小池さんは、常にジョーカーです
『安倍晋三 回顧録』の未公開インタビューにて晋さんが小池百合子の政治家としての評価を問われた際に答えた発言。
全文を抜き出すと「常にジョーカーです。手札の1から13の中にはないのです。ジョーカーのカードなしでも、トランプの多くのゲームは成り立つのだけれど、ジョーカーが入ると、特殊な効果を発揮してくる。ある種のゲームでは、グンと強い力を持つ。スペードのエースよりも強い。彼女は、自分がジョーカーだということを認識していると思います。ジョーカーが強い力を持つには、そういう政治の状況が必要だね、ということも分かっている。」である。
全文を抜き出すと「常にジョーカーです。手札の1から13の中にはないのです。ジョーカーのカードなしでも、トランプの多くのゲームは成り立つのだけれど、ジョーカーが入ると、特殊な効果を発揮してくる。ある種のゲームでは、グンと強い力を持つ。スペードのエースよりも強い。彼女は、自分がジョーカーだということを認識していると思います。ジョーカーが強い力を持つには、そういう政治の状況が必要だね、ということも分かっている。」である。
ジョーカーという表現は存在感の強さや状況次第では切り札になる性質を持つため、素直に受け取るなら小池を評価している発言となる。
その一方で、ジョーカーは「ババ抜きなどのルールでは嫌われる=孤立する性質」「道化師=滑稽な言動をする」という面もあるので、他人をジョーカーと評するのは純粋な高評価しているとは解釈しにくい面がある。
『安倍晋三 回顧録』では晋さんは小池についてある程度評価しながらも基本的にかなりこき下ろしているため、上述のような嫌味を含んでいた可能性は否定できない。
その一方で、ジョーカーは「ババ抜きなどのルールでは嫌われる=孤立する性質」「道化師=滑稽な言動をする」という面もあるので、他人をジョーカーと評するのは純粋な高評価しているとは解釈しにくい面がある。
『安倍晋三 回顧録』では晋さんは小池についてある程度評価しながらも基本的にかなりこき下ろしているため、上述のような嫌味を含んでいた可能性は否定できない。
なお、後に小池はこの発言を耳にして「私について言及していただいたことは、とても光栄です。ただ、トランプのカードにたとえるのなら、自分自身では「ハートのエース」だと思っています(笑)」と述べている。
小池はこの発言の後に晋さんと飲みに行く仲だったことをアピールしながら話が通じる政治家として持ち上げているが、晋さんは小池が掌返しをしてくる相手と認識している(ソース参照)らしいので、小池の誉め言葉には反応しないかもしれない。
小池はこの発言の後に晋さんと飲みに行く仲だったことをアピールしながら話が通じる政治家として持ち上げているが、晋さんは小池が掌返しをしてくる相手と認識している(ソース参照)らしいので、小池の誉め言葉には反応しないかもしれない。
ソース
「彼女の弱点は、驚くほど実務が苦手な点です」安倍元首相が生前に語っていた"小池都知事の政治家としての評価"
https://president.jp/articles/-/67081?page=3
https://president.jp/articles/-/67081?page=3
小池百合子 私はジョーカーではなく、 ハートのエース
https://chuokoron.jp/politics/123194_3.html
https://chuokoron.jp/politics/123194_3.html