袂凍鞭 邪蛇麝雀
読み:べいとうべん じゃじゃじゃじゃん
基本情報
所属: デスライバー
派閥: ロンズデーライト・ドラゴン派閥
立場: 武闘派怪人
種別: 蛇型怪人
全長: 約3メートル
属性イメージ: 氷/蛇/凍鞭/武人/イタリアかぶれ
袂凍鞭 邪蛇麝雀は、ロンズデーライト・ドラゴン派閥に属する武闘派の蛇型怪人。
本体は全長約3メートルの細長い蛇型怪人だが、明確に手足が生えているため、周囲からはよく「蛇ではなく蜥蜴ではないか」と言われる。本人はあくまで自分を蛇、すなわち「セルペンテ」と認識しており、蜥蜴扱いされることを強く嫌う。
ただし蜥蜴そのものを嫌っているわけではない。道端で歩いている小さな蜥蜴を見つけると拾い上げ、親しげに話しかけるような一面もある。
読み:べいとうべん じゃじゃじゃじゃん
基本情報
所属: デスライバー
派閥: ロンズデーライト・ドラゴン派閥
立場: 武闘派怪人
種別: 蛇型怪人
全長: 約3メートル
属性イメージ: 氷/蛇/凍鞭/武人/イタリアかぶれ
袂凍鞭 邪蛇麝雀は、ロンズデーライト・ドラゴン派閥に属する武闘派の蛇型怪人。
本体は全長約3メートルの細長い蛇型怪人だが、明確に手足が生えているため、周囲からはよく「蛇ではなく蜥蜴ではないか」と言われる。本人はあくまで自分を蛇、すなわち「セルペンテ」と認識しており、蜥蜴扱いされることを強く嫌う。
ただし蜥蜴そのものを嫌っているわけではない。道端で歩いている小さな蜥蜴を見つけると拾い上げ、親しげに話しかけるような一面もある。
外見・特徴
全長約3メートルの細長い爬虫類型の怪人。
全長約3メートルの細長い爬虫類型の怪人。
蛇のような頭部、鱗、長い舌、くねる胴体と尾を持つが、手足が生えている。
そのため、初見では多くの者から「蜥蜴型怪人」と誤認される。
本人にとってこれはかなりの地雷であり、蜥蜴呼ばわりされると即座に否定する。
代表的な反応は以下。
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
代表的な反応は以下。
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
彼にとって、自分への「ルチェルトラ」呼びは侮辱。
他者、特に小型爬虫類への「ルチェルトラ」呼びは親愛表現である。
他者、特に小型爬虫類への「ルチェルトラ」呼びは親愛表現である。
性格
邪蛇麝雀は悪党ではあるが、弱者を踏みにじって喜ぶような俗物ではない。
彼が求めるのは、強者との戦いである。
弱者を相手取ることに価値を見出さず、強敵と武をぶつけ合うことこそが自身の喜びであり、武人としての矜持だと考えている。
テロ行為そのものよりも、強者を求めて暴れ回ることが多い。
そのため迷惑で危険な悪党ではあるが、どこか憎めないタイプでもある。
同じデスライバーであっても、弱者を踏みにじって楽しむ者は許さない。
そうした者に対しては、同陣営であっても容赦なく敵と見なす。
邪蛇麝雀は悪党ではあるが、弱者を踏みにじって喜ぶような俗物ではない。
彼が求めるのは、強者との戦いである。
弱者を相手取ることに価値を見出さず、強敵と武をぶつけ合うことこそが自身の喜びであり、武人としての矜持だと考えている。
テロ行為そのものよりも、強者を求めて暴れ回ることが多い。
そのため迷惑で危険な悪党ではあるが、どこか憎めないタイプでもある。
同じデスライバーであっても、弱者を踏みにじって楽しむ者は許さない。
そうした者に対しては、同陣営であっても容赦なく敵と見なす。
