【名前】 |
ソルド |
【読み方】 |
そるど |
【分類】 |
種族/作中用語 |
【登場作品】 |
ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷 |
【名前の由来】 |
「売る」の過去形(英:Solde) |
【詳細】
自立型兵士といってもヒューマギアのように個体ごとに異なる自我を持たず、命令のままに従う機械的な存在。
装着したゼツメライズキーを起動することで
ソルドマギアと呼ばれる戦闘形態に変身する。
上記の通り復活後の迅と似た特徴を多く備えるソルドであるが、実は迅を復元した際にソルドの技術が組み込まれており、蘇った迅は「ソルド0」とされる初期型ソルド。初回生産版。
滅亡迅雷.netを「人類にとっての絶対悪」とするリオン=アークランドの思惑から、復元された時点でソルド仕様で再構築されていた。
復活した時点でゼアともアークとも
リンクしていない自立稼働のヒューマギアとされていたため、本編中からその設定自体はあったものと思われる。
恐らく本編終盤、アークワンのパーフェクトコンクルージョンを受け破壊された迅がセントラルメモリーだけを迅速に復元できたのも、もととなるデータがZAIA預かりとなっていたためだろう。
ソルド達は右腕に
マスブレインゼツメライズキーを装着し、キーを通して
マスブレインシステムと呼ばれるシステムに接続されている。
これによって全個体による合議がないと動けないようになっており、例え意見が違ってもそれが少数ならば否決されて反映されることはない。
キーを通してシステムに接続されるため、ソルドはシンギュラリティに目覚めることはない。
安定した性能、安定した機能で購入者の意思に従う。
しかしそれはヒューマギアの「自由」を奪うことでも有り、
仮面ライダー滅亡迅雷によってシステムが破壊されたことでソルド達は自我を取り戻した。
リオン=アークランドが仮面ライダー滅亡迅雷によって殺害されると全員がその場から逃げ去ってしまった。
【余談】
名前の由来は恐らく「売る」の過去形、Sold。
売り切れを意味するsold outを聞いたことのある者は多いだろう。
ヒューマギアそのものを売り物にするというよりはリオン=アークランドの考えは「AIの性質を戦争あるいは兵器に利用する」というもので、
同じAI搭載のヒューマギアであっても
飛電インテリジェンスは当然競争相手となる。
天津垓が行ったとされる「人工知能アークへの戦争や悪意のラーニング」、それを実行させた張本人がZAIAのCEO、リオン=アークランド。
それによって起こされた
デイブレイク及び、本編中におけるシンギュラリティに目覚めたヒューマギアと人類の全面戦争未遂といった事件は或人と滅が己に芽生えた悪意を、心の強さで克服したことで終結したが、
滅亡迅雷.netは残り、ヒューマギアが自我を得て本来の機能を逸脱した行動を取る危険性は実際のところ何も解決されていない。
リオン=アークランドはそれを「
飛電インテリジェンスが遺した負の遺産」と称してマスコミを煽っており、本編中ほぼ自作自演で
レイドライザーや
ザイアスペックを売り込もうと考えていた天津垓と本質的にやっていることが一緒である。
似た者同士。
つまり競争相手である飛電インテリジェンスが作り上げたヒューマギア、それらから生まれた滅亡迅雷.netを人類の共通した脅威として飾り立てると共に間接的に競合相手を蹴落とし、
飛電製のヒューマギアの問題点を克服した新製品としてこのソルドを各国に売り込む、ヒューマギアに成り代わる新たなる人工知能搭載型人型ロボ……それがこの「ソルド」。
もしかしたら既にリオン=アークランドの中では完売が決定事項であり、売るを意味する英単語の過去形が名前に使われているのはそういった自身の現れなのかもしれない。
最終更新:2021年09月06日 01:42