武者修行のために、全国を放浪する覇王丸。その彼を、謎の女が執拗に狙うようになる。
心当たりのない覇王丸は、いつしか自らの意思とは無関係に、背後にうごめく暗黒なる者の計画に飲み込まれていく。
キャラの特徴
- シリーズ皆勤賞となるサムスピシリーズの顔と呼べるキャラクター。
- 旧作では新キャラに主人公の座を追われる事もあったが今回は主人公に返り咲いている。
- しゃがみに当たりガードされても有利な立ちAや、リーチの長い下段のしゃがみBや2N+A等扱いやすい通常技を持つ。
- 基本攻撃力、連続技の威力共に高く、防御面でも全キャラ随一のガード硬直の短さを生かした暴れや防御キャンセル弧月斬があるので特に欠点は無い。
- SCS始動技のCDは初段の発生が異常なまでに早く非常に強力。全キャラでもトップクラスの性能を誇っている。SCSの強制ガード持続を使ったガード不能連携もあり、ヒットガードを問わず強烈なコンボを決める事も出来る。
- 剣質別の固有技への依存度が低く、共通必殺技である弧月斬と天覇封神斬が使えれば戦えるので扱いやすい。初心者にもお勧め。
- あえて欠点を挙げれば全体的にスタミナゲージへの依存度が高い。安定した勝利にはゲージ管理能力が問われるだろう。
- 一発入れば試合をひっくり返せる火力があり、スタミナさえあれば固めや崩しは強力。総合的に見れば最強クラスのポテンシャルを持つ。
- 修羅はヒット時に追撃可能な飛び道具の旋風裂斬、ダウン追い討ち可能な中段突進技である烈震斬等、スタンダードな技構成と見せかけて意外と特殊な性能の固有技を持つ。最近では旋風裂斬が背面からのガード不能連携に使える事が判明して利用価値が上がっている他、辻風を利用した削り+拘束連携も可能になった。また修羅はSCSの発動攻撃が何故か当て身技で取れないという特性がある。
- 羅刹は単体ヒットで追撃可能な剛破、連続入力技の連環剛破等、接近戦用に特化した技を持つ。普段の立ち回りで使う固有技は少ないのだが、旋風波が背面からのガード不能連携に使えるので修羅よりガード不能連携からの追撃がやり易い。
- 両剣質を比較すると修羅はガード不能連携がやりづらい相手、状況でもガードの上から安定して体力を削り取る手段を持ち、羅刹は背面ガード不能連携後の追撃が容易という強みがある。基本的に修羅の方が対応できる状況、相手が多く安定感があるが羅刹も十分な強さがある。どちらの剣質を選ぶかはお好みでOK。
技表
※属性は上、中、下段判定、投は投げ技(全投は相手の立ち、しゃがみに関係なく決まる)、Gはガード不能を表しています。
必殺技でキャンセルが○となっているものは通常技をキャンセルして出すことが可能、×は不可能。
通常技
入力 |
属性 |
キャンセル |
立ちA |
上段 |
× |
立ちB |
上段 |
○ |
立ちAB |
上段 |
× |
4+A |
上段 |
× |
6+B |
上段 |
○ |
しゃがみAB |
上段 |
○ |
3+A |
中段 |
× |
3+B |
中段 |
× |
1+B |
中段 |
× |
33+B |
中段 |
× |
しゃがみA |
下段 |
× |
しゃがみB |
下段 |
× |
2N+A |
下段 |
× |
しゃがみBC |
下段 |
× |
ジャンプA |
中段 |
× |
ジャンプB |
中段 |
× |
ジャンプ2+A |
中段 |
× |
起き上がり中A |
中段 |
× |
起き上がり中B |
下段 |
× |
コンビネーション
技名 |
入力 |
属性 |
キャンセル |
疾風連斬 |
A・A |
上・上 |
×・× |
松風剛斬 |
A・B |
上・上 |
×・× |
疾風斬蹴 |
A・A・B |
上・上・中 |
×・×・× |
轟砕天地 |
しゃがみAB・6+B |
上・上 |
○・× |
双豪 |
33B・B |
中・上 |
×・× |
必殺技
