“リタイアだぁーッ! なんという幕開けッ! アブドゥル選手、落馬ならぬ落ラクダだあぁぁーッ”
何てことだ……目の前の光景を見た妹紅は、手綱を握る手が震えるのに気づいた。
こうもあっさりと優勝候補が沈んでしまった。
「あっけなさ過ぎる……いや、これは好都合というべきかな?」
手綱を握りなおし、前を見据える妹紅。
妹紅の目の前を走るのは、ジャイロとディエゴ。
「……ディエゴ!?」
妹紅は、動揺を隠せず叫んでしまった。
いつの間にかディエゴに抜かれていた!
「なんてこった……一体全体何をやったっていうんだアイツは……」
理解できない現象を目の当たりにした妹紅の動揺を、馬が察知し、自然とスピードも落ちていく。
「動揺している……1000年も生きたこのアタシが動揺している……」
妹紅の目の前で、ジャイロをディエゴが追いかける。
「今まで幾度と無く孤独を、魑魅魍魎を、戦を、永遠の退屈を乗り越えてきたアタシが恐怖を覚えている!」
妹紅の瞳が、震える。
「さすが新天地……いつでも私の予想の斜め上を行ってくれるじゃネェか!」
手綱を強く、握り締める。
「これは挑戦状だ……新天地からの挑戦状だ……その挑戦受けてたってやるッ!」
妹紅の馬、イワカサが嘶いて、加速した。
何てことだ……目の前の光景を見た妹紅は、手綱を握る手が震えるのに気づいた。
こうもあっさりと優勝候補が沈んでしまった。
「あっけなさ過ぎる……いや、これは好都合というべきかな?」
手綱を握りなおし、前を見据える妹紅。
妹紅の目の前を走るのは、ジャイロとディエゴ。
「……ディエゴ!?」
妹紅は、動揺を隠せず叫んでしまった。
いつの間にかディエゴに抜かれていた!
「なんてこった……一体全体何をやったっていうんだアイツは……」
理解できない現象を目の当たりにした妹紅の動揺を、馬が察知し、自然とスピードも落ちていく。
「動揺している……1000年も生きたこのアタシが動揺している……」
妹紅の目の前で、ジャイロをディエゴが追いかける。
「今まで幾度と無く孤独を、魑魅魍魎を、戦を、永遠の退屈を乗り越えてきたアタシが恐怖を覚えている!」
妹紅の瞳が、震える。
「さすが新天地……いつでも私の予想の斜め上を行ってくれるじゃネェか!」
手綱を強く、握り締める。
「これは挑戦状だ……新天地からの挑戦状だ……その挑戦受けてたってやるッ!」
妹紅の馬、イワカサが嘶いて、加速した。
不死鳥は失敗を恐れない第三話『勝利への試練その一「馬のクセ」』
「まさかこんな短時間で見つけてしまうなんて……」
目の前で繰り広げられた光景に、ジョニィは開いた口が塞がらなくなった。
さっき、ディエゴは妹紅を魔法の様に抜いてしまった。
だが、ジョニィは知っていた。ディエゴの使った魔法の正体を!
「クセだ……アイツはすでに妹紅の馬の癖を見抜いたんだ! そして次はッ! ジャイロの馬を抜きに掛かっているッ! この短時間で妹紅の馬のクセを見抜いたんだ……おそらく奴はすでにジャイロの馬のクセを見抜いているぞ!」
ディエゴが、ジャイロを捉えた。
「フン……どんな馬であろうと、必ずクセというものがある」
ディエゴは、勝利を確信した笑みを浮かべた。
「それが機械であろうと、物であろうと……特に馬は生き物だし、人間以上にストレスもあれば個性もあるものだ……」
また、ディエゴはジャイロに迫る。
「例えば、ある馬は加速すると尾を上下させてダッシュする!」
迫る。
「また、ある馬は追い込まれると集団の外側にふくれて走る」
迫る。
「首をふる馬、嫌いなタイプに迫られると耳を回転させる馬」
迫る
「体を沈める馬、歩幅を変える馬」
ついにジャイロと並ぶ。
ジョニィの頭から流れる血が、あごから滴った。
「レース中個々の馬が持つクセを読み取って、そこを攻撃すればどんなスタミナの馬だろうと抜くことは可能なんだ!」
ジョニィが自らに言い聞かせるように叫ぶ。
その遥か前方を走るジャイロは、いつの間にか横に並んでいるディエゴに瞳を向ける。
「当然ジャイロが乗っている馬にもクセがあったんだ!」
ディエゴの視線が、ジャイロの馬の顔に向けられる。
そう、ディエゴは気づいていた。
ジャイロの馬が持つクセは、8回呼吸するごとに1度、必ず体を左にぶらしながら走ることッ!
