徳川家康

武将名 とくがわいえやす 三河の鷲
徳川家康 後の天下人。今川家より独立し、名を元康か
ら家康へと改めた。このとき織田家と同盟を結
んで信長の盟友となり、三河国や遠江国にそ
の版図を広げていった。三方ヶ原の戦いでは
甲斐の虎・武田信玄を相手に三河武士の意地
を見せて奮戦した。

「何も恐れず進め!
我らは屈強なる三河武士だ!」
出身地 三河国
コスト 2.5
兵種 弓足軽
能力 武力8 統率9
特技 魅力 制圧
計略 鶴翼の陣 【陣形】(発動すると陣形が出現し、
その中にいる間のみ効果が発生する。
陣形は複数同時に使用できない)
味方の武力が上がるが、自身の移動速度が下がる。
必要士気6
Illustration : 陸原一樹
前verから大人びた顔になり、最終的には幕府開府・天下統一を成し遂げる事となる後の天下人。

特技、スペック共にR三好長慶と変わらない能力を持つ。
長時間の計略、弓足軽、そして制圧の相性の良さは同スペックのR三好長慶が証明しているとおりだが、
お国柄、優秀な鉄砲のライバルが多く、計略も含め火力面で見劣りは否めない。

計略は自身を角に置いた逆三角形の陣形。(自プレイヤーからみて逆三角形)
武力上昇値は3と必要士気に対して低めで、0.8倍程度と緩めだが速度低下のデメリットもある。
一見微妙だが特筆すべきは効果時間と範囲。
効果時間がなんと25Cもあり(Ver1.11A時点)、統率依存も統率1につき約1Cと家宝も合わせれば非常に長い。
範囲も縦幅が戦場の4分の3程度で、底辺が戦場横幅いっぱいまでとかなり広い。
とはいえ逆三角形という範囲の都合上、家康の左右があまりカバーできていないので自らが攻城に行きづらい。
防衛時には自城付近にまで押し込まれると、自身が横弓で敵部隊を攻撃する場合、乱戦部隊が範囲に入らず自身しか+3の恩恵が受けれないことが多い。
主に大筒~攻城戦に向いた陣形である。

長時間、広範囲の陣形ということで一気呵成に相手に攻め込むというより
制圧を活かして大筒に陣取りながら、じわじわと相手を切り崩すような攻めが効果的。
また、超絶強化や采配計略などと併用することで瞬発力を補う事も出来る。
しかし武力上昇値そのものは低く、正面から同士気の陣形・采配と渡り合うのは難しい。
バカ正直に張り合ったりせず、一度引いてから効果時間の差で逆襲に転じよう。
家康らしく、じっくりと腰を据えた攻めを得意とする計略。
大筒戦を展開する場合、2回目の攻防時に効果が切れることが多く、また効果時間の大半が大筒を占拠するだけで終わってしまうことが多くなる。
大筒をとらずに攻め相手に士気を使わせた後に引き、相手の効果が終了したら再度攻めを行う等の戦い方が有効かもしれない。

相手の編成が6枚以上の場合、端攻め部隊を乱戦させる時に部隊が範囲から出てしまうことが多く、ワラ相手は苦手。

戦国では長時間強化陣形は意外と多いが、その中では際立った特徴が無く目立たない存在。
一方で安定したスペック、余計な付加効果無し、デメリットは自身への緩い速度低下のみと
欠点もなく、シンプルに武力だけを上げてくれる。
彼中心のデッキはもちろんだが、他の主軸を持つデッキにも無理なく入れていけるのは強み。
周りのパーツ次第で、様々な色を見せてくれるだろう。



余談だが、鶴翼の陣は中国の八陣図という古くからの兵法として有名な陣である。
相手から見て左右に陣形を広げ、敵を包囲して叩く戦い方をする。防御戦に強く、車懸かりの陣に対しても有効であった。
このカードの計略のモデルは三方ヶ原の戦いで武田軍との決戦の際、鶴翼の陣を用いたことに由来する。
最終更新:2011年09月12日 20:59