(☆は怒り必殺対応技、◇は防御キャンセル対応技)
技名 |
入力 |
属性 |
キャンセル |
修羅 |
必殺技 |
弧月斬☆◇ |
623+B |
上段 |
○ |
旋風裂斬 |
236+B |
上段 |
○ |
烈震斬◇ |
421+A or B |
中段 |
○ |
打ち落とし◇ |
4+BC |
上段 |
○ |
辻風 |
236+AB |
上段 |
○ |
秘奥義 |
天覇封神斬 |
怒りMAX時に4632+AB |
上段 |
○ |
羅刹 |
必殺技 |
弧月斬☆◇ |
623+B |
上段 |
○ |
剛破 |
623+A |
中段 |
○ |
旋風波 |
236+A |
上段 |
○ |
酒瓶打ち |
214+A |
上段 |
○ |
連環剛破 |
酒瓶が割れた状態で214+A・214+B・6+AB |
上・上・中 |
○・×・× |
凄煌斬 |
連環剛破3段目中に421+AB |
上段 |
○ |
秘奥義 |
天覇封神斬 |
怒りMAX時に4632+AB |
上段 |
○ |
SCS
属性表記のある個所は駆け引きポイント
通常技解説
出戻りが早くガードされても覇王有利。牽制や固めの要。ノーマルヒット時でもここからノーキャンセルで弧月斬が繋がる。
横斬りなので相手の軸移動にもひっかけやすく、使い勝手は良好。
キャラによってはこれでペチペチ固められるだけで困るので多用して構わない。
ちなみに6入力と同時にAを押して出すと見た目は一緒だが別技扱いの技が出る。こちらはガードされると弾かれモーションが出て隙が出来るので注意。
立ちAと比較するとリーチが短く、ガードされた時の隙が僅かに大きい(とはいっても一部キャラにガードされると微不利なレベル)が、その代わり立ちAより出が早い。主に暴れや固め、空中コンボの拾いに重宝する。
また攻撃判定発生後にCボタンを押すと巻き戻るようなモーションになり攻撃判定が再度出現する特徴がある。再攻撃は4+Aから連続ヒット。遅めにCボタンを押せばその分ヒット数が増える。ただしリーチの関係で普通のキャラに再攻撃を全段ヒットさせるのはまず無理。巌陀羅には根元から再攻撃を当てると全段ヒットして凄まじいダメージになるので必見。
出戻りが早い中段チョップ。ガードされても微不利な程度の隙でリーチもそこそこ長く使いやすい。
立ちA等から連携させるといいだろう。
中段ヤクザキック。発生とリーチはまあまあなのでたまに使う分には有効。どちらかというとしゃがみBを出そうとして暴発することが多い技。なお発生前にCキャンセルしても「喰らいなっ!」という攻撃時のボイスが聴けるので適当にCキャンセルしながら連発するとうるさくなる。
中段突き。少し出は遅く、直線的な攻撃なので軸移動には弱いがリーチは長い。
中距離でしゃがんで下段技を振り回して牽制する相手に対して射程外から差し込んだりすると良い。
しゃがんだ相手にカウンターで当てると相手がゴロゴロ転がるのでダッシュで追いかけて追撃可能。
出は少し遅いが(しゃがみBと同程度)リーチの長い下段。踏み込むので攻撃後は間合いが詰まる。ガードされても隙は少な目。ダウン追い討ち技に設定されており、バウンドを拾って再度浮かせ直したりすることも出来るのでコンボパーツとしても多用する。
ちなみに1+Aの入力でも出すことが可能。
そこそこリーチの長い横斬り。キャンセルがかかるのでコンボに。カウンターヒット時は立ちBに繋がる。
刀の柄で小突く下段技。リーチは短いが発生は立ちAと同程度で早い。
近距離の相手はどうしても覇王丸のCDを警戒して立ちガードしがちになるので当てる機会は多い。
リーチの長めな下段の払い斬り。発生もそこそこで中距離戦の主軸となる技。2N+Aと使い分けていきたい。
キャンセルがかかるのでコンボの起点になる。
下段のスライディング。ヒット時はダウンを奪えるがガードされると隙が大きく立ち回りでは使いづらい…のだがSCSと組み合わせると…?
