敷島 澪(しきしま みお)
基本情報
名前
敷島 澪(しきしま みお)
敷島 澪(しきしま みお)
登場状況
未登場
未登場
年齢
18歳
18歳
身長
164cm
164cm
体重
63kg
63kg
スリーサイズ
B94 / W61 / H89
B94 / W61 / H89
所属
デスライバー所属(仮)
デスライバー所属(仮)
実態としては、デスライバーの理念や活動内容を理解して加入した正式な悪人ではなく、腕試しの機会を紹介されている外部協力者に近い。
性格
素直で真面目だが、非常に信じ込みやすく、思い込みから突飛な行動へ出る天然気質の少女。
剣術に対しては誰よりも真剣で、礼儀や勝負の作法を重んじる。実力者を前にしても物怖じせず、相手の立場や知名度に関係なく、正面から勝負を申し込む一本気な性格をしている。
努力することを特別な苦労とは考えておらず、毎日鍛錬を続けることも、強い相手へ挑むことも当然だと思っている。
一方、世間一般の常識にはやや疎く、物事を言葉どおりに受け取ってしまうことが多い。日常ではどこかぼんやりとしており、話を勘違いしたり、持ち物を置いた場所を忘れたりすることもある。
しかし、ひとたび刀を構えると雰囲気が一変する。
普段の柔らかな表情は消え、周囲の動きと間合いを冷静に見極める、静かな剣士として立ち振る舞う。
キャラクター概要
特別な武道家の家系ではなく、ごく一般的な家庭に生まれた少女。
幼少期から、近所に住んでいた八鶴流居合い術の指南役を務める老人と遊びながら剣術を学んだ。
遊びの延長として始めた稽古だったが、澪は生来の異常な身体能力と真面目な努力によって急速に上達。やがて師から、既に並の達人にも引けを取らないと太鼓判を押されるまでになった。
しかし、本人はその評価を信じ切れず、自分はまだ未熟なのだと思い込んでいる。
そして、
「そうだ! 私には実戦が足りないんだ!」
と、斜め上の結論へ至った。
以来、長期休暇を利用して各地を旅し、武道を嗜む者へ手当たり次第に勝負を申し込んでいる。
ただし、突然斬りかかるようなことはなく、必ず名乗り、一礼し、相手の了承を得ようとする。本人としては、あくまで八鶴流抜刀居合いを極めるための真剣な武者修行である。
その旅の途中、デスライバーの下級兵士たちから、
「デスライバーにいれば、シャイニングバーチャルズという腕利き集団と戦える」
「現場へ行けば、向こうから強い相手が来てくれる」
と誘われ、何の疑いもなく二つ返事で所属を了承した。
現在は、デスライバーの行動班が悪事を行う現場へ呼び出され、駆けつけたシャイニングバーチャルズの戦士たちへ腕試しを申し込んでいる。
澪本人は、背後で略奪、破壊工作、人質の移送などが行われていることをほとんど理解していない。
自分は強い相手と正々堂々勝負をしているだけであり、デスライバーの者たちは、その機会を紹介してくれる親切な人々だと考えている。
外見
黒髪を、鈴のついた赤い帯紐で結ったポニーテール。
やや垂れ目で、ふんわりとした柔らかな顔立ちをしており、見るからに天然そうな雰囲気を持つ。
服装は、暗い紫色の生地に八重桜柄が描かれた着流しと、臙脂色の袴。
刀は腰へ差さず、普段から手に持っている。
戦闘時には鞘が動きを妨げるため、抜刀すると近くへ放り投げる。そのため戦闘後、自分でどこへ投げたのか分からなくなることも多い。
体格は柔らかな印象だが、全身には鍛え抜かれた密度の高い筋肉がついている。
身体能力
澪の強さは、八鶴流抜刀居合いの技量だけによるものではない。
生来から常人とは比較にならないほど優れた反射神経、動体視力、握力を持っている。
握力は、施錠された南京錠を道具も使わず、素手で引きちぎれるほど。
本人はそれを特別な怪力だと考えておらず、
「古くなっていたんでしょうか?」
と首を傾げる程度である。
この握力によって、澪は刃のついた刀身を直接指で掴み、斬撃の衝撃や反動にも耐えながら自在に持ち替えることができる。
反射神経と動体視力も異常な水準にある。
正面から放たれた銃弾を親指と人差し指で挟んで止める。
飛来する銃弾の中心へ正確に刀を合わせ、真正面から真っ二つに切断する。
銃口の向き、射手の指の動き、発砲の瞬間、弾丸の軌道を一瞬で認識し、それに対応することが可能である。
澪自身は、これらの行為も特別な能力だとは思っていない。
「慌てずによく見れば、何とかなるものですよ」
と、本気で考えている。
デスライバー下級兵士との関係
デスライバーの末端で活動する下級兵士たちとは、比較的良好な関係を築いている。
下級兵士の多くは、強い忠誠心を持つ精鋭ではない。
日当や危険手当を目当てに働く者、本当にアルバイト感覚で参加している者、デスライバーのやり方や娯楽思想へ賛同している者などが多い。