1呼吸、2呼吸、3呼吸、4呼吸、5呼吸、6呼吸、7呼吸、
「左にぶれる」
ディエゴが呟くと、ジャイロの馬は左にぶれた。
ディエゴの馬が、頭一つ抜けた。
トップに立っているのは、ディエゴだ。
その様を見てジョニィは確信した。
やはりディエゴはジャイロの馬のクセを掴んでいた。
たとえジャイロが自分の馬のクセを知ったところで何が出来よう。
クセは直したくて直そうとすると、違う弱点が出てくる。
それは人間も馬も同じ。
しかも、一度追い抜かれたなら……
「もう抜き返すことは出来ないッ! 同じ方法で今度はどんどん差を広げられていくから!」
1、2、3、4、5、6、7呼吸、左にぶれる。
ディエゴは加速。ジャイロに1馬身の差をつける。
このままディエゴの独走態勢が出来上がるかとジョニィは思った。
だが……
「調子こいてんじゃねぇぞこの金髪ゥ!」
その独走態勢に、妹紅が待ったをかけた。
「何ッ!?」
妹紅の上げた大声にディエゴが思わず振り向くと、妹紅がすぐ目の前まで迫ってきていた。
「アンタの使った魔法がわかったよ。アンタ、アタシの馬のクセを見抜いたな? そしてあの鉄球男の馬のクセも見抜いた」
「だからどうだっていうんだ。お前の馬のクセはもう見抜いている。20歩走るごとに体が前につんのめる。それがお前の馬のクセだ」
ディエゴの鋭い眼光が妹紅を射抜く。
「だからなんだよ。馬のクセなんざ直してやりゃいい」
負けじとディエゴに眼光を返す妹紅。
「だとしても、今度は別のクセが出てくる。それを見抜くだけだ」
「そうだと思ったよ……」
妹紅は、黒い笑みを浮かべた。
「だったら、次々とクセを変えてみたらどうかな? 見抜く暇も無く、次々とアタシの馬のクセを変えるんだ」
「お前、もしかして⑨か? そんなことしてみろ。あっという間に馬がバテるぞ」
ディエゴは、妹紅を見下すような笑みを浮かべた。
「残念。アタシのイワカサの品種はアハルテケさ」
その言葉に、ディエゴの笑顔が引きつった。
「ま、まさか……中国原産の、一日で500キロは走ると言われているあの……」
「そう。あのアハルテケ。スタミナはストックホース以上さ」
ディエゴの動揺を、馬が感じ取り、姿勢がわずかに乱れた。
「さよならだッ! タイムボーナスはいただいたッ!」
妹紅はそれを逃さず急加速。
ジャイロもすかさずディエゴの見せた隙につけ込んでディエゴを追い抜く。
三人は枯れ川の橋に差し掛かった。
妹紅、ジャイロ、ディエゴの順番で橋を渡りに掛かると、
「そうだよな。クセなんて直さなくていいんだよな」
ジャイロはにやりと嗤い、鉄球を取り出す。
「もっと、もっとクセを出して……」
鉄球の回転が始まり、ジャイロは回転する鉄球を、
「走ってみろ」
馬の体に押し付けた。
馬の皮膚がよじれて、大きく左によろけた。
橋の板が、弾けとんだ。
「おいおい、左によろけるのがお前のクセか? だが……いいぞ! もっとやれ! もっとクセを出して走れ!」
ジョニィの乗る馬は暴れるように走り、橋をどんどん破壊していく。
「うおっ!」
「何ィ!?」
破壊された橋に妹紅とディエゴは驚いた。
妹紅の馬の姿勢は大きく崩れ、そこをジャイロにつけ込まれて追い抜かれる。
ディエゴの馬に至っては、馬がすっかり怯えて立ち往生する始末。
「ア……アイツ……」
怨嗟の念を視線に込めてジャイロに放つディエゴ。
後続馬が次々と枯れ川を渡っていくのを見て、彼は自分の順位が大きく下がっていくことを実感した。
目の前で繰り広げられた光景に、ジョニィは開いた口が塞がらなくなった。
さっき、ディエゴは妹紅を魔法の様に抜いてしまった。
だが、ジョニィは知っていた。ディエゴの使った魔法の正体を!
