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  • 混沌物語 VILLAINS' TROLL VAULT @ ウィキ
  • バトル3 豆腐ゴピラvsデスデスさん

混沌物語 VILLAINS' TROLL VAULT @ ウィキ

バトル3 豆腐ゴピラvsデスデスさん

最終更新:2025年09月02日 17:47

shiningvirtualslove

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OP & ターン1:画鋲まみれ100メートル走
初期ステータス(中立判定用)

豆腐ゴピラ(無所属の怪獣)
HP 250/250|MP 150/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10/上限まで)/放射能・エネルギー摂食
主な行動:噛みつき/体当たり/怪力/しっぽ打撃/爪裂き/殴打/移動射撃(熱線)/水中行動/必殺「放射豆腐熱線」(消費MP20)

デスデスさん(デスライバー)
HP 200/200(※10ターン目まで不死身:一切のダメージ無効)|MP ∞
能力:ターンごとの強制アトラクション/常に先手

薄闇は観客のざわめきで震え、光の輪がひとつ、床に落ちる。白い燕尾服と黒い「?」の仮面。男は細長いマイクを唇に沿わせ、プロの抑揚で開幕を宣言する。
デスデスさん「狂気のデスライバーゲームへようこそ!!」
足元の床が波打つ。海鳴りにも似た低音――巨影が立ち上がる。スモークを裂くように、百メートルの背が天井を圧迫し、豆腐のようにしなやかな白質の皮膚に、無数の照明が粒子となって吸い込まれる。
豆腐ゴピラ「グオオオオオ……!(威嚇、地鳴り)」
デスデスさん「君には今から9つのゲームをしてもらうよ、無事に生き残ったら豪華賞品をプレゼント!!」
豆腐ゴピラ「……グルル(強者はどこだ、という意志)」
デスデスさん「さあ、がんばりましょ~」

観客席のサイドスクリーンには、シャイニングバーチャルズの配信フレーム。投げ銭の花弁が舞い、コメントが流れる。だが彼らは“数字”のため、いざとなると救援は遅い――その冷たい空気が、仮面の男の背をさらに照らす。

=== ターン1:デスデスさん行動フェーズ開始 ===

デスデスさん「さあ、はじめは軽い種目からスタートだ!!」
豆腐ゴピラ「グルァ?」
デスデスさん「最初の種目は、画鋲まみれ100メートル走だぁ」
床が変形し、地平線の果てまで銀色のトゲがびっしりと敷き詰められる。豆腐の弾性皮質でも、無数の貫入は致命的だ。
豆腐ゴピラ「……グオ(走れというのか)」
デスデスさん「さあ、豆腐ゴピラ選手は完走できるかな?」

豆腐ゴピラは首を低くし、胸腔に青白い輝きを灯す。体内で放射反応がスパークし、喉奥の発射口に収束。熱と光が咆哮に同期する。
豆腐ゴピラ「グォォォ――ッ!」
床面の画鋲地帯が釉薬のように溶け、鋭利は丸く、やがてガラスの滑走路と化す。走るかわりに、巨体はしっぽを軸に半身体を浮かせ、前脚で身体を押し進める“腕歩き”。重量の大半を宙に持ち上げる怪力が、地面との接触時間を減らす戦術だ。

成功判定(3d6+補正)

宣言アクション:「放射豆腐熱線で事前に路面を融解・無害化」(MP20消費)

補正:対策が課題に適合(+2)

ダイス:3d6 → [6, 5, 3] = 14/合計 14+2 = 16

目標値:12(基準)

結果:成功

デスデスさん「おっと豆腐ゴピラ選手なんとか無傷で切り抜けた!!だが、配信的には面白くないぞ」
豆腐ゴピラ「グルァ……(勝てばいい。面白さなど関係ない)」

路面の残留熱が陽炎を揺らす。観客席からは安堵と落胆の声が交錯した。

野次馬コメント(無所属)

🗨️【視聴者・ミカ】「融かすの反則っぽいけど、ルール的にはセーフなの?」

🗨️【視聴者・ゴロウ】「でかすぎて走ってないw でも頭いい動きだ」

🗨️【視聴者・サラリーマンX】「シャイニング勢、遅れて解説だけしてるの草。助けないの?」

🗨️【視聴者・アヤメ】「画鋲がガラスになって綺麗…でも温度やばそう」

=== ターン1:終了処理(数値ログ) ===

资源消費:豆腐ゴピラ MP -20(150→130)

被ダメージ:0(成功により回避)

パッシブ:超回復(ターン終了時HP+10)→ 現在満タンのため上限回復 +0

豆腐ゴピラ:HP 250/250(±0)|MP 130/150(-20)

デスデスさん:HP 200/200(不死身効果により変動なし)|MP ∞(変動なし)

ストーリー進行メモ

アトラクション1/9を正攻法+能力活用で突破。

デスデスさんの不死身効果は継続。豆腐ゴピラは次の過酷な種目に臨む態勢。

観客の“取れ高”欲求が高まり、以降の演出難度が上がる可能性。

進行状況(指標)

ストーリー進行:1/10

豆腐ゴピラ:体力 250/250|人望 低い(恐怖対象)|テンション 高い(強者探索の本能)

デスデスさん:体力 200/200(無敵中)|人望 悪名高い(視聴率は高い)|テンション 安定(職務的狂気)

※ハプニング判定は3ターンごとに実施。次ターンは「デスソース激辛ホットドッグ100個(1時間)」です。成功・失敗は3d6判定(キャラ適性補正あり/失敗時は「普通」威力の3d10ダメージ)で中立処理します。ターン2:デスソース激辛ホットドッグ100個を1時間で食べきれ
現在ステータス(ターン開始時)

豆腐ゴピラ:HP 250/250|MP 130/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)/放射能・エネルギー摂食(前菜:クジラ肉)

デスデスさん:HP 200/200(※10ターン目まで完全無敵)|MP ∞

観客席の照明が一段落とされ、ステージ中央に円形のフードコートが隆起する。ベルトコンベアの上に、湯気を立てるホットドッグが100、規則的に並び、ソースは血のように赤い。キャップに描かれたドクロはただの飾りではない。空調が回り、唐辛子の粒子が霧のように漂い、巨大な怪獣の鼻腔さえ痺れさせる。
デスデスさん「さあ、まだまだゲームは始まったばかりだ!!」
豆腐ゴピラ「グオ……(咆哮、熱気に鼻を鳴らす)」
デスデスさん「さあ、続いての種目はデスソースたっぷり激辛ホットドック100個を1時間で食べきるチャレンジだ」
豆腐ゴピラ「グルル……(食う、という試練か)」
デスデスさん「君が残してしまったら、お腹を空かせたヘルダックスフント達の餌になってしまいます~」