そのため、澪が事情を理解していないことを知っていても、騙して利用しているという罪悪感は薄い。
本人が楽しそうに腕試しをしているのだから、特に問題はないと考えている。
澪の戦闘力は下級兵士たちから非常に頼りにされており、現場で顔を合わせれば、
「今日は澪ちゃんが一緒か。それなら楽勝だな」
「がんばれよ、澪ちゃん」
「向こうの強そうなのは任せたぞ」
などと気軽に声をかけられる。
澪も、
「はい! 精一杯お相手してきます!」
と元気よく答える。
任務の前後には一緒に弁当を食べることもあり、兵士たちが澪へおかずを分けたり、食事を追加で買ってきたりすることもある。
彼らにとって澪は使い捨ての駒ではなく、強くて天然な、頼れる現場仲間である。
澪も彼らを親切な仲間だと思っており、悪人として警戒していない。
南京錠を引きちぎったり、銃弾を指で止めたりする姿も、何度も見ている下級兵士たちからは、
「まあ、澪ちゃんだしな」
と受け入れられている。
八鶴流抜刀居合い
鞘の代わりに刀身を指で掴み、持つ位置と振り方を変えることで、斬撃の軌道、間合い、速度を自在に変化させる特殊な居合い術。
通常の抜刀術とは異なり、刀身そのものを掴みながら持ち替え、一つの刀から多種多様な斬撃を繰り出す。
八つの型から構成され、その動きは実戦的でありながら、舞踊のように美しい。
澪の異常な握力、反射神経、動体視力があって初めて、本来の性能を発揮できる剣術でもある。
装備
十和田正宗
敷島家に代々受け継がれてきたとされる、三尺の名刀。
全長
132cm
132cm
刃渡り
91cm
91cm
柄長
33cm
33cm
残りは鍔や装飾を含めた長さ。
ただし、家宝の名刀という話は真っ赤な嘘である。
実際には澪の祖父が、気に入った見た目の模造刀を勝手に研いで刃をつけ、家宝として昔から家にあるものだと澪の父へ嘘をついたもの。
祖父は本当のことを明かす前に、泥酔して足を滑らせ、呆気なく他界した。
澪と同じく天然な父はその話を信じ、家宝として大切に手入れを続けた。その後、澪へ受け継がれている。
材質は単なるステンレス製。
しかし、澪と父の砥ぎの腕が非常に優れているため、名刀と呼んでも遜色のないほどの切れ味を持つ。
「十和田正宗」という銘にも特別な由来はなく、祖父が生前愛飲していた日本酒の名前から適当に拝借しただけである。
八つの型
陸奥八仙(むつはっせん)
八方向から斬り込む連閃型。
足さばきを重視した攻防一体の開始型であり、八鶴流の斬撃の舞台を開く基本の型。
明ヶ烏(あけがらす)
黒い翼のように身を翻し、虚実を交えながら斬り込む型。
フェイントと鋭い踏み込みを組み合わせ、相手の判断を惑わせる。
鬼剣舞(おにけんばい)
重心を深く沈めた踏み込みから、跳ねるような連続斬撃を繰り出す型。
怒涛の勢いで相手を押し込み、防御する余裕を与えない。
鳳陽(ほうよう)
刀を太陽のように大きく旋回させる剣舞。
上段から渦を描くような斬撃を放ち、広い範囲を巻き込む。
吟華千輪(ぎんかせんりん)
花弁が舞い散るように斬撃を流す幻惑の型。
複数の斬撃軌道を重ね、どの一撃が本命なのか視覚的に判断できなくする。
三春駒(みはるごま)
刀を低く構え、小さな回転から一気に全力の斬撃へ移行する変化型。
動きの起伏によって相手の間合い感覚を破壊する。
銀嶺月山(ぎんれいがっさん)
山の静けさと、月に酔うような揺らぎを併せ持つ型。
極端な速度変化と間合いの伸縮によって、相手の防御のタイミングを崩す。
竜泉八重桜(りゅうせんやえざくら)
八鶴流抜刀居合いの最終奥義。
舞い散る八重桜の花弁のような無数の斬撃で相手を包囲する。
刀を振るというよりも、刀そのものを舞わせるように操り、逃げ場を失わせながら全方向から斬り刻む。
初登場想定事件
通報を受けて現場へ駆けつけると、そこには一人の少女が立っている。
周囲ではデスライバーの下級兵士たちが何かを運び出しているが、少女はその様子を特に気にしていない。
シャイニングバーチャルズの姿を確認すると、少女は嬉しそうに前へ進み出る。
「はじめまして! 私、敷島澪と言います!」
「シャイニングバーチャルズの方とお見受けします!」
「本日も、お手合わせよろしくお願いします!」
澪と名乗った少女は、そう告げて丁寧に一礼する。
そして十和田正宗を鞘から抜き、鞘を近くへ放り投げると、静かに刀身へ指を添えて構えた。
先ほどまでの柔らかな雰囲気は消え、隙のない剣士の姿へ変わっている。
その背後では、下級兵士の一人が仲間へ声をかける。
「今日は澪ちゃんが一緒で助かったな」
「ああ。あっちは任せて、さっさと荷物を運ぶぞ」
やはり彼女は、自分が何へ加担しているのか分かっていない。