世界の歌姫ウタには、父親と呼べる人物が2人いる。
血の繋がった実の父親と、彼女自身が本当の父のように感じていた育ての親だ。
しかし彼女の実の父親は、彼女が僅か2歳の頃に海賊に攫われたため、それ以降は生死も含めた詳細が不明だ。
もう一人の育ての親…シャンクスは前述の海賊を倒したことにより偶然にウタを拾い、それで彼女を育てることになった。
それからウタは、シャンクスが船長を務める赤髪海賊団の下で本当の家族のように育った。
しかしそれから7年後、ウタが9歳の頃、ある事件によりウタとシャンクスは離れ離れになる。
そして12年後、彼女が21歳の時にシャンクスと再会するまで、彼女は父親と呼べる者がいないまま成長することになる。
血の繋がった実の父親と、彼女自身が本当の父のように感じていた育ての親だ。
しかし彼女の実の父親は、彼女が僅か2歳の頃に海賊に攫われたため、それ以降は生死も含めた詳細が不明だ。
もう一人の育ての親…シャンクスは前述の海賊を倒したことにより偶然にウタを拾い、それで彼女を育てることになった。
それからウタは、シャンクスが船長を務める赤髪海賊団の下で本当の家族のように育った。
しかしそれから7年後、ウタが9歳の頃、ある事件によりウタとシャンクスは離れ離れになる。
そして12年後、彼女が21歳の時にシャンクスと再会するまで、彼女は父親と呼べる者がいないまま成長することになる。
…いや、見方によってはその期間の間にも父と呼べるかもしれない者はいたのだ。
その男は、シャンクスと別れ離れになってしまったウタを、音楽について教えながら12年間見守ってきた。
その男は、シャンクスと別れ離れになってしまったウタを、音楽について教えながら12年間見守ってきた。
しかし彼は自分をウタの父親の一人だと言うことはないだろう。
他者にそう言えるのではないかと指摘されても、それを認めることもないだろう。
ウタと共にいた時間が最も長かったにも関わらず彼女を救えなかったと思い、内心自分を責めているだろう。
他者にそう言えるのではないかと指摘されても、それを認めることもないだろう。
ウタと共にいた時間が最も長かったにも関わらず彼女を救えなかったと思い、内心自分を責めているだろう。
そんな男…音楽の国エレジアの元国王、ゴードンは今、この殺し合いの舞台上に居た。
ただし、参加者の形でいるわけではなかった。
ただし、参加者の形でいるわけではなかった。
◇
頭頂は禿げて傷の縫い跡が見え、両脇の髪だけは長く伸びており、サングラスをかけた体格の大きな男。
そんな容姿をしている人物がゴードンだ。
そんな容姿をしている人物がゴードンだ。
その外観を持つ人物が、この殺し合いの舞台のある場所にいた。
しかし、そいつがゴードンという訳ではなかった。
そいつはここにおいてゴードンの身体を割り当てられた者だ。
そしてゴードンの精神が中に存在するものもまた、そいつの近くにあった。
しかし、そいつがゴードンという訳ではなかった。
そいつはここにおいてゴードンの身体を割り当てられた者だ。
そしてゴードンの精神が中に存在するものもまた、そいつの近くにあった。
ゴードンは、本来の自分の姿をした人物の手の中にいた。
彼は、先ほどの殺し合いの説明にもあった、意思を持つ支給品になってしまった状態でここにいた。
彼は、先ほどの殺し合いの説明にもあった、意思を持つ支給品になってしまった状態でここにいた。
赤黒い外装に、中央の画面とその横に筋繊維のある変身ベルト、名をデモンズドライバー。
これを動かすために中に封印されていた悪魔に、ゴードンはなっていた。
これを動かすために中に封印されていた悪魔に、ゴードンはなっていた。
ゴードン(デモンズドライバー)を持つ人物の横には、大きなスタンプが二つある。
それらにはそれぞれ、蜘蛛と蠍を象った意匠が取り付けられている。
これは悪魔の力を使うのに必要な、意匠の付いた生物の遺伝子情報を中に持つ特殊なスタンプ、バイスタンプだ。
これらは、デモンズドライバーとも共に使用可能な代物だ。
それらにはそれぞれ、蜘蛛と蠍を象った意匠が取り付けられている。
これは悪魔の力を使うのに必要な、意匠の付いた生物の遺伝子情報を中に持つ特殊なスタンプ、バイスタンプだ。
これらは、デモンズドライバーとも共に使用可能な代物だ。
それらスタンプを横に置いたまま、ゴードンは自分の支給先である人物と話していた。
『………これらが、私があの子の…ウタについて知っていることの全てだ』
「なるほど、よく分かりました」
「なるほど、よく分かりました」
ゴードンは殺し合いの説明をしていた人物…魘夢がなっていた姿の少女、ウタについて自分の持ち主に説明していた。
殺し合いの説明はゴードンも聞いていたし、それが行われていた謎の空間とそこでの魘夢の姿を目撃していた。