価値観・戦闘思想
邪蛇麝雀にとって、強敵は倒すべき相手であると同時に、敬意を払うべき「友」でもある。
弱者を虐げることは武ではない。
非戦闘員を踏みにじることは勝利ではない。
恐怖で泣く者を嬲ることは強さではない。
彼にとって真に価値ある戦いとは、強敵とぶつかり、武を尽くし、勝敗をもって互いを刻むことである。
そのため、彼は強者との戦いに心を躍らせる。
見事な一撃を受ければ怒るのではなく喜び、相手の武を認め、自らも武で応える。
ロンズデーライト・ドラゴンへの忠誠は、陰謀やテロ思想ではなく、戦場で武勇を示し、その勝利を「ロンズ様」に捧げる形で表れる。
邪蛇麝雀にとって、強敵は倒すべき相手であると同時に、敬意を払うべき「友」でもある。
弱者を虐げることは武ではない。
非戦闘員を踏みにじることは勝利ではない。
恐怖で泣く者を嬲ることは強さではない。
彼にとって真に価値ある戦いとは、強敵とぶつかり、武を尽くし、勝敗をもって互いを刻むことである。
そのため、彼は強者との戦いに心を躍らせる。
見事な一撃を受ければ怒るのではなく喜び、相手の武を認め、自らも武で応える。
ロンズデーライト・ドラゴンへの忠誠は、陰謀やテロ思想ではなく、戦場で武勇を示し、その勝利を「ロンズ様」に捧げる形で表れる。
口調
イタリアかぶれで、意味のない場所でも過剰に巻き舌を使用する。
ただし正確なイタリア語を話すというより、日本語の中にイタリア語風の単語や外国語を雑に混ぜる胡散臭い口調。
「ルチェルトラ」「セルペンテ」「アモーレ」「ベニッシモ」「ノン」「ニーノ」などを多用する。
時には「ボンボヤージュ」のようなイタリア語ではない言葉も混ざるが、本人はあまり気にしていない。
イタリアかぶれで、意味のない場所でも過剰に巻き舌を使用する。
ただし正確なイタリア語を話すというより、日本語の中にイタリア語風の単語や外国語を雑に混ぜる胡散臭い口調。
「ルチェルトラ」「セルペンテ」「アモーレ」「ベニッシモ」「ノン」「ニーノ」などを多用する。
時には「ボンボヤージュ」のようなイタリア語ではない言葉も混ざるが、本人はあまり気にしていない。
口調例
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
「オーウ! なんと愛らしいルチェルトラ、同じ爬虫類どうし、仲良くしてアモールルレ」
「ベニッシモ!! よいぞニーノ! 興が乗ってきた!!」
「踏み込みがあまい!! だからおまえはニーノなのだ!!」
「我が凍鞭!! 受けきれると思うな? ニーノ!!」
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
「オーウ! なんと愛らしいルチェルトラ、同じ爬虫類どうし、仲良くしてアモールルレ」
「ベニッシモ!! よいぞニーノ! 興が乗ってきた!!」
「踏み込みがあまい!! だからおまえはニーノなのだ!!」
「我が凍鞭!! 受けきれると思うな? ニーノ!!」
戦闘スタイル
氷の鞭、凍鞭を操る技巧派の武闘派。
長い蛇体、尾、手足、凍鞭を組み合わせ、相手の間合いと移動を支配する。
戦闘では、氷による拘束、足場破壊、鞭による多段攻撃、蛇のような絡みつきを得意とする。
手足があるため壁や天井に張りつくような動きも可能であり、本人の主張に反して挙動はかなり蜥蜴っぽい。
ただし本人はあくまで蛇であると主張する。
氷の鞭、凍鞭を操る技巧派の武闘派。
長い蛇体、尾、手足、凍鞭を組み合わせ、相手の間合いと移動を支配する。