少し出が遅い中段アッパーでヒットすると相手は浮く。空中コンボの起点としては弧月斬の方が使いやすいのであまり使われないが、固めの最中に混ぜても良いかも。あとは弧月斬からの追撃が出来なくなる怒り時の浮かせに使う程度。
2Dサムスピで言うところの斬鉄閃。隙は大きいがリーチが長く、攻撃力が高い。主にコンボの〆に使う。
勿論中距離の差し合いにも使えるがジャンプや軸移動で回避されると悲惨なので出す場合は最低でもガードさせたい。Cボタンキャンセルで振りかぶるモーションだけ見せるフェイントも混ぜつつ上手く当てていきたい。ヒット時は相手は吹き飛んでダウンする。
なお怒り爆発中を除き、SCSモード中にこの技からSCS連続攻撃へ派生させることはできない。
発生は早いので咄嗟の空対空にはなるが、それ以外ではイマイチ使いづらい。背面ガード不能連携に行く場面以外ではあまり出番の無い技。
発生はやや遅いが威力の高い斬り。所謂兜割り。打点を下げれば発生の早い攻撃に繋がるので飛び込みに使える。
威力はジャンプBに劣るが発生と持続に優れたジャンプ蹴り。のけ反りは長めなので打点を下げればヒット時は発生の早い攻撃に繋がる。ジャンプBと上手く使い分けよう。
一見するとただの起き上がり攻撃だが、4Aと同じくCボタンキャンセルで再攻撃する特徴がある。
再攻撃が全段当たると大ダメージで美味しい。
コンビネーション解説
2段目まで連続ヒット。ガードされると不利だが2段目で止めれば反撃は受けづらい。
A・Aの部分は横斬り二連なので軸移動にも強く、2段目は踏み込むので接近手段にもなる。
3段目は2段目ガード後に暴れる相手への暴れ潰しに使えるが隙が大きく、軸移動にも弱いので使わない方が無難。一応、空中コンボに組み込むことで3段目の蹴りで相手を吹き飛ばし、修羅なら烈震斬で〆るカッコいいコンボも出来るが無理に狙う必要性は無い。
初段カウンター時以外は連続ヒットしないうえに隙もあるので正直使いづらいコンビネーション。空中コンボ中に立ちAからABを出そうとして暴発する事がままあるので、そちらでお目にかかる事の方が多いかもしれない。
斬り上げ→振り下ろしの二段で連続ヒットするのだが、初段をキャンセルして連続技に繋いだ方が減るのでイマイチ使い所が無い。一応、壁際で二段目まで当てれば相手が壁やられになるので立ちBやしゃがみAB等で追撃可能になるが、あまり狙う場面はないだろう。
中段アッパーから上段のアッパーを出すコンビネーションで2発とも浮かせ技になっている。
初段がガードされた時に2発目を出すと暴れ潰しになるが、2段目までガードされると隙が大きいのが欠点。
また初段が当たった時に2段目まで出し切ると2段目はスカって追撃の機会を逃してしまうのもマイナス。
手堅くいくならあまり乱用しない方がいいだろう。
SCS解説
発動攻撃は非常に発生の早い光輪(上段、ダメージはゼロ)→中段の横斬りの2段になっている。光輪はリーチは短いが弧月斬より発生が早く、続く中段横斬りも発生が早めで軸移動にも当て易い特徴があるので崩しや割り込みに大活躍する。
相手のちょっとした隙にも光輪部分を当てれば反撃できるので至近距離では露骨にCDを出していってもいいだろう。普通なら割り込めない連携にもCDで割り込める場合もある。なお修羅の発動攻撃は何故か当て身技で取る事が出来ない。原因は不明。
Aルートの1発目はCボタンで再攻撃可能。今の所再攻撃自体にはあまり使い所は見当たらない。
Aルートヒット時はA・AかA・A・A・Aで止めると相手がよろけて追撃可能に。ここからCDや立ちB等が繋がる。基本的には後述のBルート1発止めの方が使い易いが、段数調整をする際やスタミナゲージの残量の関係でCDを複数回出すのが厳しい場合にAルート4発止めも使える。
