「磯の波飛沫が俺の化粧水。ツリザオ邪面だ! 」
【名前】 |
ツリザオ邪面 |
【読み方】 |
つりざおじゃめん |
【声】 |
佐々健太 |
【登場作品】 |
魔進戦隊キラメイジャー |
【登場話】 |
エピソード21「釣れ、ときどき達人」 |
【所属】 |
ヨドンヘイム/ヨドン軍 |
【分類】 |
邪面師 |
【素体スーツの色】 |
金 |
【手袋/マント/ブーツの色】 |
茶/銀(裏地は銅)/茶 |
【邪面】 |
釣り竿→針で魚を釣るための地球の道具 |
【担当邪面獣】 |
邪面獣モーターボートバスラ |
【作戦名】 |
地獄フィッシング作戦 |
【一口メモ】 |
しけた天候でも、時の水面の動きから、獲物のアタリを見抜きますよ。 |
【モチーフ】 |
釣り竿、スピニングリール |
【詳細】
ベチャットが地球の道具「釣り竿」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師。
巨大なスピニングリールに顔がついた邪面を装着。
顎の部分に釣り竿のロッドと、リールがついており、自慢のマイロッドで地球人を一本釣りしてしまう「地獄フィッシング作戦」を実行する。
エピソード21開始以前にとある神社の近くに埋まっていた
カナエマストーン・リバーシアを手に入れており、リバーシアの時間逆行能力を悪用し作戦を進めていた。
その手口は釣り針のみを「昨日」に飛ばすことで自分は安全帯にいつつ、何も知らない人々を次々に釣り上げるというもの。
時間の壁という普通は把握が不可能な壁の向こうからのフィッシングである。
まさしく釣り堀のようにいれぐいであろう。
顎から伸びる釣り竿は取り外して武器にすることが可能であり、糸を伸ばして振り回すことで広範囲を薙ぎ払うことが可能。
ロッドそのものもキラメイソードとも打ち合える強度を持つ。マイロッドの名は、伊達ではないということか。
登場したエピソード21の時は8月29日。
その日、カナエマストーンを集めるため探索していたクリスタリア宝路と時雨。
しかし目星をつけていた地点には大穴が開いており、そこには
カナエマストーンの反応のみが残されていたことから、誰かが持ち去ったらしい。
当てが外れて膝をつく宝路だったが直後、人々が突然上空へと連れ去られる現場を目撃。
他のメンバーもヨドン反応があった地点に駆けつけるが、そこには上空に謎の穴があり、そこから伸びた釣り針がチェンジした小夜に引っかかり釣り上げられてしまう。
それを為朝らで抑え込んでいる間に肩パーツに引っかかっていた釣り針を何とか外し、力自慢の宝路が糸を強引に手繰り寄せると上空から何者かが落下してきた。
それがこのツリザオ邪面である。
どこかへ連れ去られた人々を救うために邪面師に攻撃を仕掛けるキラメイジャーだったが、何故か邪面師の身体が濡れており滑って攻撃がうまく当たらない。
さらにツリザオ邪面のマントには開店セールのチラシが張り付いており、邪面師の姿に訝しむ時雨だったが、シャイニーキラメイチェンジャーがお宝の反応をキャッチし、それに気がついたツリザオ邪面はカナエマストーン・リバーシアを取り出してキラメイジャーに見せつける。
どういう経緯か不明だがカナエマストーンを掘り当てたらしい。
その直後、時間逆行の効果が切れる直前に穴に戻ってその姿を消した。
その後マブシーナに
ヌマージョの大いなる闇の呪いが発動したりと慌ただしくなり、翌日時雨は邪面師に張り付いていたチラシの日付と大雨の天気を見たことで邪面師の手口にアタリをつける。
張り付いていたチラシの日付は「8月30日」。
姿を見せた日付の翌日のチラシが身体に張り付いていたこと、そして何故か濡れていたことからツリザオ邪面がいた地点を見つけ出したキラメイジャー達は、
前日の宝路に逆に引っ張り上げられ、リバーシアの能力が切れる前に戻ってきたツリザオ邪面と対面。
能力を見抜かれたものの、リバーシアは健在のため正面戦闘でキラメイジャー達を破らんと
ベチャットを大量に呼び出し、
自身はキラメイブルーと一騎打ち。
しかしその剣技に圧倒され、キラメイソードを使った釣技でリバーシアを奪われてしまい、「昨日」から釣り上げた人々を元の時間に戻されてしまう。
そしてシャイニングビームアタックを発動したキラメイシルバーの突撃に貫かれ爆散した。
彼が行っていた作戦はカナエマストーンの一つを手に入れたことから特性も相まってうまくハマっていたものの、釣りというか作戦の遂行に夢中になるあまり、身だしなみ(?)に無頓着となって作戦のヒントになるものを放置していたのが仇となった。
結局あまり活動時間が長くなかったこともあって
闇エナジーは満足に集められておらず、
クランチュラは闇の保険を最大適用することで
邪面獣モーターボートバスラを地球へと送り込むのだった。
このエピソードは時間逆行が関わるため時系列が少々ややこしいことになっていたが、
「8月30日」に地球に送り込まれて作戦開始→リバーシアを入手→「8月29日」から何人か釣り上げたところでその時間の宝路に引っ張られ自分も「8月29日」に落ちてしまう→何とか「8月30日」に戻り作戦を再開しようとする→「8月29日」での交戦経験から居場所を突き止めたキラメイジャーと再戦、
という流れになっていると思われる。
それを踏まえると、この邪面師送り込まれて間もない状態で倒されてしまったことになるが、クランチュラがやたらと悔しがっていたのはモニターで見ている限り
送り込んだ直後に瞬殺されてしまったようにしか見えなかったためではなかろうか。
【余談】
釣り竿モチーフの怪人はダイレンジャーの
早口旅ガラスや、キョウリュウジャーの
デーボ・タイリョーン等が登場している。
釣りという概念ではタイリョーンもとある目的の元釣りをしていたが、アバレンジャーにて釣りバカをモチーフとした
ツリバカツオリーブという
トリノイドが登場している。
しかも釣りバカ日誌のアニメとまさかのコラボを果たすという変わり種である。
最終更新:2022年07月01日 03:39