「クセだ……アイツはすでに妹紅の馬の癖を見抜いたんだ! そして次はッ! ジャイロの馬を抜きに掛かっているッ! この短時間で妹紅の馬のクセを見抜いたんだ……おそらく奴はすでにジャイロの馬のクセを見抜いているぞ!」
ディエゴが、ジャイロを捉えた。
「フン……どんな馬であろうと、必ずクセというものがある」
ディエゴは、勝利を確信した笑みを浮かべた。
「それが機械であろうと、物であろうと……特に馬は生き物だし、人間以上にストレスもあれば個性もあるものだ……」
また、ディエゴはジャイロに迫る。
「例えば、ある馬は加速すると尾を上下させてダッシュする!」
迫る。
「また、ある馬は追い込まれると集団の外側にふくれて走る」
迫る。
「首をふる馬、嫌いなタイプに迫られると耳を回転させる馬」
迫る
「体を沈める馬、歩幅を変える馬」
ついにジャイロと並ぶ。
ジョニィの頭から流れる血が、あごから滴った。
「レース中個々の馬が持つクセを読み取って、そこを攻撃すればどんなスタミナの馬だろうと抜くことは可能なんだ!」
ジョニィが自らに言い聞かせるように叫ぶ。
その遥か前方を走るジャイロは、いつの間にか横に並んでいるディエゴに瞳を向ける。
「当然ジャイロが乗っている馬にもクセがあったんだ!」
ディエゴの視線が、ジャイロの馬の顔に向けられる。
そう、ディエゴは気づいていた。
ジャイロの馬が持つクセは、8回呼吸するごとに1度、必ず体を左にぶらしながら走ることッ!
1呼吸、2呼吸、3呼吸、4呼吸、5呼吸、6呼吸、7呼吸、
「左にぶれる」
ディエゴが呟くと、ジャイロの馬は左にぶれた。
ディエゴの馬が、頭一つ抜けた。
トップに立っているのは、ディエゴだ。
その様を見てジョニィは確信した。
やはりディエゴはジャイロの馬のクセを掴んでいた。
たとえジャイロが自分の馬のクセを知ったところで何が出来よう。
クセは直したくて直そうとすると、違う弱点が出てくる。
それは人間も馬も同じ。
しかも、一度追い抜かれたなら……
「もう抜き返すことは出来ないッ! 同じ方法で今度はどんどん差を広げられていくから!」
1、2、3、4、5、6、7呼吸、左にぶれる。
ディエゴは加速。ジャイロに1馬身の差をつける。
このままディエゴの独走態勢が出来上がるかとジョニィは思った。
だが……
「調子こいてんじゃねぇぞこの金髪ゥ!」
その独走態勢に、妹紅が待ったをかけた。
「何ッ!?」
妹紅の上げた大声にディエゴが思わず振り向くと、妹紅がすぐ目の前まで迫ってきていた。
「アンタの使った魔法がわかったよ。アンタ、アタシの馬のクセを見抜いたな? そしてあの鉄球男の馬のクセも見抜いた」
「だからどうだっていうんだ。お前の馬のクセはもう見抜いている。20歩走るごとに体が前につんのめる。それがお前の馬のクセだ」
ディエゴの鋭い眼光が妹紅を射抜く。
「だからなんだよ。馬のクセなんざ直してやりゃいい」
負けじとディエゴに眼光を返す妹紅。
「だとしても、今度は別のクセが出てくる。それを見抜くだけだ」
「そうだと思ったよ……」
妹紅は、黒い笑みを浮かべた。
「だったら、次々とクセを変えてみたらどうかな? 見抜く暇も無く、次々とアタシの馬のクセを変えるんだ」
「お前、もしかして⑨か? そんなことしてみろ。あっという間に馬がバテるぞ」
ディエゴは、妹紅を見下すような笑みを浮かべた。
「残念。アタシのイワカサの品種はアハルテケさ」
その言葉に、ディエゴの笑顔が引きつった。
「ま、まさか……中国原産の、一日で500キロは走ると言われているあの……」
「そう。あのアハルテケ。スタミナはストックホース以上さ」
ディエゴの動揺を、馬が感じ取り、姿勢がわずかに乱れた。
「さよならだッ! タイムボーナスはいただいたッ!」
妹紅はそれを逃さず急加速。
ジャイロもすかさずディエゴの見せた隙につけ込んでディエゴを追い抜く。
三人は枯れ川の橋に差し掛かった。
妹紅、ジャイロ、ディエゴの順番で橋を渡りに掛かると、
「そうだよな。クセなんて直さなくていいんだよな」
ジャイロはにやりと嗤い、鉄球を取り出す。
「もっと、もっとクセを出して……」