殺し合いの説明はゴードンも聞いていたし、それが行われていた謎の空間とそこでの魘夢の姿を目撃していた。
今の魘夢の姿を見た時、ゴードンはもちろん大いに驚愕した。
ウタが話して、動いているだけでも本来なら有りえないことだった。
何故ならウタは、既に死んでいるはずだったからだ。
ウタが話して、動いているだけでも本来なら有りえないことだった。
何故ならウタは、既に死んでいるはずだったからだ。
それだけでなく、彼女の声で殺し合いの開催が宣言された。
更には、彼女の身体は今、全くの別人が動かしていると伝えられた。
更には、彼女の身体は今、全くの別人が動かしていると伝えられた。
これらを見て、聞かされたばかりの時は酷く混乱し、状況の理解・実感も出来なかった。
けれどもやがて、大きな悲しみと、悔しさと、怒りがゴードンの中に湧き上がってきた。
けれどもやがて、大きな悲しみと、悔しさと、怒りがゴードンの中に湧き上がってきた。
『……私には耐えられない。こんな、あの子の尊厳を…想いを踏みにじっているようなこの状況を…!』
ウタがかつてやろうとしていたことは間違っていたと言える。
しかしその根底にあったのは、誰よりも深い優しさだった。
彼女は本当に、世界中の人々のためを思っていた。
しかしその根底にあったのは、誰よりも深い優しさだった。
彼女は本当に、世界中の人々のためを思っていた。
しかしその思いを、あの魘夢という人物、そして不気味な仮面の子供が踏みにじった。
ウタの遺体は赤髪海賊団が引き取ったはずだった。
しかしどんな方法を使っているのかは不明だが、魘夢はウタの姿を手に入れた。
そしてその身体で、殺し合いの強要という非道を働き始めた。
ウタの遺体は赤髪海賊団が引き取ったはずだった。
しかしどんな方法を使っているのかは不明だが、魘夢はウタの姿を手に入れた。
そしてその身体で、殺し合いの強要という非道を働き始めた。
これでは、彼女が余計に救われない。
こんなことになるだなんて全く思ってなかった。
けれども今の姿ではどれだけ悲しくても涙は流せない。
こんなことになるだなんて全く思ってなかった。
けれども今の姿ではどれだけ悲しくても涙は流せない。
『だから頼む!どうか…殺し合いには乗らずにあの魘夢という者を止めてくれ…!』
ゴードンはそのように、悲痛な面持ちで訴えた。
◇
殺し合いの説明の後、ゴードンが目覚めたのはデイパックの中でだった。
意識がはっきりとしたばかりの時は、いきなり暗闇の中で身動きがとれないばかりか手足も動かせなかったため、当然大いに混乱した。
けれどもやがて、デイパック内から取り出されたことで自分の立場を察した。
意識がはっきりとしたばかりの時は、いきなり暗闇の中で身動きがとれないばかりか手足も動かせなかったため、当然大いに混乱した。
けれどもやがて、デイパック内から取り出されたことで自分の立場を察した。
自分を取り出した相手が本来の自分の姿をしていることにも大いに驚かされた。
相手はどこか、今のゴードンであるデモンズドライバーに対しとても興味深そうに眺めていた。
そしてドライバーの中央の方にもう片方の手を伸ばしてきたところで何とか声を出し、自分に意識があることを伝えた。
相手も驚いたようであったが、話し合いには何とか持ち込むことができた。
相手はどこか、今のゴードンであるデモンズドライバーに対しとても興味深そうに眺めていた。
そしてドライバーの中央の方にもう片方の手を伸ばしてきたところで何とか声を出し、自分に意識があることを伝えた。
相手も驚いたようであったが、話し合いには何とか持ち込むことができた。
ゴードンは話した。
相手の身体が本来は自分のものであること、自分は殺し合いの説明をした者が使っていた身体の本来の持ち主のウタと関わりを持っていたこと、彼女がどのような人物だったのか、何が起きたのかといったことを。
相手の身体が本来は自分のものであること、自分は殺し合いの説明をした者が使っていた身体の本来の持ち主のウタと関わりを持っていたこと、彼女がどのような人物だったのか、何が起きたのかといったことを。
「あなたの言うウタの能力…『ウタウタの実の力』はとても興味深いですが、それが使われた可能性はあるのでしょうか?」
『……ありえるかもしれない』
『……ありえるかもしれない』
ゴードンはウタが持つ能力についても話した。
その能力が使われたている可能性があるかもしれないからだ。
ウタウタの実の力があれば、ウタワールドという特殊な世界に人を閉じ込めることができる。
ウタワールドの中でならば、そこでウタは人の姿を変えることができていた。
実際にやっているところをゴードンは直接見た訳ではないが、ウタは自分の観客達をぬいぐるみやお菓子等に変化させていた。
人を完全に別人の姿にすることも、もしかしたらできるかもしれない。
