無朽コンボの詳細

このページには無朽を軸にしたシノビの構築に役立つ情報をまとめています。

概要

無朽は生命点が2以下のとき、忍法のコストで消費する「生命点」を減らすことができる忍法。
その特徴から、「生命点」をコストとする忍法と相性が良い他、「生命点」が減った際に発動する忍法等と相性が良い。
ただし、自発的に「生命点」を1点にすることが困難になるため、忍道とは相性が悪い。

相性の良い忍法・背景

生命点をコストとする忍法

 無朽でコストを踏み倒すことが出来るため、本来必要だった対価を払わず強力な効果を使用できる。

魔血
 秘伝忍法以外の隠忍の血統の攻撃・サポート忍法を2つ使える。
 隠忍の血統の異なる下位流派二つから忍法を修得することもでき、構築の幅が広がるほか、単純に忍法枠の圧縮にもつながる。
 無朽と同じく魔王流の忍法であるため、特に理由が無い限りは採用したい。
 使用できるようになる忍法が修得扱いになるかは、退魔編で隠忍の血統の忍法を修得している対象に入るのかで重要になるため、退魔編の場合はGMに確認した方が良いだろう。

変幻
 攻撃忍法の指定特技を妖術分野の特技に変えられる。
 単純に相手に回避されにくい特技に変えられる他、巡扇や、習得は難しいが白夜等とも相性が良い。

血断
 ほぼ無条件で攻撃忍法のダメージが1点増える装備忍法となる。
 鞍馬神流の忍法であるため、修得が容易であり、忍法枠に余裕があるなら取って損が無い。

魔界転生
 生命点を支払わずにドラマシーンを発生させられる。
 魔血で使用可能。
 ドラマシーンの行動回数を1回増やすほか、一筒等とも相性が良い。

鬼願
 目標値が10以上の判定を9に出来る。
 魔血で使用可能。
 単純に使用しても判定値9が成功する確率は約27.8%(10/36)と厳しい。
 逆鱗全能のような達成値にプラス補正を得られるようにするか、感情修正を味方に貰う場合などに真価を発揮しやすい。

血界
 戦場を「水中」「高所」「極地」のいずれかに変更できる。
 もともと血界は生命点のコストゆえに誘導との戦場の奪い合いに不利だったが、生命点コストが無くなることで自分の手番に戦場を変えられる血界の方が有利となる。
 魔血で使用可能。

毒飼
 実質的な変調の無効化。
 単純だが強力。

開眼
 自由なタイミングで特技を修得できる強力な忍法。
 ただし、無朽下でも生命点減少が0にならない。
 その特徴を逆手に取り、自発的に生命点を1点にする手段として使うことができ、忍道無朽を無理矢理併用するという手段に出来ないこともない。世界忍者連合が無朽を修得する場合は呆気の方が小回りが利くため、魔王流が忍道を修得する場合の選択肢と考えたほうが良い。

血餅
 使用することでノーコストで兵糧丸を作成できる。
 また、メインフェイズ中に使用することで、無朽を発動するまでの「生命点」を無駄にしにくい。

全能精密機動
 任意の生命点減少ができる忍法。
 特に全能は判定値+2という強力な修正を1ラウンドに1度得ることができる。

呆気
 生命点を削る事で相手のファンブル値を上げることができる。
 最大3点までの生命点を削ることが出来、世界忍者連合の忍法であることも含め、忍道無朽を併用しやすい。

一筒
 「兵糧丸」を作成した場合、血餅の下位互換なため、その他の忍具を作成できる点で差別化したい。
 ただし、無朽が発動する多くは戦闘中になるため、コストの踏み倒し、というよりは無朽発動までの「生命点」を無駄にしにくい程度に考えよう。