Bルートも発動攻撃から連続ヒットし、更に最初のBで止めると(Cボタンキャンセルによる強制停止は不要)相手がよろけるので追撃可能。ガードされても続けてタイミングよくAを出すとSCS連続攻撃Aルートの2段目が出て
(システム解説参照)覇王丸有利のまま何故か強制ガードが持続(ヒット時は相手がよろけて追撃可)、強制ガード中に突き放しを決めると投げ抜け以外では回避不能な連携になる。適当にC連打で投げ抜けする相手にはしゃがみで投げ抜け漏れで出る投げをスカして反撃。投げ抜け仕込みガードしている相手には一拍おいて普通に中下段択を仕掛けよう。
CD→B・B・B・Bヒット時はB4発目から弧月斬が連続技に。ガードされてもガード硬直の短いキャラ以外にはこちらが有利なので強制ガード持続を利用して突き放しを決めに行くことも出来る。なおB4発目はヒット後にCボタンキャンセルすることで攻撃判定が復活し再攻撃する事も可能。再攻撃部分もSCSと認識されているようで、しっかりSCSのヒット数表示に加算される。
SCSの強制ガードを使ったネタ。前述のCD・B→Aをガードされた後、すぐにジャンプAを出しながら前ジャンプで相手を飛び越えると強制ガードを持続させながら相手の背後を取る事が可能。着地してすぐに立ちB(→キャンセル弧月斬)や立ちAB、旋風裂斬や旋風波を当てるとガード不能になるので非常に強力。両剣質共通で男性キャラに対しては背後から立ちAB→2N+A→立ちAB→2N+Aからダウン中の相手に2N+Aを決め続ける永久へ行ける。修羅は旋風裂斬から空中コンボ、羅刹は旋風波からのコンボを決めても良いだろう。
ガード硬直の短いキャラに決める事も可能だが覇王丸、幻十郎に決めるのは難しい。
強制ガードネタその2。CD・B→Aをガードされた後にしゃがみBCをタイミングよく出し続ける事で相手を延々と強制ガードで固める事が可能。スタミナの関係で限界はあるがかなりの時間拘束出来るのでタイムアップ勝ち狙いの時にどうぞ。攻撃を相手にガードさせ続ける事で怒りゲージ溜めにも使える。
しゃがみBCを連発した後に立ちAをガードさせる事で怒りゲージを溜めながら前述の背面ガード不能連携に移行する事も可能。
もう一つ強制ガードネタ。修羅はCD・B→Aをガードされた後にすぐ辻風→辻風…と最速で辻風を出し続けると強制ガード持続の上から相手を削り続ける事が出来る。最速辻風は
ボタン連打による予約入力を使うとやり易い。スタミナの残量にもよるが相手を長時間拘束しながら最大で全体力の6割強近くを削り取る事が可能で非常に強力。更にガード硬直の長いキャラ限定で辻風で削った後にすぐ立ちAをガードさせれば強制ガードが更に持続、前述の背面ガード不能連携に移行する事も可能。
注意点としては丸いフィールドの端だと軸ズレが起きて辻風が途中から空振りする事が有るのと、削りによるダメージも強制ぶっ飛びの対象になるので大きく体力を削った後は何か当てるとすぐ強制ぶっ飛びが発生する所。軸ズレが起きそうな場合は削れる回数が減ってしまうが辻風→立ちA→辻風…と立ちAを挟むようにすると向きを補正して軸ズレを起きにくく出来る。削るだけ削った後のガード不能連携には背後から単発でダメージの高い立ちABか秘奥義を当てるのがベストだろう。
ABにつなぐルートはABの部分でキャンセル可能だが前述の通りBルート初段止めで追撃できるのであまり使い所は無さそう。
ADルートは全て連続ヒットしてダウンを奪えるがダメージはイマイチ。
必殺技解説
共通
