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スラスター機の特徴
スラスター機は上級者向けの機体です。主に地上を滑走するタイプとヘリウムを使い空中浮遊をする機体の2種に分けられます。固定翼を使い飛行機を作ることもできますが、それは固定翼機のページで紹介します。
地上滑走するスラスター機はホイール機、ホバー機と比べると機動性及び最高速に優れています。そのため、一撃離脱機や拠点キャプチャに特化させたり、その機動性で相手を翻弄することができます。しかし、1つのスラスターでは1方向しか移動できない上出力は分散しないため、ある程度損傷するとまっすぐにしか進めなくなったり、片側だけ破損するとその場旋回しかできなくなることもあります。また、装甲の量と機動性が他より密接に関わってくるので必然的に装甲が薄くなってしまいます。
空中浮遊するスラスター機は飛行機と比べると機体の挙動範囲が広いことが利点となります。垂直上昇に下降、直接後退や空中静止も可能です。空中静止でクロスヘアを締め精密に狙撃したり、一撃離脱も前を向いたまま後退出来るため、攻撃範囲が広く取れることが特徴です。ただし、バランスの維持は飛行機以上に難しい上、ヘリウムが不可欠で最高速がやや劣るため速攻で移動不能になることがあります。装甲も薄くはなりますが、ヘリウムを大量に積もうと割りきり空中要塞を作ることも1つの手段にできます。
スラスター機全般は機体のバランス調整が難しい上、CPUも大量に必要になります。そのため、開始初期ではあまりお勧めできませんが、設計さえできれば高高度まで飛んだり、超高速移動が可能なため、地上の味方に夢中になっている敵をトップアタックで撃破やヘイト稼ぎすることが可能です。上からの攻撃には座席部が脆弱な戦車も多いので、そこを射抜く狙撃力(当然のことながら機体の安定が大前提)も必要です。
0.6.714大型アップデートにより気圧の概念が追加されたため高高度でスラスター機を運用すると非常に不安定になることが確認されている。よって今まで以上に精密な設計が必要となった
利点
- 敵の頭上から弱点を狙撃できる
- ヘイト分散が可能
- 敵に見つかりにくい
- 地形に左右されない
- 会敵せずに敵陣地占領(CAP)が可能
- 高機動で被弾しづらい
欠点
- 機体がもろくなりやすい
- 破損時に機体が安定しない
- 機体操作が難しい
- 設計が難しい
- CPU消費量が多い
- 最低限の動力のために多量のRPが必要
- 高高度で安定しない
スラスター機設計のヒント
飛行機体はヘリウムを使用し、重量が0より若干多いくらいに設計すると飛行しやすくなります。ただし、ヘリウムは機体の速度が低下するので付けすぎには注意しましょう。また、付けすぎは破損時に下降出来ない原因となります。またヘリウムはアーマードヘリウムの使用を強くお勧めします。
操縦席を前の方に設置すると、正面前方が見やすくなります。
基本的に機体下部を重く、上部を軽くすると安定しやすいです。
地上機では、スラスターと接地部で機体の旋回バランスが変わります。接地部を離すと段差でも安定し、近づけると段差で暴れるようになります。本当に最低限の機体を作るなら前部にスラスター、後部にパイロット&接地面だと安定するでしょう。
スラスターはパーツごとに推力を与えるため、破損時にバランスを取れるようになるべく何度もテストを行い、基礎からバランスをとれるように作成すると良いでしょう。
スラスター機には各方向への推力が必要になります。
上昇に必要になります。出力の高いものを設置すると急上昇で頭上を取りやすいため、なるべく良いスラスターを搭載しましょう。上昇は均等に推力を設置しないと機体が不安定になるため何度も機体テストしましょう。また高高度では推力が安定しないので、必要以上に設置する必要があります。
下降に必要になります。攻撃時に急降下できると良いので、ある程度出力の高いものを搭載しましょう。機体尾部の出力を高くすると、下降しながら前進できます。地上機では接地圧を上げ転倒を防ぐ&復帰に使えるでしょう。
前進に必要になります。ここも均等に設置しないと機体が前転、もしくは後転してしまうため、調整が必要になります。機体中央寄りに設置すると安定します。