精神の入れ替えが行われているのではなく、見た目だけを変えられているかもしれないという考え方だ。
よって、この殺し合いが行われているこの場所は、現実世界ではない可能性も念頭に置いておかなければならない。
その能力が使われたている可能性があるかもしれないからだ。
ウタウタの実の力があれば、ウタワールドという特殊な世界に人を閉じ込めることができる。
ウタワールドの中でならば、そこでウタは人の姿を変えることができていた。
実際にやっているところをゴードンは直接見た訳ではないが、ウタは自分の観客達をぬいぐるみやお菓子等に変化させていた。
人を完全に別人の姿にすることも、もしかしたらできるかもしれない。
精神の入れ替えが行われているのではなく、見た目だけを変えられているかもしれないという考え方だ。
よって、この殺し合いが行われているこの場所は、現実世界ではない可能性も念頭に置いておかなければならない。
『だが、この場合だと制限時間についての問題が出てしまう。ウタワールドの維持は、3日もなんてできなかったはずだ』
『…能力者が死ねば、ウタワールド内にいる人々は永久に閉じ込められるが、それだと殺し合いが成り立たなくなるだろう』
「もしかしたら、何か改良方法でも見つけたのかもしれませんね」
『…能力者が死ねば、ウタワールド内にいる人々は永久に閉じ込められるが、それだと殺し合いが成り立たなくなるだろう』
「もしかしたら、何か改良方法でも見つけたのかもしれませんね」
ウタワールドの展開は能力者の体力が続く限りまでだ。
体力を消耗した能力者が眠ってしまえば、ウタワールド内の人々は現実世界に解放される。
ネズキノコという眠れなくなるキノコで時間を延ばす方法はあるが、それでも3日には届かないし、結局は死亡する。
純粋にウタの能力を使っているとは、まだはっきりとは言えない状況でもあるのだ。
体力を消耗した能力者が眠ってしまえば、ウタワールド内の人々は現実世界に解放される。
ネズキノコという眠れなくなるキノコで時間を延ばす方法はあるが、それでも3日には届かないし、結局は死亡する。
純粋にウタの能力を使っているとは、まだはっきりとは言えない状況でもあるのだ。
「真相がどうあれ、この状況は何とかしたいですよね」
『……それは、この殺し合いを止めるために動いてくれるということでいいのか?』
「ええ、その通りです。それに、実は私にも大切な娘がいましてね。あなたの気持ちも少し分かるかもしれません」
『……私はウタの父親ではないし、そう名乗る資格は無い。だが、私の願いを聞いてくれたことには本当に感謝する…!』
『……それは、この殺し合いを止めるために動いてくれるということでいいのか?』
「ええ、その通りです。それに、実は私にも大切な娘がいましてね。あなたの気持ちも少し分かるかもしれません」
『……私はウタの父親ではないし、そう名乗る資格は無い。だが、私の願いを聞いてくれたことには本当に感謝する…!』
ゴードンは安堵した。
今、自分は身動きがほとんどとれない以上、自分の持ち主が殺し合いに乗るような人物かどうかがとても気がかりだった。
けれども、相手に話が通じていることもあり、少なくとも今は心配する必要は無いようであった。
自分をウタの父親扱いしたのは少し気になったが、それを問題にすることはない。
今、自分は身動きがほとんどとれない以上、自分の持ち主が殺し合いに乗るような人物かどうかがとても気がかりだった。
けれども、相手に話が通じていることもあり、少なくとも今は心配する必要は無いようであった。
自分をウタの父親扱いしたのは少し気になったが、それを問題にすることはない。
ただ、ゴードンは相手が殺し合いに乗るような人物かどうかを気にするあまり、取り出された後はほぼ一方的に自分の都合の話ばかりを喋ってしまっていた。
様々な衝撃的な情報のせいでかなり焦っていたこともあり、そうしてしまった。
様々な衝撃的な情報のせいでかなり焦っていたこともあり、そうしてしまった。
そのためゴードンは、他に大事なことを一つ忘れていた。
相手の協力を取り付けられた今、そのことに気付いた。
相手の協力を取り付けられた今、そのことに気付いた。
『ああ…そういえば、あなたの名前をまだ聞かせてもらっていなかった。これまでこちらが一方的に話してしまっていてすまない。よければ、あなたについても教えてもらえないだろうか?』
「ええ、よろしいですよ。確かに私についてはまだでしたね。私の名は…
ボンドルド。アビスの探窟家、『白笛』です」
「人は私を黎明郷と呼びます」
「さあ…共にこの殺し合いを、夜明けに導きましょう」
【ボンドルド@メイドインアビス】
[身体]:ゴードン@ONE PIECE FILM RED
[状態]:健康、多大なる好奇心
