経路積分の半古典近似
イントロ
経路積分での確率振幅の計算の評価法の一つとして半古典近似がある。
その名前の通りh -> 0の極限を見る。
基本的には
鞍点法。
これは数学的には摂動の一種だけど、物理では非摂動法と呼ばれる。
物理で摂動って言った時は相互作用の結合定数に摂動をかける場合が多い。
半古典近似では、相互作用には摂動をかけないので、相互作用の項が高次まで入っていると考えられる。
経路積分の停留点は実は古典的な軌道で、そのまわりでの量子ゆらぎの影響がさまざまな物理量に影響を与える様をとらえることができる。
疑問点とか
ということで経路積分の半古典近似でした。
この描像だと古典解の周りで量子振動の影響がでているというのが見やすい。
間違いが見つかったり、議論したいことがあったら書いてくれるといいんじゃないかなぁ!
- 井戸型とか二重井戸でインスタントン解の紹介しようとしたけど絵心なさすぎてワロタw -- schrodinko (2012-03-15 17:38:53)
最終更新:2012年03月15日 17:38