所謂昇龍拳。SCS発動攻撃時の光輪を除けば覇王の技で最も発生が早い。無敵は無い。コンボ、防御キャンセルや確定反撃に。
対空にも使えるが根元の部分は上方向の判定が弱い。飛び込みに対しては早目に出して後半の振り上げ部分を合わせる必要がある。
2段目ヒット後はバウンドした相手を2+NAで拾って空中コンボにいける(防御キャンセル時も可能)。
怒り時はヒット数が増えるが背面空中ヒット時を除き2N+Aで拾えなくなるので結果的にパワーダウン。
なお男性キャラには2N+Aを着地後ほぼ最速で出さないと間に合わない関係で弧月斬先端ヒット時は2N+Aが届かない場合がある。
逆に女性キャラはバウンド拾いのタイミングが遅い関係で着地後にステップで間合いを詰めてから2N+Aを出す程の余裕があり拾いやすい。
【補足】
背面ヒット時は男性キャラに対しても追撃の2N+Aが当たるタイミングが遅くなるので弧月斬→ステップインからの2N+Aでバウンドさせる事が可能になる。
秘奥義。立ちBやしゃがみABキャンセル、突き放しからのコンボに。CD・Bで段数を稼いでから決めると大ダメージ。
修羅
射程制限のある飛び道具。発生保障が付くのは早めだが技後の隙はそれなりに大きいので牽制には不向き。ヒット後は相手が浮くので追撃可能。但し浮いた相手はきりもみ状態で落ちてくるので軸ズレしやすく、かなり攻撃が当たりづらい。基本的には立ちAや立ちB等の横斬りの方が当て易いだろう。
普段の立ち回りでは使いづらい技だが起き蹴りなどに強引に合わせて相打ちをとったりガード不能連携に使える。
小ジャンプして斬りかかる中段技だが崩しに使うには出が遅いし隙が大きい。ジャンプモーションで飛び道具や下段技を回避しつつ攻撃もできるが、ぶっ放すにはリスクとリターンがいまいち合ってない。ダウン追い討ち技に設定されているのでコンボの〆に使うのが安定。
上体を逸らしあとに刀の柄で攻撃。出がかりのモーションで上段技を回避可能、飛び道具を撃ち消せる。
ガードされると隙はあるので乱用は出来ないが中距離の差し合いでたまに混ぜるのも悪くないかも?
コマンドが簡単なので上段のコンビネーションなんかに合わせて防御キャンセルで使うのも良策。
一応、飛び道具打消し性能は意外と高く、タイミングを合わせれば羅刹半蔵の怒り烈風手裏剣を一方的に打ち消すことも出来る。
失敗すると悲惨なので無理に狙う価値があるかは疑問だけど。
踏み込みながら3回相手を斬りつける技。3段目ヒット時は相手を吹き飛ばしてダウンさせる。立ちBキャンセルから連続ヒットするが弧月斬からの追撃の方が減るしガードされると反撃受ける、立ちB最先端当てだと届かない場合がある…と連続技にはイマイチ使えない。また相手の側面から当てた場合はたまに軸がズレてカス当たりになってしまう事もある。削りダメージが大きいので基本的にはSCS強制ガード持続からの削り技として使うのが良いだろう。
何故かSCSモード中に限り1段目をヒット、ガードに関係なくSCS連続攻撃でキャンセル出来る特徴があるので立ちB>辻風>AB>辻風といった風変わりなコンボも可能。
羅刹
ショルダータックルをかます技。ノーマルヒット時限定で立ちB等で追撃可能だが、ガードされると隙が大きいうえに連続技に組み込むと相手がダウンして地上で追撃できなくなるので使いづらい。手堅くいくならあまり使う必要のない技。
所謂砂かけ。近距離でヒットさせると追撃できるがこれも連続技に組み込むと相手がダウンして地上追撃出来なくなるので注意。リーチは立ちBと同程度。ヒット時の有利時間は長く、余裕を持って追撃できるので先端当てで牽制か、SCSをガードさせた後のガード不能連携に使う他、突き放しから最速で当てると背面のけ反りで吹っ飛ぶのでステップから2N+Aで拾ってコンボに行けるのでコンボパーツにもなる。ちなみに飛び道具を相殺する事も出来る。