戦闘では、氷による拘束、足場破壊、鞭による多段攻撃、蛇のような絡みつきを得意とする。
手足があるため壁や天井に張りつくような動きも可能であり、本人の主張に反して挙動はかなり蜥蜴っぽい。
ただし本人はあくまで蛇であると主張する。
攻撃スキル
婆羽刃蛮
読み:ばばばばん
氷の鱗や羽根状の刃を散弾のように放つ攻撃。
「雀」の要素を拾った、羽刃による連続射出技。
中距離から広範囲を切り刻む牽制技として使いやすい。
氷の刃が連続で飛び、相手の動きを削りながら間合いを支配する。
台詞例
「見るがいい! 我が鱗は羽根、我が羽根は刃! 婆羽刃蛮――ばばばばんッ!」
婆羽刃蛮
読み:ばばばばん
氷の鱗や羽根状の刃を散弾のように放つ攻撃。
「雀」の要素を拾った、羽刃による連続射出技。
中距離から広範囲を切り刻む牽制技として使いやすい。
氷の刃が連続で飛び、相手の動きを削りながら間合いを支配する。
台詞例
「見るがいい! 我が鱗は羽根、我が羽根は刃! 婆羽刃蛮――ばばばばんッ!」
虵打拏断
読み:だだだだん
凍鞭と蛇体を使った連続拘束攻撃。
叩く、捕らえる、断つという要素を持つ主力技。
尻尾、胴体、両腕の凍鞭を使い、四方向から相手を打ち据え、絡め取り、凍らせて断つ。
機動力の高い相手への対策としても有効。
台詞例
「遅い!遅い遅い遅い!!チャオルルルルルラッ!!!! 虵打拏断――だだだだんッ!」
読み:だだだだん
凍鞭と蛇体を使った連続拘束攻撃。
叩く、捕らえる、断つという要素を持つ主力技。
尻尾、胴体、両腕の凍鞭を使い、四方向から相手を打ち据え、絡め取り、凍らせて断つ。
機動力の高い相手への対策としても有効。
台詞例
「遅い!遅い遅い遅い!!チャオルルルルルラッ!!!! 虵打拏断――だだだだんッ!」
瓦我牙巌
読み:ががががん
地面や壁を砕き、氷の牙や岩塊を連続で隆起させる重攻撃。
凍鞭使いでありながら、手足と爪、尾を使って足場そのものを破壊する。
敵の移動を封じ、転倒や拘束へ繋げる範囲攻撃。
蛇怪人を名乗る本人に反して、見た目はかなり爬虫類怪獣じみたパワー技になる。
台詞例
「足場ごと噛み砕いてくれるルルルラァ! 瓦我牙巌――ががががんッ!」
読み:ががががん
地面や壁を砕き、氷の牙や岩塊を連続で隆起させる重攻撃。
凍鞭使いでありながら、手足と爪、尾を使って足場そのものを破壊する。
敵の移動を封じ、転倒や拘束へ繋げる範囲攻撃。
蛇怪人を名乗る本人に反して、見た目はかなり爬虫類怪獣じみたパワー技になる。
台詞例
「足場ごと噛み砕いてくれるルルルラァ! 瓦我牙巌――ががががんッ!」
必殺技
邪蛇虵蒋
読み:じゃじゃじゃじゃん
邪蛇麝雀の必殺技。
凍鞭を震わせ、戦場を氷獄へ変える大技。
無数の凍鞭が氷蛇のように分裂し、敵を取り囲む。
地面から氷の牙が生え、逃げ道を塞ぎ、最後に氷蛇の群れが一点へ収束して敵を噛み砕く。
単純な一撃必殺ではなく、凍鞭、蛇体、氷獄、拘束、圧壊をまとめた集大成の技。
発動台詞
「奮えよ凍鞭!! 凍えよ!! 凍てつけ!! 氷獄に沈むがいい!!!! 邪蛇虵っ…!!!! 蒋!!!!」
邪蛇虵蒋
読み:じゃじゃじゃじゃん
邪蛇麝雀の必殺技。
凍鞭を震わせ、戦場を氷獄へ変える大技。
無数の凍鞭が氷蛇のように分裂し、敵を取り囲む。
地面から氷の牙が生え、逃げ道を塞ぎ、最後に氷蛇の群れが一点へ収束して敵を噛み砕く。
単純な一撃必殺ではなく、凍鞭、蛇体、氷獄、拘束、圧壊をまとめた集大成の技。
発動台詞
「奮えよ凍鞭!! 凍えよ!! 凍てつけ!! 氷獄に沈むがいい!!!! 邪蛇虵っ…!!!! 蒋!!!!」
