【詳細】
ヨドンヘイムに生息する巨獣バスラに地球の「戦国時代」を模した邪面をかぶせた邪面獣。
刀を持った武将が~という邪面の説明の通り、鎧を身に纏った武士の頭部が合体したバスラという外見をしている。
バスラが鎧兜を装着しているわけではなく、鎧武者の頭そのものが邪面となっているため、素体となっているバスラよりも大きめで全体を見た場合生物としてややアンバランス。
邪面獣では初となる手持ちの武器を所持し、二振りの日本刀を自由に操り二刀流で素早く相手を切り捨てる。
剣の腕は高く一瞬で複数のビルを真っ二つにしてしまうほど。刀からはビームも発射可能で距離を問わないバランスの取れた戦闘力が特徴の邪面獣。
バスラベースは強敵が多いが、このセンゴクバスラも類にもれず中々の強敵と言える。
同時に出現した
邪面獣シールドシェルガ、
邪面獣タンクリガニーとの連携攻撃を得意とし、三位一体の必殺トリプルアタックでは最後尾を担当。
シールドシェルガが相手の攻撃を弾きつつ接近し、タンクリガニーが砲撃で体制を崩した相手を素早く切り伏せる役目を持つ。
ナゾカケ邪面がキラメイジャー達の目をひきつけている間に密かに召喚準備が進められており、
ヨドンアイビーの種発芽の準備が整ったことで種を守るため3体同時に召喚される。
強力な火砲を駆使してエピソード33序盤戦では瀬奈が単独で操縦するキングエクスプレスザビューンと激突。
右手の刀を弾き飛ばされるも、残った刀一本でキングエクスプレスザビューンと渡り合っていた。
中盤戦ではトリプルアタックを披露してキラメイ巨神を追い詰めたが、充瑠の奇策によって
ガルザが聖地アタマルドで抑えているはずのオラディンがグレイトフルフェニックスとして駆けつける。
ヨドンアイビー発芽まであと5分と迫る中、グレイトフルフェニックスにしがみついて地球に戻ってきたガルザも
スモッグジョーキーで参戦。
ヨドン軍側とキラメイジャーの熾烈なヨドンアイビーの種争奪戦が繰り広げられることになるが、争奪戦はヨドン軍側が制したため、再びトリプルアタックの準備をし先程同様一気にキラメイジャー達を蹴散らそうと目論む。
一方でキラメイジャー側は為朝が3体の邪面獣をグー(タンクリガニー)チョキ(センゴクバスラ)パー(シールドシェルガ)に例え個別に対処していく作戦を立案。
パー担当のシールドシェルガはキングエクスプレスザビューンの全力の斬撃で横に弾き飛ばされ、グー担当のタンクリガニーがキラメイジンを砲撃するもが魔進キャリーを武装したキラメイジンキャリーが砲撃を防ぎつつ接近、
ヘリコのハイパーハリケーンで動きを止めている間に全力パンチで退けられた隙に大ジャンプしたギガントドリラーの突撃をクロスさせた刀で防いだが耐えきれず破壊されてしまい無防備になってしまう。
ガルザの指示でなおも立ち上がるが、グレイトフルフェニックスのグレイトフルプロミネンスによって三体まとめて切り裂かれ同時に爆散した。
【余談】
邪面獣としては初となるポイントが多い個体。
まず手持ちの武器を装備しているという点。
次に、これまではモチーフに選ばれた蛇口だったりゲームキャッチャーだったりを闇獣に合わせて顔に見立てたデザインにしていた邪面獣だが、センゴクバスラは武士の頭をそのままバスラに乗っけているという、よく見てみると若干ホラー味あるデザイン。
顔色も緑色でキバも生えているなど明らかに人間ではなく、妖怪化、怪物化した戦国武将をイメージしていると思われる。
邪面モチーフが戦国時代、その時代で活躍していた武士であることから日本刀を装備している。
それを駆使した巨大怪獣とは思えない俊敏なチャンバラが得意だが、逆に言えば攻撃力が武器の日本刀に依存しているため、刀を破壊されてしまうと何も出来なくなってしまう欠点が存在する。
邪面獣ハンマーバスラは接近戦に特化しつつも邪面そのものからハンマービームなる光線を発射して離れた相手へも十分に痛手を与えられるが、このセンゴクバスラはそういった場合への備えがまるで無い。
ビームを発射できるのも武器となる日本刀からである。邪面自体に能力が無い…わけではないだろうが。
なお特定の時代をモチーフとする邪面は同じバスラベースの
邪面獣キュウセッキバスラ(旧石器時代)と
邪面獣ヘイアンキョウバスラ(平安時代?)が存在する。
平安京は特定の場所だが。
コンビネーションが強力だったタンクリガニー、シールドシェルガ、センゴクバスラの3体だがそれぞれ優秀な邪面獣でありつつも弱点欠点は存在し、そういった面もお互いに庇い合うことで強さを増すコンセプトなのだろう。
ちなみに
ヒルドンとダガメス、出撃に制限のある
ゴモリュウは今回登場しなかったが、それ以前にゴモリュウ、ヒルドン、ダガメスの順で邪面獣が登場しており、闇獣の種類は被らず一通り登場している。
最終更新:2020年12月02日 03:54