ステイシーザー

【名前】 ステイシーザー
【読み方】 すていしーざー
【声】 世古口凌
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第7カイ「魔界の王子は気がみじかい!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ステイシーの戦闘形態
【世界】 キカイトピア?
【一口メモ】 不明
【モチーフ】 不明
【名前の由来】 停滞(英:stasis)、捨て石、ジュリアス・シーザー

【詳細】

ステイシーイジルデの開発したギアトジンガーに「ダークセンタイギア ステイシーザー」の表面をセットし暗黒チェンジしたハイブリッドキカイ戦士。

初代スーパー戦隊「秘密戦隊ゴレンジャー」のアカレンジャーをモチーフにしたゼンカイザーと対比となるように、かつて初代スーパー戦隊とされた「バトルフィーバーJ」のバトルジャパンをモチーフにしている。
変身シークエンスはゼンカイジャー同様ギアトジンガーにダークセンタイギアをセット後、レバーを回し引き金を引いてチェンジする…がステイシーザーの場合は銃口から放たれるエネルギーを自分の体に注入するかのように自分に向け発砲するのが大きな特徴。

エネルギー注入後全身が有機的に変化していき、ステイシーの瞳がアップとなりその奥に彼の遺伝子がキカイサイドに置き換わるような演出を経てスーツ形成が完了する。

戦闘においては体術の他にギアトジンガーにダークセンタイギアをセットし、「スーパー戦隊の偽物」を召喚して戦う。
ダークセンタイギアを裏面、キカイサイドにしてセットすればそのスーパー戦隊の巨大ロボの偽物まで召喚が可能であり、イジルデの技量が伺えると同時に、呼び出した数に応じてギアトジンガーのエネルギーが消費されていき枯渇すると呼び出したものは全て消滅するというリスクを孕んでいる。
つまり相手を多数で袋叩きに出来る反面、呼び出す数は慎重にコントロールする必要があり、第8カイではそれに気が付かず多くの戦隊ロボを呼び出した挙げ句エネルギー切れで全て消えてしまった。
この欠点は例によってイジルデは把握しておらず、調子よくボッコワウスにプレゼンしていたものの、結局それが露見したことで床ドンされている。

初登場は第7カイ。
変身前でもギアトジンガーの機能は使えるようで、ゴレンジャーを呼び出した後ボウケンジャーとマジレンジャーを続けて呼び出すもカクレンジャーのセンタイギアを発動した介人らはその場から撤退。
その後ベンチに座り語り合っていたガオーンと介人らを発見し、ゴレンジャーとガオレンジャーの偽物を召喚して襲わせ、自身はステイシーザーに暗黒チェンジして戦う決意を決めた介人がチェンジしたゼンカイザーと対戦する。

呼び出したスーパー戦隊の偽物が倒されると今度は大獣神、ガオキング、マジキング、ダイボウケンを呼び出し自身は地上で介人と戦いつつ、ジュランらは全界合体しゼンカイオージュラガオーン&ブルマジーンとなって激突。
戦隊ロボの偽物達は合体技でジュラン達を一蹴するも、偶然発動したギアトリンガーバズーカによって撃破されたため、更に12体もの戦隊ロボを召喚したが、そこでギアトジンガーのエネルギーが枯渇し召喚した全てのロボが消滅してしまった。

トジテンドパレスでそれを見ていたバラシタラドアワルドを連れて現場に向かい、息子の初陣祝と称しワルドの能力で介人らをドアの向こう側に追放してしまう。
その後一人さまよっていた介人の前に現れると彼と戦い始め、ドアワルドの能力を巨大化した上、文字通り駆けつけることで克服したジュラン達が合流すると分が悪いと判断したのか、突如ドアワルドめがけて必殺技を打ち込んでドアトジルギアを取り出し、現れたクダイテストに投げつけてダイドアワルドを誕生させた。

が、ダイドアワルドも倒されてしまったため、ゴセイグレートとゲキトージャを召喚するも、突如立ち籠める暗雲から巨大な戦艦が出現。
そこから発射されたビームによってロボが消え去ってしまい、降り立った金髪の男性はステイシーがギアをたくさん持っていると見るやツーカイザーなる黄金の戦士に変身して襲いかかってきた。
懸命に応戦するも実力差から圧倒されダークセンタイギアを落としてしまう。
しかしそれはツーカイザーの目的であるトジルギアではなかったため、彼が戦意を喪失したスキに撤退した。

【余談】

モデルは本文中にもある通りバトルフィーバーJのバトルジャパンと思われる。

ゼンカイザーと対になるように「シーザー」の呼び名が加えられた。

最終更新:2021年06月29日 22:08