鉄球の回転が始まり、ジャイロは回転する鉄球を、
「走ってみろ」
馬の体に押し付けた。
馬の皮膚がよじれて、大きく左によろけた。
橋の板が、弾けとんだ。
「おいおい、左によろけるのがお前のクセか? だが……いいぞ! もっとやれ! もっとクセを出して走れ!」
ジョニィの乗る馬は暴れるように走り、橋をどんどん破壊していく。
「うおっ!」
「何ィ!?」
破壊された橋に妹紅とディエゴは驚いた。
妹紅の馬の姿勢は大きく崩れ、そこをジャイロにつけ込まれて追い抜かれる。
ディエゴの馬に至っては、馬がすっかり怯えて立ち往生する始末。
「ア……アイツ……」
怨嗟の念を視線に込めてジャイロに放つディエゴ。
後続馬が次々と枯れ川を渡っていくのを見て、彼は自分の順位が大きく下がっていくことを実感した。
枯れ川を渡りながら、ジョニィは息を呑んだ。
「また……あの鉄球だ……オレの足のときと同じだ」
馬を制御することを忘れ、彼はさっきの光景を想起していた。
――鉄球が馬の体に触れた瞬間、馬の体に変化が起きた。
「やっぱりだ……謎の鉄球の回転が馬のクセを爆発的に引き出したッ!」
脇にやってきた名も無き騎手の姿を見たジョニィは、すぐに思考を走ることへと引き戻した。
「また……あの鉄球だ……オレの足のときと同じだ」
馬を制御することを忘れ、彼はさっきの光景を想起していた。
――鉄球が馬の体に触れた瞬間、馬の体に変化が起きた。
「やっぱりだ……謎の鉄球の回転が馬のクセを爆発的に引き出したッ!」
脇にやってきた名も無き騎手の姿を見たジョニィは、すぐに思考を走ることへと引き戻した。
まだ夏の暑さの残るサンディエゴの日差しの下、
「ふああああ……」
一人の男が、あくびをしながらテントから這い出した。
筋肉質な体型、吸い込まれそうな形の唇、そして褐色の肌。
黒人だ。
「昨日の夜さぁ~このランプに虫がいっぱい集ってたんだよね~」
そして、大あくび。
「何匹集っているのか数えたらさぁ~すっげェ~~~良く眠れたッ!」
まるで自分の目を覚ますためかのように、黒人の男は大声を出す。
「これでよォー、10時スタートの『スティール・ボール・ラン』レースもッ! バッチシ絶好調だぜェーッ!」
彼の声が、人の気配少ないサンディエゴビーチに空しく響いた。
その場にいるのは、サンドウィッチを無言で食すレースのスタッフ一人だけ。
「…………?」
どうやら、完全に寝過ごしてしまったらしい。
その証拠と言わんばかりに、タンプルウィードが寂しく転がった。
汗が、噴き出してきた。
ゴクリ、と生唾を飲み込む。
「や……やばいかも……」
そう思った時、脳裏に占い師の婆さんの顔が想起された。
「ふああああ……」
一人の男が、あくびをしながらテントから這い出した。
筋肉質な体型、吸い込まれそうな形の唇、そして褐色の肌。
黒人だ。
「昨日の夜さぁ~このランプに虫がいっぱい集ってたんだよね~」
そして、大あくび。
「何匹集っているのか数えたらさぁ~すっげェ~~~良く眠れたッ!」
まるで自分の目を覚ますためかのように、黒人の男は大声を出す。
「これでよォー、10時スタートの『スティール・ボール・ラン』レースもッ! バッチシ絶好調だぜェーッ!」
彼の声が、人の気配少ないサンディエゴビーチに空しく響いた。
その場にいるのは、サンドウィッチを無言で食すレースのスタッフ一人だけ。
「…………?」
どうやら、完全に寝過ごしてしまったらしい。
その証拠と言わんばかりに、タンプルウィードが寂しく転がった。
汗が、噴き出してきた。
ゴクリ、と生唾を飲み込む。
「や……やばいかも……」
そう思った時、脳裏に占い師の婆さんの顔が想起された。
――ポコロコよォォォ~~アンタの2ヶ月間はァ~~~
テーブルに積まれたタロットカードの山。
――何をやっても上手くいくと断言するよォォ~~~
婆さんの手が山札に伸び、一枚、二枚とタロットカードが引かれる。
――50億人にひとり! 人生最大の絶頂期がやってくるんじゃぁ~~~
そのタロットカードは、『恋人』と『皇帝』。
――何でも好きなことをやるべきじゃぁ~~~ 迷うことは何も無いッ!