後退に必要になります。あると便利ですが調整が必要な上、旋回して移動という手があるのでなくても良いです。地上機では壁に衝突と言う場合があるので装備した方が良いですが、旋回用スラスターが高Lvのものならそれで強引に旋回出来るのでどうにかなります。上位のスラスターは必要ないでしょう。
旋回に必要になります。横方向に移動できるようになる訳ではありません。出力が高すぎると回りすぎてしまうので、ある程度出力は抑えた方が良いでしょう。
ヘリウムを使用せずに機体重量を軽くするために、キューブ型以外のブロックを使うと良いでしょう。
インナー型はキューブと同じく全方向にシャーシとの接地面を持ち、重量を減らせるため便利です。
テトラとプリズム型も、接地面は少なりなりますが重量を軽くできるためなるべく使っていきましょう。
小技としてガレージ上方向が機首になる様に設計すると、操作が3Dシューティングの様になるため、操縦しやすくなるかもしれません。
航空機では兵装とスラスターが重要なため、優先的に開発するべきでしょう。高レベルになってCPUに余裕ができてきたらヘリウムでさらなる高みを目指して翔びましょう。
安定飛行の為のヒント
上昇用のスラスターの出力が足りない、もしくは機体重量が重すぎます。重すぎる場合は、ヘリウムで徐々に浮くぐらいの状態にしてから、何個かヘリウムを減らして沈むように調整しましょう。
この状態で上昇が遅い場合は、出力が足りません。低ランクのスラスターを大量に積んでも上昇速度には限度があるので、ランクの高いスラスターを積みましょう。また高高度では推力が安定しないので、必要以上につける必要があります。
出力が偏っている、もしくは重量が偏っています。機体下部にヘリウムなどを置いていると安定しなくなるので、ヘリウムは機体上部に置いて機体を安定させましょう。機体下部の重量が重ければ重いほど安定はします。
出力の偏りはこまめにチェックして調整するしかありません。上昇用スラスター同士を遠くに置くと破損時に安定しないので注意しましょう。
高高度では気圧が下がり、上昇が安定しないことがあります。その場合はスラスターを多くつけてください。
出力、もしくは重量が偏っています。
特に重量は大事で、機体下部を重く上部をヘリウムで軽くするとそれだけでも安定性能は高まります。
上部の軽い方を押そうとすると揺れやすいです。ですから揺れる場合は前進用スラスター位置を下げましょう。ある程度安定するはずです。
後ろから見て横に広がっていると破損時に安定しません。
横向きにスラスターを設置していない、もしくはスラスターの設置位置が悪いです。機体前方に左右の向きに1個ずつ付けるだけでも旋回可能です。
機体上部や下部に設置位置が片寄ると側転します。なるべく上下の中央下寄り気味に設置しましょう。
低ランクのスラスターを大量につけても大した速度は出ないので、高ランクのスラスターを買いましょう。また高高度ではどうしても速度が落ちるようになっています。仕様です。
重量が足りません。機体下部のブロックを多めにしましょう。
スラスターの設置バグ
※スラスターは最後に置く事が多いので見落としがちです
↓L5sスラスター
赤い○をした部分が設置の順番により置けるようになる場所です。
囲いを作る→スラスターを置く○
スラスターを置く→囲いを作る×
このバグを利用した場合BAN対象になりますのでご注意下さい。
Prismブロックであればこの向きで置けるので
これで外観はCubeで囲っているように見せることが出来ます。
モーメントアームの影響
地上用機でもそうですが、3次元的に動く航空機は特にこの影響を受けます
機体の重心位置(GP)と生じるベクトルとの距離や軸からのズレ等を考慮しなければ「延々と回転する」「真っ直ぐに移動できない」「旋回挙動がピーキーである」といった不具合が生じる可能性を孕みます、製作する際はどこに重心や力があるのかを考慮しながら小まめにテストするとよいでしょう。
例えば一文字状の機体があったとして、後方にメインの推進器を配置したとして左右旋回させたい場合、左右旋回用の推進器を「前方に置く」か「後方に置く」かによって機体の操作感が変化するわけです。グルンと一気に回転してしまう場合などでは重心位置(GP)より前へ、旋回が遅い場合などでは重心位置(GP)より後方に配置することで改善されるかもしれません。
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