[装備]:デモンズドライバー@仮面ライダーリバイス、スパイダーバイスタンプ@仮面ライダーリバイス、スコーピオンバイスタンプ@仮面ライダーリバイス
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:殺し合い、何とかしたいですよね。ですが…この状況はとても興味深い。目的、及びこの状況を作り出している方法について知りたい。
1:これ(デモンズドライバー)の中が見たい。どうにかして機能を損なわずに調べる方法を探したい。
2:ゴードンからウタという少女の能力についてもう少し詳しく聞きたい。
[備考]
※細かな参戦時期は後続の書き手にお任せします。
[身体]:ゴードン@ONE PIECE FILM RED
[状態]:健康、多大なる好奇心
[装備]:デモンズドライバー@仮面ライダーリバイス、スパイダーバイスタンプ@仮面ライダーリバイス、スコーピオンバイスタンプ@仮面ライダーリバイス
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~1
[思考・状況]基本方針:殺し合い、何とかしたいですよね。ですが…この状況はとても興味深い。目的、及びこの状況を作り出している方法について知りたい。
1:これ(デモンズドライバー)の中が見たい。どうにかして機能を損なわずに調べる方法を探したい。
2:ゴードンからウタという少女の能力についてもう少し詳しく聞きたい。
[備考]
※細かな参戦時期は後続の書き手にお任せします。
[意思持ち支給品状態表]
【ゴードン@ONE PIECE FILM RED】
[身体]:デモンズドライバー(ベイル)@仮面ライダーリバイス
[状態]:正常
[思考・状況]基本方針:ウタの想いを守るために、殺し合いを止める。
1:まずは今の自分が何をできるかを把握する。
2:殺し合いを止めるため、ボンドルドと協力する。
[備考]
※映画本編終了後から参戦です。
※ここにおいては基本的に、デモンズドライバー内から自分の意思で抜け出すのは不可能であるとします。
※殺し合いの舞台が現実世界ではないという可能性について考えています。
【ゴードン@ONE PIECE FILM RED】
[身体]:デモンズドライバー(ベイル)@仮面ライダーリバイス
[状態]:正常
[思考・状況]基本方針:ウタの想いを守るために、殺し合いを止める。
1:まずは今の自分が何をできるかを把握する。
2:殺し合いを止めるため、ボンドルドと協力する。
[備考]
※映画本編終了後から参戦です。
※ここにおいては基本的に、デモンズドライバー内から自分の意思で抜け出すのは不可能であるとします。
※殺し合いの舞台が現実世界ではないという可能性について考えています。
【デモンズドライバー&スパイダーバイスタンプ@仮面ライダーリバイス】
仮面ライダーデモンズに変身するための変身ベルト。
ベルト内に悪魔ベイルを幽閉し、システムの中枢としている。
使用者は変身するたび、内部の悪魔により命を食われるというリスクがある。命を食われた変身者は肉体年齢が上がってしまう。
このリスクは、内部の悪魔の自由意思で使用者の命を食う・食わないを選択できるかどうかは不明。
また、体にギフの遺伝子を有する者は、上記のリスクの影響を受けないもよう。
基本フォームに変身するための蜘蛛の遺伝子情報を有したスパイダーバイスタンプもセットで一つの支給品とする。
仮面ライダーデモンズに変身するための変身ベルト。
ベルト内に悪魔ベイルを幽閉し、システムの中枢としている。
使用者は変身するたび、内部の悪魔により命を食われるというリスクがある。命を食われた変身者は肉体年齢が上がってしまう。
このリスクは、内部の悪魔の自由意思で使用者の命を食う・食わないを選択できるかどうかは不明。
また、体にギフの遺伝子を有する者は、上記のリスクの影響を受けないもよう。
基本フォームに変身するための蜘蛛の遺伝子情報を有したスパイダーバイスタンプもセットで一つの支給品とする。
【スコーピオンバイスタンプ@仮面ライダーリバイス】
悪魔と契約を交わし、体外に解き放ち実体化させることができるバイスタンプの一種。
蠍の遺伝子情報を有している。
仮面ライダーデモンズに変身後に、デモンズドライバーに押印することで「仮面ライダーデモンズ スコーピオンゲノミクス」にドミネイトアップする。
悪魔と契約を交わし、体外に解き放ち実体化させることができるバイスタンプの一種。
蠍の遺伝子情報を有している。
仮面ライダーデモンズに変身後に、デモンズドライバーに押印することで「仮面ライダーデモンズ スコーピオンゲノミクス」にドミネイトアップする。
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