【名前】 |
邪面獣プロジェクターゴモリュウ |
【読み方】 |
じゃめんじゅうぷろじぇくたーごもりゅう |
【登場作品】 |
魔進戦隊キラメイジャー |
【登場話】 |
エピソード28「時雨泣き」 エピソード29「まぼろしのアタマルド」 |
【所属】 |
ヨドンヘイム/ヨドン軍 |
【分類】 |
邪面獣 |
【闇獣】 |
ゴモリュウ |
【担当邪面師】 |
無し |
【邪面】 |
プロジェクター→写真や映像をスクリーンに投影する地球の映写機器 |
【モチーフ】 |
プロジェクター、コウモリダコ、ドラゴン? |
【詳細】
ヨドンヘイムに生息するヨドン巨獣とも呼ばれる特別な闇獣ゴモリュウに、地球の映写機器「プロジェクター」を模した邪面をかぶせた邪面獣。
ドラゴンの頭部を思わせる邪面を装着し、ドラゴンが口を開けたところに真紅の単眼を思わせるプロジェクターのレンズがある。
元から他の闇獣とは隔絶した戦闘力のゴモリュウをベースとしているだけあってその力は凄まじく、破壊音波を放出して周囲一体を一瞬で瓦礫の山に変えてしまう。
さらに地獄衝撃波と呼ばれる強力な音波攻撃によって
キラメイストーンから輝きを奪って行動不能にさせてしまう事が可能であり、ゴモリュウの自力自体が並の邪面獣を有に上回る。
恐ろしいのが上記の能力はゴモリュウが元々持つ能力であり、
クランチュラが作成したプロジェクターを元にした邪面を装着したことでその強さに加え、
周囲の風景をプロジェクションマッピングのように自分に投影することで姿を消す迷彩能力が加えられた。
風景情報は
ベチャットが撮影した風景映像をタブレット端末に取り込み、邪面へと無線送信する仕組みになっている。
つまり、タブレット端末を破壊してしまえば迷彩能力は使えなくなるが、それ以外にも自分自身の立体映像を投影することで相手を撹乱する機能も持ち、
ゴモリュウというヨドン巨獣の強さを存分に活かす遊びのない戦闘能力を持つ。
エピソード28冒頭から
ヨドンナの手で「試験運用」するために地球へと送り込まれ破壊活動を開始する。
駆けつけたキラメイジンも迷彩能力で撹乱し、キラメイジンマゼランのマゼランショットを当てることでキラメイジャー達はそこに何かがいることはかろうじて判別できても、
それ以上の対処が出来なかった。
そして地獄衝撃波でキラメイストーン達を行動不能に陥らせると、ヨドンナの指示でその場から撤退する。
その後輝きを失ったキラメイストーン達を助けるには聖地アタマルドに向かうしか無いが、そこに行くためには魔進ハコブーの力を借りなければならない。
しかしハコブーは自分が地球にバカンスに行っている間にクリスタリアが壊滅してしまったことに責任を感じてふさぎ込んでいるということが判明。
ハコブーが引きこもっている孤島へ充瑠と時雨が向かうことになる。
その頃、風景映像の収集に勤しむヨドンナとベチャット達。
博多南の分析で迷彩能力の種が割れたことで宝路、為朝、小夜、瀬奈が駆けつけるがヨドンナはタブレット端末を奪われまいとして
ハイパー化させたベチャット達に端末を渡しその場から逃走させる。
それを追いかけるキラメイジャー4人はハイパーベチャットの力に苦戦しつつも、宝路がタブレットを奪い取って破壊することに成功。
その直後迷彩能力が使えなくなったため、邪面獣としての姿を現し、ギガントドリラー&キングエクスプレスザビューンと交戦する。
強烈な羽ばたきによる風圧は建物を瓦礫に変えて飛ばすほど強烈で、翼による殴打の威力は凄まじくキラメイ巨神達は追い込まれていく。
ギガントドリラーダストンが飛んでくる瓦礫を吸い込んでその場をしのいでいたキラメイジャー達のもとに、復活した魔進ハコブーに乗り込んだ充瑠と時雨が駆けつける。
威勢よく名乗りを上げたハコブーだったが、ちょうどプロジェクターの機能を使いすぎたせいで邪面が発熱したプロジェクターゴモリュウは冷却のためその場から飛び去って姿を消した。
圧倒的なパワーに加え飛行能力まで持つ強敵、ゴモリュウに対抗するためにはやはり魔進ファイヤ達を復活させるしか無い。
だがハコブーが復活したものの、アタマルドにあるミラクルキラメイストーンがオラディンの死によって輝きを失っており、ファイヤ達の輝きを取り戻すことは出来ないということが伝えられる。
このままではゴモリュウに対抗できないが、オラディンの魂と夢を通して触れ合った充瑠によってまだオラディン王は完全に死んでおらず魂が生きていることが明らかになる。
充瑠らはどこかにいるオラディンの魂と接触するために聖地へと向かうことを決意。
残ることを決めた宝路がヨドン軍を食い止めると宣言したため、ハコブーにファイヤ達を載せ充瑠はアタマルドへと向かった。
その後冷却を終えたことでプロジェクターゴモリュウが復活。
クランチュラが再び街へと送り出したことでギガントドリラーが出撃し対応しようとするも、迷彩能力を失いつつも立体映像の投影能力を駆使してギガントドリラーを圧倒していく。
もはや意地でプロジェクターゴモリュウを相手取るギガントドリラーだったが、そこへオラディンがミラクルキラメイストーンへと転生し、充瑠のキラメンタルの導きによって変形した魔進オラディンとなって駆けつける。
復活したキラメイストーン達とハコブーも駆けつけ、魔進オラディンと魔進ハコブーは合体してグレイトフルフェニックスへと姿を変えた。
そしてグレイトフルフェニックスとの熾烈な空中戦の末地上へと叩き落されてしまい、ゴールデンアックスを連結させたゴールデンハルバードの攻撃に大きなダメージを受けた末、
グレイトフルプロミネンスによって一刀両断され爆散した。
【余談】
ゴモリュウを用いた邪面獣第一号。
物語後半に登場する新型ロボの力を見せる強敵ポジション。
プロジェクターのレンズとそれを囲む部分をドラゴンの頭部のように見立てたデザインとなっている。
最終更新:2020年11月16日 02:26