかさ「和泉さんがここまで慌てるなんて、相当な代物ね・・・。」
可憐「うんうん。」
月歌「あれ?ということは一番気持ち悪いのはあたしのこれってことかな?」
ユキ「間違いねーよ!なんだよかつての人気美少女アーティストの噛んだガムって!!触ること自体おかしいだろ!!」
月歌「よしっ!!」
月歌「いやー、楽しかったな!またみんなが気持ちわるっ!って思うもの買ってくる選手権しような。」
ユキ「二度とやだわ。」
色葉「え・・・やなんスか?」
月歌「いろっちは楽しんでくれたみたいだぜ?」
つかさ「まあ、口ではこういうけれど、内心一番楽しんでいるのが和泉さんじゃない。」
可憐「うんうん。照れをツンで隠すのに必死。」
ユキ「ちっがーーーーーう!他部隊員の前で嫌な汗をかかせるなぁーーーー!!」
月歌「ん?もう一枚噛んで、あげようか?
ユキ「噛んだから紙に包んでくず箱へーーーーーーーー!!」
Day2 早朝
月歌「やほーーー!!ボドドドドドォーーーーーーーー!!」
色葉「爆裂でぃーーーーーーーーーーっス!」
タマ「ふたりがこっちに!痛い!痛いです!!ぎえぇ!!」
ユキ「なんで集中してやるんだよ。せめて分かれてやれよ。」
つかさ「自分に来てくれない嫉妬ね。」
可憐「うんうん。」
ユキ「朝っぱらから体力使いたくないんだよ・・・もうそれでいいよ・・・。」
Day2 朝
月歌「ユッキー!」
ユキ「なんだよ。」
月歌「女の子にはな、男子には知られたくない秘密があるもんなんだよ。」
ユキ「あたしも女だわ。いつ男だと思った。」
月歌「ユッキーは、男の中の男よりも男らしい女子じゃん?」
ユキ「結果女子じゃねーか。」
月歌「ここらで雑談はお仕舞だ!次の敵が来っぞ!!」
タマ「今は石井さんと人類のために突き進みましょう!」
ユキ「くそ、ひでーな・・・!」
最終更新:2022年10月15日 11:09