天狗暗密
 「生命点」をコストにする攻撃忍法。

箱庭
 自分以外の判定の達成値を、見てから+1できる。
 後出しでの判定値+1は非常に強力。

理想
 実質的な逆凪の無効化。

比丘尼装甲
 自身を対象としたサポート忍法を無効化できる。
 判定は無効化する忍法の指定特技なため、その点は注意したい。

生命点が削れると発動可能な忍法

 単純に無朽と発動条件が被っており、実質的に条件付き能力をノーコストで使用できる。

紅衣
 忍秘伝に記載された忍法。相手の回避を下げ、打点を挙げる。単純に相性が良く、取得条件が無いなど取得のハードルが低い。

昔日
 忍法枠を浮かす手段の1つ。また、他流派や古流の忍法を取れることから構築の幅が広がりやすい。ただし、エラッタにより増やせる忍法は攻撃忍法とサポート忍法のみになったことは注意。

本領
 正忍記に記載された忍法。自分の命中を上げ、相手の回避を下げる。ただし、忍道の時点ですでに命中が3で成功する状況なため、実質的には紅衣の下位互換に近い。
 どちらかというとNo.9で昔日メインの構築の際の選択肢。

逆鱗
 判定値+1、単純に優秀。
 隠忍の血統には他にも無朽と相性の良い忍法があるため、隠忍の血統が他流派の血などで無朽を取ってみるのも面白い。

背水
 コスト1、間合い2、接近戦ダメージ3点という破格の性能を誇る攻撃忍法。古流忍法なため背景「末裔」、昔日などで使用すると良い。

槍飛沫
 生命点が減っているほど回避にマイナス修正が入る攻撃忍法。

生命点が減っても特技を使用できるようにする忍法や背景

 構成上、二つの分野しか特技が残らないため、特定の特技を取りたい場合などに。

達人彼岸魔導、背景「元八部衆」
 特技分野が潰れた場合でも判定が使用可能になるようにするための忍法。
 攻撃忍法の指定特技が忍術分野に偏ってしまうことを防ぐことにも使える。
 魔導は正忍記に記載された忍法。

その他

相性の良い背景

背景「不健康」
 追加の生命点を獲得できなくなる弱点背景。
 忍道型にとってはむしろメリットで、肉鎧教導されることを避けられる。肉鎧を覚えさせられたると、自分で削る手段が無ければ接近戦攻撃で殴られ続けるだけで無朽が発動しないまま負けてしまう。
 ピンポイントな対策とはいえ、長所と短所では背景枠が別なため、特段の理由が無いなら修得必須の背景。

相性の良い奥義

 忍法は指定特技が無くなってしまうと使用できなくなるが、奥義は使用可能である。
 そのため、使用できなくなる前提で攻撃忍法の指定特技などから離れた位置に奥義用の特技を取ると戦いやすい。

奥義の種類

【絶対防御】
 基本的に「生命点」が低く【クリティカルヒット】のような奥義攻撃や戦場「極地」の効果、各種サポート忍法によるダメージなどが辛いため、その対策に。

【追加忍法】
 無朽はコストを踏み倒せる忍法を多く採用するほどシナジーが強く発揮される。
 そのため、修得できる忍法の数を増やせる【追加忍法】は好相性。

強み・弱み

弱み「発動条件」
 ほぼノーデメリットな弱み。

強み「巡らし」
 他流派の忍法が修得できるため、構築の幅が広がる。

サンプル構築

無朽を使用した構築の例。慣れてきたらアレンジを加えても面白い。

中忍

必要功績点:0点
特技:《砲術》《歩法》《刀術》《異形化》《封術》《千里眼の術》
忍法:接近戦攻撃(指定特技:刀術)、魔血血旋渦サトリ)、血断紅衣無朽
奥義:絶対防御(指定特技:千里眼の術、強み:くらまし、弱み:発動条件)
背景:なし
忍具:神通丸1、兵糧丸1
説明:ストレートな無朽型



本日の来訪者: -
昨日の来訪者: -
最終更新:2022年10月15日 14:47