酒瓶で相手を殴る。ヒットさせるか3回ガードさせると酒瓶が割れて連環剛破が使えるようになるが隙が大きい。
流石に酒瓶を割るために3回もガードさせるのは危険なので使うならコンボで使おう(立ちBキャンセルから連続ヒット)。
なお一度酒瓶を割れば割れた状態は次のラウンドにも持ち越される。
- 連環剛破 酒瓶が割れた状態で214+A・214+B・6+AB
パンチから連続入力で攻撃を繰り出す技で派生技は全て連続ヒット。立ちBキャンセルなどからコンボに組み込めるので連続技にどうぞ。2段目で止めると隙が小さいので立ちB等で追撃可能という特徴がある。カッコいいし性能も悪くないが、酒瓶打ちを当てないと使えない関係であまり出番はない。
振りかぶって相手をぶった斬る連環剛破からの追加入力技で連環剛破から連続ヒットする。
カッコいいのでヒット時は途中で止めずにここまで出し切って悦に浸ってもいい。
連続技
- 立ちBorしゃがみABor6B→キャンセル弧月斬など各種必殺技
基本。弧月斬ヒット後は2N+Aで拾って後述の空中コンボへもいけるが、相手の体力が多い場合は弧月斬を当てた時点で強制ぶっ飛び寸前の場合が多いので注意。
お手軽空中コンボ。主に適当~弧月斬>2N+A>ステップ4+A>2N+Aの後や33+Bで浮かせた後などに狙う。
ちなみに強制ぶっ飛びするまでループ可能。
2N+Aヒット後はステップで間合いを詰めてから立ちAで拾おう。
2N+Aの部分はステップしゃがみAに変えてもOK(距離を詰めやすいのとしゃがみAの方が2N+Aより威力が低いので段数を稼ぎやすい)。
立ちAの後に間合いが遠いようならステップしゃがみA>ステップ立ちA>2N+A~とした方が拾いやすいだろう。
欲張るなら11段目に立ちABを当てたいが、始動技と相手の体力によっては強制ぶっ飛びの発生を抑えられないので注意。
- CD・B→立ちB(orしゃがみAB)→キャンセル弧月斬→2N+A→前ステ4+A→前ステしゃがみA→前ステ立ちA or 4+A→立ちAB→2N+A
相手の体力約7割を奪うコンボ。立ちBを出そうとしてSCS派生が暴発する人はしゃがみABに切り替えると吉。
CDは距離が遠いと初段がスカるのでその場合は〆を立ちA後に2N+A→立ちABにする等段数調整する事。
相手との距離によってはステップで詰め過ぎると相手を潜り抜けてしまう場合もあるので注意。
修羅は最後の立ちABの部分を微歩き立ちB→ディレイキャンセルA烈震斬に変えてもOK。総ダメージは前述の物と大差ない。
- 【CD・B】×1~3→立ちB(orしゃがみAB)→キャンセル天覇封神斬
CD・Bを3セット決めてから秘奥義につなぐと相手即死。
CDの初段を当てるためにも2セット目以降のCD・Bは前進してから出そう。
ド安定。慣れてきたら前ステップからのCD、6B(前に歩いてから立B)→キャンセル弧月斬からのコンボを入れてもOK。通常時はCD・B→弧月斬~から空中コンボがいいだろう。
怒り時は突き放して背中向け状態の相手だと怒り弧月斬が途中からガードされるので、スタミナに余裕があるならステップで間合いを詰めてからCD・B×1~3→天覇封神斬を決めよう。但し相手背面からだとCD・Bの繋ぎがシビアになる他、右京にはCD・Bがカス当たりになる事が有るので注意。
男性キャラ限定。突き放しからのお手軽追撃発展系。突き放し後の背向け状態に立ちABをあてると2N+Aで拾えるので更に追撃。
シンプルながら約5割の減りなので強力。
