雑賀孫市

武将名 さいかまごいち 雑賀衆大将
SR雑賀孫市 紀伊雑賀衆の指導者。本名は鈴木重秀。「孫
市」の名は襲名制といわれる。織田家と本願
寺の争いが激化すると顕如に協力すべく、石
山本願寺に入った。戦国最強の傭兵集団・雑
賀鉄砲衆を見事に率いて活躍し、信長の軍勢
を大いに苦しめた。

「乗りかかった船だ。
いっちょ魔王とやらと戦ってみるか!」
出身地 紀伊国
コスト 3
兵種 鉄砲隊
能力 武力10 統率5
特技 制圧 魅力 狙撃
計略 乱れ八咫烏 武力と射程距離が上がり、射程内の
すべての敵に同時に射撃できるよう
になる。
必要士気7
Illustration : 風間雷太
信長と争った時代に孫市を名乗った雑賀衆の大将。
新信長と並んで戦国大戦史上初の武力10鉄砲隊で、特技も制圧・狙撃と鉄砲隊に必要な物が揃っている。
ただ、UCと比べるとこちらは制圧を持っているだけに統率が下がってしまったのはやや残念。
とはいえゲームバランスを考えればやむなしか。

計略を発動すると射程が伸び、鉄砲のロックが射程内の全方位敵全部隊に向かっていく様は圧巻である。
発動前のロック色に関わらず、各部隊へのロックはロックされた瞬間から白→黄→赤と変化する。
よって、発動前からロックしておく必要は特にない。
効果時間は11C弱とそれなりに長く、全部隊を赤ロックしてから3回撃つのに十分な時間である。
また武力上昇系の家宝を持たせれば、孫市一人である程度の強化陣形や采配を退ける事も可能。

但し、武力上昇がわずか+1なので、特技狙撃を活かして多くの敵に高威力の弾丸が命中するよう立ち回りたい。
なお貫通効果が無い為、部隊の射線が重なった時は奥の部隊に銃弾が届かない。
これにより相手側は盾役を使えば、重要な部隊を生かす事も可能である。
ただし重なった射線の銃弾を全て受けることになるので留意しておこう。

ちなみに雑賀孫市の名は裏面に書かれた通り世襲制であるためか、詳しい人物像は殆どわかっていない。
孫市とされる人物だけで鈴木重意(佐太夫)・重兼・重秀・重朝(重秀の子?)・重次(重朝の子)と5人も存在する。
戦国大戦では鈴木重秀説を採用しているようである。と言っても重朝と重次以外カード化されているのだが。
さらに重朝と重次は年代の関係上で登場していない為、今後のバージョンで追加される可能性もある。

後、これはよく言われることだが、「雑賀孫一」「雑賀孫市」のどちらであるかと言うのは、現在でも不明である。
(今回孫市とされた鈴木重秀の自著によると「孫一」という事らしい。また、「孫市」で世襲したという資料もある。)
どちらでも間違いではないのだが、世間一般の知識では「孫市」で良いと思われる。
最終更新:2011年10月01日 08:04