ドアワルド

「ふっふふ…ようやく俺の出番ドア!」

【名前】 ドアワルド
【読み方】 どあわるど
【声】 千葉翔也
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第8カイ「ドアtoドアで別世界?!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 キカイノイド
【世界】 ドアトピア
トジルギア ドアトジルギア
【名産】 日帰りドアtoドアツアー
【名物】 ファイブドア
【モチーフ】 扉、どこでもドア?、鍵

【詳細】

クダックに「ドアトジルギア」を組み込み、「どーもどーも」と誕生したドアトピアの力を宿すワルド怪人。

壁に埋め込まれた扉をそのまま頭にし、左腕には鍵を模した銃となったワルド
ドアノッカーがドラゴンのような形状になっている辺り、おそらく顔はそこ。

ドアトジルギアから得られるドアパワーを悪用することで扉を支配し、開くたびに全く別の地点に飛ばしてしまう能力を持つ。
和室の障子戸、車のドア、窓やマンホール等明らかに扉とは言えないものまで影響が及ぶため、おそらく「くぐるもの」に対して能力が作用していると思われる。
そのため、合流するためにはドアを使わずに移動しなければならない。のれんとかも駄目そう。

能力の起点であるドアが無い、つまり屋外ならば問題無いと思いきや、ドアのみを出現させるファイブドアという技を使うことで強引に別地点に飛ばしてしまう事ができる。
介人は家屋の中にあるドアに飛ばされてしまっているため、運が悪ければ延々と屋内から出られない無限ループに陥りかねない。
敵を分断させることにかけてはこの上なく厄介な能力である。
本人は揉み手をしながら「どーもどーも」とやたら低姿勢で上司に付き従う性格で、クダイテストにさえ下に見られているらしいステイシーに対しても同じ姿勢を崩さない(単にクダイターだったことが関係しているのかもしれない)。

戦隊ロボの偽物を多重召喚したことでギアトジンガーのエネルギーが枯渇し、召喚したロボが全て消えてしまってピンチに陥ったステイシーザーを手助けするためバラシタラに引き連れられて登場。

ドアパワーの悪用でファイブドアを作り出し、バラシタラが砲撃で介人達をドアの向こうに放逐してしまう。
そしてバラシタラの指示でステイシーと共に行動するが、世界中バラバラに飛ばされてしまったジュラン達は巨大化することでドアを潜らず日本に戻る、という物理的な対処で介人らの元に駆けつける(マジーヌは飛んできたけど)。

そして介人を除く4人が巨大化した状態で名乗りを決めた後、自分の出番だとやる気を見せたが……

ステイシーザー「シーザー暗黒邪縛撃!」

「ドアして!?ドアして!?ドアァ~~~~~!」


ドアトピアの力を見せつけてやると意気込んだ直後、ステイシーザーのシーザー暗黒邪縛撃を打ち込まれたことで爆散。
あまりの唐突さに介人も「意味不明!」と困惑したが、ステイシーザーは既に巨大化したジュラン達がいる現状では分が悪いと判断したのか、
クダイテストを呼び出すとその場に残されたドアトジルギアを投げつけることでダイドアワルドを誕生させた。

トジテンド上位陣の指示でステイシーの補佐に回っていたわけだが、その末路は預けられた先の勝手な考えから撃ち殺されるという悲惨なものだった。

【余談】

扉そのものをモチーフとした怪人は初。

能力や扉の色からして、キャラクターデザインの根底にはドラえもんのどこでもドアの存在が強く意識されていると思われる。
ダイワルド化すると作り出したドアから「ひみつアイテム」を取り出して攻撃するし。

最終更新:2021年05月14日 04:16