永久。目押しで2N+Aを当てないと相手が立ってしまったり攻撃がスカるので難度は高め。
実戦では地面転がし投げから決めるのが安定か(この場合、投げから2NAが当たるのは男性キャラ限定)
それ以外では弧月斬ヒットから遅めに2N+Aを当てた場合などにも狙える。
なお途中で強制ぶっ飛びが発生するので要所で前ステで間合いを詰めること。
男性キャラ限定で一応決まる。普通のキャラ相手にはあまり意味は無いがローキック永久が決まらない羅刹半蔵戦で少しでもダメージを取りたい時に役に立つかもしれない。
- CD・B→立ちB(orしゃがみAB)→キャンセル弧月斬→2N+A→前ステ4+A→前ステしゃがみA→前ステ立ちA(or 4+A)→CD(or2N+BD)→2N+A→SCS連続攻撃B1発止め→弧月斬→2N+A→立ちAB
対男性キャラ限定。CD(2N+BD)で強制ぶっ飛びさせる事でSCSモードを維持しつつ2N+Aを当てて相手を引きずり起こし、そこからSCS連続攻撃で相手をよろけさせてコンボ継続する事で成立させている。CDは2段目の横斬りだけを当てる為にも立ちA後にその場から出そう。完走すれば即死する威力。
- 背面から旋風波→弧月斬→2N+A→立ちA→ダッシュで正面に回ってCD→【2N+A→立ちA】×2→2N+BD→2N+A→SCS連続攻撃B→弧月斬→2N+A→立ちAB
羅刹の背面ガード不能連携からのコンボ。基本的に男性キャラ限定。コンボ後半はスタミナの残量がかなり少なくなるので正面に回ってからのSCS始動技は2N+BDの特殊入力で出すのを推奨。なお2N+BDは2段目の横斬りだけを当てて強制ぶっ飛びさせたいので立ちA後にその場で出そう。完走すれば即死する威力。
基本戦法:修羅
飛び道具もあるが得意とするのは接近戦。中距離では立ちB、しゃがみB、3+Bを振りつつ隙を見てダッシュや飛び込みで間合いを詰めていきたい。ダッシュからは発生が早い4+AやCDを主体に使っていく。特にCDの初段は覇王丸の技で最速の発生速度。CD・B→Aまでは入れ込みで問題なく、ガードされてもSCSの項目で解説したように強制ガードが持続するので投げと、一拍おいて投げ抜け漏れで出た通常投げ潰しのしゃがみABで択を仕掛けられる。ただし投げ抜け仕込みガードをしている相手にはこれだけだと崩せないので一拍おいて暴れつぶし兼中段のCD、3+A、33B、しゃがみAやしゃがみBを使った揺さぶりを仕掛ける。
当然ながらSCSをガードさせた後に背面からのガード不能連携が出来ればベストだが、ガード硬直の短いキャラには難しいので無理はし過ぎないように。失敗すると背後を取る時に空中で技を空振りしたまま相手に背を向けてしまうので危険。逆にガード硬直の長いキャラには決め易いのでガンガン狙って構わない。
相手の残り体力が少ない場合はSCSモードを発動させ強制ガード持続から最速辻風連発で削り殺しを狙っていくと良い。スタミナゲージ残量と残り時間にもよるが、相手の残り体力が4割前後まで減っていれば十分に削り殺し圏内に入る。
CDを使った攻めはローリスクハイリターンなのでスタミナに余裕があるうちはCDを主体にした攻めで問題ない。リーチの短い相手に対してはこちらから無理に接近せず相手に触らせて、すかさずCDで切り返しつつ二択に持ち込む待ち主体の戦い方もアリ。
それ以外ではガードされても覇王丸有利な立ちAでペチペチ刻んでいくのも強力。相手は防御キャンセルや4+D、1+D以外では割り込みづらく、カウンター時は立ちBやCDなど各種コンボの起点となる技に繋がる。立ちAをガードされたら再度立ちA、硬直は立ちAよりわずかに長いが発生が早いので暴れを潰しやすい4+Aで固めつつ、3+A、しゃがみA、間合いを詰めなおせる2N+A、投げ等を混ぜて崩していこう。
