ブンブンキラーロボ

「「「たたき上げ合体!ブンブンキラーロボ!!!」」」

【名前】 ブンブンキラーロボ
【読み方】 ぶんぶんきらーろぼ
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【初登場話】 バクアゲ13「裏切りの調達」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」
【分類】 巨大戦力
【モチーフ】 ブンブンジャーロボ、ブンドリオ
【名前の由来】 ブンブンジャーロボ+キラー

【詳細】

キャノンボーグがその技術力を結集して作り上げた秘密兵器にして、スクラップが得意なサンシーター専用のデンジャラスロボ。

ブンブンジャーロボの戦闘データを元に開発されているため外見はそっくりだが、ブンドリオ・ブンデラスという機械生命体の戦闘形態とも言えるブンブンジャーロボに比べるとより無機質な戦闘マシーンを思わせる佇まい。
ブンブントレーラーをコピーしたブンブンキラートレーラーを中心にブンブンキラーオフロードブンブンキラーワゴンの3台が「バクアゲ」ならぬ「たたき上げ合体」して誕生する。

ブンブンデンジャーを介して操縦され、内部に有る運転席にサンシーターが乗り込みコントロールされる。
なお運転席にはきちんとシートベルトがあり、サンシーターはそれぞれきちんとシートベルトをつける。相変わらず地球外生命体なのに地球の交通ルールは守る連中である。これには猿顔の一般市民もきっとニッコリ。

頭部ホイールから発射するキラーミサイルに加え、右腕には敵の装甲を貫通するキラードリル、左腕には強烈な鉄拳パンチを繰り出すキラーハンドで武装している上、胸部には大音量で「逆転アゲサゲ音頭」なる音楽を流すスピーカーを備え、これによって上がった気分を下げ、下げた気分を上げる精神干渉効果のある音楽を広範囲に放出するよう改造されている。
これによってブンブンジャー達は気分バクアゲどころではなく大幅に弱体化してしまった。

ブンブンジャーロボのキック技を真似した「パクルクルマキック」は超強力。
出力も2100万馬力とブンブンジャーロボと全く同じ(ただチューンナップしないと1500万馬力)。

逆転アゲサゲ音頭作戦も失敗し、その後何度か登場しているがそのたびに敗北している。
その一方でソードグルマーのベースとなった聖剣を利用したチューンナップを行う等着々と強化は進んでいる。
キャノンボーグがほとんど前線に出ず、冷静にブンブンジャー達の戦力を分析し反映しているためか強化の度合いが比較的早い。
どこかの科学者にも見習ってほしいものである。誰とは言わないが。

キャノンボーグが退場した後、密かに量産体制が整えられていたことが判明。
ハシリヤンと内通していたI.S.Aの常槍鋭一郎とライトニング・テック社の社長である内藤雷汰の運びによって多数のブンブンキラーロボが既に製造されていた。

バクアゲ30では12話ぶりに再登場。
ヤイヤイ・ヤルカーが錠から奪い取ったブンブンパトカー1と2をブンブンデンジャーにセットし「カージャック」することでブンブンジャーロボポリスのキラーロボVer.とも呼べる姿となった(実際に劇中ではブンブンキラーロボポリスと呼称している)。
頭部にはブンブンジャーロボポリスとの差別化のためかサングラスを装着しており、視聴者からは「悪徳警官」とも呼ばれている。

デコトラーデの操縦技量によってブンブンジャーロボの各換装形態とも互角以上に渡り合ってみせ、ロボモンスターの必殺技をもバクアゲマグナムの連射によって全て撃墜し、ロボビルダーをも退ける。
だが機動力に優れるブンブンジャーロボナイト相手には流石に対応できず、バクアゲソード・ブンブンフィニッシュに胴体を横薙ぎに両断され敗北。
爆散しそれに巻き込まれたサンシーター達はいつもの「お疲れサンシーター」をする暇もなく、全身包帯を巻いた痛々しい姿になってしまった。

しかし彼らの執念じみた戦いぶりはマッドレックス・フューリーに何かをもたらしたようで…


【余談】

モチーフはブンブンジャーロボ。
タイヤが棘付きになっていたり、全身が錆びついたような色合いだったりとブンブンジャーロボをベースとした「改造車」を思わせるデザインとなっている。

プレミアムバンダイ限定商品として玩具が受注販売開始されており、昨年のキングオージャーZEROの系譜の存在と言える。
古くは戦隊ロボのブラックバージョンに遡れるが、近年では機界戦隊ゼンカイジャーに登場したバトルシーザーロボから毎年主役ロボを模倣した敵側の巨大戦力が登場している。
なおバトルシーザーロボはミニプラアイテムが発売されたものの、ロボサイズの玩具は発売されなかった。

その後、商品が発送される時期になってトイザらスにて予告なく一般発売が行われた。
ブンブンデンジャー無しのロボのみの発売となる。

最終更新:2025年01月26日 23:26