代表台詞
蜥蜴呼ばわりされた時
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
蜥蜴呼ばわりされた時
「ルチェルトルルルラではぬわい!! セルルルルペンテッ!! 蛇だ!!」
蜥蜴を見つけた時
「オーウ! なんと愛らしいルチェルトラ、同じ爬虫類どうし、仲良くしてアモールルレ」
「オーウ! なんと愛らしいルチェルトラ、同じ爬虫類どうし、仲良くしてアモールルレ」
強者を求める思想
「弱者を相手取って何が楽しいのだ? 強者を相手取ってこそ心が踊る! 強きを挫くことこそ我が喜び! 我らがロンズ様に武勇を捧ぐ!!」
「弱者を相手取って何が楽しいのだ? 強者を相手取ってこそ心が踊る! 強きを挫くことこそ我が喜び! 我らがロンズ様に武勇を捧ぐ!!」
見事な一撃を受けた時
「良いぞ!! 今の一撃!! アッモールルェ!!!! ならば私も武によって応えようではないか!!!!」
「良いぞ!! 今の一撃!! アッモールルェ!!!! ならば私も武によって応えようではないか!!!!」
戦闘中の称賛
「ベニッシモ!! よいぞニーノ! 興が乗ってきた!!」
「ベニッシモ!! よいぞニーノ! 興が乗ってきた!!」
戦闘中の挑発
「踏み込みがあまい!! だからおまえはニーノなのだ!!」
「我が凍鞭!! 受けきれると思うな? ニーノ!!」
「踏み込みがあまい!! だからおまえはニーノなのだ!!」
「我が凍鞭!! 受けきれると思うな? ニーノ!!」
弱者を踏みにじる同陣営への怒り
「ノンだ!!ノンだノンだノンだっ!!
同じデスライバーと言えど許せぬ!! 弱者を踏みつけて何が愉快か!!
恥を知れぃっ!!!!!
俗物がぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「ノンだ!!ノンだノンだノンだっ!!
同じデスライバーと言えど許せぬ!! 弱者を踏みつけて何が愉快か!!
恥を知れぃっ!!!!!
俗物がぁぁぁぁぁっ!!!!!」
武人としての矜持
「強敵を求めるは武人の矜持よ!! 我が矜持に背くは敵!! 否!! 我らロンズ配下の敵と知るがいい!!」
※この場合の強敵は「友」とも読む。
「強敵を求めるは武人の矜持よ!! 我が矜持に背くは敵!! 否!! 我らロンズ配下の敵と知るがいい!!」
※この場合の強敵は「友」とも読む。
興を削がれた時の撤退台詞
「興が削がれたな…
強敵よ、此度の勝負は預ける
再び、何処かで合い見えよう
去らば!!」
「興が削がれたな…
強敵よ、此度の勝負は預ける
再び、何処かで合い見えよう
去らば!!」
※この場合の強敵は「友」とも読む。
戦闘後・相手を認めた時
「よき戦いであった…
ボンボヤージュ、貴公の戦に華あれ…」
「よき戦いであった…
ボンボヤージュ、貴公の戦に華あれ…」
死亡時・敗北時
「よき戦いであった…
ボンボヤージュ、貴公の戦に華あれ…」
自分を倒した相手の武を認め、悪党でありながら武人として敬意を示して逝く。
「よき戦いであった…
ボンボヤージュ、貴公の戦に華あれ…」
自分を倒した相手の武を認め、悪党でありながら武人として敬意を示して逝く。
キャラクター総評
袂凍鞭 邪蛇麝雀は、全長約3メートルの手足つき蛇型怪人。
本人は高貴な蛇「セルペンテ」を名乗るが、周囲からは蜥蜴扱いされがちで、それを強く嫌う。
イタリアかぶれで、意味のない場所でも巻き舌を使い、戦闘中も大げさな言い回しを多用する。
一方で、戦いに対しては真摯な武闘派であり、弱者を踏みにじる行為を嫌悪する。