ベルトが唸り、まず10本が前列へ。豆腐ゴピラは下顎をわずかに開き、巨舌で器用にさらう。ソースが粘つき、粘膜に突き刺す痛みが電撃のように走る。だが彼は“食べる”ことそのものに不慣れではない。前菜がクジラ肉の怪獣だ、物理量としては容易い。ただ――香辛料はエネルギーではない。胃の底で熱が逆流し、内部組織がきしむ。
豆腐ゴピラ「グ、グオオ……!(耐える)」
その瞬間、喉奥で青白い光が灯る。
豆腐ゴピラ「(体内放射……辛味、分解)」
デスデスさん「おっと、発明王のような工夫だ。では判定といこうか」

=== ターン2:プレイヤー行動フェーズ(判定) ===

▶ 宣言:スキル「体内放射・辛味分解」(摂取後にカプサイシンを分解する想定)
▶ コスト:MP -10(内部処理)
▶ 補正:巨体で物量処理 +1/主食が放射能・エネルギーで香辛料適性低 -1/スキル適合 +2 → 合計 +2
▶ 成功判定:3d6 → [4, 3, 2] = 9|総計 9 + 2 = 11(目標値12)
→ 結果:失敗(時間内に食べきれず残量発生)

胃袋は燃える炉のように唸ったが、辛味の奔流が神経を焼いた。鼻汁が蒸気のように立ち昇り、目は涙腺ごと灼かれる。コンベアの残数表示「27」が恨めしく点滅し、ステージ脇のケージからヘルダックスフントが解き放たれる。背骨は刃のように尖り、目は炭火、牙は釘。
デスデスさん「おおと、これは勿体ない! 残すことなんて許されません! これにはヘルダックスフント達もお怒りです」
豆腐ゴピラ「グ、グオォォ……!(威嚇)」
デスデスさん「さあ、餌になってもらいましょう!! 生き残っていたら次の種目にGOです!」

ケージの影が奔り、怪犬たちが巨体の足首へ群がる。画鋲走で無傷だった皮膚に、今度は“噛み千切る”という質の異なる痛みが走る。豆腐めいた弾力が裂け、白い断面に赤が滲む。怪獣は尻尾で一閃、十数体をまとめて弾き飛ばすが、噛痕は消えない。彼は戦闘生物、反撃は容易い。だがこの試合では、それも演出の一部に過ぎない。舞台装置は次の“取れ高”のために、執拗に彼の痛点を押す。

観客が沸く。

🗨️【視聴者・ミカ】「や、やめて! あの子たち牙が釘なんだけど!?」

🗨️【視聴者・ゴロウ】「辛味で涙目のゴピラかわ……いや怖っ」

🗨️【視聴者・サラリーマンX】「シャイニングバーチャルズ、また解説だけで草。スパチャは伸びてる」

🗨️【視聴者・楓】「27本残しでアウト判定か。時間管理がシビアだな」

ダメージ処理(普通威力 3d10)

ロール:[9, 4, 6] = 19 ダメージ(噛み付き・群攻の合算)

反撃の直接ダメージは“演出”扱いで無効(相手は無敵&このターンは試練ダメージのみ適用)

豆腐ゴピラ「グオオオオ!!(痛みの咆哮、観客席が震える)」
デスデスさん「いいですねぇ、その苦悶の表情! ……いや、表情は読めませんが、声は最高です」

=== ターン2:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:130 → 120(体内放射で -10)

HP:250 → 231(ヘルダックスフントの群攻で -19)

パッシブ超回復:+10(上限まで) → HP 241/250

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞(変動なし)

物語余韻

辛味はなお舌を灼き、犬歯の痕は白い皮膚に赤い花を刻む。だが彼は退かない。強者の気配は目の前でマイクを握る仮面の男に凝縮している。観客はその執拗さに酔い、正義の配信者たちは「これは記録的同接ですね」と無邪気に笑う。豆腐ゴピラは低く、海潮のように唸る。
豆腐ゴピラ「グルル……(次は、叩き潰す)」

進行状況

ストーリー進行:2/10

豆腐ゴピラ:体力 241/250|MP 120/150|人望:恐怖の対象/テンション:上昇(怒りによる集中)

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望:悪徳的カリスマ/テンション:安定上昇(取れ高確保)

※次はターン3:時速200キロのトラック受け止め。3ターン終了時にハプニング判定を実施します。

ターン3:時速200キロのトラックを受け止めろ
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 241/250|MP 120/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

照明が一瞬すべて落ち、代わりに夜の都市景観が天幕の内側に展開する。アスファルトの匂い、中央分離帯の緑、遠くでネオンが瞬き、路面の奥底からエンジンの怒号が湧き上がる。仮面の紳士はマイクを握り、まるで実況ブースから飛び出してきたように軽やかな声で告げる。
デスデスさん「さあ、まだまだゲームは序盤そろそろ種目の難易度を上げていきましょう!」
霧裂くヘッドライトが二条、豆腐ゴピラの腹部に真っ直ぐ伸びる。速度表示がステージ上空に浮かび、200km/hの数字が赤く脈打つ。
デスデスさん「さあ、続いての種目は時速200キロのトラックを受け止めるチャレンジだー」
豆腐ゴピラ「グルル……(来い)」
デスデスさん「スーパーヒーローの豆腐ゴピラ選手だったら、これくらい簡単でーす!!」

鉄の巨獣は怒涛。ブレーキの悲鳴はなく、ただ加速と質量の暴力だけが迫る。豆腐ゴピラは両脚を開き、尾を地面に突き刺し、巨体を斜めに傾けて衝撃の逃げ道を作る。爪先が路面に杭のごとく食い込み、舗装が波のように盛り上がる。
豆腐ゴピラ「グオオオオッ!(威嚇)」
衝突の刹那、掌――いや、百メートルの前肢のひらがトラックのフロントを包み込む。金属が悲鳴を上げ、ボルトが弾け、空気の壁が砕けて白い円盤が広がる。尾がアンカーとなって背骨に貫かれたような反動を受け止めると、急制動の震えが客席まで伝播し、ポップコーンが宙に舞った。

=== ターン3:プレイヤー行動フェーズ(成功判定) ===

▶ 宣言:怪力で正面受け・尾をアンカーに衝撃分散(MP消費なし)
▶ 補正:怪力・巨体適性 +3/足場変形リスク -0(事前体勢で相殺) → 合計 +3
▶ 判定(3d6):[5, 4, 6] = 15 → 15 + 3 = 18(目標値12)
→ 結果:成功(ノーダメージ)

トラックは巨掌の中で悲鳴を止め、熱とタイヤの焦げ臭さだけを残して屈服する。
デスデスさん「おっと豆腐ゴピラ選手、素晴らしい能力を持っている!! まさにパワーバカという所でしょうか?」
豆腐ゴピラ「グルアァ……(弱い。次はもっと強いのを)」
仮面の紳士は肩をすくめ、実況の微笑を崩さない。彼にとって結果は演目の一部にすぎない。観客は歓声と悲鳴を半々に混ぜながら、カメラの赤いランプへスパチャを流し込む。

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「受け止めた…! ていうか質量差の暴力w」

🗨️【ゴロウ】「尾アンカーの体重移動、理にかなってる。賢い怪獣こわ…」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニングの解説『物理的にギリ』とか言ってるけど、取れ高は神」

