キョウリョクセッチャクザイ邪面

【名前】 キョウリョクセッチャクザイ邪面
【読み方】 きょうりょくせっちゃくざいじゃめん
【声】 矢野正明
【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー
【登場話】 エピソード27「大ピンチランナー」
【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍
【分類】 邪面師/兄弟邪面師
【素体スーツの色】
【手袋/マント/ブーツの色】 黒/黒(裏地は赤)/黒
【邪面】 接着剤→物と物を強力にくっつける地球の合成商品
【担当邪面獣】 邪面獣キョウリョクセッチャクザイシェルガ
【作戦名】 地獄強力接着剤作戦
【一口メモ】 ベチャットたちに地面をあらかじめ掃除させておけば、より強力にしっかり接着できます
【モチーフ】 接着剤、接着剤のチューブ

【詳細】

ベチャットが地球の合成商品「強力接着剤」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師

エピソード20に登場したセッチャクザイ邪面とカラーリング以外は瓜二つの姿をしているが、それもそのはずでこの邪面師はセッチャクザイ邪面の弟である。
キャップを外すことで強力な接着剤を出し物体同士を接着する効果も兄同様。
作戦名も「地獄強力接着剤作戦」と兄とほぼ同じと二番煎じ感の強い邪面師だが、名前の通り接着強度は兄を上回るようで、
本人もセッチャクザイ邪面のことを「ひ弱な兄」と発言しており、仲のいい兄弟ではなかった模様。またか、と言ってはいけない。

ひたすら人間と物体をくっつけ苦しめ、その行いを「愛のキューピッド」としてあざ笑っていた兄に対し、彼は自分を「地獄の処刑人」とし、
人間と地面をくっつけ動けなくする作戦を実行する。

キョウリョクセッチャクザイ邪面はヨドンナの作戦のサポートで送り込まれたようで、彼女の「人間が諦める限界を見極める」という考えのもと、スクラッチ社(ゲキレンジャーに登場した瀬奈のスポンサー)が開発したサポートギアを、
一定の速度で走り続けない限り爆発する爆弾に作り変えることで瀬奈が諦めて走るのをやめ爆弾が起動する様子をチェックしようという悪趣味な作戦のサポートを担う。

ターゲットは陸上選手である瀬奈一人。
他のメンバーを足止めするべく、ベチャットに公園の広場の地面を予め掃除させることで接着剤がより強い効果を発揮するよう、前もって準備をしておくなど用意周到な一面を見せ、
モニター中の瀬奈のサポートギアが爆弾に変わり、それを彼女が外そうとした瞬間ベルトの留め具へ接着剤を発射して接着しはずれないようにしてしまう。
焦る瀬奈を知り目に自信は掃除させていたベチャットを倒して油断していたキラメイジャー達へ強力接着剤を発射し、全員を地面に接着することに成功。

そのまま満足に動けない充瑠達を痛めつけ勝ち誇っていたが、戦況を変えるべく呼び出されたキラフルゴーアローをも接着剤を浴びせて自転車にくっつけてしまいパワーアップは失敗してしまう。
そこへスクラッチ社所属の真咲ナツメが現れ助けを求めてきたため、彼女もターゲットにして接着剤を連射したが全てかわされてしまい驚いているすきに、
なつめがくっついた自転車ごとキラフルゴーアローを充瑠の元に運んだため彼ら全員ゴーキラメイジャーへと強化変身。

そして時雨らからキラメンタルを受け取ったゴーキラメイレッドが発射したスパークリングフェニックスをかわしきれず、無数の矢に貫かれ爆散した。
これによって瀬奈に取り付けられていたサポートギアも外せるようになり、真咲美希の通信機越しのジャン語を交えた指示を受け、監視カメラに映らない暗がりで外れたサポートギアを爆発させた瀬奈は命拾いすることになる。

邪面師の撃破後、ガルザとヨドンナが撤退したことでクランチュラによって邪面獣キョウリョクセッチャクザイシェルガが送り込まれた。


【余談】

黒ベースの素体はキンコ邪面の流用。
ラグビー邪面フリーザー邪面リセットボタン邪面スミカエ邪面キンコ邪面→キョウリョクセッチャクザイ邪面と使われた後、ゴルフ邪面の素体へと用いられた。

邪面は兄であるセッチャクザイ邪面をリペイントしたもの。


最終更新:2020年12月20日 05:14