私はまだ(ポツダム宣言の)その部分をつまびらかに読んでおりませんので
2015年5月20日党首討論での晋さんの発言。
このポツダム宣言を我々は受諾をし、そして敗戦となったわけでございます。
そして、今、私もつまびらかに承知をしているわけではございませんが、ポツダム宣言の中にあった連合国側の理解、例えば、日本が世界征服を企んでいたということ等も今御紹介になられました。私はまだその部分をつまびらかに読んでおりませんので承知はしておりませんから、今ここで直ちにそれに対して論評することは差し控えたいと思いますが、いずれにせよ、まさにさきの大戦の痛切な反省によって今日の歩みがあるわけでありまして、我々はそのことは忘れてはならない、このように思っております。
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経緯
党首討論で志位和夫委員長(日本共産党)に歴史認識を問われて飛び出した発言。
ポツダム宣言を基に過去の日本の戦争が間違っていたという認識があるか質問されたが、
晋さんはつまびらかに読んでいないという理由で明確な回答を避けた。
ポツダム宣言を基に過去の日本の戦争が間違っていたという認識があるか質問されたが、
晋さんはつまびらかに読んでいないという理由で明確な回答を避けた。
参考:ポツダム宣言(ウィキソース)
閣議決定
この党首討論の後に総理はポツダム宣言を当然 読んでいると閣議決定されている。
安倍内閣総理大臣は、ポツダム宣言については、当然、読んでいるが、御指摘の国家基本政策委員会合同審査会の際には、同宣言に係る具体的な発言の通告が事前になされなかったため、同宣言の正確な文言を手元に有しておらず、そのような状況で具体的な文言に関する議論となったため、つまびらかではないという趣旨を申し上げたものである。
関連:閣議決定