婆さんの声はどこか楽しげで、
――恐れる敵などどこにもいない~~~ッ!
占い師としての使命を全うしたかのような表情だった。
テーブルに積まれたタロットカードの山。
――何をやっても上手くいくと断言するよォォ~~~
婆さんの手が山札に伸び、一枚、二枚とタロットカードが引かれる。
――50億人にひとり! 人生最大の絶頂期がやってくるんじゃぁ~~~
そのタロットカードは、『恋人』と『皇帝』。
――何でも好きなことをやるべきじゃぁ~~~ 迷うことは何も無いッ!
婆さんの声はどこか楽しげで、
――恐れる敵などどこにもいない~~~ッ!
占い師としての使命を全うしたかのような表情だった。
黒人の青年、ポコロコは思い出の中の婆さんの言葉を信じ、愛馬に乗り込んだ。
そして一歩を踏みしめた時、彼は感動に目を見開いた。
「すげぇぞッ! コイツはすげぇぞーッ!」
馬の体越しに、その感触は伝わってくる。
走りやすい。
「みんなの馬に踏みしめられて!!」
ひづめの跡がたくさん残っている海岸は、驚くほど走りやすかった。
「YO! YO! こんな走りやすい地面は出会った事がねえぜェェェ―ッ!」
するすると、楽にポコロコの馬は加速する。
「ポコロコ絶好調ォォーッ!」
50分の1の幸運を持つ男が、走り出した。
←to be continued
そして一歩を踏みしめた時、彼は感動に目を見開いた。
「すげぇぞッ! コイツはすげぇぞーッ!」
馬の体越しに、その感触は伝わってくる。
走りやすい。
「みんなの馬に踏みしめられて!!」
ひづめの跡がたくさん残っている海岸は、驚くほど走りやすかった。
「YO! YO! こんな走りやすい地面は出会った事がねえぜェェェ―ッ!」
するすると、楽にポコロコの馬は加速する。
「ポコロコ絶好調ォォーッ!」
50分の1の幸運を持つ男が、走り出した。
←to be continued
次回予告
魔理沙「次回予告だぜ☆」
育郎「みたいだね。でも作者のネタが尽きてきたみたいだよ」
魔理沙「もうこの本編の方煮詰まったのかよ!」
育郎「いやいや、次回予告の会話についてらしい」
魔理沙「なるほどな。早くも会話のネタが尽きたのか……って、それじゃこのコーナー存続の危機じゃん!」
育郎「大丈夫大丈夫。その時は紫さんが何とかしてくれるさ」
次回ッ! 不死鳥は失敗を恐れない第四話『勝利への試練その二「雑木林のショートカット」』お楽しみにッ!
育郎「次も見てくれないと見てくれないと……」
魔理沙「ブレイジングスターだぜ☆……って台詞言う奴が入れ替わってる!?」
育郎「むしろ君がそれ言えたのってプロローグの時だけだったよね」
魔理沙「次回予告だぜ☆」
育郎「みたいだね。でも作者のネタが尽きてきたみたいだよ」
魔理沙「もうこの本編の方煮詰まったのかよ!」
育郎「いやいや、次回予告の会話についてらしい」
魔理沙「なるほどな。早くも会話のネタが尽きたのか……って、それじゃこのコーナー存続の危機じゃん!」
育郎「大丈夫大丈夫。その時は紫さんが何とかしてくれるさ」
次回ッ! 不死鳥は失敗を恐れない第四話『勝利への試練その二「雑木林のショートカット」』お楽しみにッ!
育郎「次も見てくれないと見てくれないと……」
魔理沙「ブレイジングスターだぜ☆……って台詞言う奴が入れ替わってる!?」
育郎「むしろ君がそれ言えたのってプロローグの時だけだったよね」
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