仮定の質問についてはお答えをすることは差し控えさせていただきたいと思います
日本の未来の話は都合が悪いのでできないということを婉曲的に表現した安倍話法。
臨時国会の開幕についても…
○安倍内閣総理大臣 まず、その前段においては、国会でそうお決めになられるわけでございまして、仮定の質問についてはお答えをすることは差し控えさせていただきたいと思います。
いずれにいたしましても、これは、総理大臣として当然義務を果たしていくということでございます。求められれば、出席をしてお答えをさせていただくということでございます。
感染症対策についても…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは仮定の質問でございますが、例えばエボラ出血熱ははるかにこれ致死率が高いわけでございます。一方、感染力においてはこれはコロナウイルス感染症よりも劣ると、こう言われているわけでございますが、実際に日本において発生していない中において、その仮定において、私は、今ここで断定的に述べることは差し控えさせていただきたいと、こう思う次第でございます。
湾岸諸国での自衛隊の活動についても…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 委員が今、その国、国準を明確に革命防衛隊と結び付けて質問をされている中において、そういう仮定の質問にお答えすることは無用な緊張を生むことになるということもお考えをいただきたいと、こう思うわけでございます。
仮定の質問についてお答えすることは差し控えたいと思います。(発言する者あり)
消費税についても…
基本的に、今、仮定に対する質問については、ちょっとお答えすることは困難でございますが、我々は、消費税一〇%に引き上げる経済状況を、あるいは対策をしっかりととりながら対応していきたいと考えております。
教育無償化についても…
○安倍内閣総理大臣 今から、よくここでお答えさせていただくのですが、仮定の質問にはなかなかお答えかねるわけでございますが、仮定の質問にお答えすることは控えさせていただきたいと思いますが、しかし、いわば、二兆円というのは大変大きな財源でございまして、それをそう簡単に代替できるものではないのではないか、このように考えておりますが、基本的には、仮定の質問にはお答えできません。
集団的自衛権について「自衛隊の最高指揮官として全責任を負っている」発言の覚悟を問われても…
内閣総理大臣(安倍晋三君) ですから、それはもう違憲ではないということを申し上げているんですよ。もう既にそれは言わばこの院においても、委員会においても、あるいはまた国会においても、それは違憲ではないという国会としての意思が示されているわけでありますから、言わばもうそれは全く仮定の質問にしかなっていないのであります。仮定の質問にすらなっていないと言ってもいいんだろうと思うわけでございます。
文書改ざんの責任を問われても…
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 仮定の質問にはお答えすることはできません。
過労死対策の残業上限についても…
○安倍内閣総理大臣 ですから、まだ八十時間とか何十時間とかは決まっていないわけでありまして、仮定の質問には私は今お答えすることはできないわけでありまして、いわば何時間がいいのかを労働界側も入っていただいて議論している、経営者そして労働界側からも御意見を伺いながら議論を進めているわけでございます。
再就職支援事業についても…
○安倍内閣総理大臣 個別案件についてはお答えできませんし、仮定の質問について総理としてお答えすることはできません。
賃上げについても…
○安倍内閣総理大臣 仮定の質問にお答えすることは困難でございますが、いずれにせよ、企業は、過去最高の収益を上げている中においてしっかりと賃上げを実現してもらいたい、このように期待をしております。
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○安倍内閣総理大臣 仮定の質問にはお答えしませんが、我々自由民主党というのは、公約したことを必ず果たしてきたから、今まさに政権与党として国民の支持も得ています。当時の民主党は国民に約束していないことをやって、まさに国民から愛想を尽かされて政権を失ったんだろう、こう思うわけでございます。我々も、あの姿を見て、しっかりと約束できること、実行できることをお約束してきているわけでございます。
政治資金規制についても…
○安倍内閣総理大臣 私は、そういう経験もございませんし、仮定の質問にお答えをすることは差し控えさせていただきたいと思いますが、大切なことは、政治資金規正法にのっとって正しく対処していくことではないかと思います。
集団的自衛権についても
○内閣総理大臣(安倍晋三君) これは仮定の質問ですから今お答えはできませんが、いずれにいたしましても、まずは安保法制懇の結論が出ることを待ちたいと思っておりますし、そして、ここでの議論はまさにこれはオープンにされるわけでございますし……(発言する者あり)いや、結論が出れば当然オープンになるわけでありますし、出た結論は、お約束しますが、オープンにするということを、今別のことをおっしゃっているんだと思いますが、出た結論についてはオープンにするわけでありますし、そして、それを法制局を中心に議論をしながら与党と更に協議を重ねた結果において政府として意思を決定し閣議決定をしていくと、こういうことになっていくわけであります。
靖国参拝についても…
○安倍国務大臣 総理になったらという仮定の質問についてはお答えを控えさせていただきたいというふうに思いますが、総理の靖国参拝については、国のために戦った方々のために手を合わせて御冥福を祈り、そして尊崇の念を表する、この気持ちは大切な気持ちであり、私も持ち続けていきたい、このように答えているところであります。