「……くだらねぇ」
真夜中の雪原に一人、立ちずさんでいる男が一言呟く。
男の名は、流竜馬。この実験の参加者である。
男の名は、流竜馬。この実験の参加者である。
彼が発した一言は、正義感から来た発言ではない。ただ自分の目的を邪魔された怒りから来た発言である。
最も、遥か昔の若い命を燃やして地球を守るパイロットだった時代に呼ばれていたら、正しき怒りを胸に抱いてこの実験に反旗を翻した事だろうが、それはもはやあり得ない「もしも」である。
最も、遥か昔の若い命を燃やして地球を守るパイロットだった時代に呼ばれていたら、正しき怒りを胸に抱いてこの実験に反旗を翻した事だろうが、それはもはやあり得ない「もしも」である。
今の彼の胸の内にある思いは、果てしなく湧いてくる憎悪のみ。
こんな馬鹿げたゲームに、抵抗も出来ずにのうのうと巻き込まれてしまった自分自身に腹が立つ。
実験台の様に扱われるような現状に、地獄と呼称されたA級刑務所の頃の出来事を思い出してイライラさせてくる。
タブレットで肉体のプロフィールを一応確認したが、「兜甲児」とかいう昔の俺みたいなヤツを自分の肉体にさせた主催者達が憎たらしい。
そして何より、これから復讐を為そうとしたタイミングにこんな事をしやがったという事実が、俺を一方的に罠にハメて地獄に落とした神隼人を想起させて忌々しい。
実験台の様に扱われるような現状に、地獄と呼称されたA級刑務所の頃の出来事を思い出してイライラさせてくる。
タブレットで肉体のプロフィールを一応確認したが、「兜甲児」とかいう昔の俺みたいなヤツを自分の肉体にさせた主催者達が憎たらしい。
そして何より、これから復讐を為そうとしたタイミングにこんな事をしやがったという事実が、俺を一方的に罠にハメて地獄に落とした神隼人を想起させて忌々しい。
怒りだ。もう怒りしかない。
だがヤツは、このゲームを仕組んできた女はこうも言っていた。「最後まで生き残った生存者一人に、どんな願いも叶えてやる」と。
だったら都合が良い。その権利を利用して、確実に神隼人と理由は知らないが蘇った早乙女博士を殺す。そうでもしなければ気が済まない。
だったら都合が良い。その権利を利用して、確実に神隼人と理由は知らないが蘇った早乙女博士を殺す。そうでもしなければ気が済まない。
「いいぜ、乗ってやる。殺し殺されなんて日常茶飯事だ。
だがこんな事に巻き込んだテメェ等も必ず殺してやるから首を洗って待ってやがれ!!」
だがこんな事に巻き込んだテメェ等も必ず殺してやるから首を洗って待ってやがれ!!」
冷たい夜の寒さもつゆ知らず、逆に雪原を溶かしてしまう様な熱く、そしてドス黒い憎悪を言霊に乗せて、彼は歩き始める。
その顔立ちはまさに阿修羅と呼ぶに相応しく、正義を掲げて悪を討つ戦士にはとても見えなかった。
その顔立ちはまさに阿修羅と呼ぶに相応しく、正義を掲げて悪を討つ戦士にはとても見えなかった。
「早乙女のジジイ、それに隼人……!!お前等二人をこの手で殺せるなら、俺は鬼になってやる!!」
【流竜馬@真(チェンジ!!)ゲッターロボ 地球最後の日】
[身体]:兜甲児@マジンカイザー(OVA)
[状態]:健康、果てなき憎悪
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:参加者を殺し、主催者を殺し、優勝権限を使って神隼人と早乙女博士を殺す
1:サーチアンドデストロイ。容赦はしない
[身体]:兜甲児@マジンカイザー(OVA)
[状態]:健康、果てなき憎悪
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本方針:参加者を殺し、主催者を殺し、優勝権限を使って神隼人と早乙女博士を殺す
1:サーチアンドデストロイ。容赦はしない
[備考]
※参戦時期は、1話のゲッターロボに乗るより前のタイミングです
※参戦時期は、1話のゲッターロボに乗るより前のタイミングです
17:殺し合いでマジ狂い!投稿者:ビルダーホワイト拓也 | 投下順に読む | 19:バッドダンスミーツデビル |