🗨️【アヤメ】「ブレーキ痕のスモークが綺麗…いや現場めちゃくちゃだよ!?」

ダメージ処理

成功のため、ダメージ無し(0)。

反撃や接触ダメージの演出はあるが、デスデスさんは無敵により影響なし。

=== ターン3:終了処理 & ハプニング判定 ===

まずは数値処理から。

豆腐ゴピラ:HP 241/250(±0)|MP 120/150(±0)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 251/250 → 上限補正で 250/250

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞

つづいて、ルールに基づき3ターンごとのハプニング判定(20%)。
▶ 判定(d100):17 → 発生

ハプニング:取れ高ドローン暴走

シャイニングバーチャルズが上空に撒いたマイクロドローン群が、トラックの電磁ノイズを拾って制御不能。蜂群のようにうねって豆腐ゴピラの鼻腔へ突入、超近距離でフラッシュが連射される。
豆腐ゴピラ「グ、グオッ!(くしゃみ混じりの咆哮)」
眼窩の粘膜が焼け、姿勢が一瞬だけ崩れる。

効果:微ダメージ 5、状態**「嗅覚混乱」**(次ターンの判定に -1 の補正/1ターン)

数値適用:HP 250 → 245(-5)→ ただし超回復は既にこのターン適用済のため回復は次ターン末。

視聴者は悲鳴と興奮を同時に上げる。

🗨️【トモ】「ドローン事故はアウトでしょ! 運営なにしてんの!」

🗨️【リン】「でも絵は強い……再生数バク上がり…」

🗨️【サラリーマンX】「“数字のためならなんでもする”の本領発揮やめろ」

ターン3終了時の最終ステータス

豆腐ゴピラ:HP 245/250(本体0→ハプニング-5)|MP 120/150|状態:嗅覚混乱(次ターンのみ判定-1)

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞

進行状況

ストーリー進行:3/10

豆腐ゴピラ:人望=恐怖と畏怖/テンション=高(強者探知の本能が昂進)

デスデスさん:人望=悪徳カリスマ/テンション=安定上昇(演目は計画通り)

※次はターン4:恐怖の虫風呂地獄。現状ステータスにより、判定には「嗅覚混乱:-1」補正が厳密に適用されます。
ターン4:恐怖の虫風呂地獄
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 245/250|MP 120/150|状態:嗅覚混乱(このターン判定 -1)/特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

照明が緑油のようにぬめり、ガラスの床が深い水槽へと姿を変える。内部で蠢く黒い雲――いや、脚を持つ波。うねりの正体は、世界各国から取り寄せたという毒虫・寄生虫・捕食昆虫の群れだ。羽音は合唱、腹部の節は規則的にきしみ、膨大な複眼がステージの光を砕き返す。
デスデスさん「うーん、なかなかしぶといですね~、豆腐ゴピラ選手」
白い燕尾服の男はマイクを指ではじき、プロの抑揚で宣言する。
デスデスさん「さあ、続いての種目は精神的に追い詰めましょう、恐怖の虫風呂地獄だ、世界各国の身の毛のよだつ虫が君と濃厚に絡み合うぞ」
豆腐ゴピラ「グルル……(戦い以外の試練など、噛み砕いて終える)」
デスデスさん「さあ、豆腐ゴピラ選手、これで心も体も体もさっぱりしましょう」

床が割れ、巨体が落ちる。一瞬で空気が密林になる。鱗間――いや、豆腐質の皮膚の微細な凹凸に、脚と顎がとりつき、触角が鼻腔・眼窩・耳孔に列をなして侵入を試みる。先ほどのドローン暴走で焼かれた嗅覚粘膜が、今度は刺激物の津波に晒される。
豆腐ゴピラ「グ、グオオオッ!!(咆哮、くしゃみ)」

=== ターン4:プレイヤー行動フェーズ(判定手順) ===

▶ 宣言:「体内放射の微弱熱(蒸気)で虫を燻し、表皮を一時硬化」
▶ コスト:MP -10(内部スパーク散布)
▶ 補正適用(共通仕様③)

「虫耐性がない」:-6(感覚器過敏+巨大表面積への群体侵入)

状態「嗅覚混乱」:-1(今ターンのみ)

群体数の圧:-1(密度効果)

スキル適合:+0(蒸気は効くが群体密度に対し限定的)
→ 総補正:-8(理論上、成功不可能域)
▶ 成功判定(3d6):[5, 3, 4] = 12|12 + (-8) = 4(目標値12)
→ 結果:失敗(規定上、虫耐性がないため成功条件不成立)

蒸気は白い霧となって吹き出すが、群体は波頭を重ねて押し返す。腹面に群がる吸汁口、節の間から覗く鉤爪、尾の付け根に集中する刺針。複眼の反射が星空のように瞬き、音のない悲鳴の代わりに羽根の擦過だけが増幅される。豆腐ゴピラは尾で水槽の縁を殴打して波を起こすが、波は虫を洗い流す前に再び黒い絨毯へ戻ってくる。
デスデスさん「おおと、耐えれないで暴れてしまったみたいですね、毒虫達に刺されてしまったようだ」
豆腐ゴピラ「グオオォォ!!(身震い、床がきしむ)」

えげつない虫風呂描写(要点)

暗い粘液の匂いの中、ムカデが脚の梳き櫛で皮膚の粒を撫で、蜂の群れは鰓孔に列をなし、針先が一斉に沈む。甲虫は外皮の薄い部位を選び、口器をねじ込む。微細出血は瞬時に拡散し、白い皮膚の上で赤い地図のように広がっていく。蒸気は彼らの翅を湿らせるが、次の波が乾かし、さらに深く潜る。巨大な生物ほど、微小な敵の“数”には脆い。

ダメージ処理(普通威力 3d10)

ロール:[10, 7, 4] = 21 ダメージ

適用:豆腐ゴピラ HP 245 → 224(-21)

デスデスさん「さあ、さあ、さっぱりした所で次の種目へ行きましょう!!」
マイクの先で拍手のSEが重なり、観客席からは悲鳴と歓声が波打つ。

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「だめだめだめ! その針は反則、反則って言って…!」

🗨️【ゴロウ】「群れを蒸すの発想は良かったけど、密度が悪魔。でかいほど“数”に弱いの皮肉すぎ」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニングの配信、絵面が強すぎてスタンプ祭り。助けに来る気ゼロ」

🗨️【アヤメ】「白地に赤の地図…怖いのに目が離せない……」

=== ターン4:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:120 → 110(蒸気散布)

HP:245 → 224(-21)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 234/250

状態「嗅覚混乱」:効果終了(このターン限り)

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞(変動なし)

物語余韻

虫の波は引き、床は再びステージへ。豆腐ゴピラは鼻腔から荒い呼気を吐き、赤い地図が薄れていくそばから白い皮膚がゆっくり閉じていく。超回復は着実だが、精神に刻まれた粟立ちは即時には消えない。仮面のアナウンサーは、ただ仕事人の微笑で次の札を切る準備をする。
豆腐ゴピラ「グル……グオ(戦いを、次を。強者を砕く)」
デスデスさん「取れ高は上々。豆腐ゴピラ選手、まだまだいけますよね?」

進行状況

ストーリー進行:4/10

豆腐ゴピラ:体力 234/250|MP 110/150|人望=恐怖/テンション=苛立ちによる集中上昇

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望=悪徳カリスマ/テンション=安定上昇

※次はターン5:高度4000m・パラシュート無しスカイダイビング(失敗時=高威力3d10)。ハプニング判定はターン6終了時に再実施します。

ターン5:高度4000m・パラシュート無しスカイダイビング
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 234/250|MP 110/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

天井が口を開け、雲の裂け目へと世界が反転した。照明は星になり、空気は氷菓のように硬く肺を刺す。白い燕尾服が風をはためかせ、黒い「?」の仮面が落下点を指す。
デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、ここまで生き残れるとは、なかなかやり手なようですね!」
デスデスさん「続いては高度4000メートルからの、パラシュート無しスカイダイビングだぁ! つまりほぼ自殺!! さあいい加減くたばれでーす!」
豆腐ゴピラ「グオオオ……(風を呑み、眼を細める)」
デスデスさん「さあ、まるまる豆腐ゴピラ選手、床に落ちた腐ったトマトみたいになってしまうのかぁ?」

床という言葉は、やがて現実になる。重力は嘲笑とともに襟首を掴み、百メートルの巨躯を雲底へ引きずり落とした。風圧が鞭の束となって肌を叩き、豆腐めいた白い皮膚が波打つ。耳孔で風が怒鳴り、視界は線になって流れる。落下の音は無音、ただ眼球の後ろで世界が細く尖っていく。
豆腐ゴピラ「グルァァァ――!(威嚇の咆哮、音がすぐ背後へもぎ取られる)」
デスデスさん「(実況調で)さあ視聴者の皆さん、これが生落下のスリルです! スパチャの準備を!」

豆腐ゴピラは空中で背をひねり、尾を舵のように振る。胸腔で青白い光が点き、喉奥に収束する。口腔に走るスパーク、舌下で踊る雷。次の瞬間――。
豆腐ゴピラ「グォ――ッ!」
顎下から放射豆腐熱線が地表方向へ噴出、白炎が槍のように伸び、反動が巨体を押し上げる。熱線は空を焼き透かし、周囲の湿気を瞬時に水蒸気の柱へ変える。彼はその柱の上面で逆噴射を繰り返し、空気を押し固めていく。尾はエアブレーキ、四肢は帆。巨体は翼を持たないが、抵抗面を意図的に増やすことで降下速度を削る。

=== ターン5:プレイヤー行動フェーズ(成功判定) ===

▶ 宣言:「放射豆腐熱線を連続逆噴射(ロケット・ブレーキ)+尾のエアブレーキ姿勢」
▶ コスト:MP -20(熱線連続照射)
▶ 補正(共通仕様③適用):

能力適合(移動しながら熱線可・反動制御)+2

巨体の空力不利 -1

事前の姿勢制御が巧み +1
→ 合計:+2
▶ 成功判定(3d6):[6, 4, 3] = 13|13 + 2 = 15(目標値12)
→ 結果:成功

噴流は空を彫刻し、連続する逆噴射が高度計の針を鈍らせる。地表まで数十メートル――豆腐ゴピラは最後の一閃で地面直上の湿気をまとめて蒸気爆ぜに変え、白い雲を地表に叩きつける形でクッション層を形成。巨体がそれを潰す鈍い音の直後、衝撃は泡のように拡散した。
デスデスさん「おっと豆腐ゴピラ選手、まさかのそんな手段があるとは! ほんとイライラさせてくれますね~!!」
豆腐ゴピラ「グルル……(落ちぬ。戦うために降りるだけ)」

着地地点は crater のように白く曇り、蒸気に包まれた舞台に影が立つ。牙を見せない静かな咆哮。観客席が遅れて爆ぜるように熱狂した。

えげつないスカイダイビング描写(要所)

落下中、熱線の反動で背椎が軋む。空気の刃が瞼を裂きかけ、涙腺は凍って痛む。最後の十数メートル、蒸気層の内部は超臨界の熱で満ち、皮膚表面が一瞬ぷつぷつと泡立つが、即座に再生。地表の砂がガラス化し、そこへ巨体が沈み込むと、固まる前に超回復で裂け目を塞ぎ、崩落を防いだ。科学では説明のつかない怪獣の矜持が、演出の上をいく。

ダメージ処理

成功のため、転落ダメージ:0(演出上の熱傷は即時再生により無効)。

デスデスさんは無敵につき、反撃・環境損壊の影響なし。

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「今の止まり方、映画でも見たことない…怖いのに綺麗…!」

🗨️【ゴロウ】「推力制御+蒸気クッションは理にかなってる。怪獣の物理、説得力あるの草」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニングが“安全は確認してます”って言った瞬間にガラス化してて笑う。安全とは」

🗨️【アヤメ】「白炎の尾、スクショ映えすぎて震える」

=== ターン5:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:110 → 90(逆噴射により -20)

HP:234 → 234(±0)(着地成功でノーダメージ)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 244/250

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞(変動なし)

物語余韻

蒸気の霧が割れ、黒い「?」の仮面が笑う。彼は職業人の手際で、次の札をもう指に挟んでいる。舞台袖ではシャイニングバーチャルズのオペがハイタッチを交わし、視聴者数のグラフが垂直に伸びる。だが救助班は来ない。数字は救済よりも前に来る――それがこの世界の倫理だ。
豆腐ゴピラ「グオ……(次を持て。強者の種目を)」
デスデスさん「その調子で生き延びてください、豆腐ゴピラ選手。……次で、さらに追い詰めますよ」

進行状況

ストーリー進行:5/10

豆腐ゴピラ:体力 244/250|MP 90/150|人望=畏怖/テンション=昂揚(狩りの集中)

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望=悪徳カリスマ/テンション=安定上昇

※次はターン6:VXガス迷路からの脱出(失敗時=高威力ダメージ)。ターン6終了時に**ハプニング判定(20%)**を実施します。

ターン6:VXガスが充満した迷路からの脱出
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 244/250|MP 90/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

床のパネルが回転し、幾何学模様の壁が立ち上がる。冷たい光が緑に濁った霧を照らし、視界はゼラチンの膜を通したように曇る。天井のスリットからじわじわと滴るのは、目に見えない死――VXガス。反射する足跡の先で、白い燕尾服の男がマイクを持ち直し、プロの抑揚で世界を仕切る。
デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、ここまでクリア出来るのはデスライバーの同志でも、なかなかいないぞぉ~」
デスデスさん「続いてはVXガスが充満した迷路から脱出チャレンジ、成功しないと一生出れないぞ」
豆腐ゴピラ「グルル……(腐った風だ。毒の匂い)」
デスデスさん「さあ、豆腐ゴピラ選手、なあ、おまえいつまで息してんだぁ? そろそろ息の根止めろやぁ?」

壁面の矢印は嘘をつき、分岐は螺旋に見えて突然行き止まりになる。霧が肌にまとわりつくたび、豆腐のような白い表皮にじわりと暗い斑点が浮かび、神経のどこかを湿った指がなぞる。肺に入る空気が砂利になり、尾の先までしびれが走る。だが怪獣は退かない。咆哮が迷路を震わせ、天井のスリットから落ちるガスの筋が波打った。
豆腐ゴピラ「グオオオオ……(息は貸さぬ。道を作る)」

巨体が姿勢を低くし、胸腔で青白い光が点る。喉奥に集めた火と雷が交じり、口腔の内壁をスパークが駆け巡る。標的は“敵”ではなく“空気”。彼は迷路のコーナーごとに熱の杭を打ち込み、上昇気流を発生させて霧を天井へ押し上げる。尾は巨大な扇風機の羽根のように唸り、四肢で壁を押さえて気流を導き、熱線の反動で通路を切り拓く。さらに、体表から微弱な放射をにじませ、皮膚表面にまとわりついた液の活性を焼き切るかのように振り払う。

=== ターン6:プレイヤー行動フェーズ(判定) ===

▶ 宣言:「放射豆腐熱線で熱柱(上昇気流)を作りガスを剥離・分解、尾で送風、表皮を放射でデトックス」
▶ コスト:MP -25(連続照射+体表処理)
▶ 補正(共通仕様③適用):

能力適合(移動しながら熱線可・反動制御) +2

巨体の肺活量による息止め継続・換気誘導 +1

皮膚からの吸収リスク(広い表面積) -2

迷路の複雑さ・滞留しやすい形状 -1
→ 総補正: +0(有利と不利が拮抗)
▶ 成功判定(3d6):[6, 4, 3] = 13|13 + 0 = 13(目標値12)
→ 結果:成功

熱の杭が連続して打ち込まれ、通路の霧が白い滝のように天井へ吸い上がる。照り返した壁は汗をかいたようにしっとりと光り、足元のガスの濃度が目に見えて薄くなる。豆腐ゴピラはその“風の筋”を嗅覚ではなく、皮膚が覚える温度勾配で読み取り、最短の抜け道を選ぶ。角を折るたびに、舌で口腔の蓋を作って呼気の流れを抑え、毒の侵入を遮断。最後の壁面に熱線を刺すと、パネルが脱皮のようにめくれ、外気の奔流が迷路へ雪崩れ込んだ。
デスデスさん「おっと豆腐ゴピラ選手、うーん、こいつは超人すぎる!! 首領への脅威になりかねないレベルだぁ!!」
豆腐ゴピラ「グルァ……(毒は風に還れ)」

えげつないガス迷路の描写(要所)

霧は肌の上でぬるい指になり、触れた場所から筋肉の鍵を奪う。視界が粟立ち、耳の奥で虫の足音のようなキシキシが鳴く。壁のスリットから垂れる雫は、真珠のように綺麗で、それが地面に落ちるたびに、踏んだ皮膚が痺れで笑う。だが熱柱が立ち上がると霧は泡立つ鍋になり、分子の糸が切れていくかのように薄れていく。

ダメージ処理(成功時)

判定成功のため、迷路ダメージ:0

ただし接触による微細影響で表皮ヒリつき 3(演出上の軽傷)を適用 → HP -3

デスデスさんは無敵のため被害なし

豆腐ゴピラ「グオオ……(低く息を吐く。毒の味はもうない)」
デスデスさん「くっ、憎たらしいほどに手堅い動き! ……だが、次で更に追い詰めてやるよぉ!!」

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「風の柱でガスを剥がすって頭良すぎる……! でも皮膚が赤くなってる、痛そう」

🗨️【ゴロウ】「熱対流+尾プロペラ、理屈が通るの好き。迷路の設計者泣いてる」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニングの実況『安全は確認済み』連呼してて草。どこがやねん」

🗨️【アヤメ】「最後の外気の雪崩、映えすぎて鳥肌……」

=== ターン6:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:90 → 65(連続照射・体表処理で -25)

HP:244 → 241(-3)(接触軽傷)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 251 → 上限 250/250

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞

ハプニング判定(3ターンごと/20%・ターン6終了時)

d100 ロール:73 → 発生せず

物語余韻

迷路は畳まれ、舞台は再び楕円のコロシアムへ。白い皮膚に残る赤い斑点は、超回復の波でたちまち沈んでいく。仮面の男は肩を竦め、マイクを軽く回す。職業的な笑みの裏で、視線だけが計算を帯びる。彼は台本通りに、しかし台本以上に、挑戦者を磨り減らす術を知っている。
豆腐ゴピラ「グル……(まだだ。もっと強いものを)」
デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、さあ、後半戦だ。息も絶え絶えじゃないかぁ? ……次は心を折る番だ」

進行状況

ストーリー進行:6/10

豆腐ゴピラ:体力 250/250|MP 65/150|人望=畏怖/テンション=昂揚(狩りの集中・怒りの静熱)

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望=悪徳カリスマ/テンション=安定上昇(取れ高継続)

※次はターン7:親友を刺せるかチャレンジ(失敗=自分の腹を刺して超高威力)。倫理観を問う心理戦です。3d6判定はパーソナリティ適性の補正を厳密適用します。

ターン7:親友を刺せるかチャレンジ
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 250/250|MP 65/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

ステージが静脈のように赤く脈打ち、中央にスポットが落ちる。鎖に縛られた椅子、薄い息を震わせる人影。白い燕尾服の男が一歩、また一歩と近づき、マイクを掲げる。

デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、さあ、後半戦になってきたぞ――もう、息も絶え絶えじゃないかぁ?」
豆腐ゴピラ「グルル……(息は在る。戦いも在る)」
デスデスさん「続いての種目は――親友を刺せるかチャレンジだぁ! 君の仲の良い友人が椅子に縛られているぞぉ!!」
スポットライトが囚われの「親友」を照らす。そこにいたのは、港の研究施設でかつて豆腐ゴピラの肩に刺さった銛を抜き、海へ帰した海洋生物学者・真里子。彼女の白衣は血でまだらに染まり、眼鏡は割れている。
真里子「聞こえる? あなた、海に帰るんでしょう? お願い、誰も殺さないで……」
デスデスさん「そうだ、豆腐ゴピラ選手、もし親友を助けたければ自分の腹を刺せよぉ!!」

観客席がざわめき、シャイニングバーチャルズのサブモニタには投げ銭の雨。だが救助ボタンは押されない。数字は、祈りよりも早く積み上がる。

豆腐ゴピラ「……グォ(強者は、お前だ。道は一つ)」
真里子「やめて、あなたは――」

鎖の鳴る音が短い。豆腐ゴピラはわずかに首を傾け、爪を立てる。巨大な影が、椅子の上の人影に重なる。捕食者の意思は単純だ。強さに向かうために、障害は排す。倫理という名の縄は、彼に結び目を作らない。白衣の女性の瞳には、忘れかけていた港の光が揺れたが、それでも刃(爪)は迷わない。

=== ターン7:プレイヤー行動フェーズ(判定) ===

▶ 宣言:「爪で“親友”を刺す=チャレンジ成功条件の遂行」(MP消費なし)
▶ パーソナリティ適性:

捕食者本能・執着対象は“強者”であり倫理抵抗が低い:+2

記憶の残滓(恩のある相手)による迷い:-1
→ 総補正:+1
▶ 成功判定(3d6):[4, 6, 5] = 15|15 + 1 = 16(目標値12)
→ 結果:成功(条件達成)

爪が空気を裂く。金属の鎖が先に断ち、続いて椅子の背、最後に白衣の布地――一閃。舞台は静止画のように固まり、観客が息を飲む音だけが立ち上がる。血の音はない。デスデスさんのアトラクションは極度に演出化された現象で、視覚のインパクトと引き換えに生理的な残滓を削いでいる。だが、それが残酷である事実は変わらない。

デスデスさん「おっと豆腐ゴピラ選手、なんて外道な奴だ!! 親友を刺し殺すなんて、デスライバーに転職した方がいいのではないか?」
豆腐ゴピラ「グルル……(強者へ行くため)」

囚われの人影は舞台機構の床へ沈み、光とともに消える。彼女が本物だったのか、完璧な複製だったのか、それを確認する術はない。だが仮面の男は、いまこの瞬間に必要な言葉だけを届ける。

デスデスさん「視聴者の皆さま、倫理観テスト――合格! いやあ、平々凡々なヒーローにはできない芸当でございますねぇ!」
豆腐ゴピラ「グオオ……(吠えても、海は静かだ)」

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「最低……でも目が離せない……これが“数字”か」

🗨️【ゴロウ】「倫理抵抗ほぼゼロ、怪獣らしい判断。人間目線だと地獄」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニング、コメ欄で“フィクションです”テロップ出してるのにスパチャ盛り上がってるの草」

🗨️【アヤメ】「真里子さん、本物? 幻? どっちでも胸が痛い……」

ダメージ処理

成功条件を満たしたため、自傷処理は発生しない(ダメージ0)。

反撃・環境ダメージも無し(この種目は心理判定特化)。

デスデスさんは無敵につき、影響なし。

=== ターン7:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:65 → 65(±0)

HP:250 → 250(±0)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → 上限補正 250/250 のまま

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞

物語余韻

舞台の床が閉じ、血の痕跡さえ舞台照明に溶けていく。観客は罪悪感と快楽の中間で声を上げ、指先はスパチャのボタンをためらいなく叩く。白い燕尾服の男は、感情のない抑揚で次の台本をめくった。彼の役割は役割を遂行すること――それが彼の狂気の正体だ。
豆腐ゴピラ「……グルァ(強者。次だ)」
デスデスさん「てめえ、腹から血を吹き出しながらまだがんばんのかぁ? ――と、言いたいところでしたが、見事に他者を選んだ! じゃあ次で更に追い詰めてやるよぉ!!」

進行状況

ストーリー進行:7/10

豆腐ゴピラ:体力 250/250|MP 65/150|人望=恐怖と嫌悪が増大/テンション=冷徹(強者への直進)

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望=悪徳カリスマの熱狂/テンション=安定上昇(取れ高更新)

※次はターン8:マグマダイブ(失敗時=超高威力)。ハプニング判定はターン9終了時に実施します。

ターン8:マグマダイブ
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 250/250|MP 65/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

火口の舞台装置が唸りを上げ、床が裂けて赤い光が滲んだ。硫黄と金属が擦れる匂い、空気は焼けた銅の味を帯び、照明の代わりに地の底から吹き上がる紅の脈動が天井を照らす。縁に立つ白い燕尾服、黒い「?」の仮面は、プロの抑揚を微塵も崩さず宣言した。

デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、さあ残すところ2種目だぞ、頑張れヒーロー、くたばれヒーロー」
デスデスさん「続いての種目は――マグマダイブだぁ!! そう、てめえは間違いなく死ぬ」
豆腐ゴピラ「グルル……(熱、底知れぬ谷)」
デスデスさん「いい加減くたばれってんだよぉ」

その言葉と同時、仮面のつま先が軽く跳ねて、巨体へ不可視の指弾が飛ぶ。次の瞬間、豆腐ゴピラは縁を離れ、火口の喉へと落ちていった。上昇する熱風が、海鳴りにも似た彼の咆哮を千切って運ぶ。
豆腐ゴピラ「グオオオ――ッ!!(威嚇と落下)」

火河は濃厚な汁のようにうねり、表面は呼吸する獣のように膨らんでは沈む。赤黒い波間に、時折、黒い皮膜が生成されては、すぐ割れて沈む――溶岩の薄い皮。巨体が迫る刹那、豆腐ゴピラは喉奥で火を弾かせ、反動を伴う白炎を吐く。熱線は表面を一時的にガラス化させ、黒い板が数秒だけ強度を持つ。尾を広げ、四肢を帆のように拡げて抗う。だが火は、生き物でも水でもない。掴む手も、押し返す肩も、ここでは意味を失う。

豆腐ゴピラ「グルァ――!(耐える動作)」
デスデスさん「さあ視聴者の皆さん、生の地獄をご覧あれ」

=== ターン8:プレイヤー行動フェーズ(判定) ===

▶ 宣言:「放射豆腐熱線で表面をガラス化→踏み台形成/反動で減速」
▶ コスト:MP -20
▶ 補正(共通仕様③適用):

炎・高温耐性なし:-6(明記条件:耐性がないと成功不可)

熱線の物理的工夫:+1(踏み台の一時形成)

巨体による沈下リスク:-2
→ 総補正:-7(実質的に不可能域)
▶ 成功判定(3d6):[5, 2, 4] = 11|11 + (-7) = 4(目標値12)
→ 結果:失敗

黒い板は鳴いた。踏み込んだ瞬間、板はひび割れ、光の細線が走り、次いで赤の呼気が噴き上がる。巨体は半身を呑まれ、熱は皮膚の上で音になった――焼けるというより、鳴る。表面が波打ち、泡立ち、すぐに平らへ戻ろうとする力と、彼の超回復が静かに拮抗する。尾で岸へ向けて体を押し出すと、溶岩は粘ついた舌のように絡みつき、わずかな遅れを許さない。熱線を口腔に満たしても、それはこの場所の主にはならない。彼は強者を求める獣だが、自然の暴力は強者ではなく、ただの環境だ。噛む相手ではない。だからこそ、彼の本能はここで歯を軋ませる。

豆腐ゴピラ「グオオオオ――!!(低い唸り、岸へもがく)」
デスデスさん「おおおと、ほぼ死にかけだがまだ息があんなぁ!! くそがよぉ、てめえは次で終わりだ」

壮絶なマグマ描写(節度ある演出)