防御に回った場合、覇王丸のガード硬直の短さを生かした弧月斬とCDによる暴れが強い。発生が早いので相手の連携に割り込みやすく、暴れが通った時は追撃が入るのでリターンも十分(男性キャラに弧月斬を当てた場合は近距離じゃないと追撃出来ないけど)。スタミナに余裕があるうちは発生が早く、ガードされても攻勢を維持できるCDを主体に使うと良いだろう。
ちなみにCDは対空に使う事も可能で判定の強いジャンプ攻撃を先端当てされた場合以外はおおむね相打ち以上は取れる。対空CDは基本的に初段しか当たらないのでほとんどの場合ダメージゼロだが、喰らった相手はバウンドするのでステップからの2N+Aで拾えば空中コンボに持ち込める。相打ちになった場合でもよろけていなければすぐにステップからの2N+Aでバウンド拾いが間に合うので見逃さない様に。
それ以外では4+Aも割り込みに使いやすい。上記の技でも割り込みづらい固めには防御キャンセル弧月斬や4+Dや1+Dによる回避で対処。防御キャンセル弧月斬は大抵の攻撃には反撃できるが、無敵は無いので相打ちになったり潰される可能性もある事は頭に入れておきたい。
基本戦法:羅刹
修羅とほぼ同じ戦法で戦える。羅刹は旋風波があるので牽制の合間に狙っていくのも悪くない。先端当てなら反撃は受けづらいし当たれば強力なコンボが入る。なおSCSを使った背面ガード不能連携にも旋風波を使用するのが安定。背面から当てても長いのけ反りにするので修羅に比べると追撃が容易。積極的に狙っていこう。
これだけだと芸が無いよ、って人は連環剛波を狙っていくとカッコいい。
初心者向けステップアップ講座
牽制に立ちA、中段は3+A、3+B 下段はしゃがみA、しゃがみB、2N+A、固めや反撃時に4+Aが使えればOK。
飛び込む時はジャンプBが安定。相手の隙には立ちB、立ちABを叩き込みたい。
修羅、羅刹共通で連続技に弧月斬と天覇封神斬が出せればOKです。他の必殺技は無理に使う必要はないです。
天覇封神斬は少し癖のあるコマンドなので要練習。
立ちB>弧月斬or天覇封神斬
突き放し>立ちABor天覇封神斬
修羅、羅刹共に最初はこの二つが出来れば十分です。
慣れてきたら弧月斬から2N+Aで追撃するバウンド拾いに慣れておくと後々便利。
最初は弧月斬ヒット後、前にステップしてからの2N+Aが間に合うほど追撃猶予がある(と、いうか早すぎると逆にスカる)女性キャラで練習がお勧め。
あと起き上がり攻撃のBがヒットしたらちょい遅らせてCを押してみよう。何故かモリモリ多段ヒットして大ダメージ。
接近戦では初段の発生が超早く、二段目は中段のCDを使えると強い。
難しい操作は不要でCD>Bとボタンを押してB1段目まで繋げればヒット時は相手がよろけて追撃可能になります。
ガードされても隙は無いので極めてローリスク。Bボタンを押し過ぎるとBの連続攻撃2段目が暴発するので落ち着いて。
追撃は立ちBキャンセル必殺技が出来ればベストですが、とりあえず弧月斬を入れるだけでもそれなりに減ります。
CDが空振りしたり怒り爆発中で自キャラが点滅時はSCSモードが継続中です。
この間はCDは使えませんが、何か通常技を出してヒットかガードされたらBを押せばSCS連続攻撃のBが出ます。
ヒットすればやはり相手がよろけて追撃チャンス。
覇王丸のCDはスタミナゲージは消費するものの、相手のしゃがみガード崩しは勿論、反撃や割り込みにも使える万能な攻撃手段なので是非使いこなしたい。
最終更新:2024年06月26日 12:23