強者を求め、強敵を「友」と見なし、見事な武には敵であっても敬意を払う。
悪党ではあるが、筋の通った美学を持ち、どこか憎めないタイプの怪人である。
彼にとって戦いとは、破壊や虐殺ではなく武を示す舞台。
ロンズデーライト・ドラゴンに捧げるべきものは、卑劣なテロの成果ではなく、強者を打ち倒した武勇である。
袂凍鞭 邪蛇麝雀は、全長約3メートルの手足つき蛇型怪人。
本人は高貴な蛇「セルペンテ」を名乗るが、周囲からは蜥蜴扱いされがちで、それを強く嫌う。
イタリアかぶれで、意味のない場所でも巻き舌を使い、戦闘中も大げさな言い回しを多用する。
一方で、戦いに対しては真摯な武闘派であり、弱者を踏みにじる行為を嫌悪する。
強者を求め、強敵を「友」と見なし、見事な武には敵であっても敬意を払う。
悪党ではあるが、筋の通った美学を持ち、どこか憎めないタイプの怪人である。
彼にとって戦いとは、破壊や虐殺ではなく武を示す舞台。
ロンズデーライト・ドラゴンに捧げるべきものは、卑劣なテロの成果ではなく、強者を打ち倒した武勇である。
事件導入
遠方で爆音が轟いた。
夜空を裂くような閃光。続けて、建物の影から黒煙が凄まじい勢いで立ち昇る。
まるで大規模な破壊工作が始まったかのような光景だった。
だが、実際の被害は見た目ほど大きくない。
爆弾は爆音、発光、煙の量だけを過剰に高めた代物であり、周囲を巻き込むためのものではなく、あくまで“強者を呼び寄せるための狼煙”に過ぎなかった。
黒煙の向こうから、長い影がうねる。
全長三メートルほどの蛇型怪人。
しかし、その胴には明確な手足が生えている。
凍てついた鱗を軋ませ、怪人はゆっくりと姿を現した。
「よく来たな、戦士よ」
袂の奥で、氷の鞭が静かに震える。
「まずは斯様な不粋を詫びよう。これは強き戦士に出会うために必要なことなのだ」
彼はそう言って、芝居がかった所作で頭を垂れた。
だが、その瞳に宿るのは謝意ではなく、闘争への期待。
次の瞬間、冷気が地面を走り、足元に白い霜が広がっていく。
怪人は凍鞭を構え、堂々と名乗りを上げた。
「我が名は袂凍鞭(べいとうべん)、邪蛇麝雀(じゃじゃじゃじゃん)!」
凍鞭が蛇のようにうねり、黒煙を裂く。
「戦士よ、構えるがいい」
彼は口角を吊り上げ、歓喜を隠さず告げる。
「良き闘争をしようではないか」
遠方で爆音が轟いた。
夜空を裂くような閃光。続けて、建物の影から黒煙が凄まじい勢いで立ち昇る。
まるで大規模な破壊工作が始まったかのような光景だった。
だが、実際の被害は見た目ほど大きくない。
爆弾は爆音、発光、煙の量だけを過剰に高めた代物であり、周囲を巻き込むためのものではなく、あくまで“強者を呼び寄せるための狼煙”に過ぎなかった。
黒煙の向こうから、長い影がうねる。
全長三メートルほどの蛇型怪人。
しかし、その胴には明確な手足が生えている。
凍てついた鱗を軋ませ、怪人はゆっくりと姿を現した。
「よく来たな、戦士よ」
袂の奥で、氷の鞭が静かに震える。
「まずは斯様な不粋を詫びよう。これは強き戦士に出会うために必要なことなのだ」
彼はそう言って、芝居がかった所作で頭を垂れた。
だが、その瞳に宿るのは謝意ではなく、闘争への期待。
次の瞬間、冷気が地面を走り、足元に白い霜が広がっていく。
怪人は凍鞭を構え、堂々と名乗りを上げた。
「我が名は袂凍鞭(べいとうべん)、邪蛇麝雀(じゃじゃじゃじゃん)!」
凍鞭が蛇のようにうねり、黒煙を裂く。
「戦士よ、構えるがいい」
彼は口角を吊り上げ、歓喜を隠さず告げる。
「良き闘争をしようではないか」