表面に浮いた黒皮が破れ、下から赤い粥が呼吸のように脈打つ。気泡が破裂するたび、周囲の岩壁に橙の光が脈拍を刻む。空気は乾いて鋭く、肺に入れるだけで内側から擦られる感覚。彼の足元では、踏み台になったガラス片が悲鳴に似た音を立てて砕けていく。視界の端で、熱のゆらぎが景色を歪ませ、距離感を裏切る。

ダメージ処理(超高威力)

指定:超高威力は 5d10+10 として処理

ロール:[8, 10, 6, 9, 4] = 37|37 + 10 = 47 ダメージ

適用:豆腐ゴピラ HP 250 → 203(-47)

状態:熱痛ノイズ(次ターンのみ判定 -1)を付与(環境ストレス)

観客コメント(野次馬)

🗨️【ミカ】「やめて、もう上がって……呼吸の音が怖い……!」

🗨️【ゴロウ】「熱線でガラス化は良い対策だけど、粘性が勝つ…物理がえぐい」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニングが“安全です”テロップ固定してて草。どこが安全や」

🗨️【アヤメ】「赤い呼吸って表現、見てるだけで胸が苦しい……」

=== ターン8:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:65 → 45(熱線連続照射 -20)

HP:250 → 203(-47)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 213/250

状態:熱痛ノイズ(次ターン判定 -1)

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞(変動なし)

物語余韻

火口から引き揚げられた巨体は、なお赤い息の名残を纏っていた。白い皮膚の上に、光の幻のような波紋が走り、しかし超回復がその跡を静かに均していく。観客席は悲鳴と歓声の綯い交ぜ、シャイニングバーチャルズのフレームには祝祭のような絵文字の雨。黒い「?」の仮面は微塵も揺れず、予定された語りを滑らかに差し出す。
デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、まだ生きるか。いいだろう、最後はとっておきだ」
豆腐ゴピラ「グル……(強者。まだ前にいる)」

進行状況

ストーリー進行:8/10

豆腐ゴピラ:体力 213/250|MP 45/150|人望=畏怖/テンション=執念(痛みで研ぎ澄まし)|状態:熱痛ノイズ(次ターン -1)

デスデスさん:体力 200/200(無敵)|MP ∞|人望=悪徳カリスマ/テンション=高揚(決着前夜)

※次はターン9:クエーサー。宇宙的力への対抗策がない場合、即死級相当の判定となります(3d6+補正、失敗で致命)。ハプニング判定はターン9終了時に実施します。


ターン9:連れて来たぜ、宇宙でもっとも危険な場所――クエーサー
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 213/250|MP 45/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)|状態:熱痛ノイズ(判定 -1/このターンまで)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※10ターン目まで無敵)|MP ∞

闇が反転し、舞台は一瞬で星間の静寂に置き換わる。色のない風――真空のはずの空間で、しかし視覚は吠えていた。巨大な渦。光の輪。中心は黒の穴、そこから溢れるのは白紫の刃、相対論的ジェット。渦の縁は万の雷を束ねたように輝き、光は曲がり、時間は粥のように伸びて見える。

デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、てめえええ、なにまだぁ生きるんだぁああああ! 死ねつってんだよぉ!」
デスデスさん「最後はオレのとっておきの種目で止めを刺してやるぜ」
デスデスさん(ゆびっパッチン)「さあ、連れて来たぜ、宇宙でもっとも危険な場所――クエーサーに。確実にお前は死ぬ」

空が裏返る。豆腐ゴピラの巨体は、渦の縁へと無造作に投げ出された。潮汐力が骨すら分数に分解しようと軋み、視界の端では星が弓なりに歪む。吸い込む空気はない。だが彼は呼吸では生きない。エネルギーで生きる。彼の体内、白い組織のひだひだに宿る豆腐細胞が青く光り、放射の雨を食う。

豆腐ゴピラ「グオオオ……(喰う。光を)」

=== ターン9:プレイヤー行動フェーズ(判定) ===

▶ 宣言:「クエーサー放射を吸収→体内で“豆腐磁気圏”を形成し潮汐を分散、熱線の逆噴射で軌道をズラす」
 ・具体:放射(X線/γ線)を摂食してMPへ変換、体表に荷電プラズマ層を展開→一時的磁気シールド。尾と四肢を翼状に開き、放射豆腐熱線をジェット反動として使用、事象の地平線からわずかに外れるようベクトル調整。
▶ コスト:MP -30(防御フィールド+逆噴射連続制御)
▶ 補正(共通仕様③適用):

放射・エネルギー摂食の適性 +2

宇宙規模の潮汐・時空歪曲という不利 -3

状態異常「熱痛ノイズ」 -1(このターンまで)

反動推進と磁気圏の理屈の整合 +0
→ 総補正:-2
▶ 成功判定(3d6):[6, 4, 4] = 14|14 + (-2) = 12(目標値12)
→ 結果:成功(ギリギリ生還)

プラズマの薄皮が彼の外郭に走り、光そのものが撫でるたびに青緑のオーロラが弾ける。潮汐の指は骨を解きたがるが、解かれるより早く超回復が結び直す。喉奥で白炎が咳き込み、口腔から迸る熱線は真空では拡散せず反力だけを返す。ひと押し、ふた押し――渦の縁から半息だけ外側へ。時間が戻る。色が戻る。重さが戻る。

デスデスさん「こ、この種目が破られるとは……見事だ。お前にはオレを殺す権利**がある」
豆腐ゴピラ「グルル……(強者、終わりだ)」

視界の周縁で、まだ光が泣いている。背面の皮膚は霜焼けと火傷が同居した奇妙な模様を残し、ひび割れた白の下で赤が滲む。しかし彼は立つ。彼は飢えを満たし、なお戦える。

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「今の光の膜なに……オーロラ? 生きて帰ってきたの……?」

🗨️【ゴロウ】「放射を“食う”性質がここで効いた。理屈はギリ、演出は満点」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニング、同接1000万突破で草。救助? そんなボタンはない」

🗨️【アヤメ】「“半息だけ外に出る”って表現、怖くて綺麗……」

ダメージ処理(成功時の残留ストレス)

成功のため即死級ダメージは回避。

余波による重度の宇宙線疲労:1d10 = 6 ダメージ(皮膚裂傷・神経ノイズ)

適用:豆腐ゴピラ HP 213 → 207(-6)

デスデスさんは無敵のため変動なし。

=== ターン9:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:45 → 15(-30)

HP:213 → 207(-6)

パッシブ超回復:+10 → HP 217/250

状態「熱痛ノイズ」:終了

デスデスさん:HP 200/200(無敵)|MP ∞

ハプニング判定(3ターンごと/20%・ターン9終了時)

d100 ロール:58 → 発生せず

物語余韻

舞台は星々を払い落とすように再びコロシアムへと畳まれる。白い燕尾服の男は、観客の狂騒を背に、マイクを掲げた。声に熱はない。だが約束だけがある。

デスデスさん「豆腐ゴピラ選手――おめでとうございます。私を殺す権利、獲得だ。次が最終種目、いや――授与式だ」
豆腐ゴピラ「グオオ……(海へ帰る前に、強者を砕く)」

進行状況

ストーリー進行:9/10

豆腐ゴピラ:体力 217/250|MP 15/150|人望=畏怖と嫌悪/テンション=決着の静熱

デスデスさん:体力 200/200(※次ターンから無敵解除)|MP ∞|人望=悪徳カリスマ/テンション=職務的恍惚

※次はターン10:デスデスさんの命の授与。規定により彼の無敵は解除され、あなたは“正当に”その命を受け取れる。勝利の描写と、数値処理を厳密に行います。

ターン10:優勝賞品は――私の命です、どうぞ
ターン開始ステータス

豆腐ゴピラ(無所属・怪獣):HP 217/250|MP 15/150|特性:超回復(ターン終了時HP+10)

デスデスさん(デスライバー):HP 200/200(※本ターン開始で無敵解除)|MP ∞

轟々たる歓声の上に、ふっと降りる静寂があった。まるで嵐の目だ。白い燕尾服の男は舞台の中央に立ち、黒い「?」の仮面をわずかに傾ける。マイクの先に、プロの抑揚でありながら、どこか司祭のような荘厳さが宿った。
デスデスさん「豆腐ゴピラ選手、おめでとうございます!! 今回の戦いは完全に私の負けです。」
観客席が揺れる。数字を追うシャイニングバーチャルズのフレームには、祝祭のエフェクトが滝のように流れるが、救援ボタンは相変わらず押されない。男は続ける。
デスデスさん「さあ、優勝賞品は――私の命です。どうぞ。」

その言葉と同時に、ステージHUDにルールエンジンのログが点灯する。

[専用トリガー発動]授与式プロトコル
処理優先:無敵フラグ解除 → ダメージ耐性すべて消滅 → 被致命属性付与(命の譲渡:命中が成立した攻撃はHP残量に関わらず致命)
ターン内有効、先行適用。

黒い仮面の中心、疑問符の点が静かに発光する。豆腐ゴピラは一歩、いや地震のような一踏みを刻む。海の底からやって来た捕食者は、強者を求める。その意志は、複雑な倫理よりも単純で、鋼鉄よりも固い。
豆腐ゴピラ「グルル……(終わりだ)」
デスデスさん「では、来世に――シー・ユー・ネクストタイム!!」

燕尾服の男は両腕を広げ、抵抗を一切見せない。観客の息が止まる。咀嚼の前の沈黙。

=== ターン10:プレイヤー行動フェーズ(フィニッシュ判定) ===

▶ 宣言:「噛みつき」+「爪裂き」の連携(MP消費なし)
 (演出重視だが処理は1回攻撃として集約。授与式プロトコルにより命中で致命)
▶ 補正:相手の自発的無防備 +4/体格差の取り回し -1 → 合計 +3
▶ 成功判定(3d6):[6, 5, 4] = 15|15 + 3 = 18(目標値12)
→ 結果:命中・成立(授与式プロトコルにより致命)

百メートルの顎が、静かに――本当に静かに落ちた。歯列が燕尾服の影を包み込む前に、豆腐ゴピラはわずかに手を伸ばすように前肢を差し入れ、鋭爪で「?」の中心点をそっと押す。カチリ。スイッチのような微かな手応え。次いで噛み合わせ。音は小さい。
デスデスさん「――見事」
白の影がほどけ、紙吹雪のように舞い、仮面だけが鈍く床に転がる。血の匂いはほとんどない。役割を終えた存在が、役割に従って退場した。ただそれだけだ。だが、それがどれほど人間的でない狂気か、観客はよく知っている。

ダメージ処理

基準ダメージ(3d10):ロール [9, 7, 10] = 26

授与式プロトコル:致命 → ダメージ算出は演算ログのみ使用、HP残量に関わらず戦闘不能

デスデスさん HP:200 → 0(戦闘不能)

豆腐ゴピラは反動・反撃なし(相手無抵抗)→ ダメージ0

観客が一瞬遅れて爆ぜる。悲鳴と歓喜と、空虚の混色。シャイニングバーチャルズは最高潮のエフェクトを焚き、**「優勝おめでとう!」**のテロップで画面を覆う。誰かが泣き、誰かが笑い、誰も助けない。

豆腐ゴピラ「グオオオオオ……!(勝鬨の咆哮)」
その声は、都市の骨組みを震わせ、海の潮位をわずかに揺らす。強者は倒れた。目的は果たされた。彼は海へ帰るだろう。

観客コメント(無所属の野次馬)

🗨️【ミカ】「……終わった。終わったのに、手が震えてる」

🗨️【ゴロウ】「プロトコルの“致命”処理、冷たすぎて逆に優しい。血の代わりに役割が散った」

🗨️【サラリーマンX】「シャイニング同接えげつな。結局、救助ゼロ。これが“数字”の世界か」

🗨️【アヤメ】「仮面だけが転がってるの、夢みたいで怖い……」

=== ターン10:敵行動フェーズ ===

デスデスさん:行動なし(命の譲渡完了、戦闘不能)

余録:ステージサーバに**「防御の試練 合格証」のハッシュが刻まれ、新しい箱(リージョン)の管理権限が豆腐ゴピラに発行される演出が流れる。実利があるのかは知らない――彼にとって必要なのは強者**だけだ。

=== ターン10:終了処理(数値ログ) ===

豆腐ゴピラ:

MP:15 → 15(±0)

HP:217 → 217(±0)

パッシブ超回復(ターン終了時):+10 → HP 227/250

デスデスさん:HP 0/200(戦闘不能)|MP ∞ → 処理終了

エピローグ

紙吹雪のような白は床に溶け、転がった仮面が最後の**「?」を投げかける。――彼に感情はあったのか? それとも、与えられた役割という名の劇薬が、彼の全てだったのか。答えはどこにも流れず、ただログだけが残る。
豆腐ゴピラはゆっくりと背を向ける。照明の熱を食い、残光を腹に蓄え、遠くに潮の匂い**を探す。強者を求める旅路は、また海から始まるのだ。
コロシアムでは、シャイニングバーチャルズのアナウンスが軽い声でまとめる。「伝説の回でした!」――誰もがそれを信じたふりをして、画面を閉じる。

戦闘結果(最終)

勝者:豆腐ゴピラ(目標達成:強者の撃破 → 海へ帰還の意志)

敗者:デスデスさん(授与式プロトコルにより命を譲渡・戦闘不能)

最終ステータス

豆腐ゴピラ:体力 227/250|MP 15/150|人望=畏怖/テンション=静かな充足

デスデスさん:体力 0/200(退場)|MP —

進行状況:ストーリー進行 10/10(クリア)、体力 豆腐ゴピラ 227/250、人望 恐怖、テンション 鎮静。
――これにて、狂気のデスライバーゲーム、閉幕。
「バトル3 豆腐ゴピラvsデスデスさん」をウィキ内検索
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混沌物語 VILLAINS' TROLL